「骨格走法」筋肉ではなく骨で走る。疲労しない走り方

マラソン・ランニング
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【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者アリクラハルトの人生を旅しながら走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

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このページでは市民ランナーがマラソン2時間台で走るための工夫の走法「骨格走法」について書いたページです。

筋肉ではなく、骨格を意識することで、疲労を軽減し、マラソンのタイムを劇的に向上させることができます。

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サブスリーフォーム「骨格走法」とは、どんな走法か?

まず大前提として、筋トレしながら走ることはありません。

『楽に、軽く』が究極の正解。なにも本番レースで筋トレすることはない。筋肉でなく骨格を意識する
筋肉ではなく骨で「楽に」「軽く」を実現させましょう。筋肉を使っている意識をなくします。それが究極の「楽に」「軽く」です。 最後には骨さえも意識するのをやめます。肉体を駆使している意識をしない状態が理想です。

筋肉が動いていることを意識するために最も有効なのは負荷を感じることです。

だからボディビルダーはバーベルの重みで不自然な負荷をかけて鍛える筋肉を常に意識しています。

しかしスピード勝負のタイムレースの本番まで、なにも筋トレすることはありません。

全身運動というのは骨格の動きによって成立しています。

立った姿勢は筋肉ではなく、骨格で維持しています。

骨格がそれ自体で動けばいちばんいいのですが、それができないために二対の筋肉がついています。

ひっぱる筋肉(主動筋)と緩む筋肉(対抗筋)です。

この筋肉が強力であるほどパワーが出せるために、マラソンの教本では筋肉を鍛えることばかりに注意を向けがちですが、骨格走法はそもそも発想が違います。

むしろ「骨格に意識を向けるあまり、筋肉のことは忘れる」走法が骨格走法です。

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筋肉ではなく骨で走る。骨格走法の走り方

筋肉ではなく骨で走る骨格走法の走り方ですが、具体的にはこういうイメージを持って走ります。

いきなり全身骨格をイメージするのは難しいので、まずは膝から下(下腿)を例に説明しましょう。

みなさんは、ふくらはぎを意識して走っています。下腿にはふくらはぎという走るために重要な推進装置がついていて、ふくらはぎをフル活用して走らなければ速く走れないと思っています。

それに対して骨格走法というのは、骨以外は「ないもの」と意識から追い出してしまいます。すると、下腿は従来の意識よりもだいぶ前方にあることになります。下腿の骨(脛骨と腓骨)はふくらはぎよりもずいぶんと前の方にあるからです。これが「骨格走法」の意識です。

従来の走り方では、たとえば太ももの場合、ハムストリングの筋肉で足を後ろに引っ張ることを意識しますが、骨格走法では大腿骨を太鼓のバチのように動かすことをイメージします。その際、どの筋肉を使っているかなどは一切考えません。ただ「大腿骨が動いているかどうか?」だけに注目します。

脳からの命令の相手がハムストリングから大腿骨にかわったことで、意識すべき線がすこしだけ前方になりました。

すると自然とフォームが少し変わってきます。

従来の走法よりも骨格走法の方が、意識するラインが前に来た分、実際にはすこしだけ後ろまで送らないと脳内イメージと実際のフォームが合致しないことになります。

脳からの指令が「すこし前方」になったことで、イメージするフォームを実現するためには、すこしだけ骨を後ろまで送ることになります。

そうすると速く走れるようになるのです。

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筋肉を鍛えるのではなく、骨で走る。骨運動に過剰な筋肉は要らない

筋肉を意識して走る従来型の走りでは「楽に、軽く」走れていないかもしれません。

『楽に、軽く』が究極の正解。なにも本番レースで筋トレすることはない。筋肉でなく骨格を意識する
筋肉ではなく骨で「楽に」「軽く」を実現させましょう。筋肉を使っている意識をなくします。それが究極の「楽に」「軽く」です。 最後には骨さえも意識するのをやめます。肉体を駆使している意識をしない状態が理想です。

楽に、軽く走ると、筋肉を意識しにくいからです。

逆に、自重トレーニングするような不自然なフォームをとれば、筋肉は負荷を感じて、存在を意識しやすくなります。

筋肉を意識すると崩れたフォームになってしまうかもしれません。

この弊害はひじょうに大きいのです。

骨格走法では、骨しか意識せず、筋肉のことは「無かったこと」にしますので、筋肉を意識することはありません。

骨が骨だけで立つ時、筋肉のサポートは極限まで必要としないはずです。

それと同様に骨が骨だけで走ろうとするとき、筋肉のサポートは極限まで必要としないのです。

筋肉をただ意識しないだけではなく、物理的にも筋肉のサポートを極小化しているのが骨格走法です。

いちばんいい走りを骨格にさせようとイメージする時、あなたはいいフォームで走れているはずです。

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骨格走法は疲労しない走り方。骨は疲れない。

骨格走法は疲労を軽減させる走りです。

筋肉は疲れますが、骨は疲れません。

骨格走法は、筋肉のサポートを極小化して意識の外に追いやる走法です。

疲れにくいからこそ、マラソンを速く走ることができるようになるのです。

筋肉が動いているか、をチェックしながら走るのではなく、骨格がいいフォームになっているかチェックしながら走ってみてください。それが骨格走法です。

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✖✖はレベルが上がった(まとめ)

このページでは筋肉ではなく骨格を意識して走る「骨格走法」について解説しました。

下肢と太ももを例に、筋肉走法と骨格走法の違いをわかりやすく解説したつもりですが、わかりましたか?

ちなみに上半身ですが、骨格走法ではどうなるでしょうか?

骨格が自ら動くかの如く、筋肉のサポートを極限まで不必要とする骨格走法を推し進めると、上半身は動的バランス走法ではなく、ヤジロベエ走法になるはずです。

スピード練習しなければ、スピードにふさわしいフォームは身につかない。動的バランス走法
「動的バランス」とは、動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のことをいいます。自転車は進み続けている限り倒れませんが、止まると倒れてしまいます。「動的バランス走法」とは動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のまま前に走りつづける走法をいいます。
走りの技術。ヤジロベエ走法。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法
みなさん今日も楽しく走っていますか? ここでは、私ハルトのサブスリー養成講座の核の理論のひとつ「ヤジロベエ走法」について書いています。 昔は「天秤走法」と呼んでいましたが、よりしっくりくる「入力ワード」を求めて、いまではヤジロベエ走法...

また骨格走法は脱力した走りも自然と実現してくれることでしょう。

リラックスランニング。脱力とピーキングが謎のベストタイムの理由
柔軟運動で体を曲げるとき、曲げる筋肉を引っ張るよりも、伸びる方の筋肉をゆるめる方が、より体を柔軟に曲げることができませんか? まさしくこれが脱力のもつ効力なのです。

本番レースではすべての走法を総動員してゴールを目指してください。

なりふり構わぬ走りをすると、やがては骨格を意識することさえ忘れてしまうかもしれません。

でもそれでいいのです。

最後は無心。それが正解です。

カタにこだわりすぎるのが、日本文化のよくないところ。カタを追求するあまり、ダイナミズムを失うことがある。強さを失うことがある。面白さを失うことがある
理想のフォームを維持することに力を使いすぎると、却ってタイムが遅くなります。そもそもフォームはひとつでないから奥が深いのです。飽きが来ないのです。いつまでも発見があるのです。カタを追求するあまり、ダイナミズムを失うことがある。強さを失うことがある。面白さを失うことがある。私はそう思っています。

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