ここでは千葉県野田市関宿から三重県亀山市関宿へと車中泊の旅をした時のことをレポートしています。
関宿(せきやど)から関宿(せきじゅく)へ。
この旅で私はケータイを忘れるという大失態をしてしまいました。YouTube撮れねえ!
失敗も含めて、車中泊の旅の参考にしてください。
ぼくらが旅に出る理由
年末年始の休暇ではいつも海外旅行をしていたのですが、新型コロナウィルスの影響でほとんどの飛行機は欠航しています。とても海外旅行という雰囲気ではありませんでした。しかたがないので車中泊の旅をすることにしました。
県外に出ることに抵抗感がある人もいるかもしれませんが、我々はマイカーの中で暮らして、山とか滝に行く予定です。ご近所のスーパーマーケットの方がよっぽと人が密集しています。全く人のいないところにしか行く予定はありませんので車を走らせることにしました。
私はただ生きていればいいという風には人生を考えていません。
東海道を行こうとすると東京を通過しなければならないという大問題
私は名古屋の生まれですが、現在、千葉県在住です。
正月6連休という短い休みですから、九州や北海道に行くわけにはいきません。どこに行こうかと考えて、ひさしぶりに故郷名古屋あたりを攻略しようと思いました。
あ、もちろん祖父母に会いに行くわけではありませんよ。祖父母とはもう死別しています。
ところで千葉県人が東海道・名古屋に行こうとすると、ひとつ大きな問題に直面します。それは東京を通過しないとならない、ということです。
いやなんだよなあ、東京を通過するの……。なんで用もないのに銀座とか皇居回りを通らなければならないのでしょうか。首都高速道路がそのようなルートになっているのでしょうがないのですが、こちらも迷惑ですが、あちら(都内サイド)も迷惑でしょうに。
一般道(環八とか環七)を使っても似たようなものです。結局都内……。都内は右折レーンとか左折レーンが突然現れるので運転しにくくてしょうがありません。
直進したいのに右折レーンに巻き込まれて、車線変更したら、突然現れた警察に私は切符を切られたことがあります。
よく見れば黄色い車線変更禁止のレーンだったんでしょうが、まっすぐ行きたいんだよおれは。知らない都内の道を車線変更しなかったら、どこへたどり着くのやら、もしかして永遠に都内から出られないかも??
お互いのことを考えて、なるべく都内は通りたくないものです。都内を避けて、千葉県最北端の関宿地区から、埼玉県を東から西に抜けることで都内の通行を回避することにしました。反時計まわりに都内を回避して東海道に向かいます。
2020年12月28日。夜に出発し、関宿から反時計回りに都内ドライブを回避しました。
神奈川県唯一の村である清川村にある道の駅「清川」に宿泊。登山基地として、キャンプ地として面白そうな場所でした。今回はただの通過地点でしたが、清川村はいつか目的地に設定したい場所です。
「かまぼこ」と「ちくわ」「はんぺん」の違いとは何?
12月29日。道の駅「清川」から湘南の海へ。
ここまできたら国道1号「箱根越え」するしかありません。
鈴廣かまぼこの里に立ち寄りました。年末年始のため、デコレーションかまぼこがたくさん売っていました。「かまぼこ」と「ちくわ」「はんぺん」との違いが気になりましたが、「かまぼこ博物館」を見学してもどこにも書いてありませんでした。調べてみたら、
かまぼこ=白魚のすり身を練って、蒸したもの
ちくわ=細い竹などに輪にように巻き付けて焼いたもの。穴がある。
はんぺん=魚のすり身に山芋などをくわえて蒸した練り物。
こんな感じなようです。もともと「商品」なので、厳密な定義にこだわる意味はないみたいです。売っている人が「はんぺん」だといえばそれは「かまぼこ」じゃなくて「はんぺん」なのでしょう。
清水漁港で昼食をとりました。
関宿(せきやど)をスタートし、関宿(せきじゅく)で折り返した年末年始車中泊の旅でした。