iPhoneとandroid、使いやすいのはどっち? 結局は慣れの問題
こうしてわたしは無事にiPhoneからアンドロイドに転向しました。
ノジマ電気のスマホ乗り換えキャンペーン(ブラックフライデー)について
もともとアンドロイドだったので、また元に戻ったというのが正解です。
アンドロイドからiPhoneに引っ越したとき「使いにくいなあ。iPhone」と感じたことをよく覚えています。そして今思うのは「使いにくいなあ。アンドロイド」(笑)。
けっきょく、新機種というのは扱いづらいものなのです。すべては慣れの問題なのだと思います。
アンドロイドに転向した最大の理由は、パソコンとの相性
それではなんで慣れているiPhoneからアンドロイドに転向したのかというと、最大の理由は「パソコンを中心に生きているから」です。わたしにとってスマホというのは周辺機器に過ぎません。中心にあるのはあくまでもパソコンです。
そのパソコンがウィンドウズパソコンで「Google chrome」をブラウザとして使用していることから、パソコンとの相性を考えてgoogle が提供するandroidスマホに転向することを決意しました。
iPhoneってパソコンとつなぐときに面倒くさいんですよ。iTunesを介さないと音楽をスマホに転送できなかったりします。そしてこのiTunesがなかなかiPhoneを認識してくれない問題というのがありました。
汎用性が高いというのは大きなメリットです。そこがアンドロイド派に転向した最大の理由です。
ノートパソコン、デスクトップパソコン、どっちを買うべきか迷ったら読むべきお話し
アンドロイドの方がアイフォンよりもスマホ本体代金が安いが、日本の乗り換えプランを利用する場合、考慮しなくても大丈夫
わたしは「お金を使わないクン」です。貧乏主義を提唱しています。貧乏主義というのはたとえ貯金があまるほどあっても、貧乏人のように生きること。貧乏の欠乏を楽しむことです。
たとえば冬の暖房はほとんど使いません。みんな暖房をガンガンつけてシャツ一枚で過ごしていますが、わたしは寒い部屋の中、ダウンなど着て過ごしています。暖房を使わなくても着こめばなんとかなるからです。
でも貧乏主義者だからアンドロイドを選んだわけではありません。わたしが選択したブラックフライデーのセールスの場合、本体代金を考慮する必要はありませんでした。
127,495円のiPhone13も、87,310円のpixel7も、本体代金は実質1円という乗り換えプランだったからです。
日本でスマホを使う場合は、大手キャリアがこのようなキャンペーンを定期的に行っていますので、これに乗る限り、iPhoneとandroidの価格差は気にしなくていいのではないでしょうか。
どうせ同じ値段なんだから、わたしも高いiPhoneを使い続けた方がよかったかしら?
いや、やっぱりiPhoneって、たとえば動画や写真が、PCの世界では一般的でない特殊な保存形式をつかっていたりして汎用性に劣るんですよ。
だからパソコンとの連携を考えたときには、やっぱりアンドロイドの方がいいってことになるのです。
アイフォンからアンドロイドに転向して後悔したこと三点
でも、転向して後悔したこともあります。大きく言うと三点。
ひとつ目はボタンの位置。これによって既存の周辺機器が使用できなくなる可能性があります。
ふたつ目は新しい周辺機器を揃える必要があること。
みっつ目は慣れるまでに膨大な時間がかかるということです。
pixel7の真横にあるボタン(音量調節ボタン)が、スマホホルダーに干渉して邪魔になるという大問題
pixel7は真横に音量調節ボタンがあります。これには困りました。購入するときこれには気づきませんでした。
わたしは動画を撮ってYouTubeにアップして楽しんでいます。この際、三脚をつかってスマホで撮影しています。
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本ブログの筆者はYouTubeで動画を配信しています。
【車泊でGO!! Vehicle Night】
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その三脚のスマホホルダーがスマホ本体をホールドするときに、この横のボタンを押してしまうのです。iPhoneには真横にボタンがないので、そこを挟むようにグリップするタイプの三脚を使用しているのですが、pixel7は同じように使えません。
この問題には、多くのpixel所有者が直面しているはずですが、ネット上にも有効な解決方法がアップされていませんでした。
わたしの場合、仕方がないので、音量ボタンの小を完全に押している状態で三脚を使用しています。これが電源ボタンだったらシャットダウンしてしまいますが、さいわい音量ボタンなので音が消えるだけでなんとかなっています。
100均のスマホケースはiPhoneしか相手にしていない。
これまでスマホのケースは100均のものを愛用してきました。ところがpixel7用のスマホケースを近くの100均で探してもぜんぜんありません。これにはまいりました。
自分がiPhoneを持っているとiPhoneのガジェットしか見ませんので、100均のスマホコーナーは充実しているなあ、という印象だったのですが、いざ自分がアンドロイド目線になってみるとiPhone用の小物ばかりで、pixelにぴったりしたケースはまったくなかったのです。
日本ではiPhoneとandroidの比率が6割強でiPhoneなのだそうです。それほど多くの人がiPhoneを使用しているのですね。それに対してアンドロイドはただでさえシェアが4割弱なのにgoogle pixelだけでなくgalaxyとか、Huaweiとかあって、機種が分散してしまいますので、製品にぴったりしたケースをつくってもおいしい商売にならないのでしょう。
その点iPhoneはカタチがだいたい決まっていますので、ぴったりしたものを売っても商売になるのでしょう。シェアが大きいというのはそういうことです。
でも世界(グローバル目線)では7割強がアンドロイド派なのだそうです。なぜかというともちろん「安いから」。iPhoneは高級機種と思われていて(実際そうですが)敬遠されているようです。
このように100均のスマホケースはiPhoneしか相手にしていません。もちろんネット上でpixel7専用のケースを買い求めることはできますが、平均で1500円ぐらいかかります。けっこうな出費になってしまうのです。
充電・転送ケーブルなど周辺機器を新たに買いそろえる必要がある。
これまでiPhoneをつかっていたことから、新機種がiPhoneだった場合、充電・転送ケーブルなどは新たに買いそろえなくても大丈夫でした。iPhoneはいわゆるライトニングケーブルという特殊なやつを使っていますが、iPhone同士なら互換性があります。
それに対してpixel7はUSBタイプCという一般的なケーブルで充電・データ転送しますので、これを新たに買いそろえる必要がありました。
またウチの場合は妻がiPhoneなので、ふたりともiPhoneの場合、いろんな装備を共用できたのですが、これからはそれぞれに準備しなければなりません。よく考えるとこれもたいへん面倒なことです。
たとえば車中泊の旅に、これまでは充電ケーブルがひとつでよかったのですが、これからは二つ必要になってしまいます。
引っ越すか(転向するか)どうかの決め手は時間資産をどう捉えるかによる
なによりも慣れない新しいスマホになれるためには、たくさんの時間が必要になります。
たとえばスクショ(スクリーンショット)ひとつとっても、旧機種と新機種では操作が違います。いろいろ調べて覚えなければなりません。
使いこなせないというのは、けっこうストレスなものです。新しい機種は思った通りに動いてくれません。
これがiPhoneの上位機種に交換するだけなら、操作もほとんど同じですから、ほぼストレスフリーで乗り換えることができます。操作が楽勝な反面、刺激がないともいえるでしょう。
iPhoneからandroidに乗り換えるときにもっとも考えるべきことはここかもしれません。
新しい機種に慣れるための時間資産の投資をどう捉えるか。
androidに乗り換えたからって特殊なことができるようになるわけではありません。iPhoneでできたことと同じようなことができるだけです。しかしそのためにかかる時間は膨大です。
この時間資産を無駄だと思うならiPhoneの上位機種に乗り換えた方がいいでしょう。
しかしせっかく乗り換えても、同じiPhoneだと刺激が少ないと思うなら、転向すればかなりの時間をスマホをいじって遊べると思います。
その時間をプレイと思って遊べるか、無駄な時間と惜しむか。iPhoneとandroid、それぞれの国に引っ越すかどうかは、ここに掛かっているといっていいかもしれません。