【温泉マークの連れ込み旅館】安宿はおもしろい。貧乏旅行はやめられない。

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『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』。小説『ツバサ』。『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』。『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』。Amazonキンドル書籍にて発売中。

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バックパッカーだからって、ときにはツアーも利用する。

どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか? みなさんは旅をする時、どういうスタイルをとりますか。全て込み込みのパックツアー? 私もそういうツアーを利用することがあります。たとえばトルコ6都市とかイタリア7都市とか、こっちに時間がないわりに行きたい場所が多く、移動が多い時にはそういうスタイルを採用します。バックパッカーだからっていつもツアーを利用しないということではなく、都合が良ければ利用します。トルコ六都市ツアーなんかはわたしと同じような旅慣れたバックパッカーがたくさん利用していました。

しかし基本的には「宿の予約なし、現地の安宿街で当夜の宿を探す」スタイルで旅を続けてきました。

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韓国ソウルの安宿ラブホテル

 

韓国ソウルは私の第二の故郷です。いつものように安宿街を探していたのですが、ソウルは安宿街と呼べるようなチープホテルの集落はなく、その代わりに温泉マークの「連れ込み宿」がポツポツと各地に存在します。日本でいうラブホテルです。でも日本のラブホのように「けっこう高い」「ほとんど超豪華ホテルなみ」というわけではありません。連れ込み宿を、安宿の代わりに利用することができるのです。明日の朝まで眠る場所が確保できれば別に安宿だろうとラブホテルだろうと関係ありません。その日も、彼女(今の嫁)とふたりで、温泉マークの連れ込み旅館に泊まっていました。

その宿はいかにもラブホという感じの丸ベッドでした。丸いベッドなんてカタギのホテルにあるわけありませんよね? さすがに回転はしませんでした。安宿なので。

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【ソウル安宿事情】フライパンベッドは、熱くて、寒くて、半々地獄

ところがチープなホテルだけあって、部屋が寒いのです。外はソウルの冬でした。韓国の冬はとっても寒い。安ホテルの暖房はというと……まるできいていません。唯一、丸ベッドがオンドルのようにになっていて、そこだけは温かいのでした。っていうか、熱いぐらいでした。なぜかフライパンのように丸ベッドだけが熱くて、室内は凍るように寒いのです。掛布団がタオルケットのように薄いため、せっかくの熱が逃げてしまうのでした。

しばらくは我慢してフライパンベッドの上で眠ろうとしたのですが、下は熱いし、上は寒いしで半々地獄のようでした。しばらく我慢しましたが、ベッドの熱さも、部屋の寒さも、どちらも耐えられません。とうとう私はネをあげて、ホテルの管理人のところに行って「寒い。寒い! 掛布団ちょうだい。布団ジュセヨー!」とすべてジェスチャーで伝えました。下痢のジェスチャーをすることを思えば、それぐらいのジェスチャーは余裕です。ちなみに私はソウル日本人学校出身ですが韓国語はまったく喋れません。

するとホテルの管理人のオッサンは「おお。さっきの日本人か。女と一緒だっただろ。こうやって(と、管理人のオッサンはオレを抱きしめた)抱き合って眠ればいいんだよ。そうすりゃ寒くないだろ?」とすべて韓国語でいいました。でも何を言ってるのかすべてわかりました。あたかも抱き合って眠るためにわざわざ室温を下げているんだといわんばかりの言いぐさでした。

オレも仕方ないので苦笑するしかなく(あまってる布団がないかもしれないし)、掛布団を体の下に敷いて直接フライパンベッドで炒められるのを避けつつ、隣の彼女(今の嫁)と抱き合って眠りました。

どこかから女の喘ぎ声が聞こえてきましたがこちらはそんなエロい雰囲気にはまったくならず、ただ生きのびるのに必死でした。

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安宿はおもしろい。貧乏旅行はやめられない。

わたしも長い間生きてきましたが、背中は熱くてたまらず、お腹は寒くてたまらずといった半々地獄をあじわったのは、あれが最初で最後でした。

でもこう思ってしまうのです。「これだから安宿はおもしろい」と。

たぶん高いホテルに泊まったら、ありきたりの快適なサービスが提供されて、こちらの記憶には何も残らなかったに違いありません。

安宿に泊まったからこそ、一生思い出に残る経験ができたのでした。

こう考えられるから、貧乏旅行がやめられないのかもしれません。

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