感動・ライフ・お金・仕事

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ロバート・ハリス『エグザイルス』の内容、あらすじ、おすすめの点

自分の道を行くということは、実際に旅に出るかでないかではなく、自分らしく生きたいと行動に出た人間はその時点で地図も海図も羅針盤もない長い航海へとすでに旅立っているのだろう。
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ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』学校によってスポイル・去勢される少年の物語

気づかなければ、外からあたえられた価値観を自分の中に取り込んで本当の自己を放棄して生きていけばいいのです。それはそれで楽なのでしょう。楽だから多くの人がその道を選ぶのです。しかし気づいてしまったら、もはや後戻りはできません。
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人類史上最大のベストセラーは『聖書』。二番目の『共産党宣言』

「プロレタリアはこれまでの社会秩序を暴力でくつがえさなければかなえられない、と公言する。支配階級は共産主義革命にふるえあがるがいい。労働者は自分の鎖のほかに失うべき何ものももたない。プロレタリアは世界を手にするのだ。万国の労働者よ、団結せよ」
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【旅人の主題歌】ウォルト・ホイットマン『大道の歌』。旅人の守護聖人

宇宙そのものが一つの道、多くの道、旅ゆく魂たちのための道だと知るために。暗いところに閉じこもっていちゃだめだ。でかけよう。ありとあらゆる形式から。でかけよう。かつて始まりがなかったように今は終わりのないそのものに向かって。
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ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』「人間よ、野性にかえれ」という叫び

もちろんここでの犬は人間の比喩でしょう。飼い犬バックはひょんなことから野性の世界へと放り出されてしまいました。そこで過酷な体験に耐えて、自立を目指します。そのためにはおのれの中に眠る先祖の血、野性に帰らなければなりませんでした。『荒野の呼び声』が、動物が主人公なのにジャック・ロンドンの自伝的小説とされるのは、その行動が似ているからではなく、その心の流れが似ているからです。
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ディスニー映画『モアナと伝説の海』に登場する半神マウイは実在の神さま

マウイとはポリネシアの神格化されたプロメテウス的英雄。天国に括り付けた釣り針で海底に沈んでしまった陸地を釣り上げたり、空を持ち上げたりした。空を持ち上げてくれたおかげで四本足で這っていた人間は立つことができるようになった。太陽をつかまえて昼を長くした。
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ジャック・ロンドン『赤い球体』生首がいぶされて回転する怪奇小説

バセットとメドゥーサの共通点といえば、首が斬られて曝されるというところですが……敗者の真理、悪魔主義者みたいな発想なのかと思って真理=メドゥーサというのが気になりました。しかしただ≪真理≫と読んで、小説の上では何の問題もありません。
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【ケニングという修辞法】ベーオウルフ。かわいそうな「グレンデルの母親」名前ぐらいつけてやれよ!

ケニングという修辞を知りました。ケニングというのは北欧で中世に流行っていた修辞法だそうです。ハードボイルドな文体もときにはいいと思いますが、ケニングの文体もぜひ読んでみたいと思います。エスプレッソばかり飲んでいると、ときには違った飲み物を飲みたくなりますものね。
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日本人は箸をつかうから指先が器用でものづくりが得意というバカ理論の大嘘

実際に左手で箸をつかってみると、意外と簡単に使えました。聞き手じゃない方の手で箸をつかうのは、思ったよりも簡単です。必要に迫られて左手に箸をもって食事せざるをえなかったのですが、たいして苦労しませんでした。今でも左手で箸を器用につかえます。
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ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』リベンジマッチ。卑怯者は勇気を取り戻せるか

キリストがやったみたいなどんでん返しを示唆していると思いませんか? 一般的に十字架にはりつけにされて殺されることは「敗北」ですが、イエスはそのことによって「なしとげた」とすることによって敗北を超越しました。ジムもみずからを銃口の前にさらけだすことによって、約束を守り、過去の不名誉を払拭したのでした。
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DIE WITH ZERO。貯金を残さずゼロで死ぬ方法。死から逆算して人生を最適化する。

父親のように生涯ひとつの会社に定年まで勤めなければならないとか、サラリーマンだけが仕事の選択肢だとか、ブロガーやYouTuberは仕事じゃないとか、そういうのは偏見です。打ち破った時にはじめて、自分が偏見にとらわれていたことを知るのです。
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根拠のない自信。自信はたいてい根拠のないもの

「なにその根拠のない自信?」このセリフをいうのは常に「他人」です。「自分」ではありません。他人には信じてもらう必要がないのです。自分で自分を信じればそれでじゅうぶんです。それが「自信」です。根拠のないのが自信なのです。
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『ジャック・ロンドン放浪記』ホーボーって何だ? 無賃乗車・ただ乗りという放浪スタイル

自分を知っているものが誰もいない場所で、これまでの自分を捨てて、何もない自分として未知の風景の中に自分を溶け込ませること。宇宙に溶けること。それが放浪の真髄なのかもしれません。
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天皇が朝鮮にルーツをもつとしたら日韓併合は韓王朝が交代したぐらいのことだと思ってもらえないかしら?

壬申の乱。天智天皇、天武天皇、持統天皇日本の歴史の本を読んでいたら、おかしなことにぶち当たった。大化の改新を行った中大兄皇子は長じて天智天皇という天皇になりました。ところがこの天智天皇の次の世代は、帝の座をめぐって争いがありました。壬申の乱...
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木更津ブルーべり狩り

いいとこ取りで申し訳ないのですが、果物のもぎ取りは、農家のいちばん楽しいところだけと切り取って体験できるので大好きです。ブルーベリー狩りの場合のおいしい食べ方は、一粒づつ食べるのではなく、一気に5粒ほどを摘み取り、大人食いすることです。
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年金は月ベース計算か、年ベース計算か。

国民年金は優良商品といわれています。満額払い込んで、長生きする(バックを受け取る)のが、もっともいいのです。長生きすることが不幸にならないように、公的年金は満額払った方がいいですよ。
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株式配当の確定申告。市役所に書類を提出するんじゃ意味がない

確定申告は【e-tax】を利用して、税務署に行かなくても申告ができます。しかし住民税の方は、結局、(仕事を休んで)市役所に行かなきゃいけないみたいです。「わざわざ市役所に行かなくてもいい」ところまで、やってはじめていい仕事をしたといえるのです。
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インド神話『ラーマーヤナ』のあらすじ。ギリシア神話との類似点

『桃太郎』が『ラーマヤナ』から影響を受けているのではないか、というふうに考える人もいます。とすると、その『ラーマヤナ』が『ギリシア神話』から影響を受けているわけですから、物語のルーツはギリシアにある、ということになるかもしれません。
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戦争を経験した祖父が証言・書き残すのを拒否した話し

戦争で、泣いている人がいる。たくさんの泣いている人がいる。しかし見たこともないような悲劇はなにひとつとしてない。どれもこれも過去におこなわれてきたことばかりだ。すでに知っている悲劇ばかりだ。真新しいことは何一つ経験しなかったとさえいえる。
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ドストエフ好きー? いや嫌い。『白痴』の内容、感想、書評

和訳された書物の場合、名前は統一した方がいいんじゃないでしょうか。どうせ日本人が読むものですから、ロシア本国の繊細な関係性なんて日本人にははかりしれませんし、それをとるメリットよりも、誰が誰だかわからなくなるデメリットの方がずっと大きいと思います。
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ヘルマン・ヘッセ『クヌルプ』おまえはさまよい歩き、定住する人々に、いささかなりとも自由への郷愁を伝えなければならなかった

みんなが同じ生き方をしているとき、そうでないものの生き様はそれだけで価値があると私は思います。定住し税金を取られる生活をしている者が、放浪しあたりまえの価値観に染まらないクヌルプを憧れの目で見つめたのは、そして軽侮の目で見つめたのは、あたりまえのことでした。今の自分じゃないなりたい自分になるために、今の自分を認めて許してあげるために。
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ヘルマン・ヘッセ『郷愁』個人には自分を完成する責任がある。地域や先祖のせいにはできない。

現代の私たちはヘルマン・ヘッセ『郷愁』ほど牧歌的な時代に生きてはいません。実存主義の世界に生きていて、個人には自分を完成する責任があります。先祖や地域の由来にすればいいという時代はある意味で今ほど生きにくい時代ではなかったといえるかもしれません。
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村上龍『イン ザ・ミソスープ』痛さによって目覚める。社会に染まることから、自分を取り戻す

≪黒い鳥≫は、個人を覆いつくそうとする社会の影響でした。その黒い影に覆われるということは、自分らしさを殺すことであり、他人時間を生きることでした。だから「おれはおれのことがわからなくなる」のです。自分の腕にガラスの破片を突き刺して痛さによって目覚めようとします。世の中に染まることから、自分を取り戻そうとするのです。
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哲学者ナンバー2プラトン『饗宴』少年愛を賛美する本。

ひたすら少年愛を賛美する本です。女性との性愛は肉欲だけだが、少年との性愛は精神的なもので男女のまぐわいより上質なものだと書いてあります。少年にとって年上男性との性愛関係は社会への登竜門であり、年上男性が少年を愛し訓育することは社会に対する奉仕であるかのように書いてあります。
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ニコライ・ゴーゴリの寓話『外套』無限ループの終わらない物語。ロシア革命の予言の書

幽霊を「主人公本人」と考えるか「主人公とは違う別人」と考えるかで、物語の解釈がだいぶ変わってきます。しかしどちらにしてもその後のロシア革命を予言するような書になっていることは間違いありません。
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モーパッサン『脂肪のかたまり』。文学界隈に出没する「性格のいい売春婦」という妖怪

追い詰められた戦時下では人間の本性が剥き出しになります。一般的に堕落と見られている売春婦が「いいひと」で、一般的に高潔と見られている逃避行グループの貴族たちが「人間のクズ」だったという作品です。
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ヘンリー・ミラー『南回帰線』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

≪永遠に理解されることのない、強烈な作品≫をものしようとするヘンリー・ミラー。はたしてそれはどのような作品になったのでしょうか。本書『南回帰線』そのものがその答えです。これまでにない強烈な作品をつくろうとした作者の野心がこの際限のない幻想、イマジネーションの物語をつくったのか。と感得できれば読んだ甲斐があったというものです。
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洗濯王が教える洗濯のコツ。裏返しのまま洗って、裏返しのまま干すのが正解

市民ランナーのランニング三冠王は洗濯王でもある夢想することがあります。ドラゴンボールの戦闘力を表示するスカウターのように「生涯ランニング距離」が表示されたら面白いのに、と。私はランナーです。これまで地球一周をはるかにこえる距離を走ってきまし...
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賢者の言葉「あたし、普通の人が好き」

「普通の人が好き」おつきあいするならば、なんら人から突き抜けた特色なんかないほうがいい。とびぬけた何者かになろうという野心なんかないタイプの方が、パートナーである女性を幸せにしてくれる可能性が高いでしょう。そういう彼女の知恵深さが、人生経験を積めば積むほどわかったのです。
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【群衆パニックの恐怖】原材料が植物繊維のトイレットペーパーが、オイルショックで買い占められた理由

トレぺは植物の繊維からできています。基本的には石油製品ではないはず。それなのにどうしてオイルショックでトレぺが買い占められたのでしょうか? みんなが殺到して買い占めたらトレぺはなくなってしまいます。理性的、冷静な判断も役に立ちません。群集心理というのはこれほどまでに恐ろしいものなのです。
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【読書】若いと、読めない!

若い頃の読書は、どんな生き方が描かれていても、自分もその生き方を選ぶことができるから、自分のこととして読むことができます。逆に、若く感受性が繊細すすぎると作品世界のヒリヒリした純粋さに影響されすぎて現実が辛くなる境地がありえます。本を読みましょう。
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【荒野のおおかみ】ステッペン・ウルフのあらすじ・書評・魅力・解説・考察

『荒野のおおかみ』は寓話です。もっと遊びたかった。恋したかった。ダンスしたかった。楽しみたかった青春。愛されたかった自分。二度と戻らない青春。一回きりの人生。果たされなかった思い。荒野のおおかみの叫び。そのことに気づいて、ケリをつけにいく物語がステッペンウルフだったのだと私は思います。
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プライマル・スクリーム(原初からの叫び)

万人に通用する理論なんてものはありません。人の傷、人の真理は個人的、具体的なものです。プライマリー理論にぴったりと合致する人がいます。そしてそうでない人もまたいるのでしょう。人の数だけ苦痛と解放の闘争があるのです。
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スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ

スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ生きているあいだにパソコンを、マウスを、USBを、ipodを、iPhoneを普及させて世界を変えたといわれるスティーブ・ジョブズ。彼のことをIT長者だと思っている人も多いと思います...
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【諸子百家】韓非子ってどんな思想家? 人物と死因

それはウサギが切り株に当たったような一瞬の出来事であり、時がすすめば今の自分の思想も世の中と会わなくなり古くなってしまう日が来る。韓非子も君主に近づいて、そして殺されてしまいました。「君子あやうきに近寄らず」も韓非子だったらよかったのにね。
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天然ボケ妻語録。えだだれさくらってどんな桜? 「オヤジィ!」ヤクザの親分の息子

おれぁヤクザじゃないからさ。詳しくは知らないけど、可愛がってもらったいた子分は親分さんのことをオヤジって呼ぶんじゃないの?
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韓国の宗教分布。キリスト教徒が多いわけ。

韓国には、異端といってもいいぐらい本来のものとはかけ離れた「キリスト教」もあるようです。教祖が自分は救世主だと自称してシャーマンのように神がかりになるような新宗教や、キリストの生まれ変わりだと主張するような新宗教の信者が韓国人キリシタン30%の中にカウントされてしまっているのです。
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【怒る富士】富士山の大噴火。山頂が噴火してもっと高くなるか。

同時代の作品でも、外国の小説は風俗が違うので、SFやファンタジーのように読めたりするのですが、日本の小説だとそうはいきません。富士山の噴火を人間が短い生涯の中で見ることができる人は稀です。見たくもあり、見たくもなし、ですね。
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毎年恒例の花粉症。医師の診断書は省略できないのか?

コロナ禍で、なるべく人と人が接しないようにと、いろいろなことが変わりました。ついでに花粉症の薬ぐらいは処方箋なしで去年と同じ薬を出してもらえるようになるとありがたいと思います。花粉症って厳密には病気じゃありません。病気じゃないもののために医院で待たされて新型コロナウィルスにかかったのではわりにあいませんぜ。
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お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

人の知らない情報をもっていれば、小説家になれます。殺人のマニュアル本は出版できませんが、探偵小説なら微に入り細を穿ったリアルな描写で殺人を描いても何の問題にもならず、それどころかかえって高評価されることもあります。脱税の指南書は書けませんが、小説なら書けるし、むしろ褒められもするはずです。
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ジャック・ケルアック【ザ・ダルマ・バムズ】禅ヒッピー

出かける時がやってきたのだ。リュックサック大革命を起こしてやるのだ。禅の風狂の精神で放浪するんだ。「世界中をリュックサックを背負った放浪者で埋めつくしてやるのだ」ビートニクのこの願いはヒッピーたちによって程度実現しました。
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【医者ぎらい】「風邪かどうかは、これから診察しておれが決めるんだ」と怒る先生

熱を下げてくれただろうって? ちょっとまってください。熱を下げてくれたのは薬剤師が出してくれた錠剤です。クスリのおかげであって、医者のおかげではありません。その薬を開発したのは、あなたを診察した医者ではありません。町医者は風邪にはこの薬が効くということを知っているだけのことなのです。
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漫画家・松本零士は『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』の原作者だといえるのか?

こんな電車で旅したくねえよ(笑)。そう思わされるのが漫画『銀河鉄道999』です。漫画原作では例外の事件ばかりが描かれます。平穏な旅がありません。物語っていうのはこういうものなんですね。例外集、トラブル集といったほうがいいでしょう。例外を描くのが物語なのです。
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偉そうに? どうして無名の一般市民が世界史に残る文豪・偉人を上から目線で批評・批判できるのか?

認識とか、発想とかで、人生はそう変わりません。だから相手が世界的文豪でも、しょせんは年下の小僧の書いた認識に対して、おまえはわかってないなあ、と言えてしまうのです。それが年上だということです。涅槃(死。悟りの境地)に近いということなのです。
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先天性失聴者の【音がない世界】。「言葉は音」音先字後(おとせんじご)

私の場合、言葉とは、文字ではなく音です。一般的に「言葉というのは音」だといっていいでしょう。先天的失聴者は、私の場合の『音先字後』とは脳のフォーマットが違います。これはどういうことかというと、言語の獲得に至るルートはひとつではなく、いくつものルートがあるということです。
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ドストエフスキー『地下室の手記』自意識過剰な劣等感・対人恐怖症オタクの嫌われ遍歴

ぼろぼろの部屋着姿を見られたことを一生根に持つのです。涙を見られたことを許す気になれません。生々しい真実の告白も聞かれてしまいました。そのことが許せないのです。彼女に跪くことで、彼女を憎むようになるのです。虚栄心が傷つくからです。
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究極のパワハラ発言「みんながオレだったらいいのに」周囲が凍りついた

不用意な独り言は退職するまでついて回ったということです。「ああ、あの『みんながオレだったらさん』だろ」とあだ名みたいになってしまってずっと陰で言われ続けました。みなさんも、不用意な独り言にはご注意ください。
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キリスト教が世界一の信者数を誇る不滅の宗教であるのはなぜなのか?【獄中記】オスカー・ワイルド

イエスは一編の芸術作品も残しませんでした。しかし彼の生涯が至上の芸術作品でした。「人間が芸術を欲する限り、最高傑作であるイエスの生涯は、決して滅ぶことはない」とオスカー・ワイルドは主張したのです。イエスの肉体が残した生涯・思想は、永遠の命を得たということです。
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韓流ドラマ『愛の不時着』日本語吹き替え版と字幕版の表現・ニュアンスが微妙に違う理由

口が動いているあいだは喋っていないと違和感がでてしまう。吹き替えの場合、日本語のセリフの長さと俳優の口が動いている長さが同じだよ。同じぐらいの時間になるように調整してるんじゃない? 画面の口が閉じてるのに喋っても変だし。セリフがないのに画面の口が動いているのも変だから。
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キャラもろ被りといえば七福神。いちばんお金持ちなのは誰だ?

日本全国これだけ七福神があるんですから、みんな「キャラ被り」なんて気にならないんだろうなあ。キャラ被りが気になるのは、わたしのような少数派なのでしょう。
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わたしが投票に行かない理由。国民に主権なんてない。あるのは選挙権だけ

変えられる希望のない運命ならば、むなしい期待などいだかない方がマシというものです。むしろその状況の中でどう生きるか考える方が建設的です。運命にどう対処するか覚悟を決める、運命の中での自分の選択を考える方が、生きたかいがあります。
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帆船とヨットの違いとは? 堀江謙一『大平洋ひとりぼっち』

帆船とヨットの違いを調査したのですが……これがクジラとイルカぐらいの違いしかありません。大型なのが帆船(クジラ)小型なのがヨット(イルカ)という程度の違いしかないのです。帆船とヨットを区切ってむりやり「世界初」としていますが、帆船とヨットの差はほとんどありません。
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中華ファンタジー『白蛇伝』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

超能力が入り乱れて、最後は神仙と妖魔の大戦争がはじまります。ハルマゲドン(最終戦争)です。エンディングは、白娘はただの人間となって愛する男と結ばれます。ハッピーエンドです。こりゃあ完全に現代にも通用する話しだと思いました。
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『死刑囚最後の日』ヴィクトル・ユーゴー。死にのぞんだ心境を描いた、文豪だからこその作品

死に際しては、いつも同じような問いだけがあるのです……答えはありません! ヴィクトル・ユーゴーでさえ、何ら新しいものを提示することはできませんでした。これ以上、このことについて考えるのは無駄だということです。
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ヒッピー・バイク映画の最高傑作『イージー・ライダー』キャプテンアメリカはなぜ「おれたちは失敗した」と言ったのか?

スクエアとヒッピーの対決というのは、一神教キリスト教と聖霊信仰アニミズムの対決です。資本主義・物質主義と社会主義・ミニマリストの対決です。家父長制・男根主義とフリーセッ●ス・フェミニズムの対決です。体制と自由の対決です。伝統・権威とアナーキズム・ドラッグ&ロックンロールの対決です。民主党と共和党の対決といってもいいかもしれません。
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韓流ドラマはクラスメイトが恋愛におちいる「同級生もの」が多い(交通事故と記憶喪失も多い)

同級生補正というのは、異性を思う気持ちに友だち(チング)を思う心が上乗せされてパワーアップされた状態のことをいいます。この補正にかかった人物は、よっぽどのことがないかぎり、恋の相手は同級生からしか選びません。同級生恋愛、記憶喪失、交通事故、三つ揃ってはじめて韓国ドラマだといえるでしょう。
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文学の頂点。ユダヤ人強制収容所の記録『夜と霧』

生きることがわたしたちに何を期待しているのか、行動によって、適切な態度によって、人により、また瞬間ごとに変化する。生きることとはつねに具体的な何かであって、その具体性が、ひとりひとりにたった一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらす。全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在している
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毛の生えた、の意味・つかいかた。ゾウとマンモスの違い

ゾウは環境に適応して生き残った種族です。それに対してマンモスは環境に適応しきれず滅び去ってしまいました。「ほんの少しまさっている」のはゾウであり、マンモスではありません。だから「マンモスはゾウに毛の生えたようなもの」と表現することは、厳密には間違っているのです。
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自宅風呂シャワーで滝行

滝行の場合、水圧はものすごいし、そもそも水が身を切るように冷たかったりします。そういう外的要因に心を左右されないで、ざわついた心を無にするところに禅の極意があります。
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ドストエフスキー『死の家の記録』シベリア獄中記のあらすじと感想

繊細な人間と、鈍感な人間では、おなじ禁錮でも苦しみが違う。「死の家」は「生きている人間の家」でした。死んでいたのは自由でした。文豪が作品に残したことで、彼らは滅び去りはしませんでした。むしろ永遠の命を吹き込まれたといえるかもしれません。
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鴨長明『方丈記』隠者の生活。宮勤めを定年までこなし、退職後に雑記ブログをはじめた人の随筆を読む

なんで隠者文学が歴史に残るかというと、やっぱり現役の仕事がある人はそっちの方が主たる関心になってしまうからでしょう。隠者の考える生き方だけが、普遍性をもつのです。孤独とどう向き合うかを描いているから、コロナ禍の現代の人にも関心を惹起することができます。
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ドストエフスキー『貧しき人びと』どのへんが名作なのか? あらすじと感想

ドストエフスキー『貧しき人びと』ひとことでいえば「好きな男よりも、お金のある男を選ぶ話し」です。お金が二人を別れさせた、とも言えます。逆に言えば貧しさゆえにふたりは寄り添い合っていたともいえるのです。いっそのこと悪女に変貌してくれたほうが物語はおもしろくなったのではないか、と思っています。
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「日月火水木金土」仕様カレンダーと、「月火水木金土日」仕様カレンダーの違い

神は日曜日に「光あれ」と叫んで六日間天地創造の御業を振るわれた後、七日目に休息されたとしています。それが土曜日なのだそうです。だからユダヤ教徒の安息日は土曜日です。「光あれ」と叫んだ初日は日曜日なのです。
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コロナ感染症の時代は四年で終わる。2024年4月に終息し日常生活が取り戻せる

過去すべてのパンデミックは4年でおさまりました。新型コロナウィルスの時代も四年で終わります。2024年度初頭にはもう人々がコロナウィルスのことを気にする時代は終わっているはずです。この言葉を希望にして元気をとりもどしてもらいたいと思っています。
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読書家の定義。登場人物の名前の覚え方・テクニック

結局、自分が忘れてしまったシーンは自分にとって大切なシーンではなかったという考え方をしています。自分の感受性にひっかからないところは無視して読み進める、というのもひとつの読み方だと私は思っています。その本が自分にとって大切ならば、二度、三度と読み返すうちに、まるで友達の名前を覚えるように、キャラクターの名前をいつのまにか覚えてしまうことでしょう。
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【日本はオワコン】大平洋戦争は、今生きている人の幸せよりも、国の未来を優先して行われた

少数派は不満でも我慢する。それが民主主義の基本です。多数派をしめる老人たちが、国の要職を占める現状を、若者がどれだけ不満に思っても、少数派で選挙の勝てない以上は我慢してもらうしかありません。今生きている人の幸せよりも、国家の未来のことを優先して考えるのは危険思想ですらあるのです。
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『ブラック・ジャック創作秘話』手塚治虫・早漏伝説

「先生は忙しい、忙しいと言いながら、よく三人も子どもをつくる時間がありましたね」と誰かに皮肉を言われたところ「きみ、あんなのは5分もあればできるんだよ」と答えたというのを、何かの本で読んだことがあります。いや、そういうのを世間じゃ早漏っていうんですよ。手塚先生!!
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【フリーター、家を買う】親子関係が悪くなるのは、子どもが親から独立するための遺伝子のシステム

娘が父を臭く思うのは近親相姦を避けるために臭いによって自分に近い遺伝子を生殖行為から遠ざけるため。赤ん坊が抱くのをやめると泣き叫ぶのは、置き去りにされないための生存遺伝子のアラーム。反抗期は、子どもが独立するために、親と子の仲が悪くなるように遺伝子のシステムの中に組み込まれている。
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コントレックスのニセモノ? 女性ラベル透明版と、ラベル女性なし青色版

軟水を「おいしい」という人は、ちょっと日本語がアレなのではないでしょうか。「味しねえ!」というのが正常なリアクションだと思います。せいぜい「のどの渇きがうるおされる!」ぐらいなら理解できますが。
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エロい笑い話「わたしパンツ履いてくればよかった」ノーパン事件

彼女は畳の上の座布団を眺めてこう呟きました。「和室か……しまった。あたし、パンツ履いてくればよかった」おまえ、ノーパンかよ!! 私はビックリしました。私はそちらが気になって仕方がありません。大事件に発展しないかとハラハラしました。
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『宗像教授伝奇考』作家か、キュレーターか。作品か、まとめ本か。(書物の未来)

ひとつひとつの事実を説明するだけでは、ただの知識の寄せ集めに過ぎません。「まとめサイト」のようなものです。関連知識を並べて「ハイ、イッチョあがり」と本をつくるのは、安直すぎます。新たに付け加えるような書くべきことがないのなら、本なんか出さなきゃいいのに、と思いませんか?
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有名作家の絶筆本『転移』中島梓(栗本薫)のガンによる辞世の書・最後の一文字

末期になると、字は乱れ判別不能になり、誤字脱字も増え、判読不能になり……そして「ま」と書いて絶筆。わたしたちの期待通りに死ぬ直前まで書いて死んでくれたのだと思います。『転移』の場合、それで未完ではなく完結だったのではないでしょうか。
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南房総の水滸伝。曲亭馬琴『南総里見八犬伝』

曲亭馬琴『南総里見八犬伝』は、南房総に(里見家の)楽園を築くという話しです。それは南房総に常春の楽園ができればいいのにと願っている私の希望そのものだからです。南房総は山で仕切られた半島の南端。独立王国の様相を呈しています。南房総は常春の楽園です。
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ロビン・フッドとピーター・パンの相似点。ウイリアム・テルとの違い

ロビン・フッドとウイリアム・テル。どちらも自由を求めて悪政・権力と戦った弓の名手ですが、どちらも架空の人物だとされています。イギリス人も、スイス人も、民族を問わず自由を求める英雄を民衆は必要としているということかもしれません。
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FIRE! 隠居の本質は仕事を辞めることではなく、人間関係の位置を占めることを望まないということ

隠居の本質は仕事を辞めることではなく、人間関係の位置を占めることを望まないということです。ハンパに「中心タイプ」になろうとして失敗したら、センターにはなれず、自分らしさも失ってしまいます。自分をつらぬくことが、いちばん大切なことです。
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ザッヘル(ザッハー)マゾッホ。マゾヒストのマゾヒズム文学と奴隷契約書

マゾッホ文学をマゾヒズム文学として読むと理解できないだろうと思います。脳髄から発した性欲を否定して忘れ去ろうとした宗教と、それを真正面から見つめた文学というのは、やはりどこかで対決する運命なんだろうと思います。
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サマセット・モーム『淵』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

サマセット・モーム『淵』は『エドワード・バーナードの転落』と対をなす作品です。「南洋に同化しきれなかった白人男の悲劇」と「南洋に同化しすぎて白人社会を捨ててしまった白人男の生き様」。「転落しなかったバーナード」と、転落してしまったローソンの差は何でしょうか?
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トロイア戦争その後。オデュッセイアの表ルートと、アエネーイスの裏ルート

物語の元祖、トロイア戦争の「その後」は表ルート(オデュッセイア)も面白いが、裏ルート(アエネーイス)も負けず劣らず面白かったです。すくなくとも苦心惨憺たる航海の末、やっとのことで故郷イタキ島に戻り、愛妻ペーネロペーと夫婦生活を取り戻しただけのオデュッセウスよりも、アイネイアスの方が歴史的には大きな存在だったといえるかもしれません。
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入院して人と触れ合い元気になった独居老人の話し

独居老人が、入院という強制的な集団生活の中で、はつらつとした感情を示すようになったというエピソードを聞いて、ああ人間っていうのは人の間で生きているんだあ、と強く感じたのでした。テレビドラマ(映像作品)の視聴は刺激にはならないのです。
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裁判傍聴業とは何だ? オウム真理教「慟哭・林郁夫裁判」

「慟哭の法廷」と呼ばれた林の反省・苦悩する姿が、遺族をして「死刑をのぞまない」と評価されたことで、無期懲役となり死刑求刑をまぬがれました。いちはやくの自供が「自首」と認められ事件の全容解明に多大な貢献をしたことが評価されたからです。
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離婚女性におすすめしたい自分をさがす女の書。イプセン『人形の家』

自我なんてそんなわけのわからないものよりそばにいる人と楽しくおかしく生きて行った方がいいという考え方もあります。個性があるということは特殊で、フツーじゃないってことです。こういう人とつきあうと女性は振り回されて疲れます。「自我なんかいらない」と彼女は言いたかったのでしょう。
感動・ライフ・お金・仕事

人生の真実。すべての人間は負けて終わる

永遠に勝ち続けられる者なんて、ひとりもいません。これが人間のさだめです。負けを知らない人間なんて、古今東西、ただのひとりだって存在したことはありません。すべての人間は負けて終わる。だからこそ負け方が、負けてもなお意義を見つけることが、勝敗以外の価値を見つけることが重要なのです。
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〈女子会で嫌われるタイプ〉は名探偵になる条件

「違和感センサー」(コモン・センス)は名探偵になる条件ではないでしょうか? 実在の名探偵はきっとみんな周囲の人たちの鼻つまみ者なんだろうと確信しました。女子会にこういう人がいたら嫌われるだろうなあ。
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孫に遺産は残せるか?

そもそもは「孫は遺産相続できるのか?」という疑問です。死んだ息子の嫁に遺産を残す方法はたくさんあります。そうして間接的に孫に遺産を残すことはできますが、代襲相続を使えばもっと直接的に孫に遺産を残すことができます。
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国立大学に合格する人の時間(脳ミソ)の使い方。読書のコツは、複数同時進行の多読

効率的な読書の仕方と、効率的な受験勉強の仕方は同じです。まったく別の作業を入れることで、飽きを回避し、長時間の作業を可能にしてくれるのです。国立大学に合格する受験勉強のやり方は、仕事や趣味、読書にいかすことができます。やりたいことは、やりたい順に、片っ端から手を出していけばいいんですよ。そうすれば退屈することなく、人生は豊かになります。
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メリメ『カルメン』自分に正直であることを諦めなかった人間。自由のために自分の命さえ捨てた人間

人間は多かれ少なかれ、どこかで自分を殺して生きています。誰もがカルメンのように命をかけて自由であろうとすることはできません。だからカルメンのような生き方に、惹かれるのでしょう。カルメンは自由を愛し、そのためには犠牲をはらいました。自由であるために、すべての犠牲を払ったのでした。
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サマセット・モーム『人間の絆』ペルシャ絨毯でたとえた人生の意義

サマセット・モーム『人間の絆』の中で展開された人生の意味、ペルシア絨毯にたとえられた人生の意味は、湘南爆走族の副リーダーがいった「それじゃみんな! 新しい人生カッコイイ生き方しようぜ!!」と同じ意味なんだと思います。ロックンロール! 大文豪の世界的名作を読まなくても、漫画からだって人生は学べるということです。
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キリスト教の本質は、この肉体この意識のまま死者が復活すること、そして永遠の命を得ることができるということ

聖書は冒険小説としても歴史小説としても対人関係や心理学の教養本としても読むことができます。でももっとも大切なことは「死者復活」ということです。この肉体、この意識のまま死者復活することができる。そして永遠の命を得ることができる。それがキリスト教の本質です。
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FIREとは若隠居のこと。ご隠居の暮らし方

FIREというのは最近やっとできたものではない。昔から日本にもFIREはあった。そういう言葉がなかっただけである。ではFIREのことを日本では何と言っていたか?FIREとは若隠居のことだ。古来日本ではFIREのことを「ご隠居さん」と呼んだのである。
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『種の起源』は推理小説。ダーウィンはプロファイリングだけで犯人を探し当ててしまう名探偵

『種の起源』がキリスト教世界から嫌われたのは、神がすべての種を一度に創造したという創造神話を否定したからだと理解されているが、それだけではないと思います。死者は復活し、神の王国で永遠に生きることができる、というキリスト教の根幹の教義までも、暗に人類も他の動物と同じように絶滅すると示すことで否定してしまっているのです。
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藤子・F・不二雄はドラえもんよりSF異色短編集の方が面白い

漫画家、藤子・F・不二雄といえば『ドラえもん』が最も有名です。作者自身も『ドラえもん』をもっとも大切にしており、晩期には『パーマン』や『オバケのQ太郎』などの他の作品を捨てて『ドラえもん』の執筆に集中していたそうです。
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投資の儲けが本業を超えた場合、「ご職業は?」と聞かれたら「投資家」だと答えるべきか

新時代の新しい生き方を適切に示す職業名がないと、多彩なマルチタレントや、資本主義の根幹を動かすパワーをもつ投資家様が、フリーアルバイターと同じ範疇に分類されてしまいます。百の職業をもつもの、という意味の「百職(ひゃくしょく)」なんていう新しい言葉はどうでしょうか?
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コロナ禍の青春〈人生は、もっとも大切なものから先にやれ〉

生まれてきた時代が当たりか外れか、それは死ぬまでわかりません。ひと世代前の人たちが体験することができなかったおもしろい世界を体験できるかもしれません。昔の人は親と同じような人生を送って死にました。だけど君たちは親とは違う人生を送ることが確実にできます。
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モーリス・メーテルリンク『青い鳥』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

チルチルとミチルは青い鳥をさがす旅から戻ってきました。この旅でチルチルとミチルが見つけたのは「幸せ」だけではありませんでした。すべてが奇跡で、あたりまえのものなどないということを知ったのです。帰ってきたら、今までいた場所が違って見えた。旅とは、そうでなければならないと思います。
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本朝三国志「太平記」の人気が、三国志演義や平家物語ほどない理由

三国志、平家物語ほど太平記は人気がありません。その理由ですが、私は「一騎打ち」がないせいだと思います。太平記は集団戦闘の描写が多く、個人の活躍に欠けるところが欠点だと思います。英雄が無名の雑兵集団に取り囲まれて討ち取られてしまうシーンばかりではロマンがありません。
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『アルプスの少女ハイジ』かわいい少女は最強のチート

ハイジは子犬みたいなものです。学んだり、努力したのではなく、ただ無邪気にかわいいだけなのです。難しいことを考えなくても、原作『アルプスの少女ハイジ』は、子犬を飼ったら家族が仲良くなった、みたいな話しだと思うのです。かわいい少女は最強のチートなのです。
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カエサル『ガリア戦記』皇帝の語源ジュリアス・シーザーとはどんな人物か

借金王だった男は、ガリア戦役で得た略奪品や地位で借金を返すことができたそうです。そしてハゲの女たらしとして最大のライバル・ポンペイウスをエジプトで破り、世界一の美女を愛人にして、皇帝カイザーの語源ともなる偉大なガイアス・ユリウス・カエサルになるのでした。
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史上最高の恋愛小説『マノン・レスコー』の魅力、内容、書評、あらすじ、感想

普通は後発作品に追い抜かれ、先発作品は古びて消えてしまうものなのです。しかし『椿姫』など、ファム・ファタールの後発作品にも、追い抜かれることなく魅力がうせることがないのも、マノンが魅力的というよりは、騎士グリュウの恋狂いっぷりの見事さと、その恋情の普遍的な魅力にあるのだと思います。
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『限りなく透明に近いブルー』の登場人物が読んでいる『パルムの僧院』

ミサイルを爆発させ、鳥を殺そうとした主人公リュウは、牢獄を抜け出そうとしているのです。アメリカという甘美な魅力をもった牢獄を。まるで獄中で恋したファブリスのように。本当の自分になるために。偏光グラスを捨てて、自分が見たいものを心のままに見るために。
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エリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」と五木寛之は予言した

ロシア文学に代表されるロシア民族の血の呪怨は、共産主義とは相いれない、と感じていた五木寛之は、まるでエリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」といったのです。そしてエリツィンはロシアを選んでソ連は崩壊しました。エリツィンの感じていたようなことをミハイロフスキイに言わせたのではないかと思います。