農耕民族と狩猟民族

感動・ライフ・お金・仕事
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【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者

youtube 始めました。(grandma-cuisine

上司「お前は仕事人としての自覚が足りないんだよ。給料もらって、それで暮らしているんだから、24時間仕事人である自覚を持つべきだ。それができないなら仕事を辞めるべきだろう」

職場の上司からこのような叱責を受けたことはありませんか?

そう簡単には反論できませんよね。相手が上司だからではなく、主張があまりにも正論だからです。

労働者「仕事をやめろだなんて、どうしてそんなことまであなたに言えるのかがわからない。わたしは労働者として、労働者の条件の中で、有給休暇など使いながら、自分のやりたいことと折り合いをつけて何とか働こうとしているだけです」

反論できても、せいぜいこの程度でしょうか。

しかしこういう意見は評価されません。やっぱり猪突猛進、猛烈サラリーマンが評価されるのが世の常です。自分が上司だったら、やっぱり部下は24時間仕事人の方が何かと助かるわけですから、そういう人が出世するのは当然です。出世し、周囲から認められることで、自分の考え方、生き方は正しいと確信するようになり、ついには部下にその生き方を強制してきます。給料もらって生きているんだから、生きている限り仕事人であれ、と。

昔からこういう議論・正論はありました。

太平洋戦争の前、本当はアメリカと戦っても勝てないと分かっていた人は大勢いたのに(靖国神社の遊就館に行けばわかりますが、当時、主要軍需資材の70%以上をアメリカから輸入していたのです。そんな相手に勝てるわけがありません)「軍人は戦うのが仕事だ」「高い給料と名誉を得ているのは、逃げるためではない」「臆病者! 貴様、それでも軍人か!」「逃げるだけなら誰でもできるぞ」と正論を言われて、正論に反論できなかった結果、正論通りに戦争し、2,000,000人以上の人たちが死んでしまったのです。

「給料もらって生きているんだから、生きている限り仕事人であれ」という主張と、本質的には同じものです。体制側の正論です。

労働者は、どこかで経営側と闘わないと、最後は奴隷になってしまうのです。

上司「そんな考えだから出世しないんだよ。お前は。遊ぶことしか考えていない、子供と同じだ」

労働者の先輩たちが血を吐くようにして手にしてきた有給休暇を使用することもなく返上することで「点数稼いで」「いい子ちゃん」になるなんて、わたしには考えられないことです。闘って果実を残してくれた先輩たちに申し訳ないと思わないのでしょうか。

上司「(人生を楽しむという)ほんのちいさな価値観の中でしか生きていないくせに」

こんな風に言われたこともあります。自分が楽しいことを犠牲にし、辛いことにも耐えているのが偉いとでもいうように。

わたしは唖然として聞いていました。

せいぜい日本の神社や富士山ぐらいしか見たことのない人が、ガンジス河で沐浴し、ピラミッドやエベレストを見てきた人間に向かって「ちっぽけな価値観でしか生きていない」と言うのですから見上げた根性と言うべきでしょう(笑)。

まあ上司ですしわたしは否定しないで聞いておりました。というか、決して否定はできません。向こうの言い分は正論であり、過去に立脚し、同じ価値観をもつ先祖や多くの仲間がいます。彼を倒しても、敵はいくらでも湧いて出てきます。

上司の言う小さな価値観とはおそらくこういうものでしょう。

わたしに子供がいないことや、戸建て住宅を所有していないことや、地域の祭りや行事に参加しないことや、お盆やお正月などの年中行事と無関係に生きていることを言っているのでしょう。

上司の言う大きな価値観というのはおそらくこういうものでしょう。

定住し、農業のような(生産的な)仕事を一生こつこつと続け、先祖が生きたように生き、子を産み育て、次代に財産・魂を引き渡すという生き方。

農耕民族の生き方です。それを否定するつもりはありませんし、否定することもできません。千年の伝統の上に立つ生き方ですよね。立派なことです。

こういうのは強いのです。たとえわたしがこの上司を論破しても、次から次へと同じ価値観を持った相手が現れます。この上司の上司も、そのまた上司も、同じ価値観の人のはずです。あなたの会社の上司も同じでしょうし、隣家のおじさんも、もしかしたらあなたの父親も同じ価値観の持ち主かもしれません。

だから正論相手に議論してはいけません。きりがありません。また倒せる相手でもありません。

しかしだからといってこのパワハラ気味な議論に屈したままでいいのでしょうか。愛するわが社が真一文字にブラック企業になっていくのを黙って見ているしかないのでしょうか。

なにも屈することはありません。

わたしたち放浪の生き方・旅人の価値観も、ちいさな価値観ではないのです。向こうが農耕民族の千年の価値観なら、こちらは狩猟採取民族の千年の価値観の上に生きているのです。

獲物を追いかけて走ることを本分とする狩猟民族の血を引いているのがわたしたちランナーです。旅人です。農耕民族の価値観を否定できないように、狩猟民族の価値観もまた不滅です。同じ血を引いた先祖がいて、仲間がいます。

勝てない議論をする必要はありません。ただ見せつけてやればいいのです。狩猟民族の生き方が、現代でも脈打っていることを。あなた自身が輝いてその人生を生きることで。

そうすることが誰かのためになります。たとえばあなたと同じ生き方をしたいと思っている後輩に。農耕民族の生き方ができない「走るために生まれてきた」狩猟民族の血を引く子孫たちに。あなたが輝くことが、労働者の先輩たちが闘って手に入れた休暇や定時拘束時間のように、誰かのための成果になります。道しるべになります。

あなたが狩猟民族の血を引いているのならハルトと同じです。あなたが狩猟民族の生き方を貫くことが、同じ血を引く誰かのためになります。そして何よりもあなた自身のために。

これはあなた自身のドラクエ的な人生なのですから。

サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのアリクラハルトと申します。【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。
ランニング雑誌『ランナーズ』の元執筆者。初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。
また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。
そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべてのスピード狂。ロードバイクって凄いぜ!!
山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。
その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。
登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。
千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

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瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのアリクラハルトと申します。【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者。 ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。 ランニング雑誌『ランナーズ』の元執筆者。初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。 また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。 そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべてのスピード狂。ロードバイクって凄いぜ!! 山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。 その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。 登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。 千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!
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