どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?
久しぶりにロードバイクに乗りました。2時間ほど江戸川をシャケのように遡上してきました。
夏はロードバイク。ランニングよりは夏向きのスポーツ
しかし夏の盛りのせいか、非常に疲れました。
体力というものは一度つければずっと続くというものではなく、ちょっとトレーニングを怠るとすぐに落ちてしまいますね。残念なことです。
典型的なのはボディビルダーさんです。いったんトレーニングを中止すると、昔のムッキムキが嘘のようにプニャプニャになってしまいます。シュワちゃんとか、アニマル浜口さんとか、昔は凄かった人たちの全盛期の頃の写真と今をくらべると、なんだか悲しくなります。
ロードバイクに必要な腸腰筋もしばらくトレーニングをさぼっていると見るも無残に衰えてプニャプニャになっているんだろうなあと想像がつきます。インナーマッスルであるために、見ただけではわかりませんが、体の内部で残念な衰えがあるのだろうと想像されます。
しかしこの暑さではランニングよりはロードバイクです。ロードバイクにはスピードによる空冷効果があります。真夏でもランニングほど暑さは感じません。
ロードバイクはランニングよりもずっと日焼けする。
真夏にロードバイクに乗る際は日焼けに注意してください。ロードバイクはランニングよりもずっと日焼けします。
スーパーマンが宙を飛ぶように伏せて走るために、顔が真下を向きます。太陽は真上だから日焼けしないだろうって? いいえ、アスファルトの照り返しで真っ黒に日焼けします。だから真夏のローディーは、覆面レスラーのような人がいるのです。絶対に日焼けしたくないんでしょう。
ロードバイクにくらべれば、まだランニングの方が日焼けしません。帽子をかぶれば顔を日陰にできますが、ロードバイクでひさしの大きな野球帽をかぶったら前が見えません(泣)。
河川敷を巡行しながら、蛇行したり、ギアチェンジをしてペダルの重さを変えたり、いろいろ試しながら走ります。景色が変わらないから河川敷って結構退屈なんですよ。だから自ら刺激をあたえて楽しみます。
一番安いコンポーネントだからでしょうか。デュラエースに買い替えてくれ、と言わんばかりの無茶苦茶ぶりである。そういうところでも性能を示すのが日本製品、シマノプライドかと思っていたのですが、廉価版は廉価版なりの性能しか発揮してくれないようです。
シフトワイヤーがゆるくなっているのかな?
変速装置というのは、リアディレイラー内のバネの弾性力をワイヤーの長さで制御して、ガイドプーリーの位置を決めているだけなので、バネが錆ついたりして弾性力がなくなったら正常な働きはもう期待できません。
こういうときはアジャスターを反時計回りに回すと、シフトワイヤーが張ります。シフトワイヤーというやつはたいていは緩くなっているから、基本的にアジャスターは反時計回りと覚えておきましょう(しめる)。
それにしてもこうまで手間がかかるかねロードバイク。そしてクラリス!
ママチャリについているレボシフトの方がいいんじゃないか。レボシフト(REVOSHIFT)の方がギアチェンジが正確だし、ワイヤーが緩んだことも、チェーンが外れたこともない。
ロードバイクのコンポがレボシフトだっていいんじゃないか?
シフターだけはグリップシフトで格好悪いから、デュアルコントロールレバー式に変えてもらってさ。ここで言っているのは、あくまでシステムの正確性の問題です。
とにかくロードバイクは手間がかかる。手間がかかるから可愛いのであるが。
走行中にチェーンが破損した経験。替えのチェーンなんて持ち運べない
みなさんは走行中にチェーンが壊れたことがあるでしょうか。私はあります。
フロントディレイラーの内側にチェーンが脱落し、その時にチェーンの外側部分がどこかに引っかかってめくれあがってしまったのです。チェーンの金属がめくれあがってしまってはもう指先の力では元に戻せない。めくれた部分がプーリーのところで引っかかって回転してくれません。これはもうだめだと焦りました。
それ以来、遠出するときには、いつもこの時の悪夢が頭をよぎります。
タイヤチューブは替えをもっているし、応急用の穴パッチも持ち歩いているから、パンクで立ち往生することは原則的にないと思っているが、チェーンが切れたら最悪です。
だからチェーンを持ち歩くことにした・・・・・・というのは嘘です。
喉元すぎれば熱さ忘れる。さすがにチェーンの予備を普段から持ち歩く気にはなれません。チェーンは金属製だから重たいのです。
でもその代わり、チェーンが買えるぐらいのお金を常に持ち歩くことにしました。
ロードバイクだと家まで押して帰るのは無理なほど遠出をする場合があります。その場合は、最寄りの自転車屋さんまでロードバイクを押していくように頭を切り替えましょう。自転車屋でチェーンが買えれば、道具を借りてその場で修理してしまおう。
そのぐらいの気持ちでいないと、ロードバイクには乗れない。ロードバイクはほんとうにひ弱な乗り物だ。おれは自転車の王様はママチャリだと思っている。
真っ黒に日焼けして帰ってきた。冷水シャワーを浴びると「生きているんだなあ」と実感した。ブログなど書いて頭を使ってばかりいては快楽の生活から遠ざかってしまう。
本当の生きる歓びは肉体を使うことにある。