日本アニメ史の黎明期に『白蛇伝』が登場
はじめて読みました。ああ、昔からこういうファンタジーであるんだなあ、というのが正直な感想です。
読んだきっかけは日本のアニメ史の中に『白蛇伝』が黎明期に登場してくるからです。
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このブログの著者が執筆した純文学小説です。
「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」
「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。
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妖魔=仮面ライダーの怪人
読むと想像以上に今風のSFファンタジーでした。
妖魔という仮面ライダーの悪役みたいなのがたくさん登場します。
ムカデの顔した百足大王、熊の顔した大力大王なんか、完全に仮面ライダーの怪人です。
現代でも通用する設定、ストーリー
ヒロインは白蛇が転じた美女です。現代でも通用する設定ですね。
その部下もカワイ子ちゃんで、超能力で飛ぶ刀を操ります。まじ、今っぽいな。
法力をつかう荒法師は釈迦如来から妖魔退治を命じられています。法力(超能力)で操る「火を噴く座布団」が円盤のように空を飛んで敵を襲います。ガメラっぽい感じ。
攻撃する水晶玉があれば、防御する水晶玉があります。最強の矛と盾の話しを展開するんだろうなあと思わせておいて、そうはなりませんでした。読者の期待を裏切るのが作劇術の基本だよね!
『若きウェルテルの悩み』物語は、演出法は、進化する。思想は深まっているし、作劇術は進化している
天界の主は道教の神様・元始皇帝ですが、お釈迦様も登場します。道教の神々と釈迦如来との関係ははっきりしません。どちらも「正義」のサイドです。なんとなく権力っぽいのが道教の神で、道理・哲学っぽいのが釈迦如来なのかもしれません。あるいは西の方の支配者が釈迦如来で、東の中華・中原は道教の神々の支配下なのかな?
格闘術をつかう人間も登場して暴れます。超能力が入り乱れて、最後は神仙と妖魔の大戦争がはじまります。ハルマゲドン(最終戦争)ですな。
エンディングは、白娘はただの人間となって愛する男と結ばれます。ハッピーエンドです。
こりゃあ完全に現代にも通用する話しじゃないかと思ったら、ドラマ化されていました。
やっぱりね。昔からこういうの好きなんだよな、おれたちは。
西洋だろうと、中国だろうと、日本だろうと、昔も今も。
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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。
「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」
「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」
※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。
アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。
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