東京マラソンの降水確率は38%
昨日、東京マラソン2019がありました。また雨でしたね。
私は2007年の第1回目の東京マラソンからずーっとウォッチャーなのですが、やたらと雨が多いなあという気がします。2019年の第13回大会までに、5回雨が降っています。降水確率38%です。半分ぐらい雨という印象でしたが半分以上は晴れているんですね。意外でした。
東京マラソンは雨、という印象は注目の第一回大会が雨だったことが大きいのですが、私がただ一回走った大会も雨だったということもあります。そのせいもありますが東京マラソンは巨大なお祭りとして参加するならばいいのですが、シリアス市民ランナーが自己ベスト更新を賭けて走る大会ではない、と思っています。
※※※YouTube動画はじめました※※※
書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。
『マラソンの走り方・サブスリー養成講座』
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※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走る魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
マラソン自己ベスト更新に最適の温度は体温の1/3(12度前後)
マラソンで自己ベスト更新をするために最適の温度は体温の1/3前後です。
暑すぎて熱が体内にこもるとオーバーヒート気味になって、肉体の燃焼がストップしてしまいます。また肉体のエネルギー燃焼は化学変化の一種ですから、酵素などの体内物質が活性化できるくらいの温度がないと、やはりベストパフォーマンスを発揮して走れません。寒すぎると火が付きにくいのと同じ理屈です。
暑すぎても、寒すぎても、自己ベストは更新できません。最適な温度は体温の1/3ぐらいです。
東京マラソンはこれまで2月下旬のレースでした。関東が最も寒いのは1月下旬から2月上旬です。自己ベストが出やすい気温でレースができる設定になっていましたが、2月下旬で雨に降られては寒すぎます。低体温症になればレースは終わりです。
あまりに雨に降られるので3月にレース時期を変更したものかとひそかに思っていました。
レース開催時期の変更は雨を避けたかったからではないか
東京マラソンは主催者こそ一般財団法人等居マラソン財団ということになっていますが、「東京都」の共催なしには開催不可能な大会です。そもそも東京マラソンを実現させたのは東京都知事だった石原慎太郎氏ですし、都知事を頂点とする警視庁の全面協力なしに開催は絶対にできません。
ところで「東京都」のようなお役所は3月に大きな行事はやりたがらないのです。「議会」があるからです。「議会」というのは「議員」の質問に行政幹部が答えるというセレモニーで、行政実務は何一つとして進展しないのですが、公務員の仕事の中で最も重要なものとされています。
実務は何一つ進展しないのに最重要仕事なのは、議会制民主主義の社会を私たちが生きているからですね。これが真逆になると独裁者です。ヒトラー総統です。質問も答弁も議論も稟議も何一つありません。 実務は飛ぶように進展します。 そのかわりユダヤ人虐待や戦争があったりします。議論ばかりで実際には何も進展しないとしても、いきなり戦争にはなりませんし、大多数の納得があります。その納得のために議論を尽くす。それが議会です。
その「東京都」が関わっていながらよく3月に開催を変更したなあ、というのが率直な感想でした。無理した理由は「世界最高の高速マラソンコース」という東京マラソンのブランドのためだと私は理解しています。世界最高記録が出てくれれば世界最高のマラソンランナーがこぞって東京に集結してくれるでしょう。そのためには外気温が大切です。雨も避けたいのが本音です。
そのように無理して3月にしたのにまた雨に降られてしまうなんて………。
東京マラソン2019を完走したみなさん、できれば晴れた中を走りたかったでしょう。
本当にお疲れさまでした。
※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走る魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
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