感動・ライフ・お金・仕事

人生で一番大切なものは感動。生きること。お金。仕事と生活への提案など
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日本の英語教育の失敗は「読む」「書く」偏重で「聞く」「話す」に重きを置いていないこと

楽聖耳朶の英語学習が実を結んでいないのは、日本の英語教育が「読む」「書く」偏重で、「聞く」「話す」に重きを置いていなかったからだと思います。日本の英語教育の失敗ではないでしょうか?
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個人営業の駐車場「にわかパーキング」に営業の許認可や届け出は必要なのか?

「駐車の用に供する部分の面積が五百平方メートル以上ある駐車場」かつ「都市計画区域内にある」かつ「不特定多数が利用する時間貸し駐車場」これらすべてを満たす場合には、駐車場の届出がいるということでした。規制がゆるくてホッとしました。
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なぜわたしはアントニオ猪木を好きじゃなかったのか?

語り継ぐにふさわしいストーリーをもつ男。劇的な生涯。その姿を見てようやくここにきてようやく男の偉大さにわたしは気づいたのです。燃える闘魂は偉大でした。みごとな生き様だったと思います。
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妖怪は昔のVR・AR。拡張現実は昔からあった。テクノロジーによっていにしえの夢が実現した。

妖怪っていうのは、今でいうAR(拡張現実)・VR(バーチャルリアリティー)なんじゃないか。現代では「妖怪が見られます」という趣旨のARグラスがあります。テクノロジーによって、いにしえの夢が実現したってことですね。
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もしも総収入が基礎控除額未満だった場合、アフィリエイト収入の源泉徴収税金は還付を受けることができるのか?

もしも総収入が基礎控除額未満だった場合、アフィリエイト収入の源泉徴収税金は還付を受けることができるのか? 興味があったので調べてみました。結論は、還付を受けることができるようです。しかし戻ってくる金額に比べて、あまりにも手続きが面倒なので諦めました。脱税しているわけじゃないので(むしろ過大納税しています)、別にいいでしょ?
本-映画-メディア

ニコス・カザンザキス『その男ゾルバ』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

物語のラストで語り部はゾルバの訃報を受け取ります。その前に一度、緑の石を見に来ないかとゾルバから誘われていたのですが断っていたのでした。この緑の石は一種の象徴でしょう。ゾルバのダンスのようなものです。ゾルバから生き方を学んだ語り部でしたが、ゾルバのように生きることはできなかったのです。
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公務員はやりがいのある仕事か? 官製ワーキングプア問題を報道するマスコミの矛盾

マスコミは、正規公務員を扱うときには「やりがいがない仕事」のように色を塗るのに、非正規公務員を扱うときには「やりがいがある」「面白い仕事」のように色を塗るのです。これはおかしいでしょう。同じ仕事をしているのなら、給料、身分も同じであるように、仕事の面白さ、やりがいだって同じはずです。
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ブレグジットによってEUの主力言語は英語からフランス語になるだろう。

フランスは核保有国ですし、フランス語に誇りをもっています。残ったメンツを見ればイギリスなきあとのEUを主導する国はフランス以外にはないでしょう。EU内で英語がずっと主力言語でありつづけるのは難しいでしょう。いつかフランスが「おれたち英語で喋るの、おかしくね?」と言い出すと思います。
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「結婚は人生の墓場だ」は男女の脳差の断絶に絶望した者が言った言葉

男女脳の違いは血液型の違いよりは医学的、生物学的に根拠のあるものです。「結婚は墓場だ」とかいうニュアンスのアフォリズムが古今東西にありますが、それはこの男女脳の溝のことを差しているのです。その断絶があまりにも大きいため、絶望した者がこのような言葉を吐いたのです。
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日本語だけで生きていくには人生は退屈すぎる。

人生は、単一言語で生きるには、あまりにも退屈です。もう一か国語ぐらい喋れたら、その分、面白くなります。趣味の英語でなかなか英語が習得できなくてイライラしたり、投げ出したりする人がいますが、英語というのは習得途中が面白いんですよ。だって習得しちゃったら、それは母国語と同じで、何の刺激もないってことだもの。
本-映画-メディア

世界一モテる男に学ぶ男の生き方、人生の楽しみ方

カサノヴァ回想録は、物語に何らのオチをつけることもなく唐突に終了します。回想録は実話であり、カサノヴァの老後には読者を楽しませるような語るべき内容はありませんでした(ないと作者が判断しました)。だから作者は物語を「書いている今」の手前で終わらせたのです。結論もオチもなく終了する物語。だがそれは人生そのものなのかもしれません。
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他人には通じない個人的プライベートな「ことわざ」「故事成語」

家族やクラスメートなど共通に経験したエピソードが鮮烈で、その後の状況を説明するのに最適な場合、そのことは一般的な「ことわざ」「故事成語」のように意味をもちます。この「個人的なことわざ」「プライベートな故事成語」は、折にふれて「例えツッコミ」のように会話の中に飛び出してきます。
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史上最高の文学の人生の答え、真実、結論。

具体性が、ひとりひとりにたった一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらすのだ。誰も、そしてどんな運命も比類ない。どんな状況も二度と繰り返されない。全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。
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一人当たりGDP。いつのまに、なんで韓国に追い抜かれたのか?

市場経済というのは敗者や不必要なものが淘汰されることで需給バランスが釣り合う原理なのだから、社員をクビにできない、会社はつぶれないようでは、厳密な資本主義社会とはいえません。資本主義社会は廃業が前提なのです。終身雇用が前提では淘汰の原理が成り立ちません。競争のある国に負けるに決まっています。
本-映画-メディア

『同志少女よ、敵を撃て』に見る男脳と女脳の違い

『同志少女よ、敵を撃て』にはいちおうの結論のようなものがあります。スナイパーという殺人技術が不必要になったあたりまえの日常で、どうやって生きていくか、いちおうの結論が示されています。しかしそのことで「作品の文学的深みが増したか」といえば、それは別の問題です。結論があればいいというものではない。結論がないほうがときに深みを感じることだってあります。
本-映画-メディア

林芙美子『放浪記』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

読者は「知性」とか「現状分析」とか「解決策」ばかりを求めているわけじゃないのです。現状の感情、それを共有したかった。今、生きている人の生々しい言葉で。だから本作は売れたのだと思います。そしてその感情は普遍的なものだからこそ、時代を超えることができた。『放浪記』は時代を経るほどに作品の価値が上がっていくだろうと思いました。
本-映画-メディア

作品は、いちばん売れたバージョンこそ残すべきだ。老境の改作は改悪。

作品は、いちばん売れたバージョンこそ残すべきだと思います。若い頃のヒット曲を齢をとってから後に歌い直したとして、聞きたいのは新しいテイクでしょうか、昔のテイクでしょうか?「改稿によって初版のもっていた魅力は薄れた」と解説者に解説されているのに、しれっと改稿決定版を出版する気がしれません。初版を出版しろよ。岩波文庫。
本-映画-メディア

4DX映画館で『アバター : ウェイ・オブ・ウォーター』を観た感想

アバターはモーションキャプチャーというスポーツの動作解析技術で、俳優の動作をそのままアバター(ナヴィ)の動きに取り入れて映画をつくっているそうです。つまりナヴィの動きは実質的に俳優の動きなのです。彼らは声優ではなく立派な俳優だったんですね。
本-映画-メディア

映画館で映画を見るより、動画のサブスクのチャンネルを契約した方が安くて楽しい

映画館で映画を見るより、動画のサブスクリプションを選択してしまいます。そのほうが、安く、長く楽しめるから。通年で加入するサブスクはアマプラのみ。その他は有料にせよ、無料にせよ、加入するのは一カ月だけと決めています。ずっと加入し続けるほどお金も時間もありませんので。
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ディズニーランドのホストが、ディズニーウィランズに見えた体験談

あとで彼女に聞いたら、まるでディズニーウィランズの一員のような顔でわたしを睨んでいたそうです。まるでアースラかマレフィセントのような顔で……。 ああ、びっくりした。わたしに悪気はなかったのですが。とくべつ言い立てるような変わったものは売っていないと言いたかっただけなのです(笑)。
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なんかエロい言葉。

本当はエロくないのだが、なんかエロい言葉……たくさんありませんか? その言葉自体の問題というよりは、それを感じる「こっち側」の問題だと思います。 つまりそれを知ることは「己を知る」ことに他なりません。
本-映画-メディア

クールジャパン。日本に憧れる外国人にはマンガ好き、アニメ好きが多い

活字とちがい絵は国境を軽々と超えていきます。ジュール・ベルヌなんか、時代の影響で小説家だったけれど、現代の日本に生まれていたならばマンガ家になっていただろうと思います。ベルヌのマンガ、読みたかったなあ。
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言葉には視点がある。ものごとの価値は目線で変わって感じる。

地球目線で何かを語ることはわたしたちにもできます。ウクライナ戦争も、西側のリーダーたちがウクライナ目線で考えたり語ったりすることをやめて、地球目線で考えたり語れば違った見方になるのになあ、と思わずにいられません。それはこの戦争にとどまらず、わたしたちのなにげない日常においても同じことです。そろそろ地球視点でものを語ろうか。
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買い物体力。女の底から湧き上がる解明不能の魔性のパワー

のび太が買い物ぎらいというのはとても共感できるのです。買い物なんてただの労役だと思っているんですね。男の子やな。それに対してのび太ママのほうはなんであんなに息子に買い物に行かせようとするんでしょうか。女性特有の「買い物体力」をもっているんだろうから、自分で行けばいいのに。
本-映画-メディア

ロバート・ハリス『エグザイルス・ギャング』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

日本でエグザイルといえば男性ダンス歌手集団が有名ですが、ロバート・ハリスの方がはるか昔からこの言葉を使っています。ワンダラーとかボイジャーとかエクスプローラーとか似たような言葉がたくさんある中で、エグザイルを選んだのはロバート・ハリスの嗅覚、言葉に対するセンスに他ならないと思います。
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【謎】釣りの面白さ。釣りの奥深さ。

この瞬間にわずかでも手を染めていないことを老後になったら急に初めてハマるなんてことがありえるでしょうか? わたしにはそれでも「釣り」にはわたしの知らない「何か」(おもしろさ)があるように思えてならないのです。でも……今日まで手を染めなかった「何か」によって、けっきょく一生やらないんだろうなあ。 わたしはそんな気がしています。
本-映画-メディア

ヒッピー文化は断捨離、アウトドア、バックパッカーのルーツ・ご先祖さま

ヒッピー文化は敗北しました。でもわたしの人生を変える力はありました。すべてが消え去ったわけではありませんでした。その魂は今でも世界の各地に残っています。わたしのように影響を受けたものが、そのスピリッツを次世代につたえていけばいいのです。
本-映画-メディア

なんでベトナムはアメリカにジャングルで勝って、日本軍は南太平洋の密林で負けたのか?

アメリカがベトナムに投下した爆弾の量は、第二次世界大戦で日本とドイツに投下した爆弾の約2倍になるそうです。日本の戦史を読んでいると、敵の圧倒的な火薬量にさしもの日本兵もなすすべがなかった、という描写が頻繁に登場しますが、ベトナムはその二倍の火薬量に耐えました。物量の差があってもベトナムは勝ったのです。大日本帝国の戦史がいかにもおかしいということがわかるのではないでしょうか。
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ノジマ電気のスマホ乗り換えキャンペーン(ブラックフライデー)について

買い替えようとその気になっていたお客さんもガッカリですし、何よりもその週末の店員さんの一日の努力が水の泡です。まともな企業がそんなことやるのかな? もしもスマホ本体が店舗に入る見込みがなく、お客さまと契約できる可能性がないのなら、キャンペーンのチラシなどを撤去すればいいのに。
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【確定申告】ブロガー、作家、ライター、著述業、ユーチューバー、投資家の必要経費の考え方

直木賞作家のような大物でないかぎり、しがないライター稼業が所得税を納めるなんてありえない、というお話しでした。このことを理解したら、あとは稼ぎまくるだけです。そしてすべてを経費に計上してしまいましょう。それが正解です。
本-映画-メディア

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は波動砲を撃ちすぎ。戦艦大和に対するリスペクトが足りない。

あまりに波動砲に頼っては、それはもはや戦艦大和とは何の関係もない別の船です。戦艦大和の艦首にあるのは菊のご門であって波動砲発射口ではありません。主砲もろくに撃たずに波動砲と艦載機ばかりつかっていたら、戦艦大和に対するリスペクトが足りないといわれてもしかたがないでしょう。
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海外ロングステイ。国内外の宿代二重払い問題を解消する。

アパート暮らしにとっては、どこに住んでも、部屋代を払ってその日の宿を確保することにかわりはありません。海外ロングステイで国内外の宿代二重払い問題を解消するには、物置感覚で安い自宅を購入するか、厳密には宿代の二重払い問題を解消したことにはなりませんが、家賃、賃料が2~3万円の格安物件に引っ越すという手が考えられます。
本-映画-メディア

山岡荘八『高杉晋作』の魅力・あらすじ・解説・考察

結核になったのも、若死にしたのも、飲んで騒いでどんちゃん騒ぎがひどすぎたせいではないかと思います。志士の会合というのも、どんちゃん騒ぎとワンセットでした。 明日死ぬかもしれないという命がけの仕事をしていると飲まずにはいられなかったのかもしれませんが。
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【解決】auから身に覚えのない請求が来て困っています。クレジットカードの重複請求疑惑

auお客様サポートセンターの対応はヒドイと思います。「7月上旬の通信障害の影響で、通信料金の変更がありました。いったんクレジットカードから引き落とした金額を還付して、再度、新しい金額で引き落とす作業が現在行われております」と説明してくれれば、すぐに解決するはずだったものでした。
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ダーウィン・エジソン時代。人間が神の被造物であることから決別した時代

は1859年のダーウィンの種の起源(進化論)と、1879年のエジソンの白熱電球をひとつの時代を画するものと考えています。ダーウィンも、エジソンも、神の支配下にあった人間から、そのくびきを取り払ったのです。パソコン、スマホをふくめて、電気の力にどっぷりつかっているわたしたちは、1979年以前の人類とは違った人類だといえましょう。
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喪主が忙しすぎて悲しんでいる暇がない日本の葬式。

いちばん悲しいときに、忙しくて悲しみ過ぎないことが、いい意味で語られるのならば、もっとも祖母が感情をあらわにした「最後の別れ」のシーンで、花を渡しまくって泣くのを邪魔しまくった大手葬儀社のアレは、ひょっとしてプロの気遣いだったのかしら?
本-映画-メディア

『ドクトル・ジバゴ』翻訳ロシア文学は人名を統一したら読みやすくなる提案

ロシアでは、相手に呼びかける「言い方」でその人物のあいだの親密感がわかる、といわれています。しかし日本人の読者にはわかりません。ひとりの人物を何通りにも呼ぶのは、一般読者からすると読みにくくて仕方がありません。読者を混乱させるだけではないでしょうか?
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ウクライナ戦争の停戦和平(案)。核ミサイルさえ使わなければプーチンを許してやる。命の保証をするかわりに、政権を手放してもらう

独裁制は過去の悪しき政治体制として葬り去られることを希望します。独裁者も自分の寿命がまだあるうちは自滅の道は歩まないだろうと思います。でも寿命がなくなった場合、死なばもろともで核ミサイルのボタンを押さないとも限りません。核さえ使わなければプーチンを許してやる、といった提案をしないかぎり、人類が危急存亡の秋にあると思います。
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日本人は海外でも日本の法律が適用される?

本来、法律は平等、公平であるべきではないのですか? 現状では、海外の大麻合法の国であっても、日本人がマリファナを吸ったら犯罪になります。 でもそのことを規定している法律が、他の法律とくらべて、あきらかに構図が違っています。他の法律と同じような扱いをしていません。
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ホテルのサブスク。マンスリー賃貸。その違い。注意すべきこと。

ホテルのサブスクもマンスリー賃貸も、手持ちの家具を処分しないことには、倉庫を借りつつ、宿泊費用を払うという「二重払い」になってしまいます。これでは意味がありません。 やはり、さすらいながら生きていくためには、どうしても家具を断捨離する必要があります。
本-映画-メディア

図書館で予約した本を借りるときに困ったこと。「厚い」「古い」「旧字体」!!!

紙質がダメージを負いまくっている本とか、もはやほとんどの市民には読めない(読む気になれない)旧字体の本などは、もう現役から引退させてあげたらいいのではないでしょうか? 普通に借りられる状態にある現役本ではなく、どこか本の歴史的価値を蒐集する博物館行きにしてしまえばいいのではありませんか?
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結婚十訓。子どもが欲しいのは、兵隊さんと納税者を欲しているから。

なんでこんなスローガンが採用されたのだ? という疑問に対しては、すべて「兵隊が欲しいから」という理屈で説明できます。未来、人間の存在価値は、兵隊でも労働力でもなくなっていくはずです。それが新時代です。世間にはいまだに昭和十三年の結婚十訓みたいなことをいうオッサンがときどきいますが、笑い飛ばしてやりましょう。
本-映画-メディア

日本昔話しの類型。「どっちを選択しますか」選択肢パターン。欲深いよりもつつましいのが正解。

『おむすびころりん』や『はなさかじいさん』は、隣の強欲家族との比較だけれど、『舌切り雀』は夫婦の間で強欲とつつましさが分かれているのでさらに奥が深いぞ。そもそもこの夫婦はこれほど価値観が違うのにどうして夫婦円満なのだろうか?
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チャールズ・ディケンズ『オリバー・ツイスト』の魅力・あらすじ・解説・考察

『オリバー・ツイスト』の特徴は、主人公オリバーが無色透明だということです。おなじ少年が主人公のトム・ソーヤとかハックルベリーのような際立った特徴をもった少年ではありません。ただ善良なだけの気の弱い少年でした。最後は幸福になるのですが、自分の力で幸福を勝ち取ったというよりは、周囲の人が助けてくれたからでした。
本-映画-メディア

『ベルサイユのばら』(アニメ)の主人公はマリー・アントワネット? Wikipediaの間違い発見!

近代文学は「個人の心の大きな変革」を描くものです。成長する主人公、これがテーマです。その点、オスカルは文句なしです。貴族として生まれましたが、そのことに疑問をもち、貧しい庶民に同情し、エリートの近衛隊から庶民の衛兵隊に転属し、最後には民衆の側に立ってバスティーユの襲撃に手を貸します。平民のアンドレと恋をして、平民側に立ちます。心の中に革命が起こっています。太宰治の文学のようですね。
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映画『U・ボート』。太平洋戦争中。すでに潜水艦の新時代に移り変わったのに、日本軍はまったく気づかなかった。

大本営が潜水艦時代に気づかなかったように、太平洋戦争の軍記を執筆した作家たちもそのことにまったく気づいていません。多くの軍記を読みましたが、そのことを指摘している作品を読んだことがありません。わたしの書いた記事はそういう意味で価値あるものだったと自負しています。他の人が指摘していないことを書いているからです。
本-映画-メディア

ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』の魅力・あらすじ・解説・考察

メタバースにつくよりも、大地についた方がいい。どうやって生きていくべきか悩んだら、まだ誰も歩いていない新しい道よりも、先祖や動物たち、絶滅した過去のすべての生き物たちが歩んだ古い道を歩いた方がいいとわたしは思っています。
本-映画-メディア

山岡荘八『小説太平洋戦争』。日本だけ特別だと思うのがすべての間違いの元

問題は食料不足でした。山岡荘八は降伏したおかげで米司令官は食料不足の責任をまぬがれたと評しています。降伏したせいで捕虜の食糧不足が日本側の責任になってしまったのでした。
本-映画-メディア

【動画編集】実写映像・外国映画の「声だけ吹き替え」はどうやってるの?

【動画編集】実写映像・外国映画の「声だけ吹き替え」はどうやってるのでしょうか。背景音と俳優のセリフだけを集めた音声トラックが別にあります。 だから「外国映画の吹き替え」の場合は、俳優のセリフだけを集めた音声トラック(ファイル)だけをアフレコすればいいのですね。 背景音、効果音、音楽ファイルはそのまま使えます。
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【B型はだいたい・適当人間】B型女性と、几帳面で細かいA型男性の相性は「いい」って本当?

自分のままに突っ走って暴走、感情的になりがちなB型女性を、周囲の顔色をうかがって冷静・慎重なA型男性がリードするような関係は、じつは相性がとてもいいそうです。マジか? 相互補完性とでもいうんでしょうか。
本-映画-メディア

ロバート・ハリス『ワイルド・アット・ハート』の魅力・あらすじ・解説・考察

美大生、アーティスト、ボヘミアン、ジャンキー、ドラッグディーラー、ニューハーフ、ファッションモデル、ギャングの大物、最高裁の判事、ヌードダンサー、パフォーマンスアーティスト。パンク。料理評論家、社会学者、弁護士、娼婦、ゲイの活動家、チリの知識人。トップレスバーのウェイターにバーテンダー。あらゆる種類の客
本-映画-メディア

アルベール・カミュ『異邦人』の魅力・あらすじ・解説・考察

「人間とは無意味な存在だ。すべては主観の問題だ」とカミュはいいたいのでしょうか。言葉にすればたったこれだけで誰もかえりみないものを、物語にして表現すると心に残ってしまうのですから、小説芸術はおもしろいなあ、と思います。
本-映画-メディア

世紀末デカダンス。オスカー・ワイルドの最高傑作『ナイチンゲールと薔薇』

『幸福な王子』のツバメは越冬できずに凍死(餓死?)してしまうのですが、『ナイチンゲールと薔薇』のナイチンゲールはみずから心臓を薔薇の棘に捧げます。心臓の血の赤が薔薇の赤色になるというイメージが、痛みをともなう強烈な読後感として残ります。
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【アマゾンプライムデー】1円入札を彷彿とさせる「値段の安い順番」に「並び替え」

ネットビジネスでは人目につかないと商売になりません。どうやら本体代金を投げ売り価格に設定してアマゾンの「値段の安い順番」ソートにひっかかるようにして、配送料・手数料で儲けようというビジネスモデルのようでした。昔、公共工事の入札で0円入札とか1円入札というのが問題になりましたが、アレを思い出しました。
本-映画-メディア

災害関連死とは、災害がなかったら生きていたであろう人たちのこと

そもそも「同じ状況でも平気な人もいるんだから災害関連死とはいえない」と言い出したら、すべての心の病を否定しなければなりません。心の傷、心の病が人によって違うのはあたりまえのことなのです。
本-映画-メディア

ジュール・ヴェルヌ『海底2万マイル』ネモ船長は何を求め、何に復讐しているのか?

世界初の原子力潜水艦には、ノーチラス号という名前が付けられました。『海底二万マイル』に描かれた超潜水艦ノーチラス号の面影がイメージになかったと誰がいえるでしょうか。『海底二万マイル』はそれほど画期的なSF小説だったのです。
本-映画-メディア

『ぼくは日本兵だった』J・B・ハリス。とにかく「音」で必死に日本語を覚える。

日本軍の兵卒が書いた手記の中ではもっとも面白い部類に入るのではないでしょうか。視点がハーフだけに、そして憎めないキャラクターをもっているだけに、ひじょうに面白い本でした。いよいよぼくの活躍できる時代がやってきたのだ。なんとなくそんな予感がした。
本-映画-メディア

ヘルマン・ヘッセ『デミアン』作者得意の寓話。デミアンは自分自身

作者得意の寓話。デミアンは自分自身だった。 ここではヘルマン・ヘッセ『デミアン』の書評をしています。1919年に発表された作品です。第一次世界大戦直後に発表されたものです。 デミアンはデーモンからの命名だそうです。ルイ15世...
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白内障って何だ? やがてカメラを眼に埋め込んで、電気信号で直接脳に映像を送る時代が来る。

そのうち本当に体にスマホを内蔵する時代が来るかもしれません。わたしが白内障になる頃には、眼内レンズなんて時代遅れで、カメラを眼に埋め込んで、電気信号で直接脳に映像を送る時代が来ているかもしれないですよね。
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ミトコンドリアDNA型鑑定。ミトコンドリア・イブは、人間のことだけを考えた誤った考え

「ミトコンドリア・イブ」というのは、発想がおかしいのです。人間のことしか考えないから間違えるのです。「ミトコンドリア・生物」というのはあるでしょうが、ミトコンドリア・イブというのはおかしいのです。彼女にだって母親がいたのですから。サルと人間の共通の祖先だって同じミトコンドリアをもっていたのですから。
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ロバート・ハリス『人生の100のリスト』

ロバート・ハリスの世界が大好きな私ですが、それでも「彼が影響を受けた世界」が必ずしも大好きとは限りません。推奨する人が好きでも、推奨先を好きとは限りません。
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知りたかった文学の正体がわかった!! 『戦争と平和』

この世の深淵の知恵を見せてくれる魔術のような書なんて、子どもの頃のわたしが抱いた幻想でした。そんなものはないのです。 ストーリーをえんえんと物語った上でさらりと述べるあたりまえの結論、それが文学というものの正体なのでした。
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経験知は一代限り。ノラ猫ですら人から逃げるのに、なんでツバメは人を恐れないの?

おそらくツバメはヒナ時代に見た風景のことをおぼえていて、それとよく似た場所に巣をつくっているのではないでしょうか? そうと考えなければ、次世代もその次世代も、営巣場所が市街地、人間のそば、ということの説明がつきません。
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「蚊取り電撃ラケット」で「蚊殺しバドミントン大会」

ええい。ままよ!! 電池がカラの電撃ラケットを力まかせに思いきり振りました。なにがなんでも殺してやろうという執念です。殺すか、眠らないかだ。 蚊を絶滅させろ!!
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「一杯だけ飲ませて」水筒一気飲み事件

この事件はわたしにトラウマを残しました。夏場、暑くなって喉が渇くと丸山の汗だくで勝ち誇ったような顔を思い出すのです。もしもどこかで再開することがあったら、鼻から水を出してもいいから、二人で水筒ひといきで丸のみに挑戦してみたいと思います。若さっていいな!!
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コンラッド『闇の奥』は映画『地獄の黙示録』の翻案元(原作)

何もわかっていない人が「恐ろしい」というのと、酸いも甘いも噛み分けた人物が「恐ろしい」というのでは、言葉のもつ力が違います。 カッコつけて、とりつくろって死ぬことをしませんでした。できませんでした。闇の奥で酋長のようにふるまっていた白人は「おそろしい……」と呟いて死んだのです。
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さすがワセジョ。頭いいのね! アホなのはオレのほうでした。

周囲の人たちの方がはるかにレベルが高い話しをしていたのでした。アホかと思って申し訳ございません! アホなのは私のほうでした!!下衆の勘繰り、というやつでしょうか。自分のレベルで他人をみてはいけませんね。
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ジャック・ロンドン『海の狼』。生きることはギャンブル。人間はみんな生きること中毒

わたしもラーセン船長のように世の中を見ています。この世界を感じるには肉体をつかわなければならないし、肉体を使ってこその生きがい、生きている実感だと思っています。そしてこの肉体が動かなくなった時には、この世界を去るときが来たということです。
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女たらし。カサノヴァ、ドンファン、ジゴロの違い。

カサノヴァはイタリア人、ドン・ファンはスペイン人、ジゴロはフランス人でした。カサノヴァは実在の人物、ドン・ファンは架空の人物、ジゴロはただの言葉でした。カサノヴァのように、日本には個人名が何かの概念を代表する代名詞になっているケースは比較的少ないような気がします。
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ロバート・ハリス『地図のない国から』放浪の魂を読む。

アウトサイダーの反逆はまずは平凡な日常生活への憎悪といったかたちで現れます。彼は政治家や法律家ではありません。世の中の平安、安寧、ルールとか「みんながおまえみたいだったらどうなるんだ?」といった道徳的なことは一切考えません。とにかく自分が嫌だから嫌なのです。我慢がならないから我慢しないのです。そして衝動に身をまかせます。それが生きることだから。
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ロバート・ハリス『ワイルドサイドを歩け』walk on the wild side.

おのれの肉体を使って、二本の足で世界を旅する以上のことが、バーチャルの世界に待っているなんてことはインポッシブルなことだと思います。走っても汗も出ないし熱くもならない。寒さも痛みも感じない世界に、どれほどの生きている実感があるでしょうか。動物たちがやっているように生きることが正しいのだと確信しています。わたしたち人間もまた動物なのだから。
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ジャック・ロンドン『白い牙』なぜ作者はオオカミがイヌになる作品を描いたのか?

放浪のホーボーとして自由無頼の青春をおくったジャック・ロンドンでさえ世の中と関わりながら生きていくものです。そのことがわかっていたから、ジャック・ロンドンは文明生活で愛されて安穏に暮らすホワイトファングのことを書いて残したのだと思います。
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ひろゆき『1%の努力』ゲーム感覚で生きる。ドラクエ的な人生

会社が赤字だから残業代をもらわずに無償で働くといったことは、まるで「肉屋を応援する豚」のようなものだというのです。いつか自分が殺されてしまう豚が肉屋の営業を心配するようなお人好しで、聞き分けのいい豚になっていませんか?
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ひろゆき『働き方完全無双』

ひろゆき「やりたくないことをやらされているという状況が人生において不幸である」。大きな野望は持たずに地方でダラダラ好きなことをやって暮らしながら、ネットでワンチャン当てることを狙う時代だとひろゆきはいいます。たとえばユーチューバーみたいな人たちのことですね。
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ひろゆき『無敵の思考』日本にいるだけでイージーモード

ものをもたないようにすれば、自然とお金は余ります。それを「お金持ち」というのです。そして「お金持ち」になったら、次は「時間もち」になりましょう。そうすれば「世界はおれのもんだーっ!!」と叫んでタイタニック号に乗って世界を旅してまわることができますよ。
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人は死ぬもの。死を隠す意味がわからない。

日常生活では見ることができない「覚悟の死」「カッコいい死にざま」が見たかったのに、凡人の手によって改変され、日常にありふれた「生きのびる選択」「その後に続く平凡な日常」になってしまいました。手塚治虫本人が見たら激怒したか、あるいは泣いたんじゃないでしょうか。
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ロバート・ハリス『エグザイルス』

自分の道を行くということは、実際に旅に出るかでないかではなく、自分らしく生きたいと行動に出た人間はその時点で地図も海図も羅針盤もない長い航海へとすでに旅立っているのだろう。
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ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』学校によってスポイル・去勢される少年の物語

気づかなければ、外からあたえられた価値観を自分の中に取り込んで本当の自己を放棄して生きていけばいいのです。それはそれで楽なのでしょう。楽だから多くの人がその道を選ぶのです。しかし気づいてしまったら、もはや後戻りはできません。
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お金持ちよりも時間持ちの方がリッチな生活が送れる

「プロレタリアはこれまでの社会秩序を暴力でくつがえさなければかなえられない、と公言する。支配階級は共産主義革命にふるえあがるがいい。労働者は自分の鎖のほかに失うべき何ものももたない。プロレタリアは世界を手にするのだ。万国の労働者よ、団結せよ」
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ホイットマン『大道の歌』。旅人の守護聖人

宇宙そのものが一つの道、多くの道、旅ゆく魂たちのための道だと知るために。暗いところに閉じこもっていちゃだめだ。でかけよう。ありとあらゆる形式から。でかけよう。かつて始まりがなかったように今は終わりのないそのものに向かって。
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「人間よ、野性にかえれ」という野性の呼び声

もちろんここでの犬は人間の比喩でしょう。飼い犬バックはひょんなことから野性の世界へと放り出されてしまいました。そこで過酷な体験に耐えて、自立を目指します。そのためにはおのれの中に眠る先祖の血、野性に帰らなければなりませんでした。『荒野の呼び声』が、動物が主人公なのにジャック・ロンドンの自伝的小説とされるのは、その行動が似ているからではなく、その心の流れが似ているからです。
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ディスニー映画『モアナと伝説の海』に登場する半神マウイは実在の神さま

マウイとはポリネシアの神格化されたプロメテウス的英雄。天国に括り付けた釣り針で海底に沈んでしまった陸地を釣り上げたり、空を持ち上げたりした。空を持ち上げてくれたおかげで四本足で這っていた人間は立つことができるようになった。太陽をつかまえて昼を長くした。
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ウクライナの穀物は陸路で輸送すればいいのでは? マリウポリ市長はどこにいる?

ロシア人、ウクライナ人は、どちらもスラブ国家です。あるのは言語の問題だけなのです。しかもマリウポリあたりは半数がロシア語がマザータングだそうです。不条理ですね。2022年に、このような戦争をみることになるとは思ってもみませんでした。
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ジャック・ロンドン『赤い球体』生首がいぶされて回転する怪奇小説

バセットとメドゥーサの共通点といえば、首が斬られて曝されるというところですが……敗者の真理、悪魔主義者みたいな発想なのかと思って真理=メドゥーサというのが気になりました。しかしただ≪真理≫と読んで、小説の上では何の問題もありません。
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ベーオウルフ。かわいそうな「グレンデルの母親」名前ぐらいつけてやれよ!

ケニングという修辞を知りました。ケニングというのは北欧で中世に流行っていた修辞法だそうです。ハードボイルドな文体もときにはいいと思いますが、ケニングの文体もぜひ読んでみたいと思います。エスプレッソばかり飲んでいると、ときには違った飲み物を飲みたくなりますものね。
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日本人は箸をつかうから指先が器用でものづくりが得意というバカ理論の大嘘

実際に左手で箸をつかってみると、意外と簡単に使えました。聞き手じゃない方の手で箸をつかうのは、思ったよりも簡単です。必要に迫られて左手に箸をもって食事せざるをえなかったのですが、たいして苦労しませんでした。今でも左手で箸を器用につかえます。
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ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』リベンジマッチ。卑怯者は勇気を取り戻せるか

キリストがやったみたいなどんでん返しを示唆していると思いませんか? 一般的に十字架にはりつけにされて殺されることは「敗北」ですが、イエスはそのことによって「なしとげた」とすることによって敗北を超越しました。 ジムもみずからを銃口の前にさらけだすことによって、約束を守り、過去の不名誉を払拭したのでした。
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【ウクライナ戦争】ロシアの兵士を救え。兵隊は独裁者の犠牲者に過ぎない。

今は暫定的に終身刑でもいいから、戦争が終わって、民間人殺害の抑止力を求めなくてもいい時代が来たら、減刑してロシアの兵士を助けてあげてください。ほんとうは犠牲者に過ぎないのに、終身刑だなんてあまりにもかわいそうだ。
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ウクライナ戦争後の世界。ロシアの分割統治(案)。日本は樺太をもらえ

アメリカがやろうとしている「ロシアを大国ではなくす」という意味は、旧ドイツや朝鮮半島のようなロシアの分割統治ではないかと思います。戦勝国会議の際に、日本は北方領土の返還帰属はもちろんのこと。樺太をもらいましょう。それで一切の軍事力を使うことなく北方領土返還がかないます。
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DIE WITH ZERO。貯金を残さずゼロで死ぬ方法。死から逆算して人生を最適化する。

父親のように生涯ひとつの会社に定年まで勤めなければならないとか、サラリーマンだけが仕事の選択肢だとか、ブロガーやYouTuberは仕事じゃないとか、そういうのは偏見です。打ち破った時にはじめて、自分が偏見にとらわれていたことを知るのです。
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根拠のない自信。自信はたいてい根拠のないもの

「なにその根拠のない自信?」このセリフをいうのは常に「他人」です。「自分」ではありません。 他人には信じてもらう必要がないのです。自分で自分を信じればそれでじゅうぶんです。 それが「自信」です。根拠のないのが自信なのです。
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ホーボーって何だ? 無賃乗車・ただ乗りという放浪スタイル

自分を知っているものが誰もいない場所で、これまでの自分を捨てて、何もない自分として未知の風景の中に自分を溶け込ませること。宇宙に溶けること。それが放浪の真髄なのかもしれません。
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天皇が朝鮮にルーツをもつとしたら日韓併合は韓王朝が交代したぐらいのことだと思ってもらえないかしら?

日本人だとか韓国人だとか、ロシア系民族だとかウクライナ人だとか、そういうことにこだわるのはやめた方がいいと思います。こだわりつづけるかぎりいつまでも戦争はなくなりません。
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木更津ブルーべり狩り

いいとこ取りで申し訳ないのですが、果物のもぎ取りは、農家のいちばん楽しいところだけと切り取って体験できるので大好きです。ブルーベリー狩りの場合のおいしい食べ方は、一粒づつ食べるのではなく、一気に5粒ほどを摘み取り、大人食いすることです。
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年金は月ベース計算か、年ベース計算か。

国民年金は優良商品といわれています。満額払い込んで、長生きする(バックを受け取る)のが、もっともいいのです。 長生きすることが不幸にならないように、公的年金は満額払った方がいいですよ。
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株式配当の確定申告。市役所に書類を提出するんじゃ意味がない

確定申告は【e-tax】を利用して、税務署に行かなくても申告ができます。しかし住民税の方は、結局、(仕事を休んで)市役所に行かなきゃいけないみたいです。「わざわざ市役所に行かなくてもいい」ところまで、やってはじめていい仕事をしたといえるのです。
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インド神話『ラーマーヤナ』のあらすじ。ギリシア神話との類似点

『桃太郎』が『ラーマヤナ』から影響を受けているのではないか、というふうに考える人もいます。とすると、その『ラーマヤナ』が『ギリシア神話』から影響を受けているわけですから、物語のルーツはギリシアにある、ということになるかもしれません。
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戦争を経験した祖父が証言・書き残すのを拒否した話し

戦争で、泣いている人がいる。たくさんの泣いている人がいる。しかし見たこともないような悲劇はなにひとつとしてない。どれもこれも過去におこなわれてきたことばかりだ。すでに知っている悲劇ばかりだ。真新しいことは何一つ経験しなかったとさえいえる。
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ドストエフ好きー? いや嫌い。『白痴』

和訳された書物の場合、名前は統一した方がいいんじゃないでしょうか。どうせ日本人が読むものですから、ロシア本国の繊細な関係性なんて日本人にははかりしれませんし、それをとるメリットよりも、誰が誰だかわからなくなるデメリットの方がずっと大きいと思います。
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ヘルマン・ヘッセ『クヌルプ』放浪の魂の真髄

みんなが同じ生き方をしているとき、そうでないものの生き様はそれだけで価値があると私は思います。定住し税金を取られる生活をしている者が、放浪しあたりまえの価値観に染まらないクヌルプを憧れの目で見つめたのは、そして軽侮の目で見つめたのは、あたりまえのことでした。今の自分じゃないなりたい自分になるために、今の自分を認めて許してあげるために。
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ヘルマン・ヘッセ『郷愁』個人には自分を完成する責任がある。地域や先祖のせいにはできない。

現代の私たちはヘルマン・ヘッセ『郷愁』ほど牧歌的な時代に生きてはいません。実存主義の世界に生きていて、個人には自分を完成する責任があります。先祖や地域の由来にすればいいという時代はある意味で今ほど生きにくい時代ではなかったといえるかもしれません。
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痛さによって目覚める。社会に染まることから、自分を取り戻す

≪黒い鳥≫は、個人を覆いつくそうとする社会の影響でした。その黒い影に覆われるということは、自分らしさを殺すことであり、他人時間を生きることでした。だから「おれはおれのことがわからなくなる」のです。自分の腕にガラスの破片を突き刺して痛さによって目覚めようとします。世の中に染まることから、自分を取り戻そうとするのです。
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哲学者ナンバー2プラトン著者集『饗宴』少年愛を賛美する本。

ひたすら少年愛を賛美する本です。女性との性愛は肉欲だけだが、少年との性愛は精神的なもので男女のまぐわいより上質なものだと書いてあります。少年にとって年上男性との性愛関係は社会への登竜門であり、年上男性が少年を愛し訓育することは社会に対する奉仕であるかのように書いてあります。
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ロシア革命の予言の書。ニコライ・ゴーゴリの寓話『外套』

幽霊を「主人公本人」と考えるか「主人公とは違う別人」と考えるかで、物語の解釈がだいぶ変わってきます。しかしどちらにしてもその後のロシア革命を予言するような書になっていることは間違いありません。
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モーパッサン『脂肪のかたまり』

追い詰められた戦時下では人間の本性が剥き出しになります。一般的に堕落と見られている売春婦が「いいひと」で、一般的に高潔と見られている逃避行グループの貴族たちが「人間のクズ」だったという作品です。
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ヘンリー・ミラー『南回帰線』

≪永遠に理解されることのない、強烈な作品≫をものしようとするヘンリー・ミラー。はたしてそれはどのような作品になったのでしょうか。本書『南回帰線』そのものがその答えです。これまでにない強烈な作品をつくろうとした作者の野心がこの際限のない幻想、イマジネーションの物語をつくったのか。と感得できれば読んだ甲斐があったというものです。
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洗濯王が教える洗濯のコツ

市民ランナーのランニング三冠王は洗濯王でもある 夢想することがあります。ドラゴンボールの戦闘力を表示するスカウターのように「生涯ランニング距離」が表示されたら面白いのに、と。 私はランナーです。これまで地球一周をはるかにこえる距離を...
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人生経験を積めば積むほど深イイと思い知らされた言葉

「普通の人が好き」おつきあいするならば、なんら人から突き抜けた特色なんかないほうがいい。とびぬけた何者かになろうという野心なんかないタイプの方が、パートナーである女性を幸せにしてくれる可能性が高いでしょう。そういう彼女の知恵深さが、人生経験を積めば積むほどわかったのです。
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【群衆パニックの恐怖】原材料が植物繊維のトイレットペーパーが、オイルショックで買い占められた理由

トレぺは植物の繊維からできています。基本的には石油製品ではないはず。それなのにどうしてオイルショックでトレぺが買い占められたのでしょうか? みんなが殺到して買い占めたらトレぺはなくなってしまいます。理性的、冷静な判断も役に立ちません。群集心理というのはこれほどまでに恐ろしいものなのです。
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ウクライナ戦争。ロシアがこんなに弱いとは。

ウクライナ戦争をきっかけに、今、自衛の論争が盛んですが、自衛隊がかつての日本軍のイメージで戦っても、弱い弱い軍隊になっていると思います。かつての面影はまったくない、今のロシア軍のように。
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【読書】若いと、読めない!

若い頃の読書は、どんな生き方が描かれていても、自分もその生き方を選ぶことができるから、自分のこととして読むことができます。逆に、若く感受性が繊細すすぎると作品世界のヒリヒリした純粋さに影響されすぎて現実が辛くなる境地がありえます。本を読みましょう。
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荒野のおおかみ。ステッペン・ウルフ

『荒野のおおかみ』は寓話です。もっと遊びたかった。恋したかった。ダンスしたかった。楽しみたかった青春。愛されたかった自分。二度と戻らない青春。一回きりの人生。果たされなかった思い。荒野のおおかみの叫び。そのことに気づいて、ケリをつけにいく物語がステッペンウルフだったのだと私は思います。
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【文学至上主義】戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を執筆した作家

太宰治の小説なんか読んでいると、太平洋戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を書いていて驚いたことがあります。普通、頭上に爆弾落とされて、近所の子が戦死したりしている状況で、それは自分の文学には関係ないことだから、と完全無視できるというのは、よっぽど芸術至上主義じゃないとできることじゃないと思うのですが……。
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プライマル・スクリーム(原初からの叫び)

万人に通用する理論なんてものはありません。人の傷、人の真理は個人的、具体的なものです。プライマリー理論にぴったりと合致する人がいます。そしてそうでない人もまたいるのでしょう。人の数だけ苦痛と解放の闘争があるのです。
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ウクライナ戦争。美女が国を救う。

私たちがこうして注視することが、侵略者の行動を抑制するというのならば、それを成し遂げたのはゼレンスキー大統領ではなく、ウクライナ美女です。世界に見られることがウクライナを救うというのならば、国を救ったのはウクライナ美女たちです。美人が国を救うのです。
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スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ

スティーブ・ジョブズはIT長者というよりも成功したヒッピーだ 生きているあいだにパソコンを、マウスを、USBを、ipodを、iPhoneを普及させて世界を変えたといわれるスティーブ・ジョブズ。彼のことをIT長者だと思っている人も多いと思い...
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韓非子ってどんな思想家? 人物と死因

それはウサギが切り株に当たったような一瞬の出来事であり、時がすすめば今の自分の思想も世の中と会わなくなり古くなってしまう日が来る。韓非子も君主に近づいて、そして殺されてしまいました。「君子あやうきに近寄らず」も韓非子だったらよかったのにね。
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天然ボケ妻語録。えだだれさくらってどんな桜? 「オヤジィ!」ヤクザの親分の息子

おれぁヤクザじゃないからさ。詳しくは知らないけど、可愛がってもらったいた子分は親分さんのことをオヤジって呼ぶんじゃないの?
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韓国の宗教分布。キリスト教徒が多いわけ。

韓国には、異端といってもいいぐらい本来のものとはかけ離れた「キリスト教」もあるようです。教祖が自分は救世主だと自称してシャーマンのように神がかりになるような新宗教や、キリストの生まれ変わりだと主張するような新宗教の信者が韓国人キリシタン30%の中にカウントされてしまっているのです。
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人間が短い生涯の中で富士山の噴火を見ることは稀。見たくもあり、見たくもなし

同時代の作品でも、外国の小説は風俗が違うので、SFやファンタジーのように読めたりするのですが、日本の小説だとそうはいきません。富士山の噴火を人間が短い生涯の中で見ることができる人は稀です。見たくもあり、見たくもなし、ですね。
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毎年恒例の花粉症。医師の診断書は省略できないのか?

コロナ禍で、なるべく人と人が接しないようにと、いろいろなことが変わりました。ついでに花粉症の薬ぐらいは処方箋なしで去年と同じ薬を出してもらえるようになるとありがたいと思います。花粉症って厳密には病気じゃありません。病気じゃないもののために医院で待たされて新型コロナウィルスにかかったのではわりにあいませんぜ。
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株はギャンブル。上がるか下がるか丁半博打

人の知らない情報をもっていれば、小説家になれます。殺人のマニュアル本は出版できませんが、探偵小説なら微に入り細を穿ったリアルな描写で殺人を描いても何の問題にもならず、それどころかかえって高評価されることもあります。脱税の指南書は書けませんが、小説なら書けるし、むしろ褒められもするはずです。
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ザ・ダルマ・バムズ(禅ヒッピー)。生きる意味をもとめてさまよう

出かける時がやってきたのだ。リュックサック大革命を起こしてやるのだ。禅の風狂の精神で放浪するんだ。「世界中をリュックサックを背負った放浪者で埋めつくしてやるのだ」ビートニクのこの願いはヒッピーたちによって程度実現しました。
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【医者ぎらい】「風邪かどうかは、これから診察しておれが決めるんだ」と怒る先生

熱を下げてくれただろうって? ちょっとまってください。熱を下げてくれたのは薬剤師が出してくれた錠剤です。クスリのおかげであって、医者のおかげではありません。 その薬を開発したのは、あなたを診察した医者ではありません。町医者は風邪にはこの薬が効くということを知っているだけのことなのです。
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漫画家・松本零士は『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』の原作者だといえるのか?

こんな電車で旅したくねえよ(笑)。そう思わされるのが漫画『銀河鉄道999』です。漫画原作では例外の事件ばかりが描かれます。平穏な旅がありません。物語っていうのはこういうものなんですね。例外集、トラブル集といったほうがいいでしょう。例外を描くのが物語なのです。
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ウクライナ戦争。ロシアがNATOに加入すればいいんだよ

ロシアはアメリカに「ウクライナがNATOに入れないようにしてくれ」と依頼したそうです。しかし「入る入らないの意志は主権国家の自由だから」と断られたということです。だったらロシアもNATOに入っちゃえばいいじゃん。「入る入らないの意志は主権国家の自由」なんだからアメリカだって嫌とは言えないでしょうよ。
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偉そうに? どうして無名の一般市民が世界史に残る文豪・偉人を上から目線で批評・批判できるのか?

認識とか、発想とかで、人生はそう変わりません。だから相手が世界的文豪でも、しょせんは年下の小僧の書いた認識に対して、おまえはわかってないなあ、と言えてしまうのです。それが年上だということです。涅槃(死。悟りの境地)に近いということなのです。
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先天性失聴者の【音がない世界】。「言葉は音」音先字後(おとせんじご)

私の場合、言葉とは、文字ではなく音です。一般的に「言葉というのは音」だといっていいでしょう。先天的失聴者は、私の場合の『音先字後』とは脳のフォーマットが違います。これはどういうことかというと、言語の獲得に至るルートはひとつではなく、いくつものルートがあるということです。
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ドストエフスキー『地下室の手記』本当の心の声を知られたことが許せない

ぼろぼろの部屋着姿を見られたことを一生根に持つのです。涙を見られたことを許す気になれません。生々しい真実の告白も聞かれてしまいました。そのことが許せないのです。彼女に跪くことで、彼女を憎むようになるのです。虚栄心が傷つくからです。
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究極のパワハラ発言「みんながオレだったらいいのに」周囲が凍りついた

不用意な独り言は退職するまでついて回ったということです。「ああ、あの『みんながオレだったらさん』だろ」とあだ名みたいになってしまってずっと陰で言われ続けました。みなさんも、不用意な独り言にはご注意ください。
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キリスト教が世界一の信者数を誇る不滅の宗教であるのはなぜなのか?

イエスは一編の芸術作品も残しませんでした。しかし彼の生涯が至上の芸術作品でした。「人間が芸術を欲する限り、最高傑作であるイエスの生涯は、決して滅ぶことはない」とオスカー・ワイルドは主張したのです。イエスの肉体が残した生涯・思想は、永遠の命を得たということです。
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日本語吹き替え版と字幕版の表現・ニュアンスが微妙に違う理由

口が動いているあいだは喋っていないと違和感がでてしまう。吹き替えの場合、日本語のセリフの長さと俳優の口が動いている長さが同じだよ。同じぐらいの時間になるように調整してるんじゃない? 画面の口が閉じてるのに喋っても変だし。セリフがないのに画面の口が動いているのも変だから。
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キャラもろ被りといえば七福神。いちばんお金持ちなのは誰だ?

日本全国これだけ七福神があるんですから、みんな「キャラ被り」なんて気にならないんだろうなあ。キャラ被りが気になるのは、わたしのような少数派なのでしょう。
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わたしが投票に行かない理由。国民に主権なんてない。あるのは選挙権だけ

変えられる希望のない運命ならば、むなしい期待などいだかない方がマシというものです。むしろその状況の中でどう生きるか考える方が建設的です。運命にどう対処するか覚悟を決める、運命の中での自分の選択を考える方が、生きたかいがあります。
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帆船とヨットの違いとは? 堀江謙一『大平洋ひとりぼっち』

帆船とヨットの違いを調査したのですが……これがクジラとイルカぐらいの違いしかありません。大型なのが帆船(クジラ)小型なのがヨット(イルカ)という程度の違いしかないのです。帆船とヨットを区切ってむりやり「世界初」としていますが、帆船とヨットの差はほとんどありません。
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中華ファンタジー『白蛇伝』

超能力が入り乱れて、最後は神仙と妖魔の大戦争がはじまります。ハルマゲドン(最終戦争)です。エンディングは、白娘はただの人間となって愛する男と結ばれます。ハッピーエンドです。こりゃあ完全に現代にも通用する話しだと思いました。
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死に臨む書『死刑囚最後の日』アンフェアな書物

死に際しては、いつも同じような問いだけがあるのです……答えはありません! ヴィクトル・ユーゴーでさえ、何ら新しいものを提示することはできませんでした。これ以上、このことについて考えるのは無駄だということです。
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ヒッピー・バイク映画の最高傑作『イージー・ライダー』ワイルドにトリップする映画

スクエアとヒッピーの対決というのは、一神教キリスト教と聖霊信仰アニミズムの対決です。資本主義・物質主義と社会主義・ミニマリストの対決です。家父長制・男根主義とフリーセックス・フェミニズムの対決です。体制と自由の対決です。伝統・権威とアナーキズム・ドラッグ&ロックンロールの対決です。民主党と共和党の対決といってもいいかもしれません。
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韓流ドラマはクラスメイトが恋愛におちいる「同級生もの」が多い(交通事故と記憶喪失も多い)

同級生補正というのは、異性を思う気持ちに友だち(チング)を思う心が上乗せされてパワーアップされた状態のことをいいます。この補正にかかった人物は、よっぽどのことがないかぎり、恋の相手は同級生からしか選びません。同級生恋愛、記憶喪失、交通事故、三つ揃ってはじめて韓国ドラマだといえるでしょう。
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文学の頂点。アウシュビッツ強制収容所の記録『夜と霧』

生きることがわたしたちに何を期待しているのか、行動によって、適切な態度によって、人により、また瞬間ごとに変化する。生きることとはつねに具体的な何かであって、その具体性が、ひとりひとりにたった一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらす。全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在している
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毛の生えた、の意味・つかいかた。ゾウとマンモスの違い

ゾウは環境に適応して生き残った種族です。それに対してマンモスは環境に適応しきれず滅び去ってしまいました。「ほんの少しまさっている」のはゾウであり、マンモスではありません。だから「マンモスはゾウに毛の生えたようなもの」と表現することは、厳密には間違っているのです。
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自宅風呂シャワーで滝行

滝行の場合、水圧はものすごいし、そもそも水が身を切るように冷たかったりします。そういう外的要因に心を左右されないで、ざわついた心を無にするところに禅の極意があります。
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ドストエフスキー『死の家の記録』シベリア獄中記のあらすじと感想

繊細な人間と、鈍感な人間では、おなじ禁錮でも苦しみが違う。「死の家」は「生きている人間の家」でした。死んでいたのは自由でした。文豪が作品に残したことで、彼らは滅び去りはしませんでした。むしろ永遠の命を吹き込まれたといえるかもしれません。
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隠者の生活。宮勤めを定年までこなし、退職後に雑記ブログをはじめた人の随筆を読む

なんで隠者文学が歴史に残るかというと、やっぱり現役の仕事がある人はそっちの方が主たる関心になってしまうからでしょう。隠者の考える生き方だけが、普遍性をもつのです。孤独とどう向き合うかを描いているから、コロナ禍の現代の人にも関心を惹起することができます。
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ドストエフスキー『貧しき人びと』どのへんが名作なのか? あらすじと感想

ドストエフスキー『貧しき人びと』ひとことでいえば「好きな男よりも、お金のある男を選ぶ話し」です。お金が二人を別れさせた、とも言えます。逆に言えば貧しさゆえにふたりは寄り添い合っていたともいえるのです。いっそのこと悪女に変貌してくれたほうが物語はおもしろくなったのではないか、と思っています。
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「日月火水木金土」仕様カレンダーと、「月火水木金土日」仕様カレンダーの違い

神は日曜日に「光あれ」と叫んで六日間天地創造の御業を振るわれた後、七日目に休息されたとしています。それが土曜日なのだそうです。だからユダヤ教徒の安息日は土曜日です。「光あれ」と叫んだ初日は日曜日なのです。
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コロナ感染症の時代は四年で終わる。2024年4月に終息し日常生活が取り戻せる

過去すべてのパンデミックは4年でおさまりました。新型コロナウィルスの時代も四年で終わります。2024年度初頭にはもう人々がコロナウィルスのことを気にする時代は終わっているはずです。この言葉を希望にして元気をとりもどしてもらいたいと思っています。
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読書家の定義。登場人物の名前の覚え方・テクニック

結局、自分が忘れてしまったシーンは自分にとって大切なシーンではなかったという考え方をしています。自分の感受性にひっかからないところは無視して読み進める、というのもひとつの読み方だと私は思っています。その本が自分にとって大切ならば、二度、三度と読み返すうちに、まるで友達の名前を覚えるように、キャラクターの名前をいつのまにか覚えてしまうことでしょう。
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【日本はオワコン】大平洋戦争は、今生きている人の幸せよりも、国の未来を優先して行われた

少数派は不満でも我慢する。それが民主主義の基本です。多数派をしめる老人たちが、国の要職を占める現状を、若者がどれだけ不満に思っても、少数派で選挙の勝てない以上は我慢してもらうしかありません。今生きている人の幸せよりも、国家の未来のことを優先して考えるのは危険思想ですらあるのです。
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『ブラック・ジャック創作秘話』手塚治虫・早漏伝説

「先生は忙しい、忙しいと言いながら、よく三人も子どもをつくる時間がありましたね」と誰かに皮肉を言われたところ「きみ、あんなのは5分もあればできるんだよ」と答えたというのを、何かの本で読んだことがあります。いや、そういうのを世間じゃ早漏っていうんですよ。手塚先生!!
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親子関係が悪くなるのは、子どもが親から独立するための遺伝子のシステム

娘が父を臭く思うのは近親相姦を避けるために臭いによって自分に近い遺伝子を生殖行為から遠ざけるため。赤ん坊が抱くのをやめると泣き叫ぶのは、置き去りにされないための生存遺伝子のアラーム。反抗期は、子どもが独立するために、親と子の仲が悪くなるように遺伝子のシステムの中に組み込まれている。
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コントレックスのニセモノ? 女性ラベル透明版と、ラベル女性なし青色版

軟水を「おいしい」という人は、ちょっと日本語がアレなのではないでしょうか。「味しねえ!」というのが正常なリアクションだと思います。せいぜい「のどの渇きがうるおされる!」ぐらいなら理解できますが。
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エロい笑い話「わたしパンツ履いてくればよかった」ノーパン事件

彼女は畳の上の座布団を眺めてこう呟きました。「和室か……しまった。あたし、パンツ履いてくればよかった」おまえ、ノーパンかよ!! 私はビックリしました。私はそちらが気になって仕方がありません。大事件に発展しないかとハラハラしました。
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作家か、キュレーターか。作品か、まとめ本か。(書物の未来)

ひとつひとつの事実を説明するだけでは、ただの知識の寄せ集めに過ぎません。「まとめサイト」のようなものです。関連知識を並べて「ハイ、イッチョあがり」と本をつくるのは、安直すぎます。新たに付け加えるような書くべきことがないのなら、本なんか出さなきゃいいのに、と思いませんか?
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有名作家の絶筆本『転移』中島梓(栗本薫)のガンによる辞世の書・最後の一文字

末期になると、字は乱れ判別不能になり、誤字脱字も増え、判読不能になり……そして「ま」と書いて絶筆。わたしたちの期待通りに死ぬ直前まで書いて死んでくれたのだと思います。『転移』の場合、それで未完ではなく完結だったのではないでしょうか。
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南房総の水滸伝。曲亭馬琴『南総里見八犬伝』

曲亭馬琴『南総里見八犬伝』は、南房総に(里見家の)楽園を築くという話しです。それは南房総に常春の楽園ができればいいのにと願っている私の希望そのものだからです。南房総は山で仕切られた半島の南端。独立王国の様相を呈しています。南房総は常春の楽園です。
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ロビン・フッドとピーター・パンの相似点。ウイリアム・テルとの違い

ロビン・フッドとウイリアム・テル。どちらも自由を求めて悪政・権力と戦った弓の名手ですが、どちらも架空の人物だとされています。イギリス人も、スイス人も、民族を問わず自由を求める英雄を民衆は必要としているということかもしれません。
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【無限ループ】サディストとマゾヒストが出会ったら? クレタ人は嘘つきだとクレタ人が言った。

サドがつくろうとしたのはエホバ神のいない世界観でした。しかしマゾッホはヴィーナスをつくろうとしました。そしてその女神と契約しようとしたのです。わたし以外は信じるな、というエホバ神から見ると、これもたいへんな背教ということになります。
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FIRE! 隠居の本質は仕事を辞めることではなく、人間関係の位置を占めることを望まないということ

隠居の本質は仕事を辞めることではなく、人間関係の位置を占めることを望まないということです。ハンパに「中心タイプ」になろうとして失敗したら、センターにはなれず、自分らしさも失ってしまいます。自分をつらぬくことが、いちばん大切なことです。
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『聖母』マゾッホ文学をマゾヒズム文学として読むと理解できない

マゾッホ文学をマゾヒズム文学として読むと理解できないだろうと思います。脳髄から発した性欲を否定して忘れ去ろうとした宗教と、それを真正面から見つめた文学というのは、やはりどこかで対決する運命なんだろうと思います。
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サマセット・モーム『淵』

サマセット・モーム『淵』は『エドワード・バーナードの転落』と対をなす作品です。「南洋に同化しきれなかった白人男の悲劇」と「南洋に同化しすぎて白人社会を捨ててしまった白人男の生き様」。「転落しなかったバーナード」と、転落してしまったローソンの差は何でしょうか?
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トロイ戦争その後。オデュッセイアの表ルートと、アエネーイスの裏ルート

物語の元祖、トロイア戦争の「その後」は表ルート(オデュッセイア)も面白いが、裏ルート(アエネーイス)も負けず劣らず面白かったです。すくなくとも苦心惨憺たる航海の末、やっとのことで故郷イタキ島に戻り、愛妻ペーネロペーと夫婦生活を取り戻しただけのオデュッセウスよりも、アイネイアスの方が歴史的には大きな存在だったといえるかもしれません。
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人間は人の間で生きている。

独居老人が、入院という強制的な集団生活の中で、はつらつとした感情を示すようになったというエピソードを聞いて、ああ人間っていうのは人の間で生きているんだあ、と強く感じたのでした。テレビドラマ(映像作品)の視聴は刺激にはならないのです。
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裁判傍聴業とは何だ? オウム真理教「慟哭・林郁夫裁判」

「慟哭の法廷」と呼ばれた林の反省・苦悩する姿が、遺族をして「死刑をのぞまない」と評価されたことで、無期懲役となり死刑求刑をまぬがれました。いちはやくの自供が「自首」と認められ事件の全容解明に多大な貢献をしたことが評価されたからです。
本-映画-メディア

離婚女性におすすめしたい自分をさがす女の書。イプセン『人形の家』

自我なんてそんなわけのわからないものよりそばにいる人と楽しくおかしく生きて行った方がいいという考え方もあります。個性があるということは特殊で、フツーじゃないってことです。こういう人とつきあうと女性は振り回されて疲れます。「自我なんかいらない」と彼女は言いたかったのでしょう。
感動・ライフ・お金・仕事

人生の真実。すべての人間は負けて終わる

永遠に勝ち続けられる者なんて、ひとりもいません。これが人間のさだめです。負けを知らない人間なんて、古今東西、ただのひとりだって存在したことはありません。 すべての人間は負けて終わる。だからこそ負け方が、負けてもなお意義を見つけることが、勝敗以外の価値を見つけることが重要なのです。
感動・ライフ・お金・仕事

〈女子会で嫌われるタイプ〉は名探偵になる条件

「違和感センサー」(コモン・センス)は名探偵になる条件ではないでしょうか? 実在の名探偵はきっとみんな周囲の人たちの鼻つまみ者なんだろうと確信しました。女子会にこういう人がいたら嫌われるだろうなあ。
感動・ライフ・お金・仕事

孫に遺産は残せるか?

そもそもは「孫は遺産相続できるのか?」という疑問です。死んだ息子の嫁に遺産を残す方法はたくさんあります。そうして間接的に孫に遺産を残すことはできますが、代襲相続を使えばもっと直接的に孫に遺産を残すことができます。
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国立大学に合格する人の時間(脳ミソ)の使い方

効率的な読書の仕方と、効率的な受験勉強の仕方は同じです。まったく別の作業を入れることで、飽きを回避し、長時間の作業を可能にしてくれるのです。国立大学に合格する受験勉強のやり方は、仕事や趣味、読書にいかすことができます。やりたいことは、やりたい順に、片っ端から手を出していけばいいんですよ。そうすれば退屈することなく、人生は豊かになります。
本-映画-メディア

離婚女性におすすめしたい自由な女の書『カルメン』

人間は多かれ少なかれ、どこかで自分を殺して生きています。誰もがカルメンのように命をかけて自由であろうとすることはできません。だからカルメンのような生き方に、惹かれるのでしょう。 カルメンは自由を愛し、そのためには犠牲をはらいました。自由であるために、すべての犠牲を払ったのでした。
本-映画-メディア

サマセット・モーム『人間の絆』人生という絨毯にカッコいい模様を描こうぜ!

サマセット・モーム『人間の絆』の中で展開された人生の意味、ペルシア絨毯にたとえられた人生の意味は、湘南爆走族の副リーダーがいった「それじゃみんな! 新しい人生カッコイイ生き方しようぜ!!」と同じ意味なんだと思います。ロックンロール! 大文豪の世界的名作を読まなくても、漫画からだって人生は学べるということです。
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キリスト教の本質は、この肉体この意識のまま死者が復活すること、そして永遠の命を得ることができるということ

聖書は冒険小説としても歴史小説としても対人関係や心理学の教養本としても読むことができます。でももっとも大切なことは「死者復活」ということです。この肉体、この意識のまま死者復活することができる。そして永遠の命を得ることができる。それがキリスト教の本質です。
感動・ライフ・お金・仕事

FIREとは若隠居のこと。ご隠居の暮らし方

FIREというのは最近やっとできたものではない。昔から日本にもFIREはあった。そういう言葉がなかっただけである。ではFIREのことを日本では何と言っていたか? FIREとは若隠居のことだ。古来日本ではFIREのことを「ご隠居さん」と呼んだのである。
本-映画-メディア

『種の起源』人類はやがて絶滅する(ダーウィン名探偵はDNAを知らない)

『種の起源』がキリスト教世界から嫌われたのは、神がすべての種を一度に創造したという創造神話を否定したからだと理解されているが、それだけではないと思います。死者は復活し、神の王国で永遠に生きることができる、というキリスト教の根幹の教義までも、暗に人類も他の動物と同じように絶滅すると示すことで否定してしまっているのです。
本-映画-メディア

藤子・F・不二雄はドラえもんよりSF異色短編集の方が面白い

漫画家、藤子・F・不二雄といえば『ドラえもん』が最も有名です。作者自身も『ドラえもん』をもっとも大切にしており、晩期には『パーマン』や『オバケのQ太郎』などの他の作品を捨てて『ドラえもん』の執筆に集中していたそうです。
感動・ライフ・お金・仕事

投資の儲けが本業を超えた場合、「ご職業は?」と聞かれたら「投資家」だと答えるべきか

新時代の新しい生き方を適切に示す職業名がないと、多彩なマルチタレントや、資本主義の根幹を動かすパワーをもつ投資家様が、フリーアルバイターと同じ範疇に分類されてしまいます。百の職業をもつもの、という意味の「百職(ひゃくしょく)」なんていう新しい言葉はどうでしょうか?
感動・ライフ・お金・仕事

コロナ禍の青春〈人生は、もっとも大切なものから先にやれ〉

生まれてきた時代が当たりか外れか、それは死ぬまでわかりません。ひと世代前の人たちが体験することができなかったおもしろい世界を体験できるかもしれません。昔の人は親と同じような人生を送って死にました。だけど君たちは親とは違う人生を送ることが確実にできます。
本-映画-メディア

モーリス・メーテルリンク『青い鳥』

チルチルとミチルは青い鳥をさがす旅から戻ってきました。この旅でチルチルとミチルが見つけたのは「幸せ」だけではありませんでした。すべてが奇跡で、あたりまえのものなどないということを知ったのです。帰ってきたら、今までいた場所が違って見えた。旅とは、そうでなければならないと思います。
本-映画-メディア

本朝三国志「太平記」の人気が「平家物語」ほどない理由

三国志、平家物語ほど太平記は人気がありません。その理由ですが、私は「一騎打ち」がないせいだと思います。太平記は集団戦闘の描写が多く、個人の活躍に欠けるところが欠点だと思います。英雄が無名の雑兵集団に取り囲まれて討ち取られてしまうシーンばかりではロマンがありません。
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『アルプスの少女ハイジ』かわいい少女は最強のチート

ハイジは子犬みたいなものです。学んだり、努力したのではなく、ただ無邪気にかわいいだけなのです。難しいことを考えなくても、原作『アルプスの少女ハイジ』は、子犬を飼ったら家族が仲良くなった、みたいな話しだと思うのです。かわいい少女は最強のチートなのです。
本-映画-メディア

カエサル『ガリア戦記』皇帝の語源ジュリアス・シーザーとはどんな人物か

借金王だった男は、ガリア戦役で得た略奪品や地位で借金を返すことができたそうです。そしてハゲの女たらしとして最大のライバル・ポンペイウスをエジプトで破り、世界一の美女を愛人にして、皇帝カイザーの語源ともなる偉大なガイアス・ユリウス・カエサルになるのでした。
本-映画-メディア

史上最高の恋愛小説『マノン・レスコー』恋愛至上主義

普通は後発作品に追い抜かれ、先発作品は古びて消えてしまうものなのです。しかし『椿姫』など、ファム・ファタールの後発作品にも、追い抜かれることなく魅力がうせることがないのも、マノンが魅力的というよりは、騎士グリュウの恋狂いっぷりの見事さと、その恋情の普遍的な魅力にあるのだと思います。
本-映画-メディア

『限りなく透明に近いブルー』登場人物が読んでいる『パルムの僧院』の意味

ミサイルを爆発させ、鳥を殺そうとした主人公リュウは、牢獄を抜け出そうとしているのです。アメリカという甘美な魅力をもった牢獄を。まるで獄中で恋したファブリスのように。本当の自分になるために。偏光グラスを捨てて、自分が見たいものを心のままに見るために。
本-映画-メディア

エリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」と五木寛之は予言した

ロシア文学に代表されるロシア民族の血の呪怨は、共産主義とは相いれない、と感じていた五木寛之は、まるでエリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」といったのです。そしてエリツィンはロシアを選んでソ連は崩壊しました。エリツィンの感じていたようなことをミハイロフスキイに言わせたのではないかと思います。
本-映画-メディア

【アイヒマン実験と実存主義】出世のための命令を拒否できる人は少ない。中間サラリーマン問題

死に至る病とは、自己が自己であることを放棄してしまう病のこと。私は私自身の意志で私になる。人間は自分の生き方に責任をもたなければならないのです。孤独を恐れていては実存主義的な生き方はできません。
感動・ライフ・お金・仕事

お金持ちになりたかったら学べ前澤友作ZOZOTOWN興隆物語

会社経営に興味がある人にとっては、ZOZOを調べることは勉強になると思います。プログラマーではない前澤友作氏をほんとうにIT長者といっていいのかどうか……疑問が残るようなのZOZOTOWN隆盛物語でした。アイディアがあって、人を使うのが上手な人だったんじゃないでしょうか。
感動・ライフ・お金・仕事

親の転勤。高校生の転校・転入。家族で引っ越すか、単身赴任するか

親の転勤で引っ越しを考える時、子どもが高校生や大学生だったら、どうすればいいのでしょうか。ウチの場合は、父が単身赴任して、高校生の弟と大学生の私が母と日本で一緒に暮らすというスタイルで解決しました。ただし海外赴任の場合「親のお金で留学できちゃう」というスペシャルなメリットを享受できる可能性があります。
本-映画-メディア

書評『青年は荒野をめざす』

こちらは旅系ブログですが、旅系小説といえば欠かすことができない『青年は荒野をめざす』(五木寛之著)についてここでは語っています。行く先不定の放浪、出会いと別れがあり、ギャンブルあり、ドラッグあり、セックスあり、旅人が一度読んで損はない内容の小説でした。
本-映画-メディア

物語は、演出法は、進化する。思想は深まっているし、作劇術は進化している

古典文学がマンガで脚色されたとき、とてつもなく面白くなっていることがあります。やはり物語は、演出法は、進化するということでしょう。思想は深まっているし、作劇術は進化しているのです。
感動・ライフ・お金・仕事

【富裕層の陰謀論】貧富の差、格差拡大を解消するのは財産税しかない。所得ではなく、財産に課税してはじめて貧富が是正される

定率増税では貧富格差の是正になりません。累進課税してはじめて貧富格差の是正になります。こんなことバカでもわかることでしょう。やっぱり……大衆からひろくお金を取って、超富裕層(政治家本人を含む場合が多い)からちゃんとお金をとる気はないのではありませんか。
感動・ライフ・お金・仕事

投資信託と高配当ETFの違い。どちらに投資した方が得か。

株で儲けるには、安い時期に買って、高い時期に売るしかありません。しかしタイミング投資はプロでも難しいとされています。株の上昇神話を信じて投資する以上、ほったらかし投資が確率的には一番手間暇かけずにリターンが大きい手法だということです。
本-映画-メディア

『金持ち父さん貧乏父さん』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

ネット証券を利用したインデックス投資などという手法は、十年前には一般人には行き届かない知識でした。今の状況は、今学ばなければなりません。学ぶ内容が古すぎるということはあっても、新しい事柄を学ぶのに遅すぎるということはありません。
本-映画-メディア

援助交際の胸キュン本『あしながおじさん』自分がおじさんと呼ばれる年齢になったときに読むと面白い

援助交際というと、昨今の日本では悪いイメージがありますが、あしながおじさんとジュディの関係は援助交際以外の何ものでもありません。 こういう関係ならば、援助交際もいいなあとおじさんに思わせる名作が『あしながおじさん』なのでした。
感動・ライフ・お金・仕事

菅総理大臣SNS辞任。死んだ魚の目をした大人(すがすがぼうちょうすが)

政治家として災害(マイナス)を平時(ゼロ)に戻す仕事というのは、やり甲斐がないのかもしれませんね。なにも積みあがっていませんから。人にかしずかれたい人は「総理大臣」なんかにならずに「お客様」になればいいんですよ。「お客様」になれば、下にも置かれない扱いを世界中のどこでもしてもらえます。
感動・ライフ・お金・仕事

上級国民有罪判決(池袋暴走事故)

上級国民裁判が、公正に裁かれるかどうか。「あなた(わたし)」が同じ事故を起したとしても、同じ判決がでるかどうか? 注意深く見守っていきたいと思います。 上級国民なんてあってはならない、そう思うからです。
本-映画-メディア

時間こそが命。命とは時間のこと。ミヒャエル・エンデ『モモ』と映画『TIME』の共通点

忙しいという漢字は心を亡(な)くすと書きます。『モモ』はここを痛烈に皮肉っている作品です。お金は損してもまた儲ければ取り戻すことができます。しかしあなたの時間は去って二度と戻りません。 時間は生命そのものであり、あなたの時間が尽きた時、この世界とサヨナラしなければならないのです。
本-映画-メディア

歴史はストーリーで語れ。ヘロドトス『歴史』おもしろい!!

キリスト教以前の世界観は、空想作家でも思いつかないような今とは隔絶したトンデモ風俗があって、イマジネーションを刺激されます。フィクションの空想小説よりも、さらにフィクションぽくておもしろい、それがヘロドトス『歴史』でした。死ぬまでに一度は読んでみたい本のひとつだと思います。
本-映画-メディア

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』ネバーエンディングストーリー

ミヒャエル・エンデの小説『はてしない物語』は読書の仕方、現実世界に読書をどう生かすかを教えてくれます。しかし「読書が先、現実世界が後」ではなく「リアルワールドが先、読書が後」という生き方を、わたしだったらおすすめします。
本-映画-メディア

夜型読書。ベッド読書法。ヘッドライト読書。同時並行読書術

私はベッドの上(ベッド読書法)で夜に本を読みます(夜型読書)。その際、ヘッドライトは視線を向けた方角を一緒に照らしてくれるので、大変便利です(ヘッドライト読書)。そして四冊ぐらいの本を同時に読んでいます(同時並行読書術)。
本-映画-メディア

史上最高の文学? 狂気と正気のラ・マンチャの男『ドン・キホーテ』

70年前のコンキスタドールと、人権思想は進歩していないように見えます。当時のスペイン人が、野蛮なやつらに見えますか? 女のために戦うというところがエスパニョーラですね。しかし戦国時代の日本の男たちは、女のために戦ったという人はほとんどいないのではないでしょうか。 フェミニストという意味ではスペイン人の勝ちだという気がします。
感動・ライフ・お金・仕事

【FIREムーブメント】エブリデイ・クリスマスは難しくても、エブリデイ・サンデーは簡単に達成できる。

ブラックな労働環境から逃げ出したいというだけのネガティブな動機ではFIREは失敗すると思います。「おれにはやりたいことがある」燃えるような心でそう思える人でないと、FIRE生活は失敗に終わるでしょう。
感動・ライフ・お金・仕事

俺は走り続ける叫び続ける求め続けるさ。俺の生きる意味を

なぜ生きるのか。エントロピー仮説はおかしい。地球の上だけで通用する真理は真理ではありません。 生きる意味はあるのか。他人に答えを求めるのではなく、生きる意味をみずから走り続け叫び続け求め続ける過程の中にこそ意味が立ち現れてくるのではないでしょうか。
感動・ライフ・お金・仕事

「2ちゃんねる訴訟」ひろゆき「賠償金額は払わない」

賠償金を払ったにせよ、逃げ切ったにせよ、衆目を集めて、議論の土台をつくり、法律の整備にまで至った事件であることは間違いありません。本当のことは関係者にしかわかりませんが、論破王は日本の法律さえも論破した、とした方がロマンがあっていいと私などは思ってしまいます。そういう現代の伝説が2ちゃんねる元管理人のひろゆきなのです。
感動・ライフ・お金・仕事

冷房と除湿の違い。電気代はどっちがお得か?

エアコンは心から発明に感謝したい文明の利器のひとつだと思っています。エアコンさえあれば、どこでも暮らせます。部屋の中なら、自宅がいちばん快適だったりします。 冷房と除湿の違い。電気代はどっちがお得か? についてのコラムです。
感動・ライフ・お金・仕事

海外にワクチン寄付しておいて、国内で不足するってどういうことよ?

外国に寄付して、国内のワクチンが不足するってどういうことよ? 優先すべきは自国民か、外国人がどっちなのかってことですよ。外国を支援する金があったら国内の経済活性化につかえばいいじゃないか。もう貧乏な三等国なんだからさ、見栄を張って外国に支援したりするのは、もうやめたらいいじゃないか。
本-映画-メディア

おそるべき名作。中森明夫『オシャレ泥棒』

中森明夫『オシャレ泥棒』。生きるってことは命がけの飛躍の連続さ。私たちは誰もが常に断崖絶壁の突端で目隠しをしてダンスしてる。愛なんてないのさ。でも、ないものを信じるんだ。戦うためにね。ないからこそ信じるんだ。それはもはや“愛を超えた愛”だ。
本-映画-メディア

ピラミッドは墓! 吉村作治先生の「ピラミッド神社説」は大間違い!

「ピラミッドはお墓じゃない」と言ってこそ新奇であり、注目を集めることができるのです。だから吉村先生、そっちに走っちゃったんだと思うなあ。 ギリシアの哲学者のように理性で考えれば、「ピラミッドはお墓」そう考えざるを得ないのだ。
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自治は権利か義務か? 地方自治体は領地を国に返上して、天領、直轄地にできないのか?

国と地方自治体の関係は、業務の委託者と受託者、上司と部下のような関係です。地方自治というのは、どうしても自治しなければいけない義務があるのだろうか? 運営の難しい地方自治体は領地を国に返上して、天領、直轄地にしてもらえばいいんじゃないか? べつに地方自治なんていらない! 天領でけっこうです!!
感動・ライフ・お金・仕事

人類学とは? 勉強するなら何学部?

人類学って何でしょうか。人類学部ってありますか? 人類学を勉強するなら何学部になるのでしょうか。文化人類学はほとんど「人類の歴史」のことです。いかに生きていくべきか。……文化人類学は哲学といってもいいかもしれません。人類学のテーマで文学部の卒業論文を書いたらダメでしょうか?
本-映画-メディア

フランケンシュタイン。原作小説を超える二次創作もある

怪物のキャラクターだけ借りて、他のストーリーを展開する、という二次創作があります。そういった二次創作の中には、原作を超える二次創作もあります。だから作者はストーリーよりも、キャラクターづくりに全力を注ぐべきだ。今回のコラムのこれが結論です。
本-映画-メディア

ドラマ『恋の始まりは出馬から!? すべき就職はしないで出師表』にみる韓国の地方公務員制度

「恋の始まりは出馬から!?~すべき就職はしないで出師表~」このドラマ、ちゃんと現実の公務員制度に即しているのか? 銀行員が見ると「この銀行ドラマおかしいよね」。警察が見ると「この刑事ドラマおかしいよね」。そんな風になっているのではないでしょうか。
感動・ライフ・お金・仕事

不眠症に悩む人に「起きて活動すればいいじゃん」と言ってはいけない

「不眠症? 起きちゃえばいいじゃん」若い頃はそう思っていました。眠くならないのなら儲けものです。夜通し活動できれば人生が二倍になると思っていました。 しかし実際には何もやる気がしないのに、ただ目だけが覚めている状態です。ぐっすり眠れるのが一番幸せだと知りました。
本-映画-メディア

堂城賢『自転車の教科書』書評

「いちばん余計な力を入れてはいけない場所は腹筋。お腹に力を入れる、は間違っている」「りきみとは、動かすべき場所でない筋肉に誤った信号を脳から送っていること」などローディーのみならずランナーが読んでもためになるところのある書物です。
本-映画-メディア

『BORN TO RUN』書評

このページでは『BORN TO RUN』の書評をしています。わたしが本書に感銘を受けるのは、一に作者クリストファー・マクドゥーガル氏の物書きとしての実力の高さ、二に翻訳者の翻訳力の高さ、です。
本-映画-メディア

キリスト教信者でない者が聖書を精読してみた

輪廻転生のように、別の生物、別の肉体、別の意識として生まれ変わるのではなく、「この肉体、この意識」のまま復活するというのが、クリスト教の本質です。「キリスト教倫理」が正しいからといって、「キリスト教教義」までもが正しいとは限りません。
本-映画-メディア

負けて引退したアスリートの言葉『走りながら考える』

高橋尚子『夢は叶う』封印された名言 勝ったアスリートの言葉は、よく耳にすると思います。 シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子選手は「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」と言いました。レース...
感動・ライフ・お金・仕事

韓国でも三国志演義は人気があるのか

韓国人の心にも突き刺さる物語、それが三国志なのです。このページでは韓国の三国志を紹介しています。
感動・ライフ・お金・仕事

キャラクター・ジェネレーションギャップ

幼いころの体験は強烈なので、最初に見たものの影響は、後から見たもので覆りません。誰が自分に教えてくれたのか。人間は、最初に出会ったものを崇拝してしまうようです。それをキャラクター・ジェネレーションギャップといいます。
感動・ライフ・お金・仕事

世界中の竜殺し伝説

世界で見たドラゴン、竜の写真をアップしていきます。あまり強そうに見えないのが西洋ドラゴンの特徴。大きさは馬ナミだしね。ドラゴン退治というか、弱い者いじめにしか見えない。
感動・ライフ・お金・仕事

勇気をくれた言葉、格言、金言、アフォリズム

このページでは、私に勇気をくれた言葉、格言、金言、アフォリズムについて書いています。生きている限り、随時、書き足していく予定です。
感動・ライフ・お金・仕事

機動戦士ガンダムのエルメスとブランドのエルメスの商標権問題

そもそも神話由来のネーミングを商標登録OKしてしまうのが問題だと思います。神話は人類共通の財産です。そんなものを商標登録する方もする方だし、それを認める方も認める方です。そしてそれを忖度して自主規制してしまう方も、何とも情けないことです。
感動・ライフ・お金・仕事

恥を知れ。世界遺産【超級・A級】の本当のレベルを知れ

地方の「小江戸」「小京都」レベルのものを、世界遺産に登録しようと運動しているみなさん。あなたの「推し」は、世界のレベルを知って、なお「推す」ことができるレベルのものでしょうか? お恥ずかしいようなレベルのものではありませんか?
感動・ライフ・お金・仕事

言霊信仰は「縁起でもないこというな」と思考停止してしまう温床

「強く願ったことは叶う」と魔術のようなことをいう人のベースにあるのは言霊信仰です。言霊信仰は「縁起でもないこというな」と思考停止してしまう温床になっています。だから東京オリンピックが中止になった時のシミュレーションを日本はぜったいにやらないのです。
感動・ライフ・お金・仕事

【マーケティング】時代のうねり。トレンド。流行。ミーハーが世界を回している

世の大半がミーハーじゃなかったら、ファッションの流行なんてつくりだせるわけがありません。ミーハーが大多数でなかったらトレンドなんてものは存在しないでしょう。 戦国武将だって幕末の志士だってミーハーだったのではないかと思います。みんな同じような生き方をしているじゃないですか。
本-映画-メディア

愛って何だ。愛はあるのか? 野島伸司『世紀末の詩』

ワタルは里見先生の結婚を笑顔で手を振って見送りました。そして教授の作ったイエローサブマリンで海の底へと潜っていきます。きっとワタルは愛を探しに行ったのでしょう。なぜなら愛とは……唯一の真実の愛とは、互いの愛を確かめ合うための……愛とは……冒険だから。
感動・ライフ・お金・仕事

中学生は大人とは違う感受性をもっている

あの頃は今と違って繊細でみずみずしい感受性をしていたなあ……といういい話しではありません。あの頃は未熟でサルのようだったなあ、という話しです。中学生のやることなんてサルのやることとほとんど同じなんですから、おとなの感受性で理解しようたって理解できることとできないことがあると思うのです。
本-映画-メディア

本は「おとな向け」より「こども向け」の方が面白い

こども向けの本から学ぶことは必ずあると思います。何よりも「面白く伝えようとしている」し「必要情報だけで無駄がない」のです。時間対効果の面でも、恥ずかしがらずに「こども向け本」を読むことをオススメします。
感動・ライフ・お金・仕事

(憲法改正)自由っていったい何だい?

戦場で何の意味もなく上官に殴られ、敵に殺される側の人間が、不幸に一票を投じようというのは、病んでいる証拠でしょう。自由というのは健康と同じように失ってはじめて価値に気づくものなのかもしれません。
感動・ライフ・お金・仕事

ファックスを物質転送装置だと勘違いする新入社員

「書類、ファックスで送って」「先輩。紙が出てきちゃいました」ってFAXは物質転送装置じゃねえんだよ。ときおり世代間ギャップに愕然とすることがあります。ポケベルを知らなくても誰もバカにしないように、ファックスを知らなくても誰もバカにしないという時代がそのうち来るんでしょうね。
感動・ライフ・お金・仕事

移住先を探す時のチェック項目

地球が我が住み家なんだから、土地なんか別に所有することありません。それでも田舎に住む場合、土地の値段が安く、賃貸料金を払い続けることがもったいないというケースが発生します。地方に移住するときの考え方、チェック項目についてまとめました。
感動・ライフ・お金・仕事

女にモテるただひとつの方法

女性にモテる唯一の方法は、自分から女性に声をかけまくることです。もっとも求めていることを、ダイレクトに求めることです。努力すべきところで努力することです。回り道せず、目標に向かってダイレクトに直進することが大事です。
感動・ライフ・お金・仕事

イギリス元首は世襲制ではなく、男性でもいいそうです

国歌「God save the queen」からイギリスは女王の国だと思い込んでいました。でも当のUKは別に元首が男でも女でもどっちでもいいみたいです。 イギリスの元首は世襲制ではないそうです。英連邦加盟国のあいだの合議で決めるんだそうです。
本-映画-メディア

『信長の野望』配下武将の能力値(ステータス)評価の基準は何か?

『信長の野望』の能力値評価は、実績主義ではなく、口コミ・印象・文書主義です。大名と侍大将を同じ土俵の上でステータス評価するから、大名よりも侍大将の能力値の方が高いというおかしなことになってしまっているのです。死ぬ覚悟への評価と、政治的な業績は、別の問題です。
本-映画-メディア

『鋼の錬金術師』錬金術とは何か子供にもわかるように解説してみた

このページでは錬金術って何だ? を主題にアニメ『鋼の錬金術師』をネタに語っています。 錬金術という言葉に惹かれて視聴したら、めちゃくちゃオモロかったので。 ファンの方と同じ思いを共有できたら、と思います。 錬金...
本-映画-メディア

ドラゴンクエストの結婚イベントに見る幼馴染ロマン

幼馴染ロマン。同級生補正は男の側だけの幻想です。これほど同級生の数が多いのに、結婚に至るカップルが少ないというのは、たぶん女性側が「何とも思っていないから」なのでしょう。こうまで男と女のロマンが違うとは、まことに残念なことではありますまいか?
感動・ライフ・お金・仕事

ネクタイはやがて滅び去るだろう。「高価で」「面倒」なものは滅び去るものだから。

見たことがあればマネするのは簡単です。楽チンな情報が入ってくれば、面倒くさいものは滅び去るのです。そして簡潔なスタイルが世界を席巻します。和服が絶滅しそうであるように、いつかネクタイはなくなろうだろうとわたしは考えています。
本-映画-メディア

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』ラストシーンの笑顔の謎を解説

人は「笑うべきでない場面」で笑っている人を見ると、心に焼き付くほどの印象を受けてしまうのでしょう。 ヌードルス(デ・ニーロ)の最後の笑顔の正体は、少年時代の思い出は誰にも変えられないし、奪えないからだと思います。 いつでもその場所に戻ることができるのです。
感動・ライフ・お金・仕事

公務員をクビにする。武士の解雇と再就職

「徴兵令」「廃刀令」でサムライには「戦闘力を売る」という本来の仕事がなくなってしまいました。武士階級の運命を悟って秩禄奉還に応じた人たちは賢明でした。やがて秩禄処分により武士は全員クビになり職を探さなければならなくなったのでした。「I need job」サムライたちの声がこだました時代でした。
感動・ライフ・お金・仕事

フォードvsエジソン。今、再びの電気自動車

エジソンとフォードが電気自動車とガソリン自動車で勝負して、フォードが勝ったからガソリン自動車の時代がきました。しかし今、再び電気自動車の時代が来ています。こう考えるとフォードとエジソンの自動車産業化競争の本当の勝者はエジソンだったのではないか、という気がします。
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『バトル・ロワイアル』クラスメイトの殺し合いは何かの比喩。人生の縮図

「走るぞ! せいいぱいでいいから走れ!」殺人フィールドに放り出される時、中川典子に、秋也がかけた最初の言葉です。 そして物語の最後にもこの言葉が繰り返されます。「走るぞ! せいいぱいでいいから走れ!」 最初っから最後まで主人公・七原秋也は走り続けていたのでした。
感動・ライフ・お金・仕事

【物欲】【食欲】「見ていたらほしくなっちゃった」体験

ウインドウショッピングしているとつい買いたくなっちゃう人たちがいなければ、広告業がなりたちません。店の中に入って、商品を見てもらえれば、一定数の人たちが買いたくなって、さらに一定数の人たちが実際に買ってくれる、というのがマーケティング理論のイロハなのです。その心理を解明しています。
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大阪ユニバーサルスタジオジャパンでおなじみの映画『ウォーター・ワールド』は貧困を描いたスラム映画

もし本当に地球がすべて海水に覆われるような世界になったら、太平洋ゴミベルト地帯のような場所が「お宝」地域になって、そこでスモーカーたちが資材争奪戦を繰り広げるんでしょうね。ちなみにほぼ血清の尿が飲めるってことは、血も飲めます。するとスラム映画が吸血鬼映画になってしまいます。
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写本による淘汰。『イリアス』と『オデュッセイア』のあいだ。テレゴノス・コンプレックス

『イリアス』『オデュッセイア』二作品のあいだを埋める作品としての「叙事詩環」。名作だけが後世に伝わる写本による淘汰理論によって現存していません。しかしエピソードは残りました。人間くさいから生き続けた神々の物語——矛盾していて面白いと思いませんか? 「原典」から「派生作品」ができたのではなく「派生作品」から「原典」が成立するのがギリシア神話の面白いところです。
感動・ライフ・お金・仕事

お笑い第七世代? それぞれの世代の代表的なお笑い芸人

お笑い第七世代っていうからには、第一世代、第二世代がいるはずです。第一世代って誰? 最初のお笑い芸人って誰? その疑問を調べてみました。しょせんはお笑いの話しです。正解とか不正解よりも笑わせたもの勝ちだとわたしは思うのです。
感動・ライフ・お金・仕事

たとえ夢がかなわなくても……勇気をくれる金言、格言

幸福になるカギは「現状に満足することを知れ」ということです。その心もちでない限りは心から欲するものを手に入れられたとしても悲劇だということですね。「現状に満足する心」さえあれば、どっちにしても悲劇にはなりません。
感動・ライフ・お金・仕事

死んだ人間は歳をとらないが、生きている人間は年をとる

ナチュラリストとは自然主義者のことではありません。天然ボケなひとびとのことです。このページではナチュラリストなうちの妻の天然語録をあつめました。
感動・ライフ・お金・仕事

ルパン三世のお爺ちゃんの最高傑作『奇岩城』。ライバルはシャーロック・ホームズ

ルパンがホームズに徹底的に劣ったやつだったら、相手にしてもしかたないでしょう。ところが「そうじゃない」ところが問題なのです。愛する女性のために冒険の人生を捨てて無名の市民として生きようとしたアルセーヌ・ルパンはフランス的な魅力に溢れています。
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ケイリン競輪ファンは競馬も好きか? 『みどりのマキバオー』カスケードの魅力

「黒い旋風」カスケードの魅力 わたしはロードバイク乗りです。ロードバイク乗りにおすすめの何かご紹介できる作品はないかな……と考えていたらひとつのアニメが思い浮かびました。 それは『みどりのマキバオー』です。『弱虫ペダル』よりも先に思...
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小説作法『近代マンガの演出法』

原作小説では、エイハブは、自然にはまったくかなわず、ごみのようにただ死んでいく人でした。人間がクジラ(自然。神)に負ける、という話しにしか読めないものでした。 しかし「近代マンガの演出」をくわえたマンガ版は、それだけではありませんでした。大切なのは「おまえなんか恐くねえぞ。バッカヤロォおおオオオ!!」と叫ぶちっぽけな人間の魂なのです。
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ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』人生の意味、意義はフィクション。おのれが選んだ物語

苦しみの真の根源は、つかのまの感情を果てしなく空しく求め続けること。外なる成果の追求のみならず、内なる感情の追求もやめること。仏陀の悟りは難しいものがあります。 しかし「求めすぎないこと」は誰にでもできます。わたしのやり方をご紹介します。
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「地球が我が家」という意識が、旅人として生きることの本質

「地球こそ我が家」だと考えられるのならば、旅人の生き方を選んでほしいとわたしは思います。だってどこへ出かけても「そこは自分の庭」なのですから。どこへ行くのも自由だし、何ひとつ怖がることなどないからです。
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ホームズ・ワトソン・スタイル。シャーロックホームズ60編の読むべき順番

このページでは謎めいたヒーローをつくるための描写術。ホームズワトソンスタイルについて解説しています。そして過去の事件を「目の前で展開されているかのように」リアルタイム実況中継するスタイルについて述べています。またホームズものの時代背景についても解説します。
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走ることを真正面から取り上げた作品はすくない。「走れメロス」は信頼を裏切らない人の話し。走る人の話しではない。

走る系小説の大半は、実際のところ走らなくてもストーリーが通用してしまうものが多いのです。走ることを真正面から取り上げた作品というのは驚くほどすくないと言わざるをえません。 ランニングって見た目地味だし、描きにくいんでしょうかね?
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同調圧力。全員が同じ方向を向くというのは、それだけで無条件にどこかおかしい

わたしはいついかなるときでも戦争反対を叫べる世の中であってほしいと思っています。全員が同じ方向を向く、とか、挙国一致とか、そういうのはそれだけでどこかおかしいと感じる感受性をどこかに残しておきたいものだとわたしは感じます。みなさんはどう思いますか?
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宇宙人といえばタコ。H・G・ウェルズ『宇宙戦争』

世界最初の宇宙戦争の物語は、ただのSF小説ではありませんでした。やはり「神たる自然」を最後に持ってきたことが作品に永遠の命をあたえた、わたしはそう見ます。真理を描いた作品は、滅びないからです。「異人種」「異国家」といった「二つの世界の関係性」に落とし込んで、この『宇宙戦争』を見ることができるので、作品は不滅の魂を得たのです。
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空中庭園。コケボール(苔玉)を飼育する(天空の城ラピュタ)

貧乏人は「植物」を飼いましょう。植物なら手が届きます。数百円で飼えますよ。なかでもおすすめなのがコケボール(苔玉)です。生命力が強く、長生きしてくれます。お風呂場で飼えば、放置してもだいじょうぶです。
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『進撃の巨人』のオチ(伏線)回収に学ぶ認識論「そもそも設定」の変更

絶対に伏線回収不可能と思える設定でも、作品の「そもそもの設定」さえ変えることが可能ならば、どんなオチだって回収できます。 「そもそも設定」に縛られているから伏線の回収ができないのです。世界を変えれば、無理が通ります。 これがマンガ作者の神のごとき力なのです。
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もうお金持ちになるのはあきらめた。

「時間貧乏」という言葉があります。『あやうく一生懸命生きるところだった』は「お金持ちの時間貧乏よりも、お金持ちじゃなくても時間リッチの方がいい人生だ」と考える人たちを応援してくれる本です。
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レンタイヌ(レンタル犬)レンタネコ(レンタル猫)サービス【新時代のペットショップ】

もしかしたら世の中は、犬や猫を飼う場合、数か月のお試しレンタル期間を経てからでないと飼えないという時代が来るかもしれません。レンタ犬サービスは、大成功するのではないでしょうか? 現行ペットショップの売り方は「数回会っただけで相手の深いところは何も知らずにマッチングする結婚」と同じです。離婚に終わることが多くて当たり前です。
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ドストエフスキー作品の読み方(『カラマーゾフの兄弟』の評価)

人類文学の最高傑作のオチ(救い)が「キリスト教の死者の復活」で本当にいいのでしょうか。ドストエフスキーはロシアのことしか考えていなかったと私は思います。近代人のものの考え方のベースとなっている知識を何一つ持っていない人が書いた作品だということは、いちおう考えておく必要があると思います。
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日本人の宗教観ケガレ忌避

日本人の宗教観ケガレ忌避は、もともとは「不潔にしていると病気になる」という命の根源的な要求から生まれたものだと思います。 衛生学的に理にかなっています。生き延びるための必然的な欲求だったものが、いつしか先祖の教え(宗教)として残ったのがケガレ思想なのだと思います。
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NHK問題。国営テレビなんてもう時代遅れなのではないか?

ワタクシ、もうテレビは見ていません。もうテレビはYouTubeに太刀打ちできないと思います。プラットフォームが地上波からブロードバンドにうつったということです。 悪法は改正・廃止する必要があります。国営テレビなんて時代遅れです。
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マンガは動きを目で見せる芸術。表現力は古今無双。

感情の起伏をおこすことが、小説の命です。それに対してマンガは動きを目で見せる表現です。ふきだしのカタチや字の大きさで音声情報さえも目に見える形で表現を可能にしたマンガは日本で独自の進化をした世界に誇れる表現なのです。
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小説の視点【神の視点】神が書いた文章なんて読んだことがない

私たちは、人間が書いた文章は読んだことがあるが、神が書いた文章は読んだことがありません。複数視座【神の視点】で小説を書くと、読者は「人間が書いた文章ではないもの」を読んでいる気がして、違和感を感じて気持ちが悪くなってしまうのです。語り部を選ぶ際のコツは、魅力的な行動家は話主にしないことです。ひらたくいうと、カッコいいヤツは話主にしない方がいいのです。
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【地球温暖化】テレビの情報操作テクニック

先日、テレビを見ていたら「地球温暖化の影響でこのままだと年間の猛暑日が×日も増えることになってしまいます」と報道していました。明らかに「地球温暖化に反対」という主張ありきの報道でした。こんな報道でいいのでしょうか。年間の猛暑日が×日も増えるというのであれば、年間の極寒日(真冬日)が△日も減る、ということも同時に教えてくれないと公平な判断ができません。
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カラマーゾフの兄弟『大審問官』。神は存在するのか? 前提を疑え! 

結局のところ、聖書の神の実在・不在と信仰、教会論争であり、神は死んだってことにすれば、すべては無意味です。 日常生活とかけ離れた問題であるため、すくなくとも人生観を変えるようなテーマでないことだけは確かです。 あなたは現実からみずから学んだことを信じますか? それとも聖書に書いてあることを信じますか? いかに大文豪でも、生まれ育った環境と、取り巻く状況の奴隷にすぎないのだと、思いをはせるのが、宗教に依存しない日本人の正しい『大審問官』の鑑賞態度だと思います。
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指は丸くないのに指輪はどうして丸いのか?

指は丸くないのに指輪はどうして丸いのでしょうか? ダイヤの指輪なんて、高い服よりももっと高価なのだから、オーダーメイド服のように指輪のアームを個人の指のカタチにそろそろあわせたらどうなのでしょうか?
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人生を変えたいのならば、仕事を辞めるという選択肢がある。

団体バスの行き先がろくな場所ではないとわかったら、もうバスは降りてしまっていいのではないですか? 仕事を変えれば、生き方を変えることができますよ。 今は退職代行サービスや、転職エージェントがあなたのキャリアアップを助けてくれる時代です。
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平成ナンバーワンの名作ゲーム『クロノトリガー』評価

「平成のゲーム 最高の一本」に選ばれた『クロノトリガー』を今さらプレイしてみました。ドラクエがなくしてしまった中世ロマンがあり、世界を救うという動機がありました。クロノトリガーは、旬のクリエーターたちが今をかぎりの才能を爆発させて作った最高のゲームでした。
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囲碁アニメ『ヒカルの碁』。平成VS平安の棋士のインターネット対決が面白い!

「消えてもサイはヒカルの心の中にいる」「サイの意志はヒカルが引き継ぐ」悪くない結論だけど、どこかで聞いたことがあるんだよなあ。 見たかったのは『ヒカルの碁』ではなく『謎のゴースト囲碁王に対決していくアキラたち現代の棋士たち』というストーリーでした。
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年老いてから新たな趣味なんて開拓できるのか

移住先を探す車中泊の旅をしていると、ときどき考えることがあります。 それは老後の趣味ということです。 私は生涯の大半を海のない場所で過ごしたため、将来は、海辺に住みたいと考えています。 すると「それならサーフィンをはじめた...
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人生を「買う」という行為だけで終わらせないために。『ロビンソン・クルーソー』

「買う」という行為で人生が終わると、ゲームとしては簡単すぎて、生きている実感を得られない退屈な人生を送る危険性があります。 ロビンソンが不幸でみじめなら、私たちの先祖はずっと不幸でみじめな生き物でした。しかし私たちの先祖がみじめで不幸ではなかったように、ロビンソンもまたみじめで不幸ではいませんでした。 それは生きることを買うことだけにしないで、自らの力で自然の中で自活したからに他なりませんでした。
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爆笑! 絵馬を眺めるのが趣味。おかしな絵馬、他人の奇妙な願い

絵馬を読む趣味を持っている人はあまりいないのではないかと思います。 このページでは、絵馬に願ったおかしな願い事をアップしていきます。 全力でツッコミを入れていきたいと思っています。
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アニメ『ドラゴンクエスト・ダイの大冒険』。また最初からやるのかよ、というツッコミ

子犬のようにおびえていたポップこそがダイの大冒険を輝かせた真の主人公です。 今度こそラストまで描いてほしいものです。 バーンを倒すまで。ポップが輝くまで。
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シンギュラリティとは? テクニウムとは? ダン・ブラウン『オリジン』から学ぶ未来

「地球の歴史は9千年で、世界は6日で創造された、と真面目な顔して主張するのは、もうやめよう」と作者ダン・ブラウンははっきりと主張していると考えていいのではないか。 神が直接ファックスで送ってきたわけではない聖書の文書を真実視して他人を殺すことはもうやめよう、とダン・ブラウンの立場は明確だといっていいと思います。 ひさびさに徹夜でラストまで読み通してしまうほど面白い本でした。
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アーサー・コナン・ドイル『ロスト・ワールド』。小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書ける。

主人公たちは目の前に魅力的な新世界(旧世界?)がある反面、文明社会に帰れなくなってしまいました。 進むべきか、引くべきか。 人間描写のおもしろさ、つまり小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書けるし、それがなければ、どんなあらすじだってつまらない作品にしかならないのです。
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三国志。天下の笑いものになると挑発し、逃げたふりして伏兵で囲むワンパターン。

三国志は、やたらと閉口する人物が、天下の笑いものになることを恐れ、バカにされると激怒して昏倒して死んだりする物語です。 知将の戦略は、逃げたふりして伏兵で取り囲むワンパターンです。ときどきオーパーツ兵器が登場して、敵を火薬で吹っ飛ばしたりします。
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ジーキル博士とハイド氏

『ジーキル博士とハイド氏』この二人の人物については、もちろん二重人格を描いた作品として読むことができます。 しかし同時に「ひとりの人間の心の中に潜む善心と悪心との葛藤、せめぎあい」とも捉えることができるのです。
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世界のバチェラーが見たい!

バチェロレッテも含めてバチェラーシリーズは、登場人物のキャラクターが面白さのほとんどすべてだと思います。出演者あっての番組だとつくづく思います。いかがわしさ満載の人たちが、バチェラー、バチェラーを盛り上げて、楽しませてくれるのです。
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海賊もの『ワンピース』と『宝島』を比較する

「冒険ロマンは現代ものではやりづらい」作者はそう思っていたのではないでしょうか。「現代もの」としては冒険ロマンを表現できなかった。ここに私は何か冒険というものの宿命を見る思いがするのです。
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アパートの騒音・振動問題。一階(下の階)から二階(上の階)に走り回る子供の足音が響いてくる。「七歳までは神の子」

このページでは、私のアパート騒音問題について語っています。 アパートの足音が響いてうるさいという話しはよく聞く話しかもしれません。 でも普通それは上の階の足音が下の階に響いて、下に住む人が悩まされている問題です。 うちは逆...
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サマセット・モーム『女ごころ』

インドで知事になろうという老いたエドガーとの裕福で危険のない未来。かたやいつ捨てられるかわからない若いロウリーとの贅沢とは無縁の危険な逃避行。 あなたならどちらを選びますか?
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エディプス・コンプレックス。「親父を乗り越える系の話し」は無数にある

テーバイを追放された、盲目のオイディプス王は、これからどのような道を歩んでいくのだろうか。その道は運命に支配されているのだろうか。それとも自らの意思で切り開く道なのだろうか。
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お菓子と麦酒。人間の滑稽さを描いた作品

甘党、辛党といって、あまいもの(お菓子)と酒(ビール)は両立しません。どっちかを食べているときには、どっちかは不必要です。その瞬間は、どちらかしか必要のないものですが、人生、どちらかだけでは足りません。甘いものも辛いものも、どちらも欲しくなる。それが人生ではないでしょうか。
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ドストエフスキーは今日の日本人にとっても本当に名作といえるのか?

「裸の王様の感覚」がドストエフスキー評にも必要なのではないでしょうか? すぐ隣で暮らしている人の心さえわからない私たちが、キリスト教に飛躍する人の心を理解していったい何になるでしょうか? その前にもっと知るべきことがあるはずだとわたしは思うのです。
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ミントは雑草? 雑草の定義って何だ? ペルセポネの雑草の呪いとミントテロ

雑草を食えれば、人間生活の革命が起きるとした私、サンダルマンハルトであるが、ひとつ、疑問に思った。 そもそも雑草って何だ?? 【この記事を書いている人】 瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログ...
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谷口江里也・ギュスターヴ・ドレ。ダンテの『神曲』の素晴らしさ

実際に書物が光り輝くわけがなく、すべては目の錯覚なのですが、これが本当に本が光っているかのようによくできています。 ドレの挿絵なしでも、江口の超訳なしでも、本そのものが芸術作品であるような『神曲』は、完成しなかったでしょう。この感動をぜひ味わっていただきたいと思います。
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放浪の大先輩。山下清のルンペン旅。天才画家の乞食行脚

山下清画伯の放浪旅について このページでは放浪の大先輩山下清のとくに放浪の部分について語っています。 私は放浪の旅人です。放浪した国や箇所だけなら山下清以上です。歩いた距離(走った距離ですが)も山下清をはるかに上回っています。しかし...
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『黒蜥蜴』江戸川乱歩の美女シリーズと三島由紀夫の大功績

自分が死んでも、奇跡が起こる世界であってほしい。現実の世界では明智が探偵で黒蜥蜴が泥棒でしたが、心の世界では明智が泥棒で黒蜥蜴が探偵でした。 三島の戯曲『黒蜥蜴』は天知茂の美女シリーズを生み出しました。
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カミュ『ペスト』この世から病気がなくなっても、死と別離はなくならない。

感染症がもたらすものは畢竟「死」と「別離」だけです。「死」と「別離」は感染症がなくなっても、この世から消えてなくなるものではありません。今はコロナウィルスで人と人とがソーシャルディスタンスで隔てられていますが、やがて人は触れ合うようになるのです。間違いなく。
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『すばらしい新世界』はユートピア小説

自由イコール幸せ、自由は幸福の象徴か? このページではオルダス・ハクスリー著『すばらしい新世界』という書籍を通じて、幸福とは何かをみなさんと一緒に学んでいきたいと思っています。 また明示されていないラストについても解説します【ネタバ...
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死ぬ権利とは何かに命を賭ける権利のこと。死ぬ自由がなければ人間の他の自由は死んでしまう。

古市憲寿『平成くん、さようなら』は安楽死を扱った小説 車中泊の旅の途中、諏訪大社の参道でテレビを見ながらおやきを食べていたら、医師が安楽死を助けたとして逮捕されていた。 ALS嘱託殺人と呼ばれている事件である。 たまたま私が読...
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【人類救済】おいしく葉っぱが食えれば、食うために働かなくてもよくなる

知恵の実を食うなという神のいいつけを守ることができなかったアダムは、楽園を追放される際、労働に苦しむ罰を背負わされたといいます。 このページでは「おいしく栄養的に十分な状態で雑草が食えれば、人類は労働から解放される」ということ...
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多動力で、一日をワクワクすることだけで埋める。無我夢中で人生を熱狂する。

このページでは堀江貴文『多動力』という書籍を通じて、複数の仕事を同時に回していく方法をみなさんと一緒に学んでいきたいと思っています。 仕事が忙しい、というのが口癖の人はいませんか? そのあなたよりも何十倍も多くの仕事を同時並行で...
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ドラマ『ROOKIES』とアドラー心理学『幸せになる勇気』は完全に一致(併記してみた)

川藤先生が不良生徒たちに対するスタンスは、アドラー心理学式の教育法だった このページでは、アドラー心理学を対話形式で描いた『幸せになる勇気』という書物に絡めて、大人気だったドラマ『ROOKIES』について語っています。 ドラマ『RO...
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時間こそ唯一の資産。好きな仕事は自分時間だけれど、やらされている仕事、嫌な仕事は他人時間

堀江さんのいう『時間革命』とは、自分の楽しいことをやるという選択のことです。いつまでも他人時間に人生を奪われていないで、自分が楽しいと感じられる仕事を見つけてください。
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ジョン・ミルトン『失楽園』を、現代サラリーマン劇に書き換えてみた

悪魔サタンを自由のために神に叛逆した英雄のように描いている こちらは悪魔サタンを自由のために神に叛逆した英雄のように描いているミルトン『失楽園』について書かれたページです。 悪魔を賛美していますので、不快な方、興味の無い方は、ただち...
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≪ふつうの身近な女の子≫戦略。プレイボーイ創刊者ヒュー・ヘフナー。Facebookザッカーバーグ。秋元康

身近な女の子をプレイメイトに起用することを思いたつのです。ここらへん普遍的な成功の法則を見るような心地がします。現在大成功をおさめているFacebookのザッカーバーグは、大学時代の「カワイ子ちゃん年鑑・顔出し情報」からスタートしたといいます。秋元康さんの「身近な女の子」戦略も同じです。
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老眼にピッタリなのは大活字本ではなくて電子書籍

老眼にピッタリなのは大活字本ではなくて電子書籍です。読むべき本は、大活字本の中にはなくて、kindle本の中にあるのではないでしょうか? 老眼の人には耳で聞く読書オーディオブックというウルトラ技がある。
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「性格」が「人」。簡単に変われるなら「性格」なんてない。「性格」がないならどうやって他人を愛したらいいのだろう?

お金持ちの世界を一瞬で手に入れる方法 お金持ちになったらどんな気持ちだろうか、と思うことはありませんか? 貧乏な私たちとは「触れているもの」「感じていること」何もかもがお金持ちは違うと思ってはいないでしょうか? しかし実際は「同じ...
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ホリエモンが泣いた本。重松清『とんび』

あのホリエモン(堀江貴文さん)が号泣したという本があります。 こう聞いたら、一度は読んでみたいと思いませんか? その本の名は、『とんび』重松清・著。直木賞作家の作品です。 日曜劇場でテレビ化もされました。 【この記事...
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はじめての老眼鏡

おれ、失明するかも? 「失明するんじゃね、おれ?」 スマホの時代になって、夜中にスマホの猫動画とかをずっと眺めていたら、おそろしく目が悪くなった。 ……老眼の初期症状かもしれない。 文庫本の小さな字が読みにくい。くそお。。 ...
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現代人が、石器時代にタイムスリップしたら、生き残れるだろうか?

現代の科学ロビンソン・クルーソー 「現代人が、石器時代にタイムスリップしたら、生き残れるだろうか?」 アウトドア愛好家のひとりとして、頭の片隅にはそういう空想がずっとありました。 キャンプ愛好家は縄文時代とか石器時代のようなロ...
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新人OLつぶれかけの会社をまかされる

売れるも売れないもマーケティング次第です。顧客を絞らなければ誰にも売れません。ターゲットを絞った競合相手に負けてしまうからです。競合相手が誰かで強みが変わります。差別化が大事です。
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最高の美女(芸術)は、脳内にしか存在しない。

世界一の美女の基準は人それぞれです。どんな絵でもどこか物足りない。最高の美女は脳内にしか存在しません。文章は、視覚からの影響がすくないから、視覚情報がないことが逆に有利になります。印象付けて脳内で絵画化させるようにもっていけばいいのです。
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坂本龍馬は落ちこぼれではなくエリート。北辰一刀流の免許皆伝は東大主席と同じ

悲劇的な死にざま。未来があるはずなのに、若くして死ぬ。判官びいきのわが国で英雄になるためには、必要な条件だと思います。竜馬も志半ばで刺客に殺されていることが、やはり彼の評価をレバレッジしていると思います。
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竜馬がゆくの現実と虚構(フィクション)

龍馬が土佐藩に帰藩しなかったのは史実、現実です。自由の方がいいから、としたのは創作です。坂本龍馬が現代的感覚を持っていたのではなく、現代的感覚をもった司馬遼太郎が坂本竜馬に近代人のような独白させて、坂本龍馬のイメージを決定づけた。これが正解なのだと思います。
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思想的な結論ではなく生活に即した比喩を描くのが小説。

コペル君は苦痛から、この考えにいたりました。苦痛によって正常を知る。苦痛には自分の本当のねがいや、人間のあるべき姿を、導き出す力があります。
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読み放題サービス「電子書籍kindle」の使い方3選(画像入り解説付)

kindle unlimitedの使い方を解説します。 ここではデジタル書籍の読み放題サービスである kindle unlimitedについてその使い方をご紹介しています。読書には、物理的に紙の本を買う方法と、デジタル文字をダウン...
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『伝え方が9割』言葉の無力、不能を嘆くより、伝え方にベストを尽くす。

言葉が伝わらないと絶望している人に贈る本 言葉の無力さに絶望することはありませんか? 身近な相手にさえこちらの思いが伝えられず、いっそのこともう喋るのはやめようとさえ思ったことはないでしょうか? ここではそのような言葉の壁にぶ...
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オーディオブックは究極の文章上達法

言葉というのは音楽的に語感で覚えているものです。語学が得意な人は耳がいいのです。耳がよくなければ、文章はうまくなりません。 文章がうまくなりたければ、目を閉じて耳を澄ませましょう。
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楽園移住先探求。人生はハレとケのバランス

暮らすなら四季がある国がいい。暑いか、寒いか、どうせどちらかに降り切れてしまうのだったら、両方楽しめる四季のある国がいい。先祖の暮らした場所で、先祖の食べたものを食べ、先祖と同じ暮らしをする。それが一番ストレスのない暮らし方だとわかりました。幸福の青い鳥は自分の家にいた、みたいなオチですいません。
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川の堤防は都会側ではなく田舎側が決壊するようにできている

東京が水びたしになるぐらいなら千葉が水びたしになったほうがまだマシだ 地球温暖化のせいか、ゲリラ豪雨とよばれる異常な雨が降ることがある。 みるみるうちに川の水面が上がって、堤防の決壊を心配する声がツイッター上に溢れかえる。 利...
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はじめての哲学入門書

哲学(考え方・世界観)って、時代が新しければそれだけ新しいというわけではなく、まるでファッションの流行のように順繰りと回っていることがわかりますね。前世代の批判を二世代前の考え方で批判していたりします。人間の生き方なんて、大昔から変わらないのかもしれません。
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三角コーナー「倒れて、生ごみをぶちまける」問題

流し台の三角コーナー「倒れて、生ごみをぶちまける」問題 台所のシンクで食器のカスなどを捨てる「三角コーナー」について、言いたいことがありまーす。 これまでほとんど自炊してこなかった男が、結婚を機に台所に立つことになったので、新米男性...