東京と新潟はけっこう離れている
ニュースの天気予報などで関東甲信越という言葉を聞くのであるが、先日、車中泊で千葉県から新潟経由で大間崎まで大遠征した感覚から言うと、よくまあ越後まで一緒にしたものだ、という気がする。けっこう遠いよ新潟。関東甲信越とはもちろん関東1都6県に甲斐、信濃、越後を加えた総称である。関東地方という言葉があるのに、なんでわざわざ新潟まで一緒に天気予報に入れるのだろうか。千葉と新潟は全然天気が違うというのに。大豪雪地帯じゃん新潟。「続いて関東甲信越の天気予報です」なんて聞くととてもそらぞらしい感じがする。なんとかして一体感を醸成しようとしている気がするのだ。全然気候が違うのにどうして新潟まで一緒くたに扱っているのか。こいつは新潟出身の田中角栄の陰謀ではないか、と思い調べてみたが、陰謀かどうかははっきりしなかった。
関東甲信越は一体感を醸成しようという陰謀か
東北地方という言葉がある。たしかに東北全域にくらべたら関東甲信越なんて小さな面積に過ぎないのだから、それに疑問を抱く方がおかしいのか。
別に一体感を醸成しようという陰謀でもなんでもないのかもしれないが、関東地方という既存の言葉があるのに、どうしてあえて関東甲信越といって全然天気が違う場所を同じ天気予報の枠内で発表しようとするのか、不審に思ったのでちょっと書いてみた次第である。
東京も新潟もおんなじ地方なんだよと意識改革(サブリミナル効果、刷り込み)することで、誰か得する人がいるんじゃないの?