お金よりも時間の方が大切

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どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

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旅行をするなら貧しい国の方が面白い

私は貧しい国が大好きです。旅をするなら貧しい国の方が面白い。そう感じています。

どうして貧しい国の方が面白いと思うのでしょうか。

それは祖国日本が豊かであるために、豊かな国ほど日本に似ている(=つまらない)ということがあるのだと思います。

せっかく旅に出たというのに、いつもと同じような場所では面白くありません。

気候や宗教が違うとガラッと国の雰囲気が変わりますが、貧富の違いも、ガラッと国の雰囲気を変えます。

私がこれまで旅をした国の中でも「貧しい」二台巨頭はネパールとカンボジアです。

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アジア最貧国ネパールこそおすすめ

ネパールでは、放浪旅行で初めての盗難事件に遭いました。

ネパールは国一番の繁華街の交差点が、舗装もなく、水道管がむき出しの状態です。これがガス管だったら大変です(汗)。

ネパールは不毛のヒマラヤ山脈に抱かれた国です。どん詰まりの大地です。海もなく、熱帯の果実もなく、天然資源もなく、産業もありません。何一つ輸入しなくてもやっていける超大国のインドと中国に囲まれているため、殖産興業のしようがないのです。

アフリカの奥地にはネパールよりももっと貧しい国もあるかもしれませんが、私は行ったことはありません。標高が高く寒いため感染症が蔓延しない分、ネパールにアフリカのような悲惨さはないのですが、不毛のヒマラヤと超大国インドに挟まれた国ですから、豊かになる潜在的な可能性はむしろブラック・アフリカの貧しい国の方が上かもしれません。

一国の首都の、一番の繁華街の、目抜きの交差点がこの写真の如くなのです。それがどういうことか想像してみてください。

石油を外国から買う金がないため、国全体が計画的に停電します。

カトマンドゥから飛行機で移動して、ポカラで新年を迎えたのですが、午前零時は停電で真っ暗でした。年末年始のカウントダウンの瞬間が真っ暗ですよ!

こんなことは人生初です。

年末年始っていうのは、もっともその国が盛り上がる瞬間といっても過言ではありません。その瞬間がポカラでは真っ暗だったのです。

悲惨な旅行だったか、ですって? とんでもない。

それはもう過去にタイムスリップしたみたいに、面白くてたまらない国、それがネパールです。

だいたい年始のカウントダウンが真っ暗だったからって何の問題があるでしょうか。

そもそも日本古来の伝統的な「除夜の鐘カウントダウン」だって真っ暗ではありませんか。

眩しいほど華やかなカウントダウンは一部の大都市か、イベント会場だけです。

貧しい国ほど、過去にタイムスリップできます。昔は日本もこうだったんだろうな。と思うわけです。

北朝鮮の「金正日将軍マンセー(万歳)」なんてネット上で若い人がバカにしてますけど、戦前の日本は全く同じことをやっていたのです。「テンノーヘイカー万歳!」と。

決してバカにしてはいけません。

北朝鮮で生まれ育ったら、同じことをやっているのです。あなたもわたしも。

北朝鮮に行っても、やはりタイムスリップできるでしょう。

また貧しさは、人間を素朴にします。生活が原始的でわかりやすく、人間活動が生きることに直結しており、生きることがむき出しのところが私にとっては面白いのだと思います。

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豊かさって何だ

カンボジアもすごく面白かったです。カンボジアも非舗装の道がたくさんありました。まずしい国ほどアスファルト道路じゃありません。

琵琶湖の18倍という東南アジア最大のトンレサップ湖の片隅で暮らす水上生活者の生きている姿は、アンコールワット遺跡よりも面白かったといっても過言ではありません。

琵琶湖のように護岸工事された湖と違って、太古の姿を残す湖は刻々とその姿を変えます。

夏季には周囲の土地を水没させて、乾季の約6倍にも面積が膨れ上がるそうです。氾濫を繰り返したというナイル川のようですね。

そこでは何万人もの湖上生活者が、魚を釣ったり、洗濯をしたり、ボートで移動したりしていました。眺めているだけで、時間がたつのを忘れてしまいます。

湖上で生活するのは、おそらく土地代というものがいらないからでしょう。

家は湖に浮かんでいます。電気はバッテリーを使っているそうです。

湖そのものが大きさ、形を変えるワンダーランドですから、ボートで「浮いた家」を引いて移動するのです。まるで車中泊のようです。

湖上には家だけではなく、水上デパート、水上学校、水上娯楽施設、水上レストラン…数万人の人が暮らす街のようなものですから、何でもあります。これらが湖の形が変わると離合集散するわけです。

黄土色に濁った水が果てしなく続いています。しかし世界地図ではこの湖でさえ小さな存在です。アメリカの五大湖はどれほど広いのでしょうか。

世界は狭いようで、まだまだ広いのかもしれません。

人間は貧しいほど生きることがわかりやすい存在になり、文明的になればなるほどよくわからない存在になります。

貧しいほど「メシを食うために生きている」と実感して生きており、豊かなほど「何のために生きているのかわからなく」なります。

豊かさとは何なのか、考えさせられます。

日本人が本当に幸せな民族でしょうか。日本社会は本当に楽しいですか?

豊かさにふさわしいものを享受していますか? 私はそうは思いません。

不思議なことに、貧しい人たちの単純な暮らしの方が楽しそうに見えるのです。

国民性、人間性もあるかもしれませんけれど。

一般に暖かい国の方が笑顔です。寒い国は豊かでも厳しい顔つきになります。

平均月収が世界一クラスなのがスイスですが、スイス人にとってスイスは「とても退屈」な国なのだとスイス人から聞きました。あんな氷河が削った美しくスカスカな国ではトレッキングぐらいしかすることがないのかもしれません。

逆に貧しい国で「退屈」とか「つまらない」と聞いたことがありません。

そのせいか、私は日本でも、基本的にお金を使わない生き方をしています。フルタイム勤務しているサラリーマンが「金がない」とぼやくのが信じられません。いったい何にお金を使っているでしょうか。

貧乏も「ごっこ」ならば楽しいですよ。

結局、バックパッカーとは、貧乏ごっこを楽しむ人たちなのかもしれません。

アパートの家賃光熱費を除けば、食事は一日一食ですし、ほとんどお金のかからない生活をしています。

ランニングは無料で楽しめます。

しかしハマりすぎて、日本に帰国してからも同じスタイルで生きていこうとすると、やがて日本のサラリーマン社会に復帰しがたくなるのでご注意ください。

お金よりも時間の方が大切だ、と思うようになったら、あなたは哲学者か、お迎えが近いか、バックパッカーかのどれかでしょう。

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

このサイトについて

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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ドラクエ的な人生
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