このページでは平成が令和に変わる平成31年4月26日から令和元年5月6日にかけてのゴールデンウィークに桜前線を追いかけて東北地方桜旅を車中泊大遠征10泊11日した時の記録をまとめたものです。
(結論)「桜前線なんてものはテレビの中にしか存在しない」
みなさんもこの記事で同じ体感をしてもらえたらと思い、たくさんの桜写真をアップしています。また、車中泊の長期遠征というものがどういうものなのか。参考になればと思っています。
読んでいただきたいネタは、
・ゴールデンウィークの大渋滞に巻き込まれない方法
・上杉謙信の関東遠征に雑兵が従ったのは豪雪・避寒のため(新説)
・五能線ミステリー。お岩木山は二度あらわれる。
・三内丸山縄文遺跡は世界遺産間違いなし。
・玉川温泉はもっと世界的に有名な場所になることができる。
などでございます。
さあ、出発しましょう。忘れ物はありませんか?
本州最北端・大間崎に到着
本州最北端の大間に向かう。
ゴールデンウィークでマグロが食べ尽くされてなければいいが。
それだけが唯一の心配である。
いやそれだけではない。
そもそも日本最北端の地に暗くなってからマグロを食べさせるようなお店があるかどうか?
根本的な不安があることは確かだ。
かつて富山県の氷見市で名物「ひみブリ」を食べようとしたら、全く食べられなかった。
いいブリはすべて東京・築地送りだと聞いた。
地元の漁師にとって、いい魚は外貨(現金)を稼ぐための手段だからやむを得ない。
江戸時代の昔に「いいもの」を食べたければ、その地に行かなければ食べられなかったが、保存と流通の発達した現代ではそうではない。
いいものは大阪や東京に送られてしまい、地元には残っていないことがある。
大間のまぐろもそういうことになっていなければいいが。。。不安だ。
日が沈む前に本州最北端、大間岬に到着。
この本州最北端にロードバイクで来ていた男の子がいたので愛車と一緒に写真を撮ってあげた。おれも自転車に乗るのでその大変さが手に取るようにわかる。
埼玉の子だったが、走り始めたのは盛岡からだと聞いた。
大宮から盛岡までは輪行したのであろう。
盛岡から大間まではテント一式をロードバイクにくくりつけての旅である。
車中泊と違ってテント泊は泊まる場所を選ぶのが難しい。
道の駅で寝るにもテントは結構目立つし「キャンプ禁止」と書いてあると難しい。
その子は有料キャンプ場に泊まったと言う。
そこならテント設営して問題ないが、問題はキャンプ場って高いんだよなあ。
とくに設備が整ったオートキャンプ場などは一泊の価格がロードバイクのチューブが4本ぐらい買える値段だったりする。
金をかけないための自転車旅行なのに、これではお金がかかりすぎる。
ロードバイクでよく来たなあ。たいへんさが手に取るようにわかった
軒下で寝たり。
野宿が王道だと思います。
車中泊以外の人が大間に来ても、そもそも宿泊施設がない
恐山から大間のあたりはほぼ車泊賊ばかりでした。
こんなに遠方には賊じゃないと来られないもんなあと納得です。
車中泊以外の人が大間に来ても、そもそも宿泊施設がありません。
大間崎の前にはお土産屋はあるが、マグロを食べさせる店はもうすでに閉まっていました。
スマホで「居酒屋」という名前の付くお店を探してそこで夕食をとる。そこでマグロを注文すれば、それは大間のマグロである。魚沼の米がすべて魚沼産コシヒカリであるように。
こうして令和初日に極北の地にたどり着くことができました、白瀬隊長!
大間の海岸ぎわの無料駐車場にて宿泊。
よろしく令和ピリオド!
※※桜前線を追いかけて! 車中泊GW東北地方大遠征の旅はこちらから※※