このページでは平成が令和に変わる平成31年4月26日から令和元年5月6日にかけてのゴールデンウィークに桜前線を追いかけて東北地方桜旅を車中泊大遠征10泊11日した時の記録をまとめたものです。
(結論)「桜前線なんてものはテレビの中にしか存在しない」
みなさんもこの記事で同じ体感をしてもらえたらと思い、たくさんの桜写真をアップしています。また、車中泊の長期遠征というものがどういうものなのか。参考になればと思っています。
読んでいただきたいネタは、
・ゴールデンウィークの大渋滞に巻き込まれない方法
・上杉謙信の関東遠征に雑兵が従ったのは豪雪・避寒のため(新説)
・五能線ミステリー。お岩木山は二度あらわれる。
・三内丸山縄文遺跡は世界遺産間違いなし。
・玉川温泉はもっと世界的に有名な場所になることができる。
などでございます。
さあ、出発しましょう。忘れ物はありませんか?
桜を追いかけて車中泊大遠征8日目。令和元年5月3日(金)
日本は狭いとよくいうが、そんなに狭くありません。
車でもう8日もドライブしていますが、千葉を出発して長岡から龍飛崎、大間崎で折り返して現在まだ鹿角です。
インドで、某大学教授と「日本は狭くない議論」をしたことを思い出します。
その時、私は「日本は広い」某大学教授は「日本は狭い」立場での議論だったのですが、結局、議論は「日本は狭くはないが、森林山岳地帯が多く有効活用できる面積は狭い」という引き分けのような議論でした。
しかし利用できる面積で議論するならばサウジアラビアなんか国土は広いがほとんど砂漠だし非常に狭いということになるのではないでしょうか。
いずれにしても車で移動する限りにおいては山岳地帯は障害にしかなりませんから「日本はとても広い」ということでいいのではないかと思います。
国土面積ランキングで日本は世界第60位。ドイツとかマレーシアとかニュージーランドよりも広いのです。
ちなみに海(排他的経済水域)を含んだ面積だと、世界第6位です。中国よりも広いのだ。
玉川温泉。地球は生きている
この日の朝散歩は、玉川温泉です。
温泉の噴き出しは勢いがあるし、ガスの噴出もものすごいものがありました。
ここに来れば地球は生きているということを実感することができます。
恐山なんかよりもよっぽど地獄のイメージでした。
火山のない国の外国人が来ると驚くと思います。もっと世界に知られていい場所ではないでしょうか。
しかし早朝だったせいでしょう。
まだお客さんはまばらでした。
地面が地熱で暖かいため岩盤浴のような効果を狙っているのだと思いますが、隣の小屋は閉鎖されており次のような看板が掲出されています。
だめじゃん。すぐとなりでこんな看板でてるのに寝てちゃ。
岩盤浴の健康と毒ガスの不健康とで差し引きマイナスな気がする。大丈夫か(汗)
なにせこのガス噴出量です。
ものすごい勢いで噴出している。
足元から全部、いつ水蒸気爆発してもおかしくないんじゃないかと不安になります。
毒ガスが結晶化しちゃってるよ。ガクガクブルブル。
フリースタイルで岩盤浴しているんでしょうが、もはや行き倒れにしか見えません。ガクガクブルブル。
恐山はこっちに創建すりゃもっと地獄ぽかったのに。凄い迫力です。
泥水までもが吹きあがっています。
台湾の北投(ペイトー)温泉にも実際に私は行ったことがあります。
しかし温泉としての迫力では玉川温泉の圧勝です。
何でも日本の方が優れているわけではなく、何でも外国の方が優れているわけでもありません。
しかし温泉に関しては本当に日本こそが世界一充実している国なのではないかと思います。
その中でも温泉地としての迫力ではこの玉川温泉は世界随一なのではないでしょうか。
人口噴水のような別府温泉の間欠泉よりも、おとなしくじわじわと湧き出すような草津温泉よりも、玉川温泉の迫力は勝っています。
ニュージーランドのロトルアだって玉川温泉の迫力にはかないません。
北海道ニセコのように、もっと世界的に有名になっていい場所だと思います。
玉川温泉に来ると地球は生きているということを実感することができます。
※※桜前線を追いかけて! 車中泊GW東北地方大遠征の旅はこちらから※※