福岡国際マラソン勝手に完走

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どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?

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男一人で福岡観光。さて何をして過ごそうか

あまり出張のない職場に勤めていますが、ある時、福岡に出張に行く機会がありました。

仕事そのものは前日の夜に終わってしまい、次の日の夕方、飛行機で羽田に帰るまで福岡を観光する機会に恵まれました。

さて、男一人、福岡で、何して過ごしましょうか。帰りの飛行機の時間まで、何かをして時間をつぶさなければなりませんが、何をしたらいいのかわかりません。

中洲の屋台が盛り上がるのは夜からです。昼間に行っても面白くありませんでした。

福岡というのは不思議なところで、市としては福岡ですが、ハブの駅名は博多駅です。戦国大名(黒田家)の国替えが影響しているのだと聞きました。

博多はなんでもあるのですが、東京から来た身からすると、都会的な面白さという点でいうと、所詮は小東京、すべて東京で体験できるものばかりで面白みに欠けます。

せっかく福岡にいるのですから、福岡でしか体験できない何かはないでしょうか。せっかくですから「福岡ならではの過ごし方」がしてみたいと私は探していました。東京では絶対に体験できないものを。

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プサンに行くというウルトラ技がある

最初に考えたのは韓国「釜山」です。「福岡ならではの過ごし方」を探していてどうして釜山を思いついたのかというと、かつて釜山のカジノ・ホテルの周辺の屋台で福岡の市議会議員のサインを見たことがあったからです。

「私はフクオカの市議会議員です。この屋台はおいしいですよ。常連客の私が保証します」というラクガキを見たことを思い出したからです。なんで福岡の市会議員が常連客になっているのか? おそらく公用ではありますまい。

おそらく私用。しかも飛行機ではなく、船で渡航しているのだろうと私は思いました。

福岡と釜山の間にはフェリーが出ています。往復1万円ほど。この価格で外国に行けてしまうのです。「船で異国」この発想は関東に住んでいるとなかなか発想できないと思います。

しかし高速船ならたったの3時間で着いてしまうのです。一泊二日の弾丸トラベラーが十分に成立します。

プサン弾丸。本気で検討しましたが、時間的に厳しいのと、いちおう出張中なので、万が一事故でもあったときにマズいと思い、プサンは断念しました。

残念でしたが仕方がありません。もともと弾丸トラベルは好きではないのです。できるかぎり暮らすようにのんびりと過ごすのが海外旅行の理想です。

いろいろ考えた末、ある挑戦をやってみようと思いました。それは福岡国際マラソンを(勝手に)完走することです。

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福岡といえば福岡国際マラソン

福岡ならではのこと? マラソンランナーにとって福岡といえば福岡国際マラソンです。個人的に福岡国際マラソンのコースを調べ、ジョギングで完走してみようと思いました。歩道を走って、信号など順守しても5時間もあれば完走できるでしょう。

福岡国際マラソンのコースはインターネットで調べればすぐにわかりました。スマホのGPSで現在地もわかります。

やる気になれば誰でも走れます。これこそ「福岡ならではの過ごし方」ではないでしょうか。こういうことは発想が勝負です。私は出張の道具にランニングシューズをしのばせることにしました。

私が雑誌『ランナーズ』でマラソン2時間30分を切る「超人」たちを取材していた頃、或る九州のランナーが「福岡国際マラソンこそ日本一のマラソンランナーを決める大会だと思っている。みんな、福岡で会おう」と紙面にメッセージをくれたことを思い出します。

サブスリーランナーの私ですが、福岡国際マラソンに出場するほど速くはありません。

福岡はプロやセミプロ、この世界の超人だけが走れる特別なエリート大会です。Aグループで2時間27分、Bグループで2時間35分を切った実績がないと出場できないのです。もはや出られる方が異常です。

本来、出られない大会ですが、ここは勝手に完走させてもらいましょう。名づけて「福岡国際マラソン勝手に完走」です。そして自分が完走したマラソン大会のうちのひとつに、勝手に数え上げさせてもらいましょう。

翌朝、ホテルの部屋を出るまでの準備は本当に楽しいものでした。とうとうおれも福岡国際マラソンを走る日が来たか、と勝手にわくわくしました。

スタート地点に移動し、いよいよ日本一のレースの開始です。ライバルは自分ひとりです。

途中で売店に寄ったりしながら、のんびりランニング。辛くなったらペースを落とせばいいのですから本物のレースとは全然違います。ただ楽しいの一言です。

テレビのマラソン中継で見ていた風景が目の前で展開されていきます。

コースの距離感や高低差、周囲の雰囲気などは、やはりテレビを見ただけではわかりません。とくにテレビ中継ではランナーばかり映しているため、博多駅や香椎宮など名所はちらっと映るだけですから、走ってみなければわからないことはたくさんありました。

コース途中の博多駅には、歴代の福岡国際マラソン優勝者の足跡があると知っていました。

この足跡はマラソン関係者の間では有名です。私もわざわざ立ち寄りました。

ところが博多駅関係者に聞いても場所を知らない人ばかりです。そもそも優勝者の足跡があることも知らない人ばかりでした。たくさんの人に聞き込みをしてようやく足跡を発見しました。たしかにあまり目立つ場所ではありません。普通に博多駅を利用する旅客にとっては馴染みのないものかもしれません。

しかし私にとってはわざわざ見に行くような場所です。つまらない観光地よりもよっぽど見たい場所だと言ってもいいでしょう。

ランナーのみなさんにとって最も印象に残るマラソンは、どのレースでしょうか。

サングラスを投げ捨て、両手を突き上げてゴールするシドニーの高橋尚子でしょうか。

世界一のラドクリフを突き放して眩しい太陽の中を独走するアテネの野口みずきでしょうか。

私にとっては衝撃的だったのは1983年の福岡国際マラソンです。瀬古利彦がタンザニアのイカンガーをトラックのラストスパートで破って優勝した伝説のレースです。42.195kmの長距離走が、まるで100m短距離走勝負のようでした。あの試合を私はテレビで見ていました。まだ子供だったけれど、本当に衝撃的でした。あんなにかっこいいマラソンの勝ち方をそれ以降、一度も見たことがありません。

ニューイヤー駅伝と時期が近いために、実業団選手からは敬遠されがちな大会ですが、市民ランナーには関係ありません。市民ランナーの日本一を決める大会は、依然として福岡国際マラソンでいいと思います。

歴史は上でも、世界最強クラスのマラソンランナーがバンバン走りに来るワールドマラソンメジャーズの「東京マラソン」には、レースの格ではもうどうしたってかないません。

だったら提案ですが、福岡国際マラソンは、市民ランナーの部をつくって優勝者とは別に表彰したらどうでしょうか?

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「市民ランナー日本一」裏表彰をしたらどうかという提案

ランニングで収入を得ていない純然たる市民ランナーが、福岡国際マラソンに出るためにどれだけ努力しているか、雑誌『ランナーズ』のライターだった私はよく知っています。

表彰をテレビ中継に映せと言っているわけじゃありません。テレビには一番速く走った英雄だけが映ればいいと思います。

そうではなくて、福岡国際マラソンがランナーの永遠の憧れの大会でありつづけるために、「市民ランナー日本一」の表彰を、テレビ中継とは別の場面で、真の優勝者とは別に、裏表彰をやったらどうか、という提案をしているのです。その部門は部門で表の表彰以上にメチャクチャ盛り上がること間違いありません。

なぜなら表の表彰はもはや残念ながら真の日本一を決めているとは言い難いからです。所詮、福岡国際マラソンに出た選手の中での優勝です。有力なニューイヤー実業団選手は敬遠ぎみで出ませんし、設楽啓太の日本記録も東京マラソンから出ています。東京マラソンからは世界記録だって期待されているのです。国民の注目度も首都東京にはかないません。

ならば、ならば、、、エリートの部でかなわないのならば、企画力で勝負しましょう。

市民ランナー日本一の表彰をすれば、みんなが目の色を変えて参集し、第二の川内優輝のようなスター選手が福岡の市民部門から出現するかもしれません。

冗談ではなく、本気で提案します。

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勝手に完走シリーズは続く

平和台陸上競技場は週末開放中でした。私はトラックを走り、瀬古利彦のように全力でゴールすることができました。

最高でした。どんな観光地をめぐるよりも楽しかったです。

出張のついでに観光する代わりに、勝手に福岡国際マラソンを完走した時の思い出です。

おかげで、その後、福岡国際マラソンのテレビ中継を見るのが、以前よりはるかに楽しくなりました。

途中で立ち寄ったお店とか、信号待ちした交差点とか、画面にチラッと映るので「勝手に福岡国際マラソン完走」の思い出がよみがえってきます。自分の脚で完走したコースですから、思い入れが違います。

次は琵琶湖毎日マラソンを勝手に完走してみようかしら。またテレビを見るのが数倍楽しくなるんだろうなあ。

★~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

自由と社会との折り合いを模索するブログです。

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!?

プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人

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ソウル日本人学校の出身です。応援おねがいします
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