太宰治。太平洋戦争やってるのに、戦争なんかなかったみたいな純文学を執筆。
ウクライナ戦争の雑感第三段です。
いくさとか政治みたいな争いは、自分には関係ない、どうぞよそで勝手にやってくれ、という超然とした態度をとる予定だったのですが、どうもそういうわけにはいかないようです。
こめんなさい、嘘ついて。ぜんぜん「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」じゃありませんね。
太宰治の小説なんか読んでいると、太平洋戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を書いていて驚いたことがあります。
普通、頭上に爆弾落とされて、近所の子が戦死したりしている状況で、それは自分の文学には関係ないことだから、と完全無視できるというのは、よっぽど芸術至上主義じゃないとできることじゃないと思うのですが……。
私は以前「凡人は今やっていることについて考える」というコラムを書いたことがあります。
ランニング中にどんなことを考えているか、つらつら自分を顧みたところ、どうやったら楽に速く走れるか、走ることで幸せになることができるか、など、まさに今やっているランニングについて考えていることが多いことを実感したからです。
その長時間の熟考の成果(ゆうに地球一周する以上走り続けてきました)がこちらです。
※このブログの筆者の書籍です。Amazon電子書籍で発売中。
「ハサミは両方に開かれる走法」「アトムのジェット走法」など、言葉のイメージ喚起力で速く走れるようになる新メソッドを提唱しています。
凡人が今やっていることについて考えた結果ですが、圧倒的な時間を費やした結果、非凡な書になったと自負しています。
ウクライナ侵攻の株価への影響。
また私は株をやっていて、ときどき株価をウォッチングしています。
ウクライナ侵攻当日に全世界株は下落しました。それに対してアメリカのエネルギーとか生活必需品を中心にしたETFはほぼ下落なしでした。
ロシアの天然資源がなくてもアメリカはエネルギーに困らないということです。
国際社会が、ロシアをSWIFTから排除するなど経済制裁をしているのにも関わらず。
日本もこの経済制裁に同調した結果、歴代の首相が漸進させてきた北方領土問題がふりだしに戻ったそうです。
むなしいのう……だから「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」だというんですよ。
それでもウクライナから目が離せないのは、ウクライナ美女たちが原因だと思います。
世界中の男たちが美女の不幸を黙って見ていられないからです。