バックパッカーのふたつのバイブル。心と、技術の聖書
私には旅のバイブルが二つあります。精神的なバイブルは『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』という本です。
人生を変えた本『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』リアル・ドラゴンクエスト・ガイドブック
そしてテクニカルなバイブルは『バックパッカーズ読本』という本でした。私が所有しているのは2007年版のものです。まだスマホのことがまったく書かれていません。
バックパッカーの定義。パッケージツアー旅行者とバックパッカーの違いとは?
その『バックパッカーズ読本』の2024年版(最新版)があったので、読破しました。さすが私の愛した本の最新版だけあって名著でした。
『バックパッカーズ読本』2024年版の内容、感想について
旅は、自由と不安が友。地球を舞台にして、知力と身体とをフルに使う壮大なゲームだ。自分が主人公になったようだと感じるだろう。
ドラクエ的な人生。トラベルはトラブル。人生は関門突破ゲームだ
語学を旅の重要な要素と最初から決めてしまう。
→買い物が目的じゃないバックパッカー旅行の目的は、見ること、食べること、学ぶことに大別されます。
ちょっとかじると飛躍的に旅が楽しくなる言語。
→意思疎通ができる楽しさですね。
なんとなく待たなければいけない時間が旅には多い。
誰もが知っている場所であっても、情報がなく、暗闇のような状態になった途端、そこはスリリングな冒険となる。
なにも得るものがなかった旅なんて、一度もなかった。
とにかくやたらめったら歩くこと。
海外旅行で履くたったひとつのシューズの選び方〈バックパッカー編〉
もしなにもなかったら、なにもなかったことを書けばいいんだよ。
旅はまるで「異世界転生」
必要なのは未知への好奇心
「無事に帰ってくること」以外、旅にルールはない。
旅とは未知との遭遇だ。
それでもいずれは歩き出し、どこかへと進むのが旅行者。
ネットと接しないほど没入感は深くなる。
ラオスの古都ルアンパバン無数の寺院。安宿あり
中国ならウィーチャットか、アリペイのアプリで電子払い。電車チケット手配も窓口に並ばない。
→現地アプリを使いこなすこともこれからの旅には必要でしょうね。私は配車アプリ(Uber,Glab)さえ使ったことがありません。
持つべきは想定外を楽しむ心。ままならぬことなど日常茶飯事。続々生じる想定外に動じないメンタルを養うこと。
思い通りに行かない。それもまた旅なのだ
カザフスタンの空港で、現金に絶句される。3年ぶりに自国のお金を見ました。スマホを使いこなす老人。
→カザフスタンですよ。カザフで現金に絶句されるなんて……! 日本はなんて遅れている国なんでしょうか。
航空券はスカイスキャナーか、グーグルフライト。スカイスキャナーは出発地を変えて検索が可能。南米へはロサンゼルス経由がお得。スカイスキャナーで検索してtrip.comで予約するとオプションで得することがある。スカイスキャナーで、行先を「すべての場所」にして安い順に並べてみる。
基本的には現地ATMから現地通貨を引き出す。
海外ATM事情。現地両替とATMキャッシング、どっちがお得か?
クレジットカードはブランド別の複数持ち。
クレジットカード付帯保険。利用付帯の場合、きっぷの購入と同時に出る領収書は、旅行終了まで保管しておくこと。
HISの海外旅行保険、クレジットカード付帯の海外旅行保険の有効期限や保険範囲についての調査報告書
キャッシュレス・メディカルサービスでないと、建て替えの時、カードの限度額を超えてしまう場合がある。
海外療養費制度。日本で同じ治療をした場合の自己負担額を差し引いた分が、海外治療の場合でも戻ってくる。日本の健康保険が使える場合がある。給付を受けるには診療内容の明細書・領収書・海外渡航の事実を証明する書類(パスポート等)の提出が必要。
スマホはバックパッカー旅の必須アイテムになった。現地電話番号によるSMS認証が必要な国もある。日本で準備をしておいた方がいい。
ローミングも利用。提携ネットワークを利用すること。
1GBでできること。YouTube動画90分、サイト閲覧3000ページ。
いまや旅の重要なインフラ、生命線ともいえるインターネット
ホットスポットを借りる=デザリングの意。
楽天モバイルの海外ローミング。月2GBまでは追加料金がかからない。
ahamoの海外データローミングの悪魔的な裏技。海外用eSIMなしで、夫婦で30日間スマートフォンを利用する方法
風邪薬と下痢止めは持っていこう。インドの下痢は、インドの薬でなければ治らない。
英文の薬剤証明書。
→車の待機電力対策は、マイナス端子を外す。しかしカーナビ等がリセットされる。
クレジットカードの事故は、旅先から日本に電話して止める。IP電話050番号アプリで日本国内の通話料金で電話ができる。
現地通貨はクレジットカードで現地ATMから引き出し。ブランドを分けて複数枚持っておくといい。スキミング被害を防ぐため、ガードマン常駐、銀行併設のATMを使うこと。クレカが吸い込まれて戻って来ないトラブルでも回収できる。
現地の交通機関利用が利用付帯条件のカードを複数枚持つと、枚数分だけ保険を延長することができる。
ワールドノマド、グローブパートナーなど、旅行中でも入れる海外旅行保険がある。
まずは歩くこと。
飛び込みで泊まろうとしたら、宿のスタッフに「予約サイトを通した方が安いよ」と言われて、フロントの前でネット予約することだってある。
→アジアはともかく、ヨーロッパのホテルは予約した方がいいでしょう。島にも注意。島の宿は飛び込みだと厳しいことがあります。
フロントがない安宿。入口がオートロックになっていて、その暗証番号がメールで送られてくる。
→オフラインスマホ派はどうすればいいのでしょうか。
もはやスマホがないと海外旅行はできない。そう思っておいた方がいい
チェックイン前にLINEをつなげて、鍵の開け方などをやりとりする場合あり。
予約サイトで値段を調べて、公式サイトから予約すると、キャンセルポリシーもゆるく、抗議も通りやすい。
Booking.com オランダ本社。契約ホテル2800万軒で最大だがトラブルも多発。
Expedia アメリカ拠点。59万軒。取扱高世界一。
Agoda シンガポール本社。200万軒。プロモーションが充実。
Trip.com 中国。170万軒。
予約なしは過去のものになりつつある。むしろ予約なしだと安宿でも困惑されるケースすら増えている。
ルームの写真の見方。
カーテンが全部閉まっている→眺望がゼロかも。
浴室の写真がない→ないか、貧相の可能性
施設写真より、周辺スポットの写真ばかり。インテリアのイメージ写真ばかり→部屋をくわしく見せたくないのかも。
日本円か、現地通貨か、決済通貨を聞かれたら、必ず現地通貨を選ぼう。
両替所ではしっかりお札をチェックして、破損したものは突き返そう。
空港の免税店で、あまった外貨+足りない分はクレカでおみやげを買ってあまった外貨を使い切る
外国人は使えないATMは多い。現地発行のクレジットカードのみ受け付けるATMは多いのだ。
キャッシング年利18%+海外ATM手数料110~220円。
海外からのログインに制限のかかっているサイトは多い。
インドは絶対うまくいかんもん。でも、私はそれが楽しい。
旅のいちばんおもしろい部分は、歩くことの中に詰まっているのだ。
バックパッカーとはなんぞや? 街を歩くこと。歩かなかった街は生きた地図ができず、何日滞在しても印象に残りにくい。
町全体が世界遺産。クロアチアのドゥブロヴニク。ラオスのルアンパバーン。
kindle に積んどいた本でも読むか。旅とは、待つこと。待ち時間が本当に多い。
人々の「生活の足」を使って、街を自由に移動していく。
タクシー配車アプリ。西欧Uber東南アジアGrab。目的地をアルファベット。近くにいるタクシーが反応、料金、時間、車のナンバーが表示される。基本はカード払い。
タクシー配車アプリで、相場を確認して、値段交渉をするときに使う。
体調が悪いときは、果物+ヨーグルト。
旅と生活の合間を漂う。旅の中に日常生活があるようなこの感覚が快いのだ。
英語が通じる場所の方が世界ではずっと少ない。語学力がなくても旅はなんとかできる。
客待ちしている運転手ではなく、流しの運転手を選ぶ。
提示する金額は「ちょっと安すぎるかな」ぐらいでいい。「いくらですか」を現地語で聞くと、地元民と同じ価格を言ってくることがある。
「いくらなら買うんだ」に答えない。先に相手に料金を言わせること。それが最高額。
帰りの飛行機が出る日までに空港にたどり着けばそれでいいのだ。
SNSで、今その街にいる日本人旅行者を検索する。その場で投稿しない。投稿はその場を去ってから。
自分たちは現地に短期間お邪魔しているヨソモノであることを忘れてはいけない。
コミュニケーションの線引き。向こうから笑顔で話しかけてくる人はいったん疑うべし。無視していい。基本は無視することだ。いい人も嫌な人もいる。
旅はフィールドワークでもある。国際ニュースを見ると旅はより面白くなる。
旅というものが人を惹きつけるのは、単なるレジャーではないからだ。楽しいことに加えて、しんどいこと、怒りを覚えること、世界への共感や反感、喜びや悲しみ、そしていっぱいの学びが詰まった濃密な時間だから、旅は面白いのだ。
きっと、いつかは着くだろう。
夜行寝台を取るなら早めの予約は必須だ。
とりわけ陸路で旅するときに実感するのは、この世界の多様さと美しさだ。
予約。世界的にオンライン化。
Omio。全乗り物一括で検索、予約できる。思いがけない経路が見つかることも。
各国にそれぞれバス、列車の予約サイトがある。予約サイトを検索して、そこから申し込む。
ツアーもアクティビティーも現地発のものが面白い。
旅行会社で、バスや鉄道のチケットを買うのはよくある。
路上の客引きにはついていかない。
Airbnbでactivityを提供するホストとマッチングできる。
現代の関所、陸路国境越え。国際国境(一級口岸)顔写真、パスポートのコピーが必要な場合がある。
最大の防御は、ふたりきりにならないことだ。
向こうから話しかけてくる人には警戒心をもとう。
暗いところを歩かない。
トラベルの語源は、苦労を伴う仕事。
たいていのトラブルは解決する。その場では焦るかもしれないが、結局は片づくもの。なんとかなるのだ。
バックパッカー旅行は、等身大ロールプレイングゲームなんて呼ばれ方をされることもある。
ドラクエ的な人生。トラベルはトラブル。人生は関門突破ゲームだ
事前の情報収集で防げるトラブルは多い。どういった手口か、どのエリアか。
下痢は通過儀礼。旅行者下痢は一週間以内に九割が治る。手洗い、うがいが大事。
蚊が繁殖する雨季に注意。
犬に嚙まれたらすべての旅程を中止して即病院へ。ワクチンは5回前後接種しなければならない。
病院に行く場合。海外旅行保険の緊急窓口に連絡すること。病院を教えてくれるかもしれない。提携しているキャッシュレス対応の病院が便利。診断書。治療明細書。領収書をもらう。
オンラインドクター。現地の病院が契約した日本人ドクターが指示をだして、現地スタッフが治療するスタイル。
犯罪の大半は窃盗。警戒しているというアピールが大事。
スキミング被害。暗証番号入力時は手で隠す。カード利用通知をオンにする。
現地で起きがちな軽犯罪の事例を集める。自分が似た状況にあるかどうかを感じるために、体験談を読んでおく。ストーリーを知ることが近道。
速く歩いているときは声をかけられにくい。
旅というのは人間としての総合力が問われる。危険回避も旅を楽しめるかも、その人がどんな人生を積み重ねてきたかが重要なのだ。
パスポートの紛失→ポリスレポート→大使館で失効手続き&再発行(帰国のための渡航書)
スマホをなくしたら、遠隔ロック。SIM回線の停止→ポリスレポート→帰国後に海外旅行保険の損害賠償手続き。
クレジットカード紛失→日本のコールセンターに電話して止める→ポリスレポート。
実は続きがある。もうひとつ、旅行者が罹りやすい病気があるのだ。それは旅そのもの。
→ スマホ時代に内容がアップデートされていました。しかし本当にスマホのおかげで旅がしやすくなりましたよね。
トラブルに見舞われて、知識がなくても、ネットで調べれば、いくらでも対処法が見つかります。ネットに常時繋がっていなくても、ホテルに変えればWi-Fiがあります。ネットに繋がればeSIMをクレジットカードから購入できます。なあに、最悪の場合は、お店で物理SIMカードを買えばいいのです。
旅の三点セット(パスポート。財布。スマホ)さえあれば、他のすべては失っても問題ありません。つまり旅のTIPSも、三点セットを失ったときの対処法だけ覚えておけば、他は知らなくても問題はないのです。
