ガンバレ、養鶏家。鳥インフルエンザとは何か? 人間にどんな影響があるのか?

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物価の優等生。鶏卵が値上がりするって本当?

2023年1月現在、わたしはビンボーなので、動物性たんぱく質はほとんど卵に頼っています。

卵はおいしくて、汎用性が高く、価格が安いのが魅力です。卵があれば肉なんかいらないんじゃないか、とさえ思います。

さて価格が比較的一定で、物価の優等生といわれる卵ですが、値上げするんだそうです。

鶏の餌の価格が上昇しているので、その影響でしょう。まあ、わかりやすい理由ですね。

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人間は、野生動物を絶滅させ、家畜・ペットを異常なほど大量飼育している。

そんなところに鳥インフルエンザというのが流行して、採卵鶏を大量に殺処分しているのだそうです。この段階で殺処分数は1000万羽を超えたそうです。

1000万羽ですよ。なんという数なんでしょうか。

人間はたくさんの野生動物を絶滅に追いやる反面、家畜やペットといった特別な種族だけを異常な数に繁殖させているといわれています。

鶏の飼育数は令和3年2月のデータで1億8000万羽だそうです。日本人の総数が1億2550万人ですから、人間よりも鶏の数の方が多いんですね。そしてその十八分の一(5.5%)を殺処分したというわけですか。東京の駅のホームでこの数字はまるっきり実感できませんが……ニワトリたちはとても狭い場所に押し込められているためでしょう。ニワトリに選挙権があったら多数決で日本は鶏の国になってしまいます。人間以上の鶏の数が安い卵を支えていたんですね。

豚は929万頭、牛は乳牛135万、肉牛260万だそうです。ニワトリにくらべるとだいぶ数がすくないですが、鹿の総数が189万頭なので、それにくらべればたくさんいますね。

ちなみにペットの犬は710万頭、ネコは894万頭だそうです。イヌネコは本当に人間にとって特別な種族です。食用でもないのに、ここまで繁殖している動物種は他にありません。大昔はイヌは警報装置や狩猟、ネコはネズミ捕りという仕事がありましたが、もはや仕事もないのに、ここまで繁殖させてもらっているのは、人間に愛されているからに他なりません。

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鳥インフルエンザとは何か? 人間にどんな影響があるのか?

さて、エサの価格が上昇している影響で鶏卵の値段があがっているわけですが、ダブルパンチで鳥インフルエンザの殺処分も価格上昇にかかわっているようです。値段というのは需給バランスで決まりますので、鶏卵の数が減れば、とうぜん価格は上がります。

ところでこの鳥インフルエンザというのは何なんでしょうか? どうしてニワトリさんを殺さなければならないんでしょうか? そのウイルスは人間にどんな影響があるんでしょうか?

鳥インフルエンザパンデミックとは、カモなどの鳥がもっているウイルスが家禽に感染してしまう状態のことをいいます。この場合、ニワトリは死ぬ場合もありますが、必ずしも鶏舎が全滅してしまうというわけではありません。感染して生き残ったニワトリの肉や卵をたべて、鳥インフルエンザに人間が感染する例はまずないそうです。

そして生きている感染ニワトリから人間がウイルスに感染することもごくまれなケースを除いてないそうです。そもそもなんで鳥インフルエンザというかというと、鳥に感染するウイルスだからです。ウイルスというのは宿主を選ぶものです。人間にあたりまえに感染するウイルスは「ただのウイルス」であって「鳥ウイルス」ではありません。人には感染しないのが鳥インフルのベースなんですね。万が一人間が感染した場合、死にいたることはごくまれなケースを除いてないそうです。発熱などの症状がメインで重症化することはあまりないということでした。

じゃあなんでそんなに鳥インフルエンザを恐れているのか? なぜトリさんを鶏舎まるごと殺処分しなければならないのか?

ひとつにはウイルスの変異を恐れているからですね。人間に感染しやすいようなウイルスの変異が起こる前にすべてを焼やして「なかったこと」にしているのです。もし鳥ウイルスが変異すれば人間は免疫をもっていないので、コロナウイルスのようなパンデミックになる可能性があります。

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ニワトリの殺処分の補償はあるか?

農林水産省では、殺処分されたニワトリの評価額全額を補償しているそうです。よかった。

焼埋却は都道府県が実施するため、そちらの費用も養鶏家にはかからないそうです。よかった。

あとは経営再開に必要な資金ですが、こちらは融資です。融資というのはもらって終わりではなく返済しなければなりません。国策にしたがって焼埋却した費用は補償してくれますが、一羽もいなくなったニワトリは結局また自前でそろえなければならないのですね。そのぶん、養鶏場には負担になります。

これはどうなんでしょうか。卵を売って食っているのが養鶏家です。でもその卵を生み出すニワトリをいちから自前で仕入れなければなりません。それも補償してあげたらいいのに……。

しかしたとえば台風でリンゴなどの果物が全滅した場合を考えたら、しかたがないのかもしれませんね。天災という意味では、台風も、ウイルス襲来も、同じようなものですものね。

ガンバレ、養鶏家。また安い良質な卵を提供してください。

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