海外でツアーとはぐれちゃった事件

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どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

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「出たところ勝負」の個人旅行

私の海外旅行は「出たところ勝負」の個人旅行が主です。航空券だけ日本で購入し、後はすべて現地で手配します。宿も決めていきません。安宿街に行き、ホテルは自力で探します。その日の最大の冒険は「今夜の宿泊場所の確保」だったりすることがよくあります。

世の中には数年単位で流離っている人もいます。そんな人のように、自分の旅行を「放浪」と称しているのは、旅のベースのところが同じだからです。

現地の夜行バスに乗り込んで、日本では想像もしなかった場所に滞在していることがよくあります。自由と偶然に身を任せる感覚が個人旅行の最大の醍醐味だと思って、ドラクエ的な冒険の旅を楽しんでいます。

自由な放浪の旅を愛する私ですが、ときには団体ツアーを選ぶこともあります。

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団体旅行を選ぶこともある

とくに4箇所以上を周遊する場合には団体旅行が選択肢に入ってきます。たとえばイタリアに一生に一回しか行けないとしたら、ナポリも、コロッセオも、フィレンツェのドォウモも、運河の街ベネチアも、ミラノ大聖堂も、最後の晩餐も最後の審判も、全部、見たいですよね。

これらすべてを手配するのは非常に面倒くさいものです。手配が面倒くさいというのが最大の理由でツアーが選択肢に入ってきます。また、放浪の個人旅行が安くあがるのは、現地庶民の移動手段で移動するからですが、それゆえに不確実です。バスには座席が埋まってしまって乗れないかもしれませんし、そもそも予想に反してそんなバスルートは存在しないかもしれません。日程に余裕がなかったり、絶対に見たいものがあったりする場合には、個人旅行は避けたほうがいい場合もあります。あまり無茶な日程を組むと、日程通りに帰国便に間に合わない事態も考えられます。やはり放浪の個人旅行は『深夜特急』のように帰国日が決まっていなかったり、タージマハルのような著名な観光地をそもそも見る気がない場合にこそ向いているのだと思います。

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ツアーの仲間とはぐれちゃった事件

ところでそんな団体ツアー旅行ですが、みなさんはツアーの仲間とはぐれたことはありませんか?

私たちにはあります。トルコ周遊ツアーにイロハと二人で参加したときのことです。イスタンブールのグランバザールでツアーの皆さんとはぐれてしまいました。

いったん解散し、時間になったら再度集合するという自由時間のことでした。バザーに夢中になりすぎて、再集合の時間をすっぽかしてしまったのです。美しい異国のトルコランプや絨毯やガラス製品に魂を奪われているうちに、時間がたっているのを忘れてしまいました。

ツアーは先に出発してしまい、置いてきぼりにされてしまいました。

正直「こりゃあまずい」と思いました。

個人旅行に比べて団体ツアーはトラブルが少ないのがメリットですが、ツアー仲間とはぐれちゃうというのは個人旅にはない団体旅行ならではのトラブルといえるでしょう。

イロハ「ツアーは次の行程をこなさなきゃならないんだから、いつまでもわたしたちを待っているわけにいかないし、仕方がないんじゃない?」

イロハはクールに当時を振り返りますが、見捨てられた当時は大パニックでした。

ハルト「気づいた時にはもう遅かったね」

イロハ「グランバザールを目の前にして大興奮状態の時に、×時に集合ですとか言われても、目の前に餌が差し出された犬と同じ状態で、ろくに話を聞いてないもんね」

ハルト「そうそう。黄金や布製品やお皿、宝石、香辛料…次から次へと夢中になって見ている内に、集合の時間のことなんか忘れちゃって、気づいたときにはもうみんな次の目的地へ行っちゃってた」

イロハ「普段、個人旅行の時は、バザーでは時間・体力が尽きるまでうろついているからね。45分後に集合っていうのが「あり得ない」っていうのはあったなあ」

ハルト「だいたい市場は一日遊ぶ場所だからね」

イロハ「やばいと思ったけど、ツアーとはぐれてから、急に楽しくなったよね」

ハルト「そうだね。個人の力でこのトラブルをなんとか解決しなくっちゃと思ったら急に面白くなってきた」

「根っからの個人旅行者なんだよ。あまりツアーに向いていないタイプ(笑)」

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あいつ今何してる?

イロハはそう言いますが、ツアーにはツアーのたのしさがあります。とくにツアー仲間のことは、一緒に修学旅行に行った学友ぐらい思い出に残ります。

ときどき、あいつ今、どこを旅しているかなあ、と思い出すことがあるのです。時々なつかしくツアー仲間のことを思い出します。

ツアー仲間とはぐれちゃった私たちが、その後、どうしたか、お話しします。

おそらくもうツアー仲間が私たちを探しに戻ってくることはないでしょう。日程表に書かれたとおりに、次の観光地を見て夕食をとっているはずです。ツアーは時間で動いています。お客様と約束した予定をこなさなければならないのです。

私たちは宿泊予定のホテルに自力で行って、ツアーと合流しようと思いました。さいわい旅程表には宿泊先のホテル名が明記されていました。

「でも、ホテル名はわかっていたけど、ホテルの場所がわからなかったんだよね。あれには困ったよね」

当時を思い出したようにイロハが眉をしかめます。

ハルト「でも、パリでアパルトマンのオーナーと会えなかったときの経験から、旅人を助けてくれるのはホテルのレセプションだってことを思い出したんだよなあ。

近くの一流ホテルに飛び込んで、レセプションのインターネットで調べてもらった。ホテル名さえわかっていれば、場所なんてすぐにわかるね。インターネット時代ってすごい」

イロハ「レセプションで『わたしは日本人でとても困っている』とアピールしてたよ。トルコは親日国だから、日本人アピール?」

ハルト「当然それぐらいは計算するよ。道を聞くのも現地人との交流のひとつなんだから。さて、これでどうにかホテルまでは行けたけれど、そのあと、どうやってツアーと合流しようか、それがわからなかったよね」

当時はイロハもまだスマホを持ち歩いていませんでした。アテンダントとコンタクトがとれないのです。「ホテルで待って合流する」ことを伝えられません。

ツアー仲間が来るまで、ホテルのフロントのソファに座ってひたすら待つことを私は覚悟していました。

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奇跡は人の縁

ところがしばらく待っていると、他の日本人団体ツアーがホテルにやってきました。

「あれ、あの人…」

イロハが呟きます。そのツアーの女性アテンダントに見覚えがあるというのです。

「まさか。気のせいじゃないの?」

私は容易に信じられませんでした。イスタンブールで知っている人に再開するということなんて確率的にありえないことだと思ったからです。

「たぶん…。間違いないと思う。オリエント急行の終着駅で食事をしていた時、ウチのアテンダントと彼女が話をしているのを見たから」

「もしそれが本当なら…こいつは神の助けだ。声をかけてみよう」

果たして声をかけてみると、イロハの記憶どおりでした。

「これで助かった」

正直、ほっとしました。

その女性アテンダントは、我々のアテンダントに電話で連絡をとり、なんと部屋のチェックインまでしてくれたのです。

本当に助かりました。アテンダントの心配も解消することができたし、わたしたちも部屋でひと眠りすることができて、フロントで無為な時間を過ごさずに済んだのです。

感謝のしるしにチップを渡そうとしましたが、彼女は頑として受け取りませんでした。外国にもこのような人もいるのです。

「いい人だったな。ツアーの仲間にも謝らなきゃね。貴重な時間をわたしたちを待たせるために使わせてしまったのだから」

グランバザールの約束の場所、時間に、ツアーは私たちのことを15分ぐらい待ってくれたそうです。集合場所の周辺にはお店がいっぱいだったから、眺めて待っていたので時間を無駄にはしていなかったそうですが、いちおう平謝りです。

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集合時間はデジタル腕時計のアラームに覚えさせる

それ以来、私たちは再集結の時間はデジタル時計のアラームに記憶させるようになりました。

デジタルアラームならば時間を忘れることはありませんし、時間が近づけば教えてくれます。

イロハ「イスタンブールではうまく合流できたけれど、基本的にはツアー仲間とはぐれちゃうなんて大トラブルなんだから気をつけなきゃ。」

ハルト「いつも時間を忘れて、好き勝手に過ごしているから、調子が狂うよね」

イロハ「市場の見学時間が45分だなんて、時間が全然足りないよ」

不満を言いつつ、それでもツアーを使ってしまうのは、やっぱり便利だからに他なりません。

一緒に旅した仲間たちが、今日も元気に世界の空を飛び回っていることを私は祈っています。

※そのほかの旅先でのトラブルの数々はこちらのまとめサイトからどうぞ

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

このサイトについて

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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