ヴィーガン、ベジタリアンと名乗るほど厳密ではないが、基本的に草食です
ヴィーガン、ベジタリアンと名乗るほど厳密ではないが、超長距離ウルトラマラソンを走るようになって以来、わたくし基本的には草食である。ランナーのバイブルに「草食の方が超長距離走には向いている」と書いてあったためである。
『BORN TO RUN 走るために生まれた』の内容、書評、感想そして矛盾点。
そもそも長距離走というのは痩せている人の方がいい成績を残せるのだ。空中をジャンプして距離を稼ぐ競技だからである。長い時間ジャンプしつづけるときに、体重は軽いほどアドバンテージになる。
走りとは何か? ジャンプしない走りなんて、走りじゃない。足はしかたなく着いているだけ
ずっと豆で生きていると、それで満足できるようになる。芋、栗、かぼちゃで生きていると、肉類があまりおいしいと感じなくなってくる。このあいだも久しぶりにチャーシューを食べたのだがあまりうまいと感じなかった。
こういうほぼ菜食の食生活をしている私の食のごほうびは「糖類」である。紅茶に生姜と黒糖を溶かして飲んでいる。あるいは砂糖緑茶、コーヒーなど。
聞香。コーヒーの香りの香水をつければ、異性にモテると思うのだ。
走り終わった後にこれほどおいしい飲み物を私は知らない。ビールの何倍も美味い。マッチポンプこそ人生の醍醐味なのだ。
そして芋、栗、かぼちゃの他に、キノコ類、ニンジン、豆腐、そしてこんにゃくにもお世話になる。こんにゃくというのはじゃがいも、サツマイモなど芋の仲間だ。
じゃがいも、サツマイモなどはかなりのカロリーがある。それが芋類だと思うが、なぜにこんにゃくはゼロカロリーなのであろうか?
※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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こんにゃくがゼロカロリーである謎
「こんにゃくゼリー」という商品があってゼロカロリーを謳っています。よく考えるとこれは不思議なことではないだろうか。なんで芋由来のこんにゃくがゼロカロリーなんだろうか。
調べてみると、こんにゃくというのはジャガイモ、サツマイモとは違って、そのままではあくが多くてとても食えたものじゃないらしい。こんにゃくはグルコマンナン(コンニャクマンナン)と呼ばれる成分からできていて、これは人間は消化できないのだそうだ。消化できないうえに水を吸って膨張するから満腹になるわりには栄養にはならないそうです。だから蒟蒻はダイエットに向いていると言われるんですね。
「こんにゃくゼリー」で喉を詰まらせて死んだ人の遺族から訴訟を起こされた株式会社マンナンライフさんは、こんにゃくマンナンから社名の一部をもらっているんですね。
しかも市販の製品化された「こんにゃく」はその96%が水分なんだそうです。残りはグルコマンナン。だから限りなくゼロカロリーに近づくんですね。
こんやく芋を、まるで再生紙をつくるときのようにいったんグジュグジュに溶かして、まるで豆腐のにがりにように凝固成分をいれて作ったのが「こんにゃく」という製品なのです。だから芋とは全然違うものになっています。だから芋類なのにほぼゼロカロリーなんですね。
ちなみにゼロカロリーの「こんにゃくゼリー」が甘い場合、アステルパームなどの石油から生まれた化学合成物質(いうたらプラスチック)の人工甘味料をつかっているので注意が必要です。そのあまみが果糖ブドウ糖液糖など由来であればゼロカロリーにはなりません。