骨格走法
どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?
運動は骨を意識して行います。とくに体重の処理は骨で行います。体重は骨で受け止めるのです。
サブスリーを狙って走った頃には、ただ走るための機械になろうと思っていました。普段の瞑想ランニングとは打って変わって、本番レースの時ぐらいは「前に進むこと」しか頭にない機械になろうとしたのです。
どうやら私は心や感情を消してロボットになることもできたようです。そして同じようにすれば没個性のサラリーマンになることもできたでしょう。
それでも放浪の旅人として生きようとしたのは、人間になろうとしたのだと思います。
※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走る魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
旅をするのは、人間になるため
旅をするのは、人間になるためでした。
自由で、縛られない人間に。
ロボットではない。心のある、涙のある、叫びのある、感動のある人間に。
自分の時間を自分が自由に使える人間に。
それが旅人になろうとしたことの意味なのだろうと思います。
骸骨に親近感が湧く
骨格走法で、数年も自分の骨を意識し続ける生活を続けると、ガイコツに親近感がわくようになってきます。
俺はお前だよ。ケケケケケケ。
ヴァニタス。虚栄。むなしい
死の前にすべてはむなしい。この思想をヴァニタスといいます。しかし、死を意識して却って燃え上がる命もあります。
たとえば職場の同期との出世競争に決定的、絶望的に差をつけられてやる気をなくしてしまったとしたら、メメント・モリ、ヴァニタスです。
あなたが決定的、絶望的に差をつけられたと思っているのは、気のせいです。死を前にしたら差なんてありません。
どの生命の輝きも同じだとすれば、いくらだって挽回は可能です。
今日を生きること、今を生きること。その日々を積み重ねましょう。
このブログの著者が執筆した純文学小説です。
「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」
「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。
「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」
「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」
※本作は小説『結婚』の前編、バックストーリーに相当するものです。両方お読みいただけますとさらに物語が深まる構成になっています。
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