スペイン・セビリア万博の日本館のメイン展示物だったという安土城天守
次に近江八幡市『信長の館』に向かいます。
スペイン・セビリア万博の日本館のメイン展示物だったという安土城天守の復元を鑑賞。万博フェチとしては1992年セビリア万博当時の写真がとても気になりました。
行ってみたかったですね。セビリア万博。
『逆説の日本史』の愛読者なので織田信長の偉大さはよくわかっているつもりです。
日本から宗教紛争を一掃したのは信長だとか。
しかしイロハに『信長の館』の面白さが伝わったかどうかは自信がありません。
ホント女性は「武士っぽい」ものには興味ないですものね~。
だいたい首都高降りちゃって仕方なく通過した三軒茶屋とか駒澤大学前あたりにたくさんいた女子大生というのは、このGWにどこに行っているのでしょうか。見回してもどこにもいません。
みんなハワイってわけでもないでしょうに。箱根でスイーツというような選択をしないせいでしょうか、どこに行っても若い女性に会うことはありませんな。
ツーリングしているライダーがいるのでそこそこ若い男性には会いますが、ほぼ同数いるはずの若い女はいったいどこにいるんだ?
インドで感じた疑問と同じ疑問をなぜか国内車中泊の旅で感じてしまいます。
インドも街中で見かけるのは男ばっかりで、ほぼ同数いるはずの女性はあまり目にしません。
みんな家や都市で遊んでいるのでしょうか?? 若い女は連休中どこに行ってるのか?
琵琶湖毎日マラソンのコースを走って、たまたま見つけた義仲寺に向かいます。
ここは木曾義仲を巴御前が供養したことが由来とされるお寺ですが、俳聖・松尾芭蕉の墓があることでも知られています。
しかし看板に従って進んだにもかかわらず、歩行者専用かと思うほど狭くて人の多い道で断念しました。
いなかもんはどこでも車で行けるものだと思っているのです。
琵琶湖左岸は本当に都会で、想像とは全然ちがうところでした。
侵入しちゃってスミマセン。
これから行く人はお気をつけください。
国文学の女王・紫式部が源氏物語を執筆したという石山寺
俳聖の墓は行けませんでしたが、代わりに国文学の女王・紫式部が源氏物語を執筆したという石山寺を参拝しました。
私は早稲田の国文科の出身です。
当時の国文科は「紫式部」か「井原西鶴」かという世界でした。
今はどうなんでしょうか。ユーミンの歌が音楽の教科書に載っているような時代ですから、現在の国文科は「村上春樹」とかが主流になっているんですかね?
『源氏物語』は知れば知るほど凄いストーリーで、あれを超えらえる作品は洋の東西を問わずそうそうないのではないかと思います。
石山寺硅灰石という国の天然記念物を従えて日本三塔の多宝塔が立つ石山寺は、さすがに見事でした。
このような清浄なお寺で、あの不倫・愛欲ドロドロの風紀紊乱物語を書いたのか(笑)。
それがちょっとしたカルチャーショックでした。
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