日本の駅伝では無敵でも、アフリカ系相手にスピード勝負をするのは危険(アジア大会ジャカルタ「男子マラソン」)

マラソン・ランニング
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書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

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どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?

アジア大会2018ジャカルタが始まっています。

マラソンというのは冬のスポーツですが、他の陸上競技にあわせて、オリンピックもアジア大会も夏に開催されますね。

よく「夏のマラソン」と言います。マラソンとウルトラマラソンでは順位が変わるように、同じ競技に見えても冬のマラソンと夏のマラソンでは順位が変わります。

冬だと目立たないのに、夏だと強さを発揮する選手がいるということです。もちろんその逆の選手もいます。強さというのは相対的なものです。勝つも負けるも相手次第です。

夏のマラソンには、彗星のようにスターが現れることがあります。さて、注目の男子マラソンはどうだったでしょうか。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。

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南十字星(サザンクロス)

ジャカルタというのは南緯6度12分だそうです。赤道がシンガポールあたりに走っていますから、明らかに南半球ですね。日本が夏なら、南半球は冬です。

選手たちは、南十字星が見えたのかな?

オーストラリアやニュージーランドに行くと国旗に南十字星が入っているので、サザンクロスを見ないと旅をした意味がないといわんばかりに南十字星を探すものです。

しかし、そうでない国だと南半球でもサザンクロスをわざわざ眺めることは忘れてしまいますよね?

バスケットの代表選手がいかがわしい行為(売春)に及び選手団を追放されたとか。しかも日本代表のユニフォームで「夜の蝶の巣」に行ったらしい。ただでさえデカくて目立つのに、話題になるに決まってるでしょうが。南十字星でも探していればよかったのに。

まあ私もバリ島ではサザンクロスを見たことはありません。ジャカルタの気温は、緯度がさほど変わらないバリ島をイメージしていいのだと思います。常夏です。那覇で北緯26度12分ですから、南緯6度12分というのはかなり赤道寄りです。日本が夏ならジャカルタは冬というわけにはいかないようです。

陸上競技のはじまりに男子マラソンをもってきたそうです。やはりマラソンこそが花形なのですね。オリンピックも締めの競技が男子マラソンだったりします。

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モンゴルの英雄セルオド・バトオチル

レースは早朝からスタートしました。26℃の気温で日本の夏よりは過ごしやすかったようです。井上大仁25歳と園田隼29歳の二選手が挑戦しました。設楽啓太は「出場を回避した」とされていますが、理由がよくわかりません。

しかし私が最も注目していた選手は日本人選手ではなく、モンゴルのセルオド・バトオチル選手です。バトオチルはオリンピックに4大会連続でマラソンで出場しているモンゴルの英雄です。

私は「防府読売マラソン」で何度もバトオチルと直接対決していますが、すれ違いざまの彼のフォームはとても力強く美しいものでした。彼のフォームからインスピレーションを受けたのです。それ以来のファンです。

また揺さぶりをかけるアグレッシブな彼のレーススタイルも大好きで、同じく大好きな川内優輝と直接対決だった前回のアジア大会は、防府読売マラソンの再現試合のようで大興奮でした。

まるで視聴者を楽しませるかのように揺さぶりをかけるバトオチルの攻撃的スタイルは、よほど自分の力に自信がないとできることではありません。

「ええい。ホワイトベースはいい。ガンダムを映せ。ガンダムの戦いぶりを。そうだ。えーいアムロめ、何をやっておるか!」(『機動戦士ガンダム』)テレビ画面に向かってそう叫んだアムロの父親のように、

ええい。園田はいい。バトオチルを映せ。バトオチルの戦いぶりを

とテレビに向かって叫んだことは一度や二度ではありません。

4年前とは違い、川内優輝は出ていないし、バトオチルも優勝争いには絡めませんでした。

二人ともまだまだ現役です。ぜひ復活してください。私は期待しています。

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実力伯仲のレース展開

バトオチル脱落後、バーレーンのアフリカ勢(元エチオピア、元モロッコ)と日本勢の勝負となりました。バーレーン代表は元ケニア人とか普通に出場させてきます。帰化選手です。ところで帰化選手といえばカンボジアの猫ひろし選手はどうしたのでしょうか? どうやら脱腸の手術を行ったらしく、マラソン代表どころではないそうです。東京オリンピックは諦めていないでしょうから、はやく体を治して二年後、故郷に錦を飾ってくださいね。

マラソンは、周回コースで、テレビ観戦的には変化の乏しいコースでした。

ランナーの背後に映るジャカルタはきちんと都市計画のされた大都会でした。だから放浪のバックパッカーとしてはあまり惹かれないのですよ。求めているのは都会じゃないのです。JALさん、バリ島ですよ。バリ島。

モナス(モニュメント・ナショナル)というところを何度も通ります。オランダから独立したことを記念した場所だそうです。オランダが相手とは、マラッカと同じですね。キリスト教化されなかった不思議もマラッカと同じです。オランダは、植民地をキリスト教化しないわ、日本では長崎の出島だけで満足するわ、謎の多い国です。

最後はベストタイムではるかに劣る中国選手が銅メダルに食い込んできましたが、これは最初に述べた「夏だと強さを発揮する彗星選手」というやつでしょう。中国ではスターになったんだろうな。

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井上大仁は瀬古利彦の再来か

井上大仁選手のフォームは腰椎が直立し、無駄な動きの少ないフォームでした。無駄な動きをなくすために、静止のために限られた筋力を使うことはありませんが、結果として無駄な動きが少ないのはいいフォームです。

マラソンを走るとき、大腿骨は腹の筋肉で持ち上げます。その瞬間は逆に太股に腰椎が引っ張られていると表現することも可能です。腰の筋肉でしっかり腰椎を直立状態に支えているから脚が上がるのです。万有引力の法則のようなものです。地球が不動だからリンゴが落ちてくるのです。

フォアフット着地で、アキレス腱のバネを使った弾むような走りでした。

園田選手の方がピッチは速かったのに、スピードが変わらないのは、井上のほうがストライドが大きいからです。空中で移動しているため、そういうことが起こるのです。

後に折りたたんだ足裏が上を向くほどあがっていましたね。足裏が上を向くのが「いい走り」なのではなく、勢い余って「結果として足裏が上を向いているだけ」です。足裏が上を向くように意識して走っているわけではありません。

解説の尾形剛さんが「レースのどこかで相手の気持ちを折らないといけない」と言っていたのがとても印象的でした。世界のトップアスリートでも「気持ちは折られる」ものなのですね。私たち市民ランナーだけでなく。もしあなたがレースの途中で気持ちが折れたときは、トップアスリートだって気持ちは折れるのだと知っていれば、勝負を捨てずに完走することができるでしょう。

久しぶりのトラック勝負となりました。もりあがりましたね。42km走って、最後は短距離スピード勝負というレース展開、私は大好物です。

井上本人はスピード勝負に自信満々だったようですが、実際には危なかったです。バーレーンのエルアバシ選手が足をもつれさせたから結果として勝てましたが、抜かされていてもおかしくないような展開でした。

もちろん、見ている視聴者としては「わくわく、ドキドキ、ハラハラ、おいしいレースをありがとう」と心から言いたいところです。

しかし、日本の駅伝では無敵のスピードスターであっても、アフリカ系相手に短距離スピード勝負をするのは危険すぎます。危なげなく勝つのだったらやはりトラックのスピード勝負に持ち込む前に「相手の気持ちを折っておく」レースをすべきだったと思います。

井上選手は実際にはそこまで余力がなかったのかもしれません。しかし私はそうではないような気がするのです。

井上選手は「日本のマラソンは昔も今もずっと強い」と言い続けています。過去のマラソンと凄くつながっている選手だなあ、と感じます。

彼の脳裏には伝説の福岡国際マラソンがあったのではないか。そんな気がするのです。

こんなにかっこいいマラソンの勝ち方を私はこれまで見たことがありません。タンザニアのイカンガーを瀬古利彦がゴール前の短距離走で圧勝した伝説の福岡国際マラソンです

瀬古がマラソン界のスーパースターなのは「このレースがあったから」なのだと思っています。もちろん井上もビデオでこの試合は見ていることでしょう。知っているでしょう。

ゴール後の勝利者インタビューで井上は「偉大な先輩たちの後を追いかけてここまで来られた」と言っていました。井上は心のどこかで「伝説の福岡」を再現してやろうと思っていたのではないか。私はそんな気がするのです。

瀬古がとうとう獲れなかったオリンピックの金メダルを目指して、力の限り走ってください。ずっと見て、応援しています。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

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このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
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書籍『市民ランナーという走り方』
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このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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