感動・ライフ・お金・仕事

人生で一番大切なものは感動。生きること。お金。仕事と生活への提案など
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ガダラの豚(中島らも)の魅力、あらすじ、評価、感想

ホラーに理屈はありません。ゾンビがどうして動くのか、説明を求める人はいないでしょう。本書はエンターテイメントであり、読んで賢くなろうとしてはいけません。アフリカ呪術に詳しくなりたい、とか、人の心をよく知る人になりたい、とか向上心を持って読書してはいけないのです。
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アウトローの不良がなんでモテるのか。その理由が知りたければ『シャンタラム』を読め

たった一つの感情にケリをつける物語ならば『愛と青春の旅立ち』とか『博士の異常な愛情』とか、それっぽいタイトルがつけられるのでしょうが、そういう物語なので小説のタイトルは『シャンタラム(主人公の異名)』、それしか名付けようのないものでした。
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『日の名残り』カズオ・イシグロ。ノーベル文学賞受賞作品

会社が自分の世界のすべてになってしまう人と、会社の外にも世界があることを知っている人、あなたはどちらになりたいでしょうか? この物語の主人公の執事は、おそらく後者のようになりたかったと自分の本当の気持ちに気づきながらも、あまりにも遅すぎて、前者のようにしか生きられなかった人物なのでしょう。そこには何かの教訓があるはずです。
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午前十時の映画祭がおすすめです

かつて私は海外渡航中の飛行機内の小さなモニターで映画『ジュラシック・パーク』を視聴したことがあります。ところが小さなモニターだとTレックスがトカゲに見えてまったく迫力がありません。ああいう作品はやっぱり大画面で見なければだめなのです。
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本屋はもう終わりだと思う。読みたい本は本屋にではなく図書館にある

私は、公立ですし図書館はそう簡単には滅びないだろうと思います。デジタル書籍など形を変えても図書館のシステムは生き残るのではないでしょうか。しかしし本屋はもう終わりだと思います。私企業ですから儲けがなければ廃業してしまうでしょうし、読みたい本は置いてないし、どうやったら生き延びられるというのでしょうか。
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映画化希望! アメリカ大統領選挙と奥田英朗『町長選挙』。伊良部先生シリーズの傑作

アメリカの大統領選挙でも報復人事は実際に行われているそうです。「どっちも同じなら実現はせん。うちだけ、という公約から先に着手するのが政治家じゃ。同じなら永久に後回しなんじゃ」アメリカの政治がダイナミックに動くのも、共和党と民主党が拮抗しているおかげかもしれません。
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キャンプは生活の難易度を上げて「生活ごっこ」をして楽しむという趣味

キャンプというのは、ただ生活しているだけのことですが、熱源を焚火にもとめたり、直に風や雨を感じるソフトシェル(テント)で暮らすなどして、生活の難易度を上げて、いわば「生活ごっこ」をして楽しむという趣味だと思います。現在、そういう系の動画が世界的にはやっています。その理由は生きていくことの根源に回帰しようとする人々の欲求なのかもしれません。
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アベノマスクはアベノゾウキン(安倍の雑巾)

国民にさんざんバカにされたアベノマスク。我が家では100枚の在庫を雑巾として活用しました。台拭きなどの雑巾としてアベノマスクは優秀でした。使い捨てゾウキンなので、清潔なのが一番のメリットです。安倍さんもまさか雑巾として使われるとは思っていなかったと思いますが、役に立ってくれました。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
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税金は、払わん! 投資信託、株の配当の売却益を無税にする方法と限度額はいくらか?

特定口座の投資信託を無税の範囲で利確して現金化して新NISAに還流させるというのは有効な戦略になります。税金は、払わん!
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代表相続人の仕事は有料級。相続の途中で日本株が歴史上最大の大暴落!!

ただでさえ有料級の仕事をこなしているのに、その上、株価下落のリスクまで背負わなければならないなんて……代表相続人とはなんと献身的で、むくわれることのない仕事でしょうか? いろいろ思い悩む中、他の遺族が「相続手続き、どこまで進んだ? ひとりあたり幾らになった?」と無邪気に聞いてくるのを見て、こいつらは気楽でいいな、と思ったのでした。
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昔の推理ドラマ。名探偵の迷推理。アリバイトリックと時代のテクノロジー

テクノロジーの後先というのは常識感覚では測れない部分もあります。クルマの登場のほうがチャリより先なんですから。血液のルミノール反応とか、意外と最近のテクノロジーでしょう。そういう科学捜査のテクニックを往年の名探偵に求めても無理というものです。
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ウクライナがロシア領へ越境攻撃している最大の狙いは領土交換

ウクライナによるロシアへの越境攻撃。これを「開戦以来最大の賭け」とかマスコミが表現するのはどうなのでしょうか? 本当に本気のガチ攻撃なのかな。私にはそうは思えません。軍団の規模が小さすぎます。桶狭間レベルの兵力で大ロシアをどうにかできるわけないだろ!? よく考えなさいよ。
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投資信託(株式)配当が20万円以上あった場合、準確定申告は必要か? 準確定申告をしないために分離課税を選択する

定義上では雑収入とは年金や株式投資とは別に得られたその他の収入のことを指しています。つまり準確定申告はやらなくてもいいのです。このように解釈して、私たちは、準確定申告を提出しないことにしました。もっとも提出しろと言われても無理なんですけどね。どう頑張っても数字が埋められません。すくなくとも脱税だけはしていないので、この理論武装で準確定申告はしないことで通そうと思っています。
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ボーヴォワール 『人はすべて死す』の魅力、あらすじ、内容、感想

前半の女性話主のプロローグはとても面白かったのに、本編で不死の男が話主になると急に歴史ものみたいになってつまらなくなってしまいました。やはり不死の男には感情移入できないからでしょう。永遠とたたかう第二の性のボーヴォワールが見てみたかったのに、残念でした。
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ミニストップはハンバーガーの販売をなぜやめたのか

ミニストップは撤退店舗が相次いでいるそうです。私が通ったミニストップも今はもうありません。もう一度あのハンバーガーを復刻すればいいのに、と私は思います。そうすれば私のようなオールドファンがお客として戻ってくるでしょう。ミニストップのハンバーガーはマックやモスバーガーよりもおいしかったのです。
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芥川賞作家が一作で消えてしまうのは「書きたいものだけ書く」スタンスだから

芥川賞作家が一作で消えてしまうのは「書きたいものだけ書く」スタンスだからなのだと思います。サーフィンが好きだからサーファーショップなら経営するよ、という経営者と同じです。しかし成功する経営者っていうのはそういう人ではないんだなあと感じました。
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相続で知る「坊主丸儲け」。戒名のシステムは、中世の免罪符(贖宥状)にそっくり

戒名のシステムは贖宥状にそっくりです。日本の仏教界にルソーはいないのでしょうか。カルヴァンはいないのでしょうか? 死後の戒名は子供が好き勝手に付けられるようにしたらいかがでしょうか? どうせ国は税金とれないんだから行政指導でもしたらどうです? 坊主丸儲けを改善できるのは行政のような気がしてなりません。
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SF小説が読めない人。俳優志望の人。読書は暇人のもの。忙しい人に読書は向いていない。小説を読むよりも、自分で体験する方がおもしろい

完全に存在しないことがはっきりしているSF空想世界(たとえば火星基地の話し)を読む気にはどうしてもなれないのです。そこまで暇じゃないんでね。忙しい人に読書は向いていないのです。読書は暇人のものなのです。
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蚊の絶滅運動推進派! 雨の日の車中泊。蚊は雨でも飛ぶことができる

蚊の身体は水をはじくようになっていて、雨の中でも飛ぶことができるんだそうです。それを逆手にとった界面活性剤を利用した防虫剤もあるそうです。まさかあの大粒の雨の中、車内まで飛んでくるとは思いませんでした。小さいくせに本当に高性能なやろうです。リスペクトします。見つけたら速攻でたたき殺しますけど。
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YouTubeは世界を反映していない。パーソナライズド・レコメンドで世の中のことがわからなくなっている

自分と反対の意見を聞いたり読んだりしなければならないのが世界というものです。しかしパーソナライズドされたあなたのYouTubeにはこのような自分の興味のない世界や不愉快な意見はやがて淘汰されてレコメンドされなくなります。結果、とても心地よいパーソナルスペースが誕生します。しかし必ずしもそれは世界を映し出していません。映し出しているのは「あなた自身」でしかありません。
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フローベール『ボヴァリー夫人』の内容、あらすじ、魅力、書評について

キリスト教国では神の見えざる手によって罰せられた、と因果応報を感じることもできるでしょうが、神の罰、といったものを想定しなければ、不貞と破産はつながりません。予定調和のハッピーエンド(読者ウケ)を狙ったのはあくまでもいいわけであって、この社会の中でおのれの気持ちに素直に生きることの難しさを描きたかったのだと私は思います。
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バチェロレッテ3の武井亜樹さんは、イモトアヤコに顔が似ている

バチェラーもバチェロレッテも候補者がいないんだろうなあ。だからそんなに結婚したくなくても番組スタッフに頼み込まれてOKしてしまうんだろうね。本当にモテるなら番組なんて出なくても自分でいくらでも相手を探せるはずだから。番組にモテ男が登場するというのははじめから矛盾しているんだよ
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東京都内に就職するのを避けるという人生の選択で、人生が変わった話し

地方都市で生きたからこそ突っ張って生き抜くことができたし、自分はできるんだという自己肯定感が醸成されたと思う。地方都市で生きることを選んだことは生涯最良の選択だったと思っています。
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日本を裏から牛耳る組織。謎の国家公務員ネットワーク

あなたの息子さんが国家公務員一種試験の合格したら、とつぜん、地元の市長とか有力者が訪問してくるかもしれませんよ。それはつまり日本を裏で牛耳っている秘密組織の一員として認められたということなのです。
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【相続】郵便局は死亡が判明した人の郵便物を届けずに、送り主に送り返す。郵送サービス規定の再考を求める

郵便局のサービス停止のせいで住民税が未納になっていたのです。遺族は被相続人の債務をきちんと支払おうとしているのに、郵送サービスの打ち切りは、遺族にとっても、債権者にとっても不利益があります。郵送サービス規定の再考を求めたいと思います。
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相続で知る原野商法。売れない不動産は負動産

相続で知る原野商法。 突然の相続に日々勉強しながら取り組んでいます。勉強というのは別に当事者じゃなくてもやればできるものですが、やはり「自分ごと」かどうかでぜんぜん深掘り度が違ってきますね。 たとえばファイナンシャルプランナーを資格...
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『崖の上のポニョ』。ポニョは死とともに来るワルキューレ

『崖の上のポニョ』とはアンデルセンの『人魚姫』とワルキューレの物語が作家(宮崎駿)の頭の中で混ざり合ったものなのでしょう。宮崎映画には珍しく空を飛ぶシーンがまったくありません。ほとんどすべてに空を飛ぶシーンがあるのに。これは宮崎監督のペンギン映画なのでしょう。
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『月は無慈悲な夜の女王』元祖ガンダム、独立宣言。元祖宇宙戦艦ヤマト、ガミラス遊星爆弾

物語のラストでマイクはただの無口な機械に戻ってしまいます。「えっ。そんな終わり方?」と、ちょっと拍子抜けしました。もっと人工知能AIが悪意の大魔王みたいになって破滅のカタストロフィーがあってもよかったんじゃないかな。しょせんはSF小説なんだからムチャクチャやってくださいよ。
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代表相続人の条件。遺産相続が発生したら、行政書士とファイナンシャルプランナー、どちらに手続きをまかせるべきか?

官公庁に対する公文書手続きの専門家が行政書士です。死後の相続手続きではファイナンシャルプランナーよりも行政書士に代表相続人をまかせた方がずっと事務処理がスムーズに進むことでしょう。
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谷崎潤一郎『知人の愛』の魅力、あらすじ、内容、書評について

団鬼六『花と蛇』のようなポルノは除いて、ここまで女性の肉体にオールインした作品ははじめて読んだ気がします。すがすがしいまでにマゾヒストで、それを隠そうという気もなく、カタルシスのある読後感でした。正直、わたしも女性以上の人生のよろこびはないのではないかと思っています。
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【相続】土地の所有権移転登記。司法書士に頼まずに自分でやる場合の提出書類、必要書類、原本還付申請書類

法務局での所有権移転登記は、資格者でないと申請できないタイプの仕事ではないため、相続人本人が申請することができます。時間があって、心に余裕があって、司法書士など人に頼むお金を節約したいと考えている人は、自分でトライしてみてください。やればできますよ!
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他叙伝『イーロン・マスク』世界を変える男に学ぶ新しい生き方

専制的なところに批判の余地はあるものの、エキサイティングな読書体験でした。こういう実話ベースの書物に、創作物はかないません。事実は小説より奇なりです。株式投資するぐらいしか手伝えませんが、イーロン・マスクが世界を変えてくれることを期待しています。
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総合家財保険。まさかの遺品整理補償あり。請求する際、写真が必要なので撮っておくようにしてください

相続に立ち会い、保険会社と連絡した範囲で感じたことは、どこも良心的だったなあ、と感じました。言わなきゃわからないのに……といった保険会社に不利な内容でもちゃんと向こうから説明してくれて、補償を受けることができました。
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ドストエフスキー『賭博者』の魅力、あらすじ、内容、解説

人生そのものを大きな夢に賭ければ、カジノでのちいさな勝負がつまらなく感じられます。カジノなんてしょせんは小さなボードの上の、自分の努力実力とは関係のない運否天賦の勝負です。 でも多くの人は夢に人生を賭けられません。でもギャンブラーにはそれができるのではないでしょうか。
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遺品整理で車を売る。100万円未満なら遺産分割協議書はいりません

車を売却する場合、売却価格が100万円未満(少額)の場合、「遺産分割協議書」がなくても、法定相続人であることさえ確認できれば、その人が売却できるのだそうです。借家をはやく引き払えば、日割りで家賃が戻ってくるかもしれませんよ。
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「広告に偽りあり」客よせパンダweb広告。広告価格と、見積価格が違い過ぎることへの苦情と対策

実際に請求される金額とまったく違う格安ウェブ広告は詐欺じゃないのかね。客よせパンダ的な広告を載せてとりあえず人を集めて、あとは何とかしようという商法はやめてもらいたいものですよね。どうせ値段はデタラメなのだとすれば、業者を選ぶ際は、値段以外のところで判断した方がいいのかもしれません。
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ギャンブル中毒、病的ギャンブラーの救出マニュアル

依存症には依存症です。ギャンブルよりももっと危険で命がけのゲームに熱中すれば、病的ギャンブラーは自然とそちらに熱中し、ギャンブルのことを忘れてしまうでしょう。
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薪が燃えない対処法。キャンプ中に何をしようかと暇を心配する必要はない。火は生きている

最初からすぐプレイできるゲームというのは飽きるのも早くつまらないものです。逆に最初は失敗ばかりの難易度の高いゲームほど奥が深くて満足できるゲームが多かったのをよく覚えています。
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不動産譲渡税を払わずに済ませる方法。脱税スレスレの裏ワザを伝授

払わなくてもいいお金は一銭も払わないというこのスピリッツこそが「お金を貯める力」の真骨頂です。「お金を稼ぐ力」だけで「お金を貯める力」のないもう一人の相続人に、どうすればお金が貯まるのかを見せつけてやりました。「節税はお金持ちへの一里塚」です。
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「手数料!」ネット証券と実店舗型証券会社の購入、運用、売却、手数料の差

実店舗証券会社は手数料で儲けているとは知っていましたが、これほどまでとは驚きました。そして自分が選んだネット証券がやっぱり正しかったのだと確認できました。
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【相続・実体験】法務局「法定相続情報一覧図」作成サンプル(叔父叔母の遺産を甥、姪が代襲相続する場合)

もともとが他人の財産だったものを相続人だということでやっと引き継いで売却できるのですが、そのためには「遺産分割協議書」と「法定相続人情報一覧図」が必要になります。作成に時間がかかるのは法定相続情報証明のほうです。したがってまっさきに片づけるべき書類は法務局の「法定相続人情報」ということになります。
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『議論に絶対負けない法』ゲーリー・スペンスの魅力、内容、評価、書評

私はマラソンの経験を通して人生はマッチポンプ(ハレとケのバランス)だと学びました。それはスペンス氏が議論を通じて学んだものと同じものでした。 たとえ相手を変えることができなくても、生きている実感を感じることはできるでしょう。ジャンプしなさい!
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【相続】独居老人の死亡。死亡日が不明(推定幅がある)場合、いつを相続税の基準日にするのか

たとえ相続であっても、銀行系投資信託の場合にとられなかったキャピタルゲイン(売却益に対する税金)が、証券系投資信託の場合にはちゃんと取られます。同じ相続で、同じ投資信託なのに、銀行系は税金がとられないのに、証券会社系は税金がとられるというのはおかしいと感じました。
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ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』の魅力、あらすじ、感想、書評

何とも言えない強烈な読後感が残りました。繰り返しますが、何が正しいのか、はっきりわからないのです。作者の意図が読めません。意図を読めないようにするのが作者の意図なのかもしれませんが……。しばらく時間がたったらまた読み返してみたいと思えるような心に残った一冊でした。
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さくら剛『君たちはどの主義で生きるか』のあらすじ、感想、評価、魅力

この手の勉強系の本は、いかにわかりやすくたとえるか、卑近なものによせてわかりやすく説明する、というのがキモになります。そういう意味でギャグで読ませるさくら剛の本はこれからも読んでみたい本のひとつです。
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モダンアートは理解できない

近代絵画展に行くと、子供が書いたラクガキみたいな絵がよく展示されていますが、いったいこれのどこがアートなんだか。『裸の王様』みたいに、はじめに誰かが言い出さなきゃいけなんじゃないか。あんなものは子供のラクガキでアートじゃないぞ!
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ホリエモンの言葉『スマホ人生戦略』情報ハンターの狩猟戦略

死ぬときに後悔したくないから、やるだけやってみよう。私も同じことを思っています。私が主張するトウガラシ実存主義というのは、個が集団の犠牲にならない生き方というだけでなく、個が個として最大限の自由を謳歌する生き方のことだからです。
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罰金の金額はめちゃくちゃ。不公平。罪と罰の大きさが釣り合っていない

ひき逃げが100万円で、児童買春が300万円って……児童買春はひき逃げの3倍も悪いことだろうか? ひき逃げの方がずっと罪が重いと思うのだが? 罰金というのは保釈金のように「その人にとって痛いと思う相対金額」でいいのではないだろうか?
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園芸は奥深い。農業や畜産業は公務員なんかよりもずっと困難で、ずっと頭脳労働だ。

農業や畜産業は公務員なんかよりもずっと困難で、ずっと頭脳労働だ。有権者に失礼だからではなく、バカだから辞任したのだと思う。世の中のことがよくわかっていないのだ。
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人類最大最古のクエスチョン「どうして人は死ぬのか」「なぜ私は死ななければならないのか」の答え

死のプログラムがなくて個体がずっと生きていると、子孫はエラーのある遺伝子ばかりになってしまい、種が生きのびる可能性が減る。種のために個は死ななければならないのだ。これが私たちが死ななければならない理由である。
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早期退職。リゾートバイト、ワーケーション、リモートスタンダード

結局、どこに住むかというのは、ロケーション、ロケーション、ロケーションなのである。敷地面積とか、新築だとか築何年の家とか、そういうことはどうでもいい。ロケーションが悪ければ、どれだけすばらしい家に住もうとも魅力的とは言えない。
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読書がストレス解消になるって本当か? あなたにとって文学とは何ですか?

仕事が忙しかったり、自分の生活に懸案事項があるときには、わたしにとって文学は、頭に入ってこないものなんだなあ。これがわたしにとっての文学です。文学なんてその程度のものなのです。この世界の謎を解き明かしてくれたりとか、すべての悩みを消し去ってくれる悟りの境地を教えてくれるとか、そういう幻想を抱きがちですが、そういうものはないのです。
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『赤毛のアン』かわいい子犬を飼ったら家族はどう変わったか実験みたいなお話し

『赤毛のアン』は、思いがけないことから子供をもつことになった女性(マリラ)の話しだと捉えることも可能です。まるで「かわいい子犬を飼ったら家族はどうなるのか実験」のようなものです。小さなアンは暗くなりがちな兄妹の生活を明るく照らし、かけがえのない存在へとなっていったのでした。
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少女マンガの元祖。シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』の内容、魅力、あらすじ、書評、感想

シャーロット・ブロンテは現代日本に生まれていたら、作家ではなく少女漫画家になっていたんじゃないかな、と思います。それほど『ジェーン・エア』は少女マンガに欠くべからざる要素が詰め込まれた元祖のような作品でした。
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葬儀社はボッタクリ稼業。従来の一般葬の規模で、家族葬をやると大赤字になります

これから葬儀をやる人は、とくに「小さな祭壇なんて恥ずかしい」と感じる人は、いっそ家族葬はやめて一般葬にすることも検討していいと思います。たくさん人が来れば、香典が増えてペイできるからです。
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【村八分】なぜ自分のうんこ(屁や体臭)は臭くないのに、他人のウンチは臭いのか?

誰でも他人のウンコの方が自分のウンコよりも臭く感じるはずです。それはつまり他人のウンコは新しい病原菌に感染する可能性があるから気をつけろ、と強烈なアラームが鳴っているからです。臭気というのは「病原菌に感染」を警告するアラームなのです。
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読書家が選ぶ死ぬまでに読むべきおすすめの名作文学 私的世界の十大小説(あとがき)

自分にとって最高の小説は、自分にしか書けない。私はこう思っています。最後の作品は「まだ見ぬ未来の作品」ではなく「あなたの作品」こそ選びたいのです。だから最後の一作はあなたの「その作品」を。
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狩猟採集民族の方が農耕民族よりも忙しい。従来の定説は間違い

単一作物の栽培はそれほど難しくありません。小麦の奴隷になったといいますが、小麦だけなら難しくありません。農閑期というのは暇なんですよ。常に飢餓に追い立てられているのは狩猟採集民の方でしょう。従来の学説は間違いで、暇なのは農耕民族で、忙しいのは狩猟採集民なのではないかな?
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人生を学びたいなら少年マンガよりも少女マンガを読むべき理由

生きていくことはたたかいだから、どんな物語でも、すべてはバトル(心の葛藤)ものなのです。少年マンガは肉体的に打ちのめされるのですが、少女マンガは精神的に打ちのめされるのです。人生を学びたいなら少年マンガよりも少女マンガを読むべきでしょう。接触系バトル漫画やバトルゲームばかりしていると、非接触プレイばかりの現実社会に適応できなくなるぞ。
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【作り手と受け手の差】推しのコンサートにのれない人。歌手のリサイタルに夢中になれない理由

私はすでに表現者であって、受け取り手ではないため、大人のつくったコンサートに我を忘れて熱狂することができないのです。だってそれは演出されたショーだから。作り手になると、創作物を昔ほど純粋に楽しめないのです。映画や芝居でも同じことになります。
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NHKスペシャル「超・進化論」「アバターの魂の木エイワ」「キューティーハニーの空中元素固定装置」「カバラ密教の生命の樹」菌糸と根粒菌と共生農法

日本各地に存在する農業試験場さん。これからの植物の品種改良はここじゃないでしょうかね? 「いちご」や「ぶどう」など他の植物も根粒菌を利用できるように品種改良すること。 そうすれば、たくさんの肥料を撒く必要がなくなります。痩せた土地でも作物が育つようになります。
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ラクロ『危険な関係』の内容、あらすじ、魅力、感想

『危険な関係』を「悪を描いている」と論評する人が多いのですが「悪を描きたかった」わけではないと私は思います。結果として「悪を描くことになった」というのが本当のところではないでしょうか。
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書籍『帰国子女が語る第二の故郷・愛憎の韓国ソウル』あとがき

最後に、我が第二の故郷・韓国ソウルに向けて、心からの愛とエールをおくりたいと思います。いつかまたきっと遊びに行くよ。私にとって韓国は「近くて遠い国」ではなく、「近くて近い国」だから。
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【変わった名字】読み方にストーリー性がある名字、名前

「紅葉」と書いて「メイプル」とか、キラキラネーム系に難しい読み方はいくらでもありますが、私が感心するのはそういうタイプの漢字ではありません。読み方に物語性のあるものです。おもしろいな、その読み方。読み方にストーリー性があるじゃないか。
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犬よりもEQ(心の知能指数)の高い動物はいない。地名に由来する犬の名前

ときどき「豚は犬よりも賢い」とかいう人がいますが、人との交流、感情の濃度が他の動物とはまったく桁が違います。IQ(知能テスト)ではそうかもしれないが、EQ(こころの知能指数)では犬の圧勝でしょう。犬は人類のコンパニオンアニマルなのです。
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北方領土、竹島、尖閣諸島に本籍地をうつして世界に意思表示をしよう

インターネット世界市民といった未来を予想しています。国際企業や仮想通貨、インターネットで電子投票できるようになれば、やがて人間は国家の枠を飛び越えて繋がることができるだろうと考えています。無人島がどこに帰属するかなんて、世界市民がみんなで決めればいいではありませんか。
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チャタレー事件。猥褻裁判と『チャタレイ夫人の恋人』の内容とエロ描写のレベル

D・H・ロレンスはセックスを反機械化文明、反階級の象徴として描いています。だからこそ本書は凡百のポルノ小説とは一線を画し、純文学として今では世界中で読まれているのでした。
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石器時代は本当は木器時代。木器時代は今も続き、人類が終わるまで続く

日本家屋などを見ると今でも木からすべて造られています。あんがい木器時代は今も続いているのかもしれませんね。家を建て、食料を火で調理し、暖をとる為につかう木材。燃料にして、建築資材。この木器時代は人類が終わるまで続くのではないでしょうか。
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書籍『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』まえがき

本書は『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』というタイトルにすることにしました。私がこれまでソウルと関わって生きてきたことの集大成となるものにしようと思っています。それで自分の中の韓国に決着をつけたいと思っています。
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ダウンタウン松本人志の芸能活動休止に見る男女のDNA戦略の違い

今でも男性遺伝子DNAの要求のままに生きているバラマキ系の男がすくなからず残っていますが、やがては絶滅危惧種になるでしょう。なぜならすべてを決めるのは「子どもを産む側」だからです。すべての人間は時代の子なのです。
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北尾トロ『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』の魅力、内容、あらすじ、感想、書評

最高の人間ドラマ。自分というものがうっすらとわかってくる。これが『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』の結論です。どんなに他人の争いや人生や苦悩を見ているようにみえても、最後には自分と向き合うことになる。これはまさしく文学そのものではありませんか。だから裁判の傍聴は、作家の必修科目のひとつかもしれませんよ、というのです。
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運命の女。ファム・ファタールとは何か? ピエール・ルイス『女と人形』の魅力、あらすじ、書評、感想、評価

ファム・ファタールのもっとも特筆すべき特徴は「自分らしさに固執しつづける女」ではないでしょうか。自分らしさとは、誰かに押しつけられるものではなく、自分自身が決めることです。その決定権を誰にも渡さない。だから自由を手放さないのです。
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著書『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』あとがき

自分の人生を大切にすることを命がけで取り組むことが私たち庶民の反戦運動です。ひとりひとりが自分の暮らしを大切にすることが、人類共通のひとつの価値観をつくりあげ、それに反する行動はいつか人類全体に否決される。いつかそんな日が来ると信じましょう。
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著書『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』まえがき

ひとりひとりが自分の暮らしを命がけで大切にすることが、人類共通のひとつの価値観をつくりあげ、それに反する行為はいつしか人類全体に否決される。いつかそんな日が来ると信じています。本書は、まだ決着のついていないロシア・ウクライナ戦争について現在進行形で書いた「可能性の記事」なのです。
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犬の寿命が短い理由。長生きしないのが犬族の前提条件

狼の世代交代が早いからこそ、人間の手によってつくり出されたの品種が犬です。人間の手によって品種改良された種の前提条件は、世代交代がはやいということなのです。だから犬は長生きできないのです。それが彼らの前提条件だから。
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裁判傍聴体験記。映画より面白いリアルな人間関係と心の闇

家に帰るというひとつの行為・ワントリップにたいしてA県とB県でダブルに罪を着せるのは、罪の重複カウントではないか? A県警とB県警でダブルに罪をきせられて、普通なら懲役12年で済むところを2倍の懲役24年を求刑されたらどう思いますか?
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【福田村事件】関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件と韓国人差別

関東大震災が起こったのはちょうど昼頃でした。死者・行方不明者約10万5000人の大惨事でした。ほとんど火災の犠牲者だそうです。やりきれない思いを抱いて火元の責任を朝鮮人に押しつけたものでしょう。
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トリックはわからないのに名探偵コナンの犯人がわかってしまう男【俺って名探偵?】

トリック音痴な私ですが、不思議と名探偵コナンの犯人は言い当てることができます。誰かが犯人だとかなり強引に主張する人は、そいつが犯人です。犯行現場の状況をやけに説明したがる人は、そいつが犯人です。おそらく大物声優が演じるキャラクターが犯人です。俺って名探偵かしら?
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英語が読めるのに聞き取れない理由。リエゾン・リンキング・チャンクとは?

英語教師の英語は聞き取れるが、ネイティブの実用英語は聞き取れないレベルの人 なかなかペラペラになりませんが、寝付けない夜などに英語のYouTubeを聞いています。 私のレベルは英語教師のゆっくりはっきりとした発音の英語はそこ...
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警察のネズミ捕りは汚い、卑怯、悪質だ

人が横断歩道のところで立ち話しをしているのはよくある風景です。交差点のところで立ち話をしている主婦なんかザラにいるじゃないですか? 警官の匙加減ひとつというのでは納得できません。客観的で公正な判断材料が必要です。警察のねずみ捕りは、きたない、卑怯、悪質だと思います。
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アラフィフ男のアラスカ流・新しい趣味。釣り、焚火キャンプ、園芸。

私の園芸の師匠は「園芸とは土だ」と教えてくれたカレル・チャペックです。どうせ一年草は一年で寿命です。収穫系作物は果実を収穫したら捨てる定めです。旅行でだめになった時はすべて一からやりなおせばいいと思っています。それぐらいは趣味にお金をかけてもいいでしょう。苗代のわずか数百円ぐらい。
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裁判所の命令に従わない場合、どうやっていうことを聞かせるのか?

刑務所に入れられると言った恐怖、暴力がなければ、相手に金を払わせることはできないと思うんですけどね。だからヤクザが必要なんじゃ……っていうか、国(裁判所)はもうすこし自分の判決に責任を持つ必要があるんじゃないでしょうか。判決を出したら出しっぱなしって……。
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自薦随筆集を出版しようと思う。コラム取捨選択の理由と結果

書いて発表したそばからインターネットの海の中に消えてしまったようなかわいそうなコラムたち。しかし消えてしまった記事がダメ記事で、検索順位一位の記事が会心の一撃だとも思っていません。会心の記事ながら読まれていない記事を集めて随筆集を出版します。
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三井物産の生活と年収額マジック。家族の暮らしと貯蓄額の現実。

夢がないねえ、三井物産も。その程度かよ。高給取りが高給取りであることのメリットを享受するためには、年収は使い切らなければ馬鹿だということになります。貯金なんて馬鹿のやることです。貯めても貯まらないのなら、贅沢しない高給取りなんて意味がありません
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本橋信宏『全裸監督』の魅力、あらすじ、評価、感想。アダルトビデオの歴史

ネットフリックスの映像『全裸監督』ではなく、評伝『全裸監督』 ネットフリックス配信で全世界的にヒットした山田孝之主演『全裸監督』。もちろん私はこの映像作品を見ています。しかしここでは「そっちじゃないほう」の本橋信宏氏の評伝『全裸監...
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モリエール『ドン・ジュアン』の内容、魅力、あらすじ、感想、書評

自由を愛し、神を信じないのは、そして女を愛するのは、何故なのか? ドン・ジュアンには、ただの欲望ではなく、命のことわりに挑戦する英雄であってほしかったと思います。その結果、雷に撃たれて滅び去るのならば、それは英雄の死にざまとしてふさわしいのではないでしょうか。
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アニメ「女子高校生がやるシリーズ」の傑作『ガールズ&パンツァー』とウクライナ戦争

もしかしたらこの戦争は、認められないことを認めることでしか終わらせられないかもしれません。それに対して「このわたし」はどうすることもできません。ただ、戦争が終わったら、ウクライナの黒海沿岸地域を旅行してみたいな、と思っています。
感動・ライフ・お金・仕事

【植物を飼う】観葉植物の基本的な育て方。

赤の他人から見たらただの葉っぱ。そこらにあるただの葉っぱといえばそれまで。ただそれは僕が育てた葉っぱです。僕の星の葉っぱは森の葉っぱ全部をあわせたよりももっと大事だ。なぜってあれが僕が世話した、僕の葉っぱだから(元ネタは『星の王子さま』)
感動・ライフ・お金・仕事

農家経営の錬金術。農業ボランティア養成講座。研修という名の労働力動員方法

私は毎日のようにランニングして体を鍛えていますが、ランニングでは使わない部位が筋肉痛になりました。スポーツクラブで筋肉を鍛えるのとは違った面白さが農業にはあります。
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はじまりの物語『ギルガメッシュ叙事詩』の魅力、内容、あらすじ、評価、感想

人間は何故死ななければならないのか? その答えを求める心がここまでギルガメッシュ叙事詩が国を超え時代を超えて粘土板で複製して伝えられた原動力なのだろうと思います。 死が、人に物語を書かせる。まさにそんなはじまりの物語が『ギルガメッシュ叙事詩』でした。
感動・ライフ・お金・仕事

キツネを飼い慣らす実験。日本の野良猫が可愛くない理由

ちゃんと仕事をしている人は堂々とした市民になるけれど、人のお情けで生きている乞食は卑屈な人間になる。それが外国のネコが街の中で堂々としていて、日本の猫が人に懐かずコソコソしている理由です。将来、愛玩用のペットのネコは外国から輸入するようになるかもしれません。
感動・ライフ・お金・仕事

【おそるべきZ世代】黒電話の使い方がわからない知り合いの娘

「ああ。この世に永遠のものなんてないんだ……」やがて私たちの世代も滅び去ることでしょう。何ひとつ残すこともなく。風の前の塵のように。そういうことがこの齢になってやっと実感としてわかるようになりました。心の底から自分が挫折するまでは、そういうことはわからなかったのです。
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藤井聡太、将棋八冠。そんなにたくさんのタイトルがあるのがそもそもおかしい

これまで一冠とか二冠とかしか取れなかった人は、むしろ他のタイトルをもっている人に気を使ってそちらのタイトル戦は本気を出さなかったんじゃないか、という気がします。プロ棋士ごとに棲み分けしていたんじゃないか。相手にも生活があるから将棋界の共存共栄のために勝ちを譲ったんじゃないか、という気がしてなりません。忖度とでもいいましょうか。
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不老不死の薬『マクロプロスの処方箋』カレル・チャペックの内容、魅力、感想、書評

堕落するなら堕落してもいいから、可能な限りは生きてみたいと思います。とくにこれからのデジタル革命は世界をどのように変えるかまったく予測もできません。科学はもっと世の中を変えていくでしょう。その姿を見てみたい気がします。私もマクロプロスの処方箋が欲しい!!
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ヒゲの魅力。イエスは髭づらなのに、ブッダは顎髭がないのは何故だ?

イエスはたいていヒゲが生えています。髭のないイエスなんて考えられません。達磨大師もふつうは髭づらです。面壁九年もやっていたら私だって髭づらになります。でも仏陀はたいてい髭が生えていません。ツルツルです。よく考えると、これはおかしいことなんじゃないでしょうか?
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堀江貴文『不老不死の研究』の内容紹介、魅力、感想、書評

胃がんに係るピロリ菌や、子宮頸がんに係るHPVワクチンのことなどは、ただ知って行動に移すだけでダイレクトに健康や寿命に影響を及ぼすことです。こういうことを世に知らしめるためにインフルエンサーというのは存在意義があるのです。
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読めない明治文学。国文学の翻訳文学化・現代語訳の提案

明治以前の小説で、今の読者が読めないけれど面白いものは、翻訳文学扱いして翻訳者をつけてもいいのではないでしょうか。だってどうせ読めないのだから。そのぐらい本の方から歩みよってくれないと読もうという気にならないですよ。
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神の歌『バガヴァッド・ギーター』ヨーガの真髄とは?

バガヴァッド・ギーターがヒンドゥー教の聖典だとするならば、仏陀の魂は確実にヒンドゥー教の中に輸血されていると感じました。仏教発祥の地インドでは仏教は滅びたと言われていますが、実際には形を変えて生きのびているのだと思います。
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エウリピデス『バッカイ』(バッコスの信女)の内容、魅力、感想、あらすじ、書評

ご主人、この神さまが何者であるにせよ、どうかこの国に受け入れてください。なかんずく苦しみを取り除く葡萄を人類に授けてくださったのはほかならぬこの神さまだと聞いております。もしぶどう酒がなかったら人間の楽しみは無に等しくなるのです。
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いい趣味とは「生きていくこと」に直結しているものだ

趣味はすべて「生きていくこと」に直結しています。やって楽しいことは、先祖たちが「よく生きるためのもの」「暮らしをよくする行為」です。そのようなことを楽しいと脳にインプットされているからこそ、世代を経てもスキルは劣化しないし、生きのびてくることができたのでしょう。最高の趣味とは、生きていくということなのです。
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【ミニマリスト】新しいものを買わないのは、ケチだからではなく、古いものへの愛情・愛着が深いから

新しいものを買うということは、古いものを現役から退役させるということです。一軍選手を交代させるということです。「新しいものを買う」ことは、結局は「今使っているものを捨てる」と同義です。まだ使えるのに結局は捨てることになるのです。
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マルセル・プルースト『失われた時を求めて』の魅力、内容、あらすじ、書評、感想

「無意識的記憶」が『失われた時を求めて』のテーマだと言われています。冒頭のマドレーヌがその代表選手ですが、自分で思い出そうとしたのでもなく、意識的に覚えていたわけでもないのに、ふとした匂いや味覚をきっかけに、自分でも忘れていた昔の記憶がよみがえること。プルーストはそのことを表現するために、この膨大な小説を書いたのだといいます。
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おれたちの新しい生き方。新狩猟採集民族の生き方

商品と買うという行為で、我々はどこででも生きていけます。こんな時代を逆手にとって利用するのです。経験や感動という獲物を追ってさすらい旅する私たちはもはやかつての狩猟採集民族ではありません。私たちは新狩猟採集民族です。これが私たちの新しい生き方です。
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サロンって何だ? 社交界って何だ?

社交ぐらいしか楽しみがなかったのではないか。一人で楽しめることは極端に少なかったのです。他人の噂話よりも面白いことを私たち現代の庶民は手に入れました。だからサロン文化は廃れたのです。人々は平等になったんだなあ。
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趣味の園芸家になるために。『園芸家12カ月』カレル・チャペックの内容、感想、書評、評価

『園芸家12カ月』には、花を眺めてうっとりするシーンが皆無です。園芸家は、ひたすら腰を折り曲げて土をいじっています。犬を飼っている人の中には、人間ではなく犬を中心に世界が回ってしまっている人がいますが、園芸家もそんな風になってしまうのでしょうか。
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私的個人的・世界十大小説。読書家が選ぶ死ぬまでに読むべきおすすめの本

あなたの人生は全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在していると誇らしく語られたとおりに、このランキングは私アリクラハルトの人生にどれほど大きな影響を与えたかを考慮しています。だからこの世に二つとない名作文学ランキングとなっています。ご了承ください。
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【身体尺は滅びない】華氏と摂氏。マイルとキロメートル。日本と違うアメリカの単位

キログラムもポンドも、華氏も摂氏もどちらもただの単位、尺度にすぎないので、慣れればどちらでも問題はないのです。身体尺をつかうことには大きさのイメージがつきやすいという利点があります。身体尺は滅びません。だって人間だもの。
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『氷点下で生きるということ』(LIFE BELOW ZERO°)の魅力、内容、評価、感想、ツッコミとやらせ疑惑

『氷点下で生きるということ』の登場人物たちは、多弁です。自分の生活を紹介し、生き方を語る。いくら人里離れた氷点下に暮らそうとも表現者であることはやめられず、映像コンテンツに出演するということは承認欲求もまだくすぶっているということでしょう。
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太陽の塔、キカイダーみたいな左右半々ちんば絵の元祖は岡本太郎でもピカソでもなくメキシコが元祖

動物と人間が合体した「ニケ」とかケンタウロスのような合体系も人間のデザインのひとつの伝統芸ですが、左右チンバ顔というのも人間のデザインのひとつの伝統芸であるようです。ピカソでも岡本太郎さんでも石ノ森章太郎さんでも川崎のぼるさんでもなくてメキシコの方がはるかに古いルーツを持っていたのです。
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聞香。コーヒーの香りの香水をつければ、異性にモテると思うのだ。

珈琲の香りのフレグランス。みなさんも欲しいと思いませんか? 人を惹きつけること間違いありません。相手はあなたから離れたくないと思うのではないでしょうか? ずっとそばでクンクンされるかもしれませんが(笑)
感動・ライフ・お金・仕事

「ミントテロ」「ミント爆弾」とは何か。植物にも感染症がある。

ハーブを育てるのなんて余裕と思っていたのですが、まさかあっというまに枯らしてしまうとは思いもよりませんでした。ときどき畑を借りて自分が食べる芋や生姜などの農作物をつくることを夢想するのですが、ローズマリーを枯らしてしまうようでは、そう簡単なことではなさそうです。
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ウォールデン『森の生活』の内容、あらすじ、書評、感想

同じ自給自足でもまったく違う『森の生活』と『氷点下で生きるということ』。どちらが面白いと感じるかは人によるでしょう。サバイバル生活の方が楽しそうと思う人もいるでしょうし、読書や執筆の生活の方が望む生活だと感じる人もいるでしょう。
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ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』の内容、あらすじ、感想、書評

予は虚無と戦う生である。予は闇夜のうちに燃える火である。予は永遠に闘争する自由なる意志である。汝も予とともに戦い燃えるがよい。
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家紋は「自分から」「私から」オリジナル家紋を新設できないのか?

私の常識感覚からいうと、先祖伝来の家紋を「自分の代から」変えられないというのは民主主義の感覚から言っても違和感があります。これほど個人の自由が認められた国で、家制度の名残ともいうべき家紋は祖法にて変えるべからずというのは何かおかしいという気がします。
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ウクライナ戦争。水上ドローンの元祖は日本の特攻モーターボート震洋。「震洋」と水上ドローンの違い。

柔軟な頭の使い方をしていれば、震洋はもうすこし活躍できたのではないか、と思います。すくなくとも「水上ドローン」の元祖は日本の特攻秘密兵器「震洋」であると、いささか誇らしく語ってもいいのではないでしょうか。この国の抑止力に貢献すると信じるがゆえに、ここにそう記します。
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これまでに読んだ最長の本は何ですか? 読書はマラソンに似ている。

読んで芸術にふれるのではなく自分の人生を芸術にしたいと思っているタイプは読書家なんかにはならないのだろう。終始ワクワクして読めるような本ではないだろう。そんなだったらみんな読書家になってるよ。そうじゃないから本離れが叫ばれるんだ。
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アポロニオス『アルゴナウティカ』アルゴ探検隊の大冒険。本当の主人公はイアソンではなく魔法少女メデイア

アルゴナウティカの主人公メデイア。ここでは「メデイア・コンプレックス」という言葉を提起して定義しましょう。メデイア・コンプレックス=愛するがゆえに、その愛が裏切られた時、憎しみのような行動を相手に対して取ってしまう心的状態。
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ダニエル・デフォー『ペスト』の内容、あらすじ、書評、感想。

この記録文学の文学的な到達点のひとつはこの境地です。「ピンチの時は協力し合ったのに、平時に戻ったらまたいがみあう人間」を描いています。そしてもうひとつの境地が「なんでみんなもっと神様に感謝しないんだ? 疫病がおさまったのは奇跡のようなものじゃないか。神様、ありがとう」という境地でした。
感動・ライフ・お金・仕事

高校野球・夏の甲子園2023年。茨城県大会。土浦日大優勝おめでとう!

カス高なんて黒ゴキブリ(常総学院はチャバネゴキブリ)ぐらいに思っていた高校三年間……いや、おれも成長したもんだ(笑)。本当にいい試合を見せてもらった。相手が霞ケ浦高校じゃなかったら、ここまで感情が盛り上がらなかっただろうと思う。
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FIRE早期退職。「自分が死ぬ」前提でないと仕事はやめられない。

退職するということは「仮の永遠」幻想をきっぱりと諦めて自分が死ぬことを認めるということです。いつか死ぬ前提でなければ仕事をやめることはできません。多くの人が早期退職を実行できないのはこの「仮の永遠」幻想に生きられなくなる恐怖感が原因なのだと思います。
感動・ライフ・お金・仕事

断食道場には医者系と宗教系とダイエット系がある。

ちゃんとした知識があれば、自宅を断食道場にすることも可能です。お菓子などの誘惑が多いのが難点ですが、低血糖などでヤバいときにすぐに諦められる状況にあることは危険回避の意味ではむしろ役に立ちます。私たちの断食は、宗教儀礼でもないし、何か記録をつくっているわけではないので別に食欲に負けたって構いません。
感動・ライフ・お金・仕事

ブランド品を身にまとっている女は、男にフラれるために身を飾っているようなもの

ブランド品を身にまとっている女は、男にフラれるためにそうやっているのかな、とさえ思えます。このままの今の自分のままで選ばれようなんて考えがあまいと思います。これまで選ばれなかったように、これからも選ばれないのがオチでしょう。モテるっていうのは相手の好みに合わせることなんですよ。
感動・ライフ・お金・仕事

東京の七月盆の謎。太陰暦が太陽暦に変わったことで失ったもの

人類の歴史はこれからも続きます。太陰暦でやってきた1500年の暦感覚とは離れてしまいますが、ここらで太陽暦に切り替えて新時代の季節感覚をつくっていくというのが建設的な意見なのかもしれません。地球温暖化などの影響でそもそも昔ながらの季節感覚なんてなくなっちゃうかもしれませんしね。
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宮崎駿アニメ監督! 風の谷のナウシカの続編をつくればいいのに。

『君たちはどう生きるか』がたとえどのような作品だったとしても、やはり『風の谷のナウシカ』の続編をつくるべきだったんじゃないかなあ。まあ最悪、宮崎さんが死去した後でもナウシカの続編はつくれるだろうと思います。原作(要するに絵コンテ)がしっかりしていますからね。
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結婚すべきかどうか悩んでしまう苗字と名前の組み合わせ

このカップルは結婚するのを躊躇してしまうのではなかろうか、あなたの身の回りにも、このように「この二人、結婚して姓が変わっちゃったらマズイんじゃないの?」というカップルがいませんか?
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日本の神さま。この神社に何でその神様が祀られているのかが不明な謎

九州に行ったから大宰府天満宮にいかなきゃ、とか、千葉県に行ったから香取神宮にいかなきゃ、とか思いがちですが、神社は神社です。どこへ行ってもたいたい同じです。どこへ行っても似通っていて、神社はその土地ならではのスペシャルな観光地というわけではありません
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『市民ランナーという走り方』の書評、あらすじ、感想、内容

トモダチ走法。トモダチを追いかけるようなイメージで走ることは、笑顔になることであり、上体をぐっと起こすことです。友だちと一緒に走るのならば、自分だけ後れを取るわけには行きません。彼らを必死に追いかけるでしょう。
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トルストイ『悪魔』の書評、感想、あらすじ、内容

作品のオチは、性欲に苦しんだあげくに自殺した主人公だけが異常なのではなく、みんな同じだろ? というものでした。妻と愛人をつれて、中東に移住して、イスラム教に改宗して、ふたりとも妻にするぐらい戦ってみろ、と私は言いたい。
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カレル・チャペック『ロボット』(R.U.R)の書評、評価、あらすじ、感想

人間がテクノロジーでロボットを開発することよりも、愛を見つけた二人の方が偉大だと考えるから、それを肯定したのです。これは壮大な愛だなあ。どうでしょう。これをハッピーエンドと読めるかどうか。そこに「あなた」が問われている、という気がします。
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『クロイツェル・ソナタ』ベートーベンじゃなくてトルストイのほうのやつ。男の性欲と嫉妬を描いた作品

みんなと同じような人生で満足、というのはとても日本人的ですね。この感情は「人生のワナ」だと私は思っています。この罠に引っかかって多くの人は自分ならではの人生を捨ててしまうのです。「自分」はどうなんだ? 自分の夢はないのか? と問うところから文学は始まるのですが。
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牢獄ものという文学分野。『イワン・デニソビッチの一日』の内容、書評、あらすじ、感想

不自由な囚人の生活の中に、人間というものの本質を見る、というのが『イワン・デニソビッチの一日』のテーマです。それはきわめてロシア的なものでした。強者におもねる、指導者にゆだねる、自分を失うという一連の流れは、たとえば『夜と霧』のフランクル博士には見られないものです。
感動・ライフ・お金・仕事

外国人の名前は男か女かわからない。男女どちらでも使える中性的な名前なのか?

男の子でも女の子でもどっちでも使える中世的な名前というのがあります。「アレックス」「ミッシェル」「コニー」「ハリー」「ルネ」なんかは、そのような中性的な名前なんでしょうか。
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絶対他者『ソラリス』理解できない相手。意思疎通、交流できない相手がいる。

小説『ソラリス』でも、やっぱり最後に考えるのは、自分のこと、人間の生き方になります。ソラリスは最後まで理解不能のままです。むしろこれは「宇宙人とのコンタクトもの」ではなく「理解不能の他人」というコンセプトで純文学畑でやったほうが、もっと多くの人の知られた名著になったのではないかと思いました。
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『ゴッホの手紙』「名前のある色」と「名前のない色」色彩に溢れた文章

『ゴッホの手紙』で美術教師の言葉の呪縛から解き放たれた以上、わたしの小説もゴッホのように色彩にあふれたものにしたいと思います。とりあえず既存の小説を推敲して、色みにあふれたものに上書きしましょうか。
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シェイクスピア『ハムレット』理性か、感情か、それが問題だ。

ハムレットは優柔不断といわれますが、復讐の執行者でした。叔父王を刺し殺し、自分を恨む恋人の兄と刺し違えます。けっして優柔不断な人物ではなく、果敢な行動者でした。迷っていたのは、理性のみちびく安穏な生活を選ぶべきか、感情の命じる血と波乱の生活を選ぶべきか、そこではないかと思うのです。
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いつから結婚は家長の指名から本人の意思・自由恋愛となったのか? ルソー『エミール』から

ルソーの思想の中に仏陀の思想に通じるものが多く驚きました。東洋思想を紹介することで、西洋で高く評価されるというタイプの文人が、ヨーロッパにはときどきいるなあ、と感じます。ルソーにもそれを感じました。ほんとうに偉大なのはルソーじゃなくて仏陀なんじゃないの?
感動・ライフ・お金・仕事

ランドセルの起源。ランドセル廃止論。デイパックで通学したっていいじゃないか。

子供の学費に苦しんでいる親が多いと聞くけど、ランドセルを義務にしないで、カバンなんて何でもいいことにすればいいじゃないか。デイパックなんて二千円ぐらいで買えるのに。登山用のバックパックで兼用させてください。
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小説『結婚』作者:アリクラハルト。第十九章から最終章まで

第十九章 心の中の何かがはち切れそうになっていた。ミナトセイイチロウに会いたい。会って話しがしたい。こんなときになぜミナトの顔が浮かぶのだろうか。ツバサは自分の心の流れを不思議に思った。向こうは演劇界の大物、それにくらべて自分はま...
感動・ライフ・お金・仕事

ウクライナ戦争の和平案。買戻し特約をつけた「領土売買」で解決できるんじゃないか? 

「領土」をお金で買えるシステムは「禁じ手」ではなく、アリとしておいた方がいいのではないかと思います。商売(お金)で買えないとなると、どうしても欲しかったら強盗・強奪(戦争)するしかなくなりますから。
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小説『結婚』作者:アリクラハルト。第九章から第十八章まで

第九章 すべてが、終わった。 ツバサは力なく椅子に座りこみ、うなだれていた。 控え室に戻ると、劇団のみんなが彼を避けるように遠巻きに見ていた。舞台の上で何が起こったのか今でも理解できていない。どうして客席から拍手がわき...
感動・ライフ・お金・仕事

爆笑。黒人は日焼けをするのか? 黒人は日焼け止めを塗るのか?

国際化がすすんで近所の高校のクラスメートに普通に黒人がいることにも驚いたし、その黒人が体育の授業前に日焼け止めを塗っていることにも驚いたし、彼のいないところで総ツッコミを受けていることにも驚きました。笑いをこらえるのがたいへんでした。
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『ワンピース』トラファルガー・ローの「白い町」のモデルか? カレル・チャペック『白い病』

作者のカレル・チャペックは『白い病』を上梓した翌年、1938年に、自分の戯曲の予言が半分あたり、半分はずれたことを知らずして死にました。あるいは戦後まで生き残っていたら、『白い病』におかしな改作に手を染めたかもしれません。これでよかったのでしょう。
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小説『結婚』作者:アリクラハルト。第一章から第八章まで

第一章 アスカの過去と母の祐希の過去が重なった。二人はあまりにも似すぎていた。ひとつだけ違うことは、母は死を選び、アスカはひたすらに明るいことだ。 しかしその明るさがツバサの心を苦しめた。なぜ母はおれを置き去りにして自ら死を選んだの...
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元寇の謎。なんで攻めてくる時と場所がわかったのか?

元寇のためには朝鮮半島ではたくさんの舟を建造する必要がありました。もしかしたら元に征服されて強制労働に狩りだされた朝鮮人が、こっそり日本に情報をくれたのではないでしょうか。敵の敵は味方ですからね。いつ来るともわからない敵あいてに七年間も総動員体制が維持できるはずがありません。
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今は滅んだ仕事『暮らしの変化によって』『工場生産によって』。『滅多に見なくなった仕事』『生き残っている仕事』

情報通信や人工知能の発展によって、仕事がなくなるのではないか、と心配している人がいますが、心配はいりません。江戸時代にメジャーだったお仕事だって、現在はたくさんの業界が没落、壊滅しています。でも日本人は飢え死にすることなく、人口は増え続けました。経済規模も拡大したのです。
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スエズ運河とパナマ運河の違い。なぜパナマ運河にだけ水のエレベーターがあるのか?

海を行く船が一時的に淡水湖を通過するというのがパナマ運河のしくみでした。スエズ運河は平坦な地形で掘削しやすかった。パナマ運河は山岳地帯で川で人造湖をつくりやすかった。そういう地形と工事上の違いがスエズ運河とパナマ運河の違いを生み出しているのです。
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三大幸福論。アランの「幸福論」

幸福論を読んだからって幸福になれるわけではありません。どちらかといえばわたしは悲劇の物語を読んだときの方が、自分の幸福を感じることがあります。彼らはきっと幸福な気持ちを瞬間燃えるように感じて生きたんだろうなあと感じるからです。
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小説『片翼の翼』作者:アリクラハルト。第一章から第九章まで

自作小説『片翼の翼』を公開します。読みやすい媒体で読んでいただきたく思います。
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【紹介系の弊害】あらすじ本、勉強系・読書YouTubeチャンネルよりも読書は原本にあたれ

読書チャンネルやあらすじ本などの紹介系だけで知った気になっていませんか? あなたの人生に影響をあたえたはずの珠玉の知恵や文章を、紹介系だけで済ませると見過ごしてしまう可能性が非常に高いことを知ってください。原本を読まなければだめなのです。
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トルストイ民話集『イワンのばか』キリスト教は愛の宗教か?

キリスト教を愛の宗教だという人がいますが、詐欺師です。一部が正しいからといって全部が正しいとはかぎりません。キリスト教の本質は「信じれば生き返ることができる」というよみがえり信仰なのです。いいこと言っていると認めることと、信仰することは違います。
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バチェラー・ジャパンのほうが、バチェロレッテ・ジャパンよりも面白い理由

女は寝る前に情熱メーターが振り切れるほど男に惚れることはまずありません。そして男を天秤にかけるというのも、その姿勢だけで貴婦人(バチェロレッテ)にふさわしくないと判断されてしまいます。だからバチェロレッテはバチェラーほど見ていて面白くないのです。
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ロシア・ウクライナ戦争。国家をやめて世界連邦、世界政府のようなものをつくる以外に恒久和平の道はない

世界政府をつくってはじめて恒久平和が可能になります。核兵器なんて本当に必要なくなります。軍隊だっていりません。警察力だけで十分な世界になるのです。宇宙人が地球侵略しにきてはじめてここに書いてあることが理解できるんじゃ、バカなのはそっちなんじゃない?
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ウィリアム・フォークナー『八月の光』黒人差別や女性蔑視。もはや時代遅れの感覚が、人間として避けようのない宿命のように大袈裟に描かれている小説

『八月の光』で主役をはれるのは苦悩があるクリスマスです。超克のあったハイタワーは批判者にすぎず、時代の評価に耐えられる生き方をしたリーナは主人公を張ることができませんでした。とっくに解決済みの問題を、避けようもない宿命だなんて大袈裟だ、というのが本作の大欠点だといえるでしょう。
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専門家(弁護士などの資格所有者)と議論して勝つ方法

専門家と議論するとき、自分に資格がないからといって怯むことはありません。相手の資格がプレッシャーに感じるなら、資格を持つ人が書いた書物を盾にたたかえばいいのです。資格を盾に議論する人間は、資格に弱いものです。業界の大家の意見に尻尾をまいて逃げ出すかもしれませんよ。
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『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』南北朝鮮が統一された後に、韓国は北朝鮮の核爆弾を手放すだろうか? 統一韓国は核保有国になる。

小説『ムグケノ花ガ咲キマシタ』を読むかぎり、統一韓国は核保有国になるのではないか、という気がします。「アメリカなど強国の意志に屈服するな、韓民族よ誇りを持て。そのためには核保有国になるべきだ」というスピリットがこの小説を大ベストセラーにした要因だからです。
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やがてノーベル文学賞は廃止され、ノーベル・テクノロジー・イノベーション賞が新設されるだろう。

賞するならば、賞にあたいする人物を。将来、ノーベル文学賞は廃止され、その代わりに「ノーベル・イノベーション賞」「ノーベル・テクノロジー賞」のようなものが創設されるだろう。作家よりも、社会をよく変えた人のほうがはるかに賞に値いすると思いませんか?
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スタインベック『怒りの葡萄』車中泊の元祖。車中泊文学の代表的傑作

『ローマの慈愛』という絵画のモチーフがあります。餓死刑に処された父親を救うために、娘が母乳を飲ませるという作品です。スタインベックは『怒りの葡萄』という物語のラストに現代アメリカの「ローマの慈愛」を持ってきました。
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ヴィクトール・フランクル『死と愛』子供のいない女性は無意味なのか? 生きること。人生の意味を問う格好の命題

生きることが意味を持っていないならば、たとえ無限に子孫を残し得ても何の意味も持っていない。子どものいない女性が無意味であるとするならば、人間はその子供のためにのみ生き、その実存の意味はもっぱら次世代のうちに存ずるということであるが、各世代はこの問題を解決せずに次の世代へ押しやるに過ぎない。
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トルストイ『イワン・イリッチの死』死とどう向き合うかは作家の執筆動機の筆頭。死の直前の回想は作家ならモチーフにしたい状況

死ぬ直前の文豪にしかわかりえない人生の秘儀、そんなものは「ない」のです。文豪にしか書けない「命の結論」「人間の生き方の隠された秘密」みたいなものは何もありません。それを知るために、本を読むのです。自分の死に自分が納得するために。
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ピーター・フランクル『世界青春放浪記』ユダヤ人問題は被差別部落問題に似ている。人間の集団は差別せずにはいられないのかもしれない。

「イエスが裏切られて十字架の上で死ぬ」というのは定められた神の計画の一部です。そういう意味ではユダに自由意思はありませんでした。だって神の計画を実行した駒に過ぎないんですから。だれが神のプランに逆らえるでしょうか。むしろ選ばれた人だともいえます。
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日本の英語教育の失敗は「読む」「書く」偏重で「聞く」「話す」に重きを置いていないこと

楽聖耳朶の英語学習が実を結んでいないのは、日本の英語教育が「読む」「書く」偏重で、「聞く」「話す」に重きを置いていなかったからだと思います。日本の英語教育の失敗ではないでしょうか?
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個人営業の駐車場「にわかパーキング」に営業の許認可や届け出は必要なのか?

「駐車の用に供する部分の面積が五百平方メートル以上ある駐車場」かつ「都市計画区域内にある」かつ「不特定多数が利用する時間貸し駐車場」これらすべてを満たす場合には、駐車場の届出がいるということでした。規制がゆるくてホッとしました。
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なぜわたしはアントニオ猪木を好きじゃなかったのか?

語り継ぐにふさわしいストーリーをもつ男。劇的な生涯。その姿を見てようやくここにきてようやく男の偉大さにわたしは気づいたのです。燃える闘魂は偉大でした。みごとな生き様だったと思います。
感動・ライフ・お金・仕事

妖怪は昔のVR・AR。拡張現実は昔からあった。テクノロジーによっていにしえの夢が実現した。

妖怪っていうのは、今でいうAR(拡張現実)・VR(バーチャルリアリティー)なんじゃないか。現代では「妖怪が見られます」という趣旨のARグラスがあります。テクノロジーによって、いにしえの夢が実現したってことですね。
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もしも総収入が基礎控除額未満だった場合、アフィリエイト収入の源泉徴収税金は還付を受けることができるのか?

もしも総収入が基礎控除額未満だった場合、アフィリエイト収入の源泉徴収税金は還付を受けることができるのか? 興味があったので調べてみました。結論は、還付を受けることができるようです。しかし戻ってくる金額に比べて、あまりにも手続きが面倒なので諦めました。脱税しているわけじゃないので(むしろ過大納税しています)、別にいいでしょ?
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ニコス・カザンザキス『その男ゾルバ』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

物語のラストで語り部はゾルバの訃報を受け取ります。その前に一度、緑の石を見に来ないかとゾルバから誘われていたのですが断っていたのでした。この緑の石は一種の象徴でしょう。ゾルバのダンスのようなものです。ゾルバから生き方を学んだ語り部でしたが、ゾルバのように生きることはできなかったのです。
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公務員はやりがいのある仕事か? 官製ワーキングプア問題を報道するマスコミの矛盾

マスコミは、正規公務員を扱うときには「やりがいがない仕事」のように色を塗るのに、非正規公務員を扱うときには「やりがいがある」「面白い仕事」のように色を塗るのです。これはおかしいでしょう。同じ仕事をしているのなら、給料、身分も同じであるように、仕事の面白さ、やりがいだって同じはずです。
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ブレグジットによってEUの主力言語は英語からフランス語になるだろう。

フランスは核保有国ですし、フランス語に誇りをもっています。残ったメンツを見ればイギリスなきあとのEUを主導する国はフランス以外にはないでしょう。EU内で英語がずっと主力言語でありつづけるのは難しいでしょう。いつかフランスが「おれたち英語で喋るの、おかしくね?」と言い出すと思います。
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「結婚は人生の墓場だ」は男女の脳差の断絶に絶望した者が言った言葉

男女脳の違いは血液型の違いよりは医学的、生物学的に根拠のあるものです。「結婚は墓場だ」とかいうニュアンスのアフォリズムが古今東西にありますが、それはこの男女脳の溝のことを差しているのです。その断絶があまりにも大きいため、絶望した者がこのような言葉を吐いたのです。
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日本語だけで生きていくには人生は退屈すぎる。

人生は、単一言語で生きるには、あまりにも退屈です。もう一か国語ぐらい喋れたら、その分、面白くなります。趣味の英語でなかなか英語が習得できなくてイライラしたり、投げ出したりする人がいますが、英語というのは習得途中が面白いんですよ。だって習得しちゃったら、それは母国語と同じで、何の刺激もないってことだもの。
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ジャコモ・カサノバ『回想録』世界一モテる男に学ぶ男の生き方、人生の楽しみ方

カサノヴァ回想録は、物語に何らのオチをつけることもなく唐突に終了します。回想録は実話であり、カサノヴァの老後には読者を楽しませるような語るべき内容はありませんでした(ないと作者が判断しました)。だから作者は物語を「書いている今」の手前で終わらせたのです。結論もオチもなく終了する物語。だがそれは人生そのものなのかもしれません。
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他人には通じない個人的プライベートな「ことわざ」「故事成語」

家族やクラスメートなど共通に経験したエピソードが鮮烈で、その後の状況を説明するのに最適な場合、そのことは一般的な「ことわざ」「故事成語」のように意味をもちます。この「個人的なことわざ」「プライベートな故事成語」は、折にふれて「例えツッコミ」のように会話の中に飛び出してきます。
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史上最高の文学の人生の答え、真実、結論。

具体性が、ひとりひとりにたった一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらすのだ。誰も、そしてどんな運命も比類ない。どんな状況も二度と繰り返されない。全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。
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一人当たりGDP。いつのまに、なんで韓国に追い抜かれたのか?

市場経済というのは敗者や不必要なものが淘汰されることで需給バランスが釣り合う原理なのだから、社員をクビにできない、会社はつぶれないようでは、厳密な資本主義社会とはいえません。資本主義社会は廃業が前提なのです。終身雇用が前提では淘汰の原理が成り立ちません。競争のある国に負けるに決まっています。
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『同志少女よ、敵を撃て』に見る男脳と女脳の違い

『同志少女よ、敵を撃て』にはいちおうの結論のようなものがあります。スナイパーという殺人技術が不必要になったあたりまえの日常で、どうやって生きていくか、いちおうの結論が示されています。しかしそのことで「作品の文学的深みが増したか」といえば、それは別の問題です。結論があればいいというものではない。結論がないほうがときに深みを感じることだってあります。
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林芙美子『放浪記』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

読者は「知性」とか「現状分析」とか「解決策」ばかりを求めているわけじゃないのです。現状の感情、それを共有したかった。今、生きている人の生々しい言葉で。だから本作は売れたのだと思います。そしてその感情は普遍的なものだからこそ、時代を超えることができた。『放浪記』は時代を経るほどに作品の価値が上がっていくだろうと思いました。
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林芙美子『放浪記』老境の改作は改悪。作品はいちばん売れたバージョンこそ残すべきだ

作品は、いちばん売れたバージョンこそ残すべきだと思います。若い頃のヒット曲を齢をとってから後に歌い直したとして、聞きたいのは新しいテイクでしょうか、昔のテイクでしょうか?「改稿によって初版のもっていた魅力は薄れた」と解説者に解説されているのに、しれっと改稿決定版を出版する気がしれません。初版を出版しろよ。岩波文庫。
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4DX映画館で『アバター : ウェイ・オブ・ウォーター』を観た感想

アバターはモーションキャプチャーというスポーツの動作解析技術で、俳優の動作をそのままアバター(ナヴィ)の動きに取り入れて映画をつくっているそうです。つまりナヴィの動きは実質的に俳優の動きなのです。彼らは声優ではなく立派な俳優だったんですね。
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映画館で映画を見るより、動画のサブスクのチャンネルを契約した方が安くて楽しい

映画館で映画を見るより、動画のサブスクリプションを選択してしまいます。そのほうが、安く、長く楽しめるから。通年で加入するサブスクはアマプラのみ。その他は有料にせよ、無料にせよ、加入するのは一カ月だけと決めています。ずっと加入し続けるほどお金も時間もありませんので。
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ディズニーランドのホストが、ディズニーウィランズに見えた体験談

あとで彼女に聞いたら、まるでディズニーウィランズの一員のような顔でわたしを睨んでいたそうです。まるでアースラかマレフィセントのような顔で……。 ああ、びっくりした。わたしに悪気はなかったのですが。とくべつ言い立てるような変わったものは売っていないと言いたかっただけなのです(笑)。
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なんかエロい言葉。

本当はエロくないのだが、なんかエロい言葉……たくさんありませんか? その言葉自体の問題というよりは、それを感じる「こっち側」の問題だと思います。 つまりそれを知ることは「己を知る」ことに他なりません。
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クールジャパン。日本に憧れる外国人にはマンガ好き、アニメ好きが多い

活字とちがい絵は国境を軽々と超えていきます。ジュール・ベルヌなんか、時代の影響で小説家だったけれど、現代の日本に生まれていたならばマンガ家になっていただろうと思います。ベルヌのマンガ、読みたかったなあ。
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言葉には視点がある。ものごとの価値は目線で変わって感じる。

地球目線で何かを語ることはわたしたちにもできます。ウクライナ戦争も、西側のリーダーたちがウクライナ目線で考えたり語ったりすることをやめて、地球目線で考えたり語れば違った見方になるのになあ、と思わずにいられません。それはこの戦争にとどまらず、わたしたちのなにげない日常においても同じことです。そろそろ地球視点でものを語ろうか。
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買い物体力。女の底から湧き上がる解明不能の魔性のパワー

のび太が買い物ぎらいというのはとても共感できるのです。買い物なんてただの労役だと思っているんですね。男の子やな。それに対してのび太ママのほうはなんであんなに息子に買い物に行かせようとするんでしょうか。女性特有の「買い物体力」をもっているんだろうから、自分で行けばいいのに。
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ロバート・ハリス『エグザイルス・ギャング』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

日本でエグザイルといえば男性ダンス歌手集団が有名ですが、ロバート・ハリスの方がはるか昔からこの言葉を使っています。ワンダラーとかボイジャーとかエクスプローラーとか似たような言葉がたくさんある中で、エグザイルを選んだのはロバート・ハリスの嗅覚、言葉に対するセンスに他ならないと思います。
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【謎】釣りの面白さ。釣りの奥深さ。

この瞬間にわずかでも手を染めていないことを老後になったら急に初めてハマるなんてことがありえるでしょうか? わたしにはそれでも「釣り」にはわたしの知らない「何か」(おもしろさ)があるように思えてならないのです。でも……今日まで手を染めなかった「何か」によって、けっきょく一生やらないんだろうなあ。 わたしはそんな気がしています。
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ヒッピー文化は滅んだが、断捨離、アウトドア、バックパッカーのルーツ・ご先祖さまなのだ

ヒッピー文化は敗北しました。でもわたしの人生を変える力はありました。すべてが消え去ったわけではありませんでした。その魂は今でも世界の各地に残っています。わたしのように影響を受けたものが、そのスピリッツを次世代につたえていけばいいのです。
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なんでベトナムはアメリカにジャングルで勝って、日本軍は南太平洋の密林で負けたのか?

アメリカがベトナムに投下した爆弾の量は、第二次世界大戦で日本とドイツに投下した爆弾の約2倍になるそうです。日本の戦史を読んでいると、敵の圧倒的な火薬量にさしもの日本兵もなすすべがなかった、という描写が頻繁に登場しますが、ベトナムはその二倍の火薬量に耐えました。物量の差があってもベトナムは勝ったのです。大日本帝国の戦史がいかにもおかしいということがわかるのではないでしょうか。
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ノジマ電気のスマホ乗り換えキャンペーン(ブラックフライデー)について

買い替えようとその気になっていたお客さんもガッカリですし、何よりもその週末の店員さんの一日の努力が水の泡です。まともな企業がそんなことやるのかな? もしもスマホ本体が店舗に入る見込みがなく、お客さまと契約できる可能性がないのなら、キャンペーンのチラシなどを撤去すればいいのに。
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【確定申告】ブロガー、作家、ライター、著述業、ユーチューバー、投資家の必要経費の考え方

直木賞作家のような大物でないかぎり、しがないライター稼業が所得税を納めるなんてありえない、というお話しでした。このことを理解したら、あとは稼ぎまくるだけです。そしてすべてを経費に計上してしまいましょう。それが正解です。
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映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は波動砲を撃ちすぎ。戦艦大和に対するリスペクトが足りない。

あまりに波動砲に頼っては、それはもはや戦艦大和とは何の関係もない別の船です。戦艦大和の艦首にあるのは菊のご門であって波動砲発射口ではありません。主砲もろくに撃たずに波動砲と艦載機ばかりつかっていたら、戦艦大和に対するリスペクトが足りないといわれてもしかたがないでしょう。
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海外ロングステイ。国内外の宿代二重払い問題を解消する。

アパート暮らしにとっては、どこに住んでも、部屋代を払ってその日の宿を確保することにかわりはありません。海外ロングステイで国内外の宿代二重払い問題を解消するには、物置感覚で安い自宅を購入するか、厳密には宿代の二重払い問題を解消したことにはなりませんが、家賃、賃料が2~3万円の格安物件に引っ越すという手が考えられます。
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山岡荘八『高杉晋作』の魅力・あらすじ・解説・考察

結核になったのも、若死にしたのも、飲んで騒いでどんちゃん騒ぎがひどすぎたせいではないかと思います。志士の会合というのも、どんちゃん騒ぎとワンセットでした。 明日死ぬかもしれないという命がけの仕事をしていると飲まずにはいられなかったのかもしれませんが。
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【解決】auから身に覚えのない請求が来て困っています。クレジットカードの重複請求疑惑

auお客様サポートセンターの対応はヒドイと思います。「7月上旬の通信障害の影響で、通信料金の変更がありました。いったんクレジットカードから引き落とした金額を還付して、再度、新しい金額で引き落とす作業が現在行われております」と説明してくれれば、すぐに解決するはずだったものでした。
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ダーウィン・エジソン時代。人間が神の被造物であることから決別した時代

は1859年のダーウィンの種の起源(進化論)と、1879年のエジソンの白熱電球をひとつの時代を画するものと考えています。ダーウィンも、エジソンも、神の支配下にあった人間から、そのくびきを取り払ったのです。パソコン、スマホをふくめて、電気の力にどっぷりつかっているわたしたちは、1979年以前の人類とは違った人類だといえましょう。
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喪主が忙しすぎて悲しんでいる暇がない日本の葬式。

いちばん悲しいときに、忙しくて悲しみ過ぎないことが、いい意味で語られるのならば、もっとも祖母が感情をあらわにした「最後の別れ」のシーンで、花を渡しまくって泣くのを邪魔しまくった大手葬儀社のアレは、ひょっとしてプロの気遣いだったのかしら?
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ボリース・パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』翻訳ロシア文学は人名を統一したら読みやすくなる提案

ロシアでは、相手に呼びかける「言い方」でその人物のあいだの親密感がわかる、といわれています。しかし日本人の読者にはわかりません。ひとりの人物を何通りにも呼ぶのは、一般読者からすると読みにくくて仕方がありません。読者を混乱させるだけではないでしょうか?
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ウクライナ戦争の停戦和平案。核ミサイルさえ打たなかったら許してやる、ぐらいの命の保証をしないと、この戦争はおさまらない

独裁制は過去の悪しき政治体制として葬り去られることを希望します。独裁者も自分の寿命がまだあるうちは自滅の道は歩まないだろうと思います。でも寿命がなくなった場合、死なばもろともで核ミサイルのボタンを押さないとも限りません。核さえ使わなければプーチンを許してやる、といった提案をしないかぎり、人類が危急存亡の秋にあると思います。
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日本人は海外でも日本の法律が適用される?

本来、法律は平等、公平であるべきではないのですか? 現状では、海外の大麻合法の国であっても、日本人がマリファナを吸ったら犯罪になります。 でもそのことを規定している法律が、他の法律とくらべて、あきらかに構図が違っています。他の法律と同じような扱いをしていません。
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ホテルのサブスク。マンスリー賃貸。その違い。注意すべきこと。

ホテルのサブスクもマンスリー賃貸も、手持ちの家具を処分しないことには、倉庫を借りつつ、宿泊費用を払うという「二重払い」になってしまいます。これでは意味がありません。 やはり、さすらいながら生きていくためには、どうしても家具を断捨離する必要があります。
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図書館で予約した本を借りるときに困ったこと。「厚い」「古い」「旧字体」!!!

紙質がダメージを負いまくっている本とか、もはやほとんどの市民には読めない(読む気になれない)旧字体の本などは、もう現役から引退させてあげたらいいのではないでしょうか? 普通に借りられる状態にある現役本ではなく、どこか本の歴史的価値を蒐集する博物館行きにしてしまえばいいのではありませんか?
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結婚十訓。子どもが欲しいのは、兵隊さんと納税者を欲しているから。

なんでこんなスローガンが採用されたのだ? という疑問に対しては、すべて「兵隊が欲しいから」という理屈で説明できます。未来、人間の存在価値は、兵隊でも労働力でもなくなっていくはずです。それが新時代です。世間にはいまだに昭和十三年の結婚十訓みたいなことをいうオッサンがときどきいますが、笑い飛ばしてやりましょう。
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日本昔話しの類型。「どっちを選択しますか」選択肢パターン。欲深いよりもつつましいのが正解。

『おむすびころりん』や『はなさかじいさん』は、隣の強欲家族との比較だけれど、『舌切り雀』は夫婦の間で強欲とつつましさが分かれているのでさらに奥が深いぞ。そもそもこの夫婦はこれほど価値観が違うのにどうして夫婦円満なのだろうか?
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チャールズ・ディケンズ『オリバー・ツイスト』の魅力・あらすじ・解説・考察

『オリバー・ツイスト』の特徴は、主人公オリバーが無色透明だということです。おなじ少年が主人公のトム・ソーヤとかハックルベリーのような際立った特徴をもった少年ではありません。ただ善良なだけの気の弱い少年でした。最後は幸福になるのですが、自分の力で幸福を勝ち取ったというよりは、周囲の人が助けてくれたからでした。
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『ベルサイユのばら』(アニメ)の主人公はマリー・アントワネット? Wikipediaの間違い発見!

近代文学は「個人の心の大きな変革」を描くものです。成長する主人公、これがテーマです。その点、オスカルは文句なしです。貴族として生まれましたが、そのことに疑問をもち、貧しい庶民に同情し、エリートの近衛隊から庶民の衛兵隊に転属し、最後には民衆の側に立ってバスティーユの襲撃に手を貸します。平民のアンドレと恋をして、平民側に立ちます。心の中に革命が起こっています。太宰治の文学のようですね。
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映画『U・ボート』。太平洋戦争中。すでに潜水艦の新時代に移り変わったのに、日本軍はまったく気づかなかった。

大本営が潜水艦時代に気づかなかったように、太平洋戦争の軍記を執筆した作家たちもそのことにまったく気づいていません。多くの軍記を読みましたが、そのことを指摘している作品を読んだことがありません。わたしの書いた記事はそういう意味で価値あるものだったと自負しています。他の人が指摘していないことを書いているからです。
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ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』の魅力・あらすじ・解説・考察

メタバースにつくよりも、大地についた方がいい。どうやって生きていくべきか悩んだら、まだ誰も歩いていない新しい道よりも、先祖や動物たち、絶滅した過去のすべての生き物たちが歩んだ古い道を歩いた方がいいとわたしは思っています。
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山岡荘八『小説太平洋戦争』。日本だけ特別だと思うのがすべての間違いの元

問題は食料不足でした。山岡荘八は降伏したおかげで米司令官は食料不足の責任をまぬがれたと評しています。降伏したせいで捕虜の食糧不足が日本側の責任になってしまったのでした。
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【動画編集】実写映像・外国映画の「声だけ吹き替え」はどうやってるの?

【動画編集】実写映像・外国映画の「声だけ吹き替え」はどうやってるのでしょうか。背景音と俳優のセリフだけを集めた音声トラックが別にあります。 だから「外国映画の吹き替え」の場合は、俳優のセリフだけを集めた音声トラック(ファイル)だけをアフレコすればいいのですね。 背景音、効果音、音楽ファイルはそのまま使えます。
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【B型はだいたい・適当人間】B型女性と、几帳面で細かいA型男性の相性は「いい」って本当?

自分のままに突っ走って暴走、感情的になりがちなB型女性を、周囲の顔色をうかがって冷静・慎重なA型男性がリードするような関係は、じつは相性がとてもいいそうです。マジか? 相互補完性とでもいうんでしょうか。
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ロバート・ハリス『ワイルド・アット・ハート』の魅力・あらすじ・解説・考察

美大生、アーティスト、ボヘミアン、ジャンキー、ドラッグディーラー、ニューハーフ、ファッションモデル、ギャングの大物、最高裁の判事、ヌードダンサー、パフォーマンスアーティスト。パンク。料理評論家、社会学者、弁護士、娼婦、ゲイの活動家、チリの知識人。トップレスバーのウェイターにバーテンダー。あらゆる種類の客
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アルベール・カミュ『異邦人』の魅力・あらすじ・解説・考察

「人間とは無意味な存在だ。すべては主観の問題だ」とカミュはいいたいのでしょうか。言葉にすればたったこれだけで誰もかえりみないものを、物語にして表現すると心に残ってしまうのですから、小説芸術はおもしろいなあ、と思います。
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世紀末デカダンス。オスカー・ワイルドの最高傑作『ナイチンゲールと薔薇』

『幸福な王子』のツバメは越冬できずに凍死(餓死?)してしまうのですが、『ナイチンゲールと薔薇』のナイチンゲールはみずから心臓を薔薇の棘に捧げます。心臓の血の赤が薔薇の赤色になるというイメージが、痛みをともなう強烈な読後感として残ります。
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【アマゾンプライムデー】1円入札を彷彿とさせる「値段の安い順番」に「並び替え」

ネットビジネスでは人目につかないと商売になりません。どうやら本体代金を投げ売り価格に設定してアマゾンの「値段の安い順番」ソートにひっかかるようにして、配送料・手数料で儲けようというビジネスモデルのようでした。昔、公共工事の入札で0円入札とか1円入札というのが問題になりましたが、アレを思い出しました。
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災害関連死とは、災害がなかったら生きていたであろう人たちのこと

そもそも「同じ状況でも平気な人もいるんだから災害関連死とはいえない」と言い出したら、すべての心の病を否定しなければなりません。心の傷、心の病が人によって違うのはあたりまえのことなのです。
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ジュール・ヴェルヌ『海底2万マイル』ネモ船長は何を求め、何に復讐しているのか?

世界初の原子力潜水艦には、ノーチラス号という名前が付けられました。『海底二万マイル』に描かれた超潜水艦ノーチラス号の面影がイメージになかったと誰がいえるでしょうか。『海底二万マイル』はそれほど画期的なSF小説だったのです。
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『ぼくは日本兵だった』J・B・ハリス。とにかく「音」で必死に日本語を覚える。

日本軍の兵卒が書いた手記の中ではもっとも面白い部類に入るのではないでしょうか。視点がハーフだけに、そして憎めないキャラクターをもっているだけに、ひじょうに面白い本でした。いよいよぼくの活躍できる時代がやってきたのだ。なんとなくそんな予感がした。
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ヘルマン・ヘッセ『デミアン』作者得意の寓話。デミアンは自分自身

作者得意の寓話。デミアンは自分自身だった。 ここではヘルマン・ヘッセ『デミアン』の書評をしています。1919年に発表された作品です。第一次世界大戦直後に発表されたものです。 デミアンはデーモンからの命名だそうです。ルイ15世...
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白内障って何だ? やがてカメラを眼に埋め込んで、電気信号で直接脳に映像を送る時代が来る。

そのうち本当に体にスマホを内蔵する時代が来るかもしれません。わたしが白内障になる頃には、眼内レンズなんて時代遅れで、カメラを眼に埋め込んで、電気信号で直接脳に映像を送る時代が来ているかもしれないですよね。
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ミトコンドリアDNA型鑑定。ミトコンドリア・イブは、人間のことだけを考えた誤った考え

「ミトコンドリア・イブ」というのは、発想がおかしいのです。人間のことしか考えないから間違えるのです。「ミトコンドリア・生物」というのはあるでしょうが、ミトコンドリア・イブというのはおかしいのです。彼女にだって母親がいたのですから。サルと人間の共通の祖先だって同じミトコンドリアをもっていたのですから。
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ロバート・ハリス『人生の100のリスト』

ロバート・ハリスの世界が大好きな私ですが、それでも「彼が影響を受けた世界」が必ずしも大好きとは限りません。推奨する人が好きでも、推奨先を好きとは限りません。
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トルストイ『戦争と平和』知りたかった文学の正体がわかった!! 

この世の深淵の知恵を見せてくれる魔術のような書なんて、子どもの頃のわたしが抱いた幻想でした。そんなものはないのです。 ストーリーをえんえんと物語った上でさらりと述べるあたりまえの結論、それが文学というものの正体なのでした。
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経験知は一代限り。ノラ猫ですら人から逃げるのに、なんでツバメは人を恐れないの?

おそらくツバメはヒナ時代に見た風景のことをおぼえていて、それとよく似た場所に巣をつくっているのではないでしょうか? そうと考えなければ、次世代もその次世代も、営巣場所が市街地、人間のそば、ということの説明がつきません。
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「蚊取り電撃ラケット」で「蚊殺しバドミントン大会」

ええい。ままよ!! 電池がカラの電撃ラケットを力まかせに思いきり振りました。なにがなんでも殺してやろうという執念です。殺すか、眠らないかだ。 蚊を絶滅させろ!!
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「一杯だけ飲ませて」水筒一気飲み事件

この事件はわたしにトラウマを残しました。夏場、暑くなって喉が渇くと丸山の汗だくで勝ち誇ったような顔を思い出すのです。もしもどこかで再開することがあったら、鼻から水を出してもいいから、二人で水筒ひといきで丸のみに挑戦してみたいと思います。若さっていいな!!
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コンラッド『闇の奥』は映画『地獄の黙示録』の翻案元(原作)

何もわかっていない人が「恐ろしい」というのと、酸いも甘いも噛み分けた人物が「恐ろしい」というのでは、言葉のもつ力が違います。 カッコつけて、とりつくろって死ぬことをしませんでした。できませんでした。闇の奥で酋長のようにふるまっていた白人は「おそろしい……」と呟いて死んだのです。
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さすがワセジョ。頭いいのね! アホなのはオレのほうでした。

周囲の人たちの方がはるかにレベルが高い話しをしていたのでした。アホかと思って申し訳ございません! アホなのは私のほうでした!!下衆の勘繰り、というやつでしょうか。自分のレベルで他人をみてはいけませんね。
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ジャック・ロンドン『海の狼』。生きることはギャンブル。人間はみんな生きること中毒

わたしもラーセン船長のように世の中を見ています。この世界を感じるには肉体をつかわなければならないし、肉体を使ってこその生きがい、生きている実感だと思っています。そしてこの肉体が動かなくなった時には、この世界を去るときが来たということです。
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女たらし。カサノヴァ、ドンファン、ジゴロの違い。

カサノヴァはイタリア人、ドン・ファンはスペイン人、ジゴロはフランス人でした。カサノヴァは実在の人物、ドン・ファンは架空の人物、ジゴロはただの言葉でした。カサノヴァのように、日本には個人名が何かの概念を代表する代名詞になっているケースは比較的少ないような気がします。
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ロバート・ハリス『地図のない国から』放浪の魂を読む。

アウトサイダーの反逆はまずは平凡な日常生活への憎悪といったかたちで現れます。彼は政治家や法律家ではありません。世の中の平安、安寧、ルールとか「みんながおまえみたいだったらどうなるんだ?」といった道徳的なことは一切考えません。とにかく自分が嫌だから嫌なのです。我慢がならないから我慢しないのです。そして衝動に身をまかせます。それが生きることだから。
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ロバート・ハリス『ワイルドサイドを歩け』walk on the wild side.

おのれの肉体を使って、二本の足で世界を旅する以上のことが、バーチャルの世界に待っているなんてことはインポッシブルなことだと思います。走っても汗も出ないし熱くもならない。寒さも痛みも感じない世界に、どれほどの生きている実感があるでしょうか。動物たちがやっているように生きることが正しいのだと確信しています。わたしたち人間もまた動物なのだから。
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ジャック・ロンドン『白い牙』なぜ作者はオオカミがイヌになる作品を描いたのか?

放浪のホーボーとして自由無頼の青春をおくったジャック・ロンドンでさえ世の中と関わりながら生きていくものです。そのことがわかっていたから、ジャック・ロンドンは文明生活で愛されて安穏に暮らすホワイトファングのことを書いて残したのだと思います。
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ひろゆき『1%の努力』ゲーム感覚で生きる。ドラクエ的な人生

会社が赤字だから残業代をもらわずに無償で働くといったことは、まるで「肉屋を応援する豚」のようなものだというのです。いつか自分が殺されてしまう豚が肉屋の営業を心配するようなお人好しで、聞き分けのいい豚になっていませんか?
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ひろゆき『働き方完全無双』

ひろゆき「やりたくないことをやらされているという状況が人生において不幸である」。大きな野望は持たずに地方でダラダラ好きなことをやって暮らしながら、ネットでワンチャン当てることを狙う時代だとひろゆきはいいます。たとえばユーチューバーみたいな人たちのことですね。
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ひろゆき『無敵の思考』日本にいるだけでイージーモード

ものをもたないようにすれば、自然とお金は余ります。それを「お金持ち」というのです。そして「お金持ち」になったら、次は「時間もち」になりましょう。そうすれば「世界はおれのもんだーっ!!」と叫んでタイタニック号に乗って世界を旅してまわることができますよ。
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手塚眞アニメ『ブラックジャック』の低評価。人は死ぬもの。死を隠す意味がわからない。

日常生活では見ることができない「覚悟の死」「カッコいい死にざま」が見たかったのに、凡人の手によって改変され、日常にありふれた「生きのびる選択」「その後に続く平凡な日常」になってしまいました。手塚治虫本人が見たら激怒したか、あるいは泣いたんじゃないでしょうか。
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ロバート・ハリス『エグザイルス』の内容、あらすじ、おすすめの点

自分の道を行くということは、実際に旅に出るかでないかではなく、自分らしく生きたいと行動に出た人間はその時点で地図も海図も羅針盤もない長い航海へとすでに旅立っているのだろう。
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ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』学校によってスポイル・去勢される少年の物語

気づかなければ、外からあたえられた価値観を自分の中に取り込んで本当の自己を放棄して生きていけばいいのです。それはそれで楽なのでしょう。楽だから多くの人がその道を選ぶのです。しかし気づいてしまったら、もはや後戻りはできません。
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人類史上最大のベストセラー『聖書』。二番目の『共産党宣言』

「プロレタリアはこれまでの社会秩序を暴力でくつがえさなければかなえられない、と公言する。支配階級は共産主義革命にふるえあがるがいい。労働者は自分の鎖のほかに失うべき何ものももたない。プロレタリアは世界を手にするのだ。万国の労働者よ、団結せよ」
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【旅人の主題歌】ウォルト・ホイットマン『大道の歌』。旅人の守護聖人

宇宙そのものが一つの道、多くの道、旅ゆく魂たちのための道だと知るために。暗いところに閉じこもっていちゃだめだ。でかけよう。ありとあらゆる形式から。でかけよう。かつて始まりがなかったように今は終わりのないそのものに向かって。
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ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』「人間よ、野性にかえれ」という叫び

もちろんここでの犬は人間の比喩でしょう。飼い犬バックはひょんなことから野性の世界へと放り出されてしまいました。そこで過酷な体験に耐えて、自立を目指します。そのためにはおのれの中に眠る先祖の血、野性に帰らなければなりませんでした。『荒野の呼び声』が、動物が主人公なのにジャック・ロンドンの自伝的小説とされるのは、その行動が似ているからではなく、その心の流れが似ているからです。
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ディスニー映画『モアナと伝説の海』に登場する半神マウイは実在の神さま

マウイとはポリネシアの神格化されたプロメテウス的英雄。天国に括り付けた釣り針で海底に沈んでしまった陸地を釣り上げたり、空を持ち上げたりした。空を持ち上げてくれたおかげで四本足で這っていた人間は立つことができるようになった。太陽をつかまえて昼を長くした。
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ウクライナの穀物は陸路で輸送すればいいのでは? マリウポリ市長はどこにいる?

ロシア人、ウクライナ人は、どちらもスラブ国家です。あるのは言語の問題だけなのです。しかもマリウポリあたりは半数がロシア語がマザータングだそうです。不条理ですね。2022年に、このような戦争をみることになるとは思ってもみませんでした。
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ジャック・ロンドン『赤い球体』生首がいぶされて回転する怪奇小説

バセットとメドゥーサの共通点といえば、首が斬られて曝されるというところですが……敗者の真理、悪魔主義者みたいな発想なのかと思って真理=メドゥーサというのが気になりました。しかしただ≪真理≫と読んで、小説の上では何の問題もありません。
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ベーオウルフ。かわいそうな「グレンデルの母親」名前ぐらいつけてやれよ!

ケニングという修辞を知りました。ケニングというのは北欧で中世に流行っていた修辞法だそうです。ハードボイルドな文体もときにはいいと思いますが、ケニングの文体もぜひ読んでみたいと思います。エスプレッソばかり飲んでいると、ときには違った飲み物を飲みたくなりますものね。
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日本人は箸をつかうから指先が器用でものづくりが得意というバカ理論の大嘘

実際に左手で箸をつかってみると、意外と簡単に使えました。聞き手じゃない方の手で箸をつかうのは、思ったよりも簡単です。必要に迫られて左手に箸をもって食事せざるをえなかったのですが、たいして苦労しませんでした。今でも左手で箸を器用につかえます。
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ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』リベンジマッチ。卑怯者は勇気を取り戻せるか

キリストがやったみたいなどんでん返しを示唆していると思いませんか? 一般的に十字架にはりつけにされて殺されることは「敗北」ですが、イエスはそのことによって「なしとげた」とすることによって敗北を超越しました。 ジムもみずからを銃口の前にさらけだすことによって、約束を守り、過去の不名誉を払拭したのでした。
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【ウクライナ戦争】ロシアの兵士を救え。兵隊は独裁者の犠牲者に過ぎない。

今は暫定的に終身刑でもいいから、戦争が終わって、民間人殺害の抑止力を求めなくてもいい時代が来たら、減刑してロシアの兵士を助けてあげてください。ほんとうは犠牲者に過ぎないのに、終身刑だなんてあまりにもかわいそうだ。
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ウクライナ戦争後の世界。ロシアの分割統治(案)。日本は樺太をもらえ

アメリカがやろうとしている「ロシアを大国ではなくす」という意味は、旧ドイツや朝鮮半島のようなロシアの分割統治ではないかと思います。戦勝国会議の際に、日本は北方領土の返還帰属はもちろんのこと。樺太をもらいましょう。それで一切の軍事力を使うことなく北方領土返還がかないます。
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DIE WITH ZERO。貯金を残さずゼロで死ぬ方法。死から逆算して人生を最適化する。

父親のように生涯ひとつの会社に定年まで勤めなければならないとか、サラリーマンだけが仕事の選択肢だとか、ブロガーやYouTuberは仕事じゃないとか、そういうのは偏見です。打ち破った時にはじめて、自分が偏見にとらわれていたことを知るのです。
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根拠のない自信。自信はたいてい根拠のないもの

「なにその根拠のない自信?」このセリフをいうのは常に「他人」です。「自分」ではありません。 他人には信じてもらう必要がないのです。自分で自分を信じればそれでじゅうぶんです。 それが「自信」です。根拠のないのが自信なのです。
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『ジャック・ロンドン放浪記』ホーボーって何だ? 無賃乗車・ただ乗りという放浪スタイル

自分を知っているものが誰もいない場所で、これまでの自分を捨てて、何もない自分として未知の風景の中に自分を溶け込ませること。宇宙に溶けること。それが放浪の真髄なのかもしれません。
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天皇が朝鮮にルーツをもつとしたら日韓併合は韓王朝が交代したぐらいのことだと思ってもらえないかしら?

日本人だとか韓国人だとか、ロシア系民族だとかウクライナ人だとか、そういうことにこだわるのはやめた方がいいと思います。こだわりつづけるかぎりいつまでも戦争はなくなりません。
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木更津ブルーべり狩り

いいとこ取りで申し訳ないのですが、果物のもぎ取りは、農家のいちばん楽しいところだけと切り取って体験できるので大好きです。ブルーベリー狩りの場合のおいしい食べ方は、一粒づつ食べるのではなく、一気に5粒ほどを摘み取り、大人食いすることです。
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年金は月ベース計算か、年ベース計算か。

国民年金は優良商品といわれています。満額払い込んで、長生きする(バックを受け取る)のが、もっともいいのです。 長生きすることが不幸にならないように、公的年金は満額払った方がいいですよ。
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株式配当の確定申告。市役所に書類を提出するんじゃ意味がない

確定申告は【e-tax】を利用して、税務署に行かなくても申告ができます。しかし住民税の方は、結局、(仕事を休んで)市役所に行かなきゃいけないみたいです。「わざわざ市役所に行かなくてもいい」ところまで、やってはじめていい仕事をしたといえるのです。
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インド神話『ラーマーヤナ』のあらすじ。ギリシア神話との類似点

『桃太郎』が『ラーマヤナ』から影響を受けているのではないか、というふうに考える人もいます。とすると、その『ラーマヤナ』が『ギリシア神話』から影響を受けているわけですから、物語のルーツはギリシアにある、ということになるかもしれません。
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戦争を経験した祖父が証言・書き残すのを拒否した話し

戦争で、泣いている人がいる。たくさんの泣いている人がいる。しかし見たこともないような悲劇はなにひとつとしてない。どれもこれも過去におこなわれてきたことばかりだ。すでに知っている悲劇ばかりだ。真新しいことは何一つ経験しなかったとさえいえる。
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ドストエフ好きー? いや嫌い。『白痴』の内容、感想、書評

和訳された書物の場合、名前は統一した方がいいんじゃないでしょうか。どうせ日本人が読むものですから、ロシア本国の繊細な関係性なんて日本人にははかりしれませんし、それをとるメリットよりも、誰が誰だかわからなくなるデメリットの方がずっと大きいと思います。
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ヘルマン・ヘッセ『クヌルプ』放浪の魂の真髄

みんなが同じ生き方をしているとき、そうでないものの生き様はそれだけで価値があると私は思います。定住し税金を取られる生活をしている者が、放浪しあたりまえの価値観に染まらないクヌルプを憧れの目で見つめたのは、そして軽侮の目で見つめたのは、あたりまえのことでした。今の自分じゃないなりたい自分になるために、今の自分を認めて許してあげるために。
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ヘルマン・ヘッセ『郷愁』個人には自分を完成する責任がある。地域や先祖のせいにはできない。

現代の私たちはヘルマン・ヘッセ『郷愁』ほど牧歌的な時代に生きてはいません。実存主義の世界に生きていて、個人には自分を完成する責任があります。先祖や地域の由来にすればいいという時代はある意味で今ほど生きにくい時代ではなかったといえるかもしれません。
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村上龍『イン ザ・ミソスープ』痛さによって目覚める。社会に染まることから、自分を取り戻す

≪黒い鳥≫は、個人を覆いつくそうとする社会の影響でした。その黒い影に覆われるということは、自分らしさを殺すことであり、他人時間を生きることでした。だから「おれはおれのことがわからなくなる」のです。自分の腕にガラスの破片を突き刺して痛さによって目覚めようとします。世の中に染まることから、自分を取り戻そうとするのです。
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哲学者ナンバー2プラトン著者集『饗宴』少年愛を賛美する本。

ひたすら少年愛を賛美する本です。女性との性愛は肉欲だけだが、少年との性愛は精神的なもので男女のまぐわいより上質なものだと書いてあります。少年にとって年上男性との性愛関係は社会への登竜門であり、年上男性が少年を愛し訓育することは社会に対する奉仕であるかのように書いてあります。
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ニコライ・ゴーゴリの寓話『外套』ロシア革命の予言の書

幽霊を「主人公本人」と考えるか「主人公とは違う別人」と考えるかで、物語の解釈がだいぶ変わってきます。しかしどちらにしてもその後のロシア革命を予言するような書になっていることは間違いありません。
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モーパッサン『脂肪のかたまり』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

追い詰められた戦時下では人間の本性が剥き出しになります。一般的に堕落と見られている売春婦が「いいひと」で、一般的に高潔と見られている逃避行グループの貴族たちが「人間のクズ」だったという作品です。
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ヘンリー・ミラー『南回帰線』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

≪永遠に理解されることのない、強烈な作品≫をものしようとするヘンリー・ミラー。はたしてそれはどのような作品になったのでしょうか。本書『南回帰線』そのものがその答えです。これまでにない強烈な作品をつくろうとした作者の野心がこの際限のない幻想、イマジネーションの物語をつくったのか。と感得できれば読んだ甲斐があったというものです。
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洗濯王が教える洗濯のコツ

市民ランナーのランニング三冠王は洗濯王でもある 夢想することがあります。ドラゴンボールの戦闘力を表示するスカウターのように「生涯ランニング距離」が表示されたら面白いのに、と。 私はランナーです。これまで地球一周をはるかにこえる距離を...
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人生経験を積めば積むほど深イイと思い知らされた言葉

「普通の人が好き」おつきあいするならば、なんら人から突き抜けた特色なんかないほうがいい。とびぬけた何者かになろうという野心なんかないタイプの方が、パートナーである女性を幸せにしてくれる可能性が高いでしょう。そういう彼女の知恵深さが、人生経験を積めば積むほどわかったのです。
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【群衆パニックの恐怖】原材料が植物繊維のトイレットペーパーが、オイルショックで買い占められた理由

トレぺは植物の繊維からできています。基本的には石油製品ではないはず。それなのにどうしてオイルショックでトレぺが買い占められたのでしょうか? みんなが殺到して買い占めたらトレぺはなくなってしまいます。理性的、冷静な判断も役に立ちません。群集心理というのはこれほどまでに恐ろしいものなのです。
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ウクライナ戦争。ロシアがこんなに弱いとは。

ウクライナ戦争をきっかけに、今、自衛の論争が盛んですが、自衛隊がかつての日本軍のイメージで戦っても、弱い弱い軍隊になっていると思います。かつての面影はまったくない、今のロシア軍のように。
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【読書】若いと、読めない!

若い頃の読書は、どんな生き方が描かれていても、自分もその生き方を選ぶことができるから、自分のこととして読むことができます。逆に、若く感受性が繊細すすぎると作品世界のヒリヒリした純粋さに影響されすぎて現実が辛くなる境地がありえます。本を読みましょう。
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【荒野のおおかみ】ステッペン・ウルフのあらすじ・書評・魅力・解説・考察

『荒野のおおかみ』は寓話です。もっと遊びたかった。恋したかった。ダンスしたかった。楽しみたかった青春。愛されたかった自分。二度と戻らない青春。一回きりの人生。果たされなかった思い。荒野のおおかみの叫び。そのことに気づいて、ケリをつけにいく物語がステッペンウルフだったのだと私は思います。
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【文学至上主義】戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を執筆した作家

太宰治の小説なんか読んでいると、太平洋戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を書いていて驚いたことがあります。普通、頭上に爆弾落とされて、近所の子が戦死したりしている状況で、それは自分の文学には関係ないことだから、と完全無視できるというのは、よっぽど芸術至上主義じゃないとできることじゃないと思うのですが……。
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プライマル・スクリーム(原初からの叫び)

万人に通用する理論なんてものはありません。人の傷、人の真理は個人的、具体的なものです。プライマリー理論にぴったりと合致する人がいます。そしてそうでない人もまたいるのでしょう。人の数だけ苦痛と解放の闘争があるのです。
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ウクライナ戦争。美女が国を救う。

私たちがこうして注視することが、侵略者の行動を抑制するというのならば、それを成し遂げたのはゼレンスキー大統領ではなく、ウクライナ美女です。世界に見られることがウクライナを救うというのならば、国を救ったのはウクライナ美女たちです。美人が国を救うのです。
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スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ

スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ 生きているあいだにパソコンを、マウスを、USBを、ipodを、iPhoneを普及させて世界を変えたといわれるスティーブ・ジョブズ。彼のことをIT長者だと思っている人も多いと思い...
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【諸子百家】韓非子ってどんな思想家? 人物と死因

それはウサギが切り株に当たったような一瞬の出来事であり、時がすすめば今の自分の思想も世の中と会わなくなり古くなってしまう日が来る。韓非子も君主に近づいて、そして殺されてしまいました。「君子あやうきに近寄らず」も韓非子だったらよかったのにね。
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天然ボケ妻語録。えだだれさくらってどんな桜? 「オヤジィ!」ヤクザの親分の息子

おれぁヤクザじゃないからさ。詳しくは知らないけど、可愛がってもらったいた子分は親分さんのことをオヤジって呼ぶんじゃないの?
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韓国の宗教分布。キリスト教徒が多いわけ。

韓国には、異端といってもいいぐらい本来のものとはかけ離れた「キリスト教」もあるようです。教祖が自分は救世主だと自称してシャーマンのように神がかりになるような新宗教や、キリストの生まれ変わりだと主張するような新宗教の信者が韓国人キリシタン30%の中にカウントされてしまっているのです。
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【怒る富士】富士山の大噴火。山頂が噴火してもっと高くなるか。

同時代の作品でも、外国の小説は風俗が違うので、SFやファンタジーのように読めたりするのですが、日本の小説だとそうはいきません。富士山の噴火を人間が短い生涯の中で見ることができる人は稀です。見たくもあり、見たくもなし、ですね。
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毎年恒例の花粉症。医師の診断書は省略できないのか?

コロナ禍で、なるべく人と人が接しないようにと、いろいろなことが変わりました。ついでに花粉症の薬ぐらいは処方箋なしで去年と同じ薬を出してもらえるようになるとありがたいと思います。花粉症って厳密には病気じゃありません。病気じゃないもののために医院で待たされて新型コロナウィルスにかかったのではわりにあいませんぜ。
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お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

人の知らない情報をもっていれば、小説家になれます。殺人のマニュアル本は出版できませんが、探偵小説なら微に入り細を穿ったリアルな描写で殺人を描いても何の問題にもならず、それどころかかえって高評価されることもあります。脱税の指南書は書けませんが、小説なら書けるし、むしろ褒められもするはずです。
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ジャック・ケルアック【ザ・ダルマ・バムズ】禅ヒッピー

出かける時がやってきたのだ。リュックサック大革命を起こしてやるのだ。禅の風狂の精神で放浪するんだ。「世界中をリュックサックを背負った放浪者で埋めつくしてやるのだ」ビートニクのこの願いはヒッピーたちによって程度実現しました。
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【医者ぎらい】「風邪かどうかは、これから診察しておれが決めるんだ」と怒る先生

熱を下げてくれただろうって? ちょっとまってください。熱を下げてくれたのは薬剤師が出してくれた錠剤です。クスリのおかげであって、医者のおかげではありません。 その薬を開発したのは、あなたを診察した医者ではありません。町医者は風邪にはこの薬が効くということを知っているだけのことなのです。