ミニマリストにデマンドがわかるのか

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何が売れるかなんてわかりません
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冷凍食品総選挙に便乗するショッピングモールの商魂たくましい

先日、テレビで冷凍食品総選挙という番組をやっていた。チャーハンや餃子、おにぎりやピザに唐揚げなど様々な冷凍食品を国民1万人の投票で選んで順位づけをするという番組である。

番組は楽しんで見させてもらったのだが、その週末、近くのショッピングモールに行って驚いた。

なんと食品売り場前のスペースに、冷凍食品に特化した販売コーナーがあったのである。冷凍食品総選挙で上位にランクインした冷凍食品が並べて売ってある。しかもそれだけでなくそこでも「投票」をやっていた。テレビではああいう順位だったけど、うちの地元ではどうでしょうね~? ぐらいの無垢でイノセントなスタンスで投票を運営しているが、完全なパクリである。

商魂たくましいとはこのこっちゃ。

ちなみに地元というのは埼玉県である。だから『翔んで埼玉』なんて映画つくられちゃうんだろうが!

ちなみにテレビには参加しなかった「味の素」の冷凍食品も含めて勝手に全商品が投票の対象になっていた。企業もテレビじゃブランドイメージがあるから負けることを恐れて参加に慎重になるだろうが、埼玉のショッピングモールじゃ売れれば何位でも文句はあるまい。

私たち夫婦も「この便乗商法~!」とディスりながらも、テレビで「おいしそう」と思った冷凍食品を買ってしまった。まんまと乗せられてしまったわけである。

便乗だろうと何だろうと、買わせてしまえば勝ちである。ショッピングモール、すげえな。

買わせる。それは難しいことだ。あっちではなく、ここで買わせる。それが商売というものである。

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ミニマリストにデマンドがわかるのか?

デマンドという言葉がある。需要という意味だが、流通などの事情による供給側の目線ではなく、需要側のタイムリーな目線に合わせて製品やサービスを届けることを言う。

いにしえの紀文・紀伊国屋文左衛門紀州みかんを江戸に運んで巨万の富を築いたのだが、江戸の民がミカンを食べたいと思ったから運んだのではない。紀文が航路を開拓して江戸にミカンを運んだ結果、売れたのだ。この時代はまだ供給側がコントロールしていた。

しかし今、ものの流れを決めるのは需要側である。お客様が神さまになったのだ。

郵便や宅急便のような物流網の発達と、インターネットによる目に見える需要が、デマンドをつくりだしている。だからインターネット上には広告があふれている。およそ企業活動で広告なしはありえない。知ってもらわなければ、売れるはずがない。オン・デマンドには「買いたい欲求を刺激して行動させること」が含まれている。

実際にこのようなブログの一方の使命は、広告媒体を満足させるよう、デマンドに応えることも含まれているのだ。そういう書き方をしているブログもある。しかしながら本サイト『ドラクエ的な人生』はそうではない。どちらかというと筆者ハルトは遺書のようなつもりで書いている。

しかしミニマリストにデマンドがわかるものかね。

断捨離によってモノを断ち、モノを捨て、やがてはモノへの執着から離れて、欲というものを捨て去ろうという精神的な側面を持つミニマリストである。

ミニマリストが物販アフィリエイトをやるというのは、矛盾ではないだろうか。

他人の「買いたい欲求を刺激して行動させること」ができるためには、自分の中にも同じような欲望がなければ難しいはずだ。

 

自分が興味がないものを他人に紹介して売りつけるのは特殊技能が必要だ。例えて言えば「女性に興味がないのにポルノ小説を書いて読者を興奮させることができる」ぐらい特殊な技能が必要である。普通は「自分が興奮するシチュエーションは、他人も興奮するはずだ」と信じて、おのれの感性の普遍性を信じて書くものなのである。

君にもこの気持ちがわかるだろう?

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メルカリは再出品しなければ商品一覧の上位に表示されない

ところでなんでモノを売るのは「難しい」と感じるかというと、断捨離の切り札として始めたメルカリがさっぱり売れないからなのである。

おれたちのようなバックパッカーが一度は夢に見ることのひとつに海外輸入雑貨店がある。諸国の市場で雑貨を安く仕入れて日本で売るというチチカカやアジアンオールドバザールのような雑貨店ができれば一生旅をして暮らすことができる。それをメルカリ上で展開できれば実店舗を持たなくても済むではないか。

ところがそうはうまくいかないようだ。メルカリであるが、さっぱり売れない。自分では売れると思う雑貨品を売れると思う値段で売っているのだが、さっぱり売れない。これではたとえ実店舗をもったとしても売れないだろう。

メルカリであるが、商品は出品した順にタイムライン順に表示される。商品が閲覧されるためには、商品一覧の上位に表示されなければならない。

本でいえば平積みになっているから目についてやっと売れるのであって、本棚に並べられた本は背表紙しか目に留まらずにまず売れることはないのと同じである。

売れる本は平積み。背表紙で目立つのはたいへんだよ

なんとしても商品一覧の上位に表示される必要があるのであるが、商品価格を下げたり、商品説明文を書き換えるなどの編集を加えてもタイムラインの上位に表示されることはないようである。

一度商品を取り下げて再度投稿すればタイムラインの最上位に表示される。しかしこれはなかなかの手間がかかる。それでもこの商売でやっていこうと思ったら商品を取り下げて再出品するということを繰り返さなければならないのだ。やはりモノを売るというのは簡単ではない。

たくさん売って儲けようとすればするほど手間が増えていく。そうこうするうちに商品と儲けのことで頭がいっぱいになってモノへの欲を断つどころではなくなる。

断捨離、ミニマリストとは真逆の世界だ。

だからミニマリストにデマンドはわからないというのである。

悟りとは輪廻から解脱することなのだよ

しかし世の中にはクルマにせよ生命保険にせよ売りまくっている人がいる。自分が乗っていない車、自分が加入していない生命保険でも立派に売っている人がいる。

そういう特殊な才能がある人に私はなりたい。

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~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

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プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人。現在、仮想地球一周ランニング中。
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仮想世界一周ランニング旅に挑戦中。応援おねがいします
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