羽田よりも成田空港が好き

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【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者

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どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

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羽田空港よりも成田空港が好き

無料航空券での旅だったため、文句を言う資格は全くないのだが、今回は羽田空港から金浦空港へのソウル旅であった。

僕は羽田空港よりも成田空港が好きだ。みなさんはどうだろうか?

どうも羽田は出張感がぬぐえない。

とくに国内線ターミナルは仕事感がものすごい。地味なコート、スーツに出張カバン、手には印刷したプレゼン資料を持って下準備いるような業務まるだしの人が大勢いる。

実際、国内線がメインとなっているところは今も昔も変わらない。仕事人を都心から近い便利の羽田に、遊びの人を東京から遠い不便の成田に、と政府が棲み分けたのだ。政府が仕事優先の政策をとるのはやむをえない。羽田は仕事優先の空港なのだ。

しかしこっちのアソビ感が罪悪感となって突き刺さってくる。「このやろう。遊び呆けやがって(羨ましい)」という視線が痛い時がある。

旅人はたたかわなければならないのである。この仕事感と。みずから出す「遊びのオーラ」が周囲の「仕事のオーラ」に打ち勝たないかぎり、非日常の旅人に戻ることはできない。

ビーチリゾートがリゾートたりえるのは、みんなが遊びに来ているからである。旅客の大半が仕事中では、旅情に欠けるのはあたりまえだ。人間は周囲の雰囲気に流される生き物なのだ。

アソビを知らない人は顔が硬直している。無表情なその顔に囲まれてどうしてリラックスできようか。遊びの気持ちがはじけることができようか。

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「家に帰るまでが旅行」ならば「家を出た時から旅行」のはずだ

「家に帰るまでが旅行」という言葉がある。この言葉が本当ならば「家を出た時からが旅行」のはずである。「逆もまた真なり」の筈である。

ところが都心を通る電車で羽田に行く場合、旅情なんてありゃしない。完全に「通勤」である。品川から電車で羽田に行くのは「日常」感がハンパない。

だからいつも浜松町からモノレールに乗る。東京モノレールはすてきだ。空から景色を見下ろせるのがいい。いっそスカイトレインと名前を変えたらどうだろうか。レインボーブリッジも、品川競馬場も、倉庫街も、東京湾も、そして滑走路も旅を演出してくれる。だんだん日常から離れていく。

ようやく旅が始まった気になる。

完全に旅モードになれるのは、国際線旅客ターミナルに入ってからである。羽田発の海外便は「安近短」のアジア圏が多いのだが、ニューヨーク便なども出ている。しかしNYだってビジネスで行く人が多いのだ。やはり出張感を出している人をちらほら見かける。しかしレジャーのオーラが仕事のオーラを駆逐する。アジアの中でもタイとかバリとか暖かい国に行く人たちがアソビ感を出してくるのだ。ここはおれの領土だと主張をはじめる。仕事の雰囲気をまき散らしている人を、アソビ勢力が覆いつくしていく。

アソビの力が、仕事の雰囲気を飲み込んでいく。こうして僕たちは旅に出るのだ。

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日常から離れていく下り電車である

それに対して成田空港は京成電鉄から旅情が湧いてくる。なにもスカイトレイン(東京モノレール)のような特殊な装置を使う必要はない。成田へは都心から離れていく下り線を使用する。下り線は日常から離れていく電車である。旅客の多くは旅人である。巨大なスーツケースで通路を塞いでいる。そんなにたくさんの荷物をもってどこに行くのだろうかと想像力がかきたてられる。

羽田と違い世界中ありとあらゆる都市に飛行機が飛んでいるため、フライトインフォメーションを見ているだけでワクワクしてくる。成田空港は人種のるつぼであり、ほとんどの人は観光客、旅人である。

出張感をかき消すオーラを発して周囲を圧倒するにはパワーがいるのだ。そういうパワーをつかうことなく、無名の旅人として人の流れの中に容易に溶け込んでいけるのだ。

だから僕は羽田空港よりも成田空港が好き。成田派なのである。

※このコラムの後編「僕たちはこの場所にトランジットしているだけなんだ」についてはこちらのリンクから

サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのアリクラハルトと申します。【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。
ランニング雑誌『ランナーズ』の元執筆者。初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。
また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。
そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべてのスピード狂。ロードバイクって凄いぜ!!
山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。
その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。
登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。
千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

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