ホノルルマラソン賛歌。君の名は? 倒れる一本の棒。野性的なフンドシ男の完璧なフォーム。ランニング・イラストの最高峰

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波間に浮かぶボトルの手紙を、インターネットの海に流しました。

このメッセージをあなたが受け取ってくれたのは「奇跡」です。

受け取ってくれて、ありがとう。

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どうもハルトです。みなさん、今日も元気に走っていますか?

ところで、みなさんの初マラソンはどこでしょう?

私の初マラソンはホノルルマラソンです。AM5:00に花火とともにスタートして、暗い夜を走ります。AM5:00にスタートするということは、起床は3:30ぐらいということです。非日常の一日にドキドキしながら、初マラソンの準備をしたことが今でも忘れられません。

大勢で、お祭りみたいで、本当に楽しかった。

ワイキキに入ると、突然、視界が明るくなりました。街灯が奇跡のように輝いて眩しくて。あの光景は忘れられません。

また天国のカハラ地区地獄で(泣)。

「できれば4時間以内」その目標はカハラあたりで難しいと分かりました。それでも「一歩も歩かず完走」もう一つの目標だけは歯を食いしばって果たそうと走り続けました。

最後のゴールが見えた時、これまでヘロヘロだったのに、なぜか急に走れるようになって渾身の力でゴールに飛び込みました。「一歩たりとも歩かない」「絶対完走」その意地だけは貫き通して。

大人になってこんなに無茶苦茶に力を振り絞ったのは初めてでした。爽快感充実感に満ち溢れていました。

サブフォーを狙って走った初マラソンは4時間12分でした。忘れません。あれでマラソンにハマりました。ほんとにホノマラは最高です。

ゴールの翌日、ワイキキは完走Tシャツを着たロボットみたいな歩き方をする人たちであふれかえっていました。笑いました。自分もその一人でした。足が上がらなくて、腕の力でバスに攀じ乗ったことを覚えています。

 

ところで今回語ろうというのは、この男です。

ホノルルマラソンフィニッシュラインのボードにも描かれているホノルルマラソンのイメージランナーです。

ところで君の名は?

ググってみたけれど、君の名前はわからなかった。作者の名前も。

その裸足半裸。野性的なフンドシ。そして完璧なフォーム

私はメロスと呼んでいます。太宰治の『走れメロス』とイメージがつながっています。

世の中にランナーのイラストはたくさんありますが、この男ほど完璧なイラストを私は見たことがありません。

「ランニングとは身体を一本の棒のようにイメージして、棒が前に倒れるときに身体を支えようと足がスッと前に出ることを繰り返すこと」そんな風に言われます。

よく見てください。メロスを。完璧だ。

全身が一本の棒のようになって、

腰が一本の棒の上に高く乗っていて

突き出した膝が曲がっていて

フォアフット着地

そして、野性的で、禁欲的。

ランニング・イラストの最高峰

これ以上に完璧なランナーのイラストがあるでしょうか。私は自分以外の他の誰かがメロスを絶賛しているのを今まで見たことも聞いたこともありません。誰が書いたのか知りませんが、実にすばらしいイラストだと指摘させていただきます。心からいいね!」をさせていただきます。

そしてひとりでも多くのランナーの方が、あのすばらしいホノルルマラソンを体験してくれることを期待しています。

私も、いつかまた再び、あの夢のホノマラを走りたいと思っています。

もう一度、ホノマラを走るために、走り続けることを決めたと言ってもいいのですから。

プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人。現在、仮想地球一周ランニング中。
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