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離婚女性におすすめしたい自分をさがす女の書。イプセン『人形の家』

自我なんてそんなわけのわからないものよりそばにいる人と楽しくおかしく生きて行った方がいいという考え方もあります。個性があるということは特殊で、フツーじゃないってことです。こういう人とつきあうと女性は振り回されて疲れます。「自我なんかいらない」と彼女は言いたかったのでしょう。
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国立大学に合格する人の時間(脳ミソ)の使い方。読書のコツは、複数同時進行の多読

効率的な読書の仕方と、効率的な受験勉強の仕方は同じです。まったく別の作業を入れることで、飽きを回避し、長時間の作業を可能にしてくれるのです。国立大学に合格する受験勉強のやり方は、仕事や趣味、読書にいかすことができます。やりたいことは、やりたい順に、片っ端から手を出していけばいいんですよ。そうすれば退屈することなく、人生は豊かになります。
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メリメ『カルメン』自分に正直であることを諦めなかった人間。自由のために自分の命さえ捨てた人間

人間は多かれ少なかれ、どこかで自分を殺して生きています。誰もがカルメンのように命をかけて自由であろうとすることはできません。だからカルメンのような生き方に、惹かれるのでしょう。カルメンは自由を愛し、そのためには犠牲をはらいました。自由であるために、すべての犠牲を払ったのでした。
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サマセット・モーム『人間の絆』ペルシャ絨毯でたとえた人生の意義

サマセット・モーム『人間の絆』の中で展開された人生の意味、ペルシア絨毯にたとえられた人生の意味は、湘南爆走族の副リーダーがいった「それじゃみんな! 新しい人生カッコイイ生き方しようぜ!!」と同じ意味なんだと思います。ロックンロール! 大文豪の世界的名作を読まなくても、漫画からだって人生は学べるということです。
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『種の起源』は推理小説。ダーウィンはプロファイリングだけで犯人を探し当ててしまう名探偵

『種の起源』がキリスト教世界から嫌われたのは、神がすべての種を一度に創造したという創造神話を否定したからだと理解されているが、それだけではないと思います。死者は復活し、神の王国で永遠に生きることができる、というキリスト教の根幹の教義までも、暗に人類も他の動物と同じように絶滅すると示すことで否定してしまっているのです。
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藤子・F・不二雄はドラえもんよりSF異色短編集の方が面白い

漫画家、藤子・F・不二雄といえば『ドラえもん』が最も有名です。作者自身も『ドラえもん』をもっとも大切にしており、晩期には『パーマン』や『オバケのQ太郎』などの他の作品を捨てて『ドラえもん』の執筆に集中していたそうです。
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モーリス・メーテルリンク『青い鳥』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

チルチルとミチルは青い鳥をさがす旅から戻ってきました。この旅でチルチルとミチルが見つけたのは「幸せ」だけではありませんでした。すべてが奇跡で、あたりまえのものなどないということを知ったのです。帰ってきたら、今までいた場所が違って見えた。旅とは、そうでなければならないと思います。
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本朝三国志「太平記」の人気が、三国志演義や平家物語ほどない理由

三国志、平家物語ほど太平記は人気がありません。その理由ですが、私は「一騎打ち」がないせいだと思います。太平記は集団戦闘の描写が多く、個人の活躍に欠けるところが欠点だと思います。英雄が無名の雑兵集団に取り囲まれて討ち取られてしまうシーンばかりではロマンがありません。
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『アルプスの少女ハイジ』かわいい少女は最強のチート

ハイジは子犬みたいなものです。学んだり、努力したのではなく、ただ無邪気にかわいいだけなのです。難しいことを考えなくても、原作『アルプスの少女ハイジ』は、子犬を飼ったら家族が仲良くなった、みたいな話しだと思うのです。かわいい少女は最強のチートなのです。
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カエサル『ガリア戦記』皇帝の語源ジュリアス・シーザーとはどんな人物か

借金王だった男は、ガリア戦役で得た略奪品や地位で借金を返すことができたそうです。そしてハゲの女たらしとして最大のライバル・ポンペイウスをエジプトで破り、世界一の美女を愛人にして、皇帝カイザーの語源ともなる偉大なガイアス・ユリウス・カエサルになるのでした。
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史上最高の恋愛小説『マノン・レスコー』の魅力、内容、書評、あらすじ、感想

普通は後発作品に追い抜かれ、先発作品は古びて消えてしまうものなのです。しかし『椿姫』など、ファム・ファタールの後発作品にも、追い抜かれることなく魅力がうせることがないのも、マノンが魅力的というよりは、騎士グリュウの恋狂いっぷりの見事さと、その恋情の普遍的な魅力にあるのだと思います。
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『限りなく透明に近いブルー』の登場人物が読んでいる『パルムの僧院』

ミサイルを爆発させ、鳥を殺そうとした主人公リュウは、牢獄を抜け出そうとしているのです。アメリカという甘美な魅力をもった牢獄を。まるで獄中で恋したファブリスのように。本当の自分になるために。偏光グラスを捨てて、自分が見たいものを心のままに見るために。
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エリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」と五木寛之は予言した

ロシア文学に代表されるロシア民族の血の呪怨は、共産主義とは相いれない、と感じていた五木寛之は、まるでエリツィンのように「ソ連とロシアは違うのだ」といったのです。そしてエリツィンはロシアを選んでソ連は崩壊しました。エリツィンの感じていたようなことをミハイロフスキイに言わせたのではないかと思います。
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【アイヒマン実験と実存主義】出世のための命令を拒否できる人は少ない。中間サラリーマン問題

死に至る病とは、自己が自己であることを放棄してしまう病のこと。私は私自身の意志で私になる。人間は自分の生き方に責任をもたなければならないのです。孤独を恐れていては実存主義的な生き方はできません。
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書評『青年は荒野をめざす』のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

こちらは旅系ブログですが、旅系小説といえば欠かすことができない『青年は荒野をめざす』(五木寛之著)についてここでは語っています。行く先不定の放浪、出会いと別れがあり、ギャンブルあり、ドラッグあり、セッ●スあり、旅人が一度読んで損はない内容の小説でした。
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物語は、演出法は、進化する。思想は深まっているし、作劇術は進化している

古典文学がマンガで脚色されたとき、とてつもなく面白くなっていることがあります。やはり物語は、演出法は、進化するということでしょう。思想は深まっているし、作劇術は進化しているのです。
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『金持ち父さん貧乏父さん』の書評・魅力・あらすじ・解説・考察

ネット証券を利用したインデックス投資などという手法は、十年前には一般人には行き届かない知識でした。今の状況は、今学ばなければなりません。学ぶ内容が古すぎるということはあっても、新しい事柄を学ぶのに遅すぎるということはありません。
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援助交際の胸キュン本『あしながおじさん』自分がおじさんと呼ばれる年齢になったときに読むと面白い

援助交際というと、昨今の日本では悪いイメージがありますが、あしながおじさんとジュディの関係は援助交際以外の何ものでもありません。こういう関係ならば、援助交際もいいなあとおじさんに思わせる名作が『あしながおじさん』なのでした。
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時間こそが命。命とは時間のこと。ミヒャエル・エンデ『モモ』と映画『TIME』の共通点

忙しいという漢字は心を亡(な)くすと書きます。『モモ』はここを痛烈に皮肉っている作品です。お金は損してもまた儲ければ取り戻すことができます。しかしあなたの時間は去って二度と戻りません。時間は生命そのものであり、あなたの時間が尽きた時、この世界とサヨナラしなければならないのです。
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歴史はストーリーで語れ。ヘロドトス『歴史』がおもしろい!!

キリスト教以前の世界観は、空想作家でも思いつかないような今とは隔絶したトンデモ風俗があって、イマジネーションを刺激されます。フィクションの空想小説よりも、さらにフィクションぽくておもしろい、それがヘロドトス『歴史』でした。死ぬまでに一度は読んでみたい本のひとつだと思います。
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ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』ネバーエンディングストーリー

ミヒャエル・エンデの小説『はてしない物語』は読書の仕方、現実世界に読書をどう生かすかを教えてくれます。しかし「読書が先、現実世界が後」ではなく「リアルワールドが先、読書が後」という生き方を、わたしだったらおすすめします。
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夜型読書。ベッド読書法。ヘッドライト読書。同時並行読書術

私はベッドの上(ベッド読書法)で夜に本を読みます(夜型読書)。その際、ヘッドライトは視線を向けた方角を一緒に照らしてくれるので、大変便利です(ヘッドライト読書)。そして四冊ぐらいの本を同時に読んでいます(同時並行読書術)。
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おそるべき名作。中森明夫『オシャレ泥棒』

中森明夫『オシャレ泥棒』。生きるってことは命がけの飛躍の連続さ。私たちは誰もが常に断崖絶壁の突端で目隠しをしてダンスしてる。愛なんてないのさ。でも、ないものを信じるんだ。戦うためにね。ないからこそ信じるんだ。それはもはや“愛を超えた愛”だ。
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ピラミッドは墓! 吉村作治先生の「ピラミッド神社説」は大間違い!

「ピラミッドはお墓じゃない」と言ってこそ新奇であり、注目を集めることができるのです。だから吉村先生、そっちに走っちゃったんだと思うなあ。ギリシアの哲学者のように理性で考えれば、「ピラミッドはお墓」そう考えざるを得ないのだ。
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フランケンシュタイン。原作小説を超える二次創作もある

怪物のキャラクターだけ借りて、他のストーリーを展開する、という二次創作があります。そういった二次創作の中には、原作を超える二次創作もあります。だから作者はストーリーよりも、キャラクターづくりに全力を注ぐべきだ。今回のコラムのこれが結論です。
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ドラマ『恋の始まりは出馬から!? すべき就職はしないで出師表』にみる韓国の地方公務員制度

「恋の始まりは出馬から!?~すべき就職はしないで出師表~」このドラマ、ちゃんと現実の公務員制度に即しているのか?銀行員が見ると「この銀行ドラマおかしいよね」。警察が見ると「この刑事ドラマおかしいよね」。そんな風になっているのではないでしょうか。
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堂城賢『自転車の教科書』書評

「いちばん余計な力を入れてはいけない場所は腹筋。お腹に力を入れる、は間違っている」「りきみとは、動かすべき場所でない筋肉に誤った信号を脳から送っていること」などローディーのみならずランナーが読んでもためになるところのある書物です。
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『BORN TO RUN 走るために生まれた』の内容、書評、感想そして矛盾点。

『BORN TO RUN』では、人間は走ることで進化したという根拠として持久狩猟(肉食)を挙げています。と同時に、その持久狩猟に必要な長距離走の強さは「菜食」でこそ手に入ると主張しているのです。この矛盾、読み込んでいる者しか気づかないと思います。
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キリスト教信者でない者が聖書を精読してみた

輪廻転生のように、別の生物、別の肉体、別の意識として生まれ変わるのではなく、「この肉体、この意識」のまま復活するというのが、クリスト教の本質です。「キリスト教倫理」が正しいからといって、「キリスト教教義」までもが正しいとは限りません。
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負けて引退したアスリートの言葉『走りながら考える』

高橋尚子『夢は叶う』封印された名言勝ったアスリートの言葉は、よく耳にすると思います。シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子選手は「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」と言いました。レースに勝った後だったと思...
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野島伸司『世紀末の詩』愛って何だ。愛はあるのか? 

ワタルは里見先生の結婚を笑顔で手を振って見送りました。そして教授の作ったイエローサブマリンで海の底へと潜っていきます。きっとワタルは愛を探しに行ったのでしょう。なぜなら愛とは……唯一の真実の愛とは、互いの愛を確かめ合うための……愛とは……冒険だから。
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本は「おとな向け」より「こども向け」の方が面白い

こども向けの本から学ぶことは必ずあると思います。何よりも「面白く伝えようとしている」し「必要情報だけで無駄がない」のです。時間対効果の面でも、恥ずかしがらずに「こども向け本」を読むことをオススメします。
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『信長の野望』配下武将の能力値(ステータス)評価の基準は何か?

『信長の野望』の能力値評価は、実績主義ではなく、口コミ・印象・文書主義です。大名と侍大将を同じ土俵の上でステータス評価するから、大名よりも侍大将の能力値の方が高いというおかしなことになってしまっているのです。死ぬ覚悟への評価と、政治的な業績は、別の問題です。
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『鋼の錬金術師』錬金術とは何か子供にもわかるように解説してみた

このページでは錬金術って何だ? を主題にアニメ『鋼の錬金術師』をネタに語っています。錬金術という言葉に惹かれて視聴したら、めちゃくちゃオモロかったので。ファンの方と同じ思いを共有できたら、と思います。錬金術ってなんだ? カネではなくキンをつ...
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ドラゴンクエストの結婚イベントに見る幼馴染ロマン

幼馴染ロマン。同級生補正は男の側だけの幻想です。これほど同級生の数が多いのに、結婚に至るカップルが少ないというのは、たぶん女性側が「何とも思っていないから」なのでしょう。こうまで男と女のロマンが違うとは、まことに残念なことではありますまいか?
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』ラストシーンの笑顔の謎

人は「笑うべきでない場面」で笑っている人を見ると、心に焼き付くほどの印象を受けてしまうのでしょう。ヌードルス(デ・ニーロ)の最後の笑顔の正体は、少年時代の思い出は誰にも変えられないし、奪えないからだと思います。いつでもその場所に戻ることができるのです。
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『バトル・ロワイアル』クラスメイトの殺し合いは何かの比喩。人生の縮図

「走るぞ! せいいぱいでいいから走れ!」殺人フィールドに放り出される時、中川典子に、秋也がかけた最初の言葉です。そして物語の最後にもこの言葉が繰り返されます。「走るぞ! せいいぱいでいいから走れ!」最初っから最後まで主人公・七原秋也は走り続けていたのでした。
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大阪ユニバーサルスタジオジャパンでおなじみの映画『ウォーター・ワールド』は貧困を描いたスラム映画

もし本当に地球がすべて海水に覆われるような世界になったら、太平洋ゴミベルト地帯のような場所が「お宝」地域になって、そこでスモーカーたちが資材争奪戦を繰り広げるんでしょうね。ちなみにほぼ血清の尿が飲めるってことは、血も飲めます。するとスラム映画が吸血鬼映画になってしまいます。
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写本による淘汰。『イリアス』と『オデュッセイア』のあいだ。テレゴノス・コンプレックス

『イリアス』『オデュッセイア』二作品のあいだを埋める作品としての「叙事詩環」。名作だけが後世に伝わる写本による淘汰理論によって現存していません。しかしエピソードは残りました。人間くさいから生き続けた神々の物語——矛盾していて面白いと思いませんか? 「原典」から「派生作品」ができたのではなく「派生作品」から「原典」が成立するのがギリシア神話の面白いところです。
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ルパン三世のお爺ちゃんの最高傑作『奇岩城』。ライバルはシャーロック・ホームズ

ルパンがホームズに徹底的に劣ったやつだったら、相手にしてもしかたないでしょう。ところが「そうじゃない」ところが問題なのです。愛する女性のために冒険の人生を捨てて無名の市民として生きようとしたアルセーヌ・ルパンはフランス的な魅力に溢れています。
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ケイリン競輪ファンは競馬も好きか? 『みどりのマキバオー』カスケードの魅力

「黒い旋風」カスケードの魅力わたしはロードバイク乗りです。ロードバイク乗りにおすすめの何かご紹介できる作品はないかな……と考えていたらひとつのアニメが思い浮かびました。それは『みどりのマキバオー』です。『弱虫ペダル』よりも先に思い浮かんでし...
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小説作法『近代マンガの演出法』

原作小説では、エイハブは、自然にはまったくかなわず、ごみのようにただ死んでいく人でした。人間がクジラ(自然。神)に負ける、という話しにしか読めないものでした。しかし「近代マンガの演出」をくわえたマンガ版は、それだけではありませんでした。大切なのは「おまえなんか恐くねえぞ。バッカヤロォおおオオオ!!」と叫ぶちっぽけな人間の魂なのです。
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ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』現代人は昔の人よりも幸せになれたのか?

苦しみの真の根源は、つかのまの感情を果てしなく空しく求め続けること。外なる成果の追求のみならず、内なる感情の追求もやめること。仏陀の悟りは難しいものがあります。しかし「求めすぎないこと」は誰にでもできます。わたしのやり方をご紹介します。
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ホームズ・ワトソン・スタイル。シャーロックホームズ60編の読むべき順番

このページでは謎めいたヒーローをつくるための描写術。ホームズワトソンスタイルについて解説しています。そして過去の事件を「目の前で展開されているかのように」リアルタイム実況中継するスタイルについて述べています。またホームズものの時代背景についても解説します。
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『世界一のランナー』走ることを真正面から取り上げた作品はすくない。『走れメロス』は信頼を裏切らない人の話し。走る人の話しではない

走る系小説の大半は、実際のところ走らなくてもストーリーが通用してしまうものが多いのです。走ることを真正面から取り上げた作品というのは驚くほどすくないと言わざるをえません。ランニングって見た目地味だし、描きにくいんでしょうかね?
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宇宙人といえばタコ。H・G・ウェルズ『宇宙戦争』

世界最初の宇宙戦争の物語は、ただのSF小説ではありませんでした。やはり「神たる自然」を最後に持ってきたことが作品に永遠の命をあたえた、わたしはそう見ます。真理を描いた作品は、滅びないからです。「異人種」「異国家」といった「二つの世界の関係性」に落とし込んで、この『宇宙戦争』を見ることができるので、作品は不滅の魂を得たのです。
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『進撃の巨人』のオチ(伏線)回収に学ぶ認識論「そもそも設定」の変更

絶対に伏線回収不可能と思える設定でも、作品の「そもそもの設定」さえ変えることが可能ならば、どんなオチだって回収できます。「そもそも設定」に縛られているから伏線の回収ができないのです。世界を変えれば、無理が通ります。これがマンガ作者の神のごとき力なのです。
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『あやうく一生懸命生きるところだった』もう金持ちになるのは諦めた

「時間貧乏」という言葉があります。『あやうく一生懸命生きるところだった』は「お金持ちの時間貧乏よりも、お金持ちじゃなくても時間リッチの方がいい人生だ」と考える人たちを応援してくれる本です。
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ドストエフスキー作品の読み方(『カラマーゾフの兄弟』の評価)

人類文学の最高傑作のオチ(救い)が「キリスト教の死者の復活」で本当にいいのでしょうか。ドストエフスキーはロシアのことしか考えていなかったと私は思います。近代人のものの考え方のベースとなっている知識を何一つ持っていない人が書いた作品だということは、いちおう考えておく必要があると思います。
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マンガは動きを目で見せる芸術。表現力は古今無双。

感情の起伏をおこすことが、小説の命です。それに対してマンガは動きを目で見せる表現です。ふきだしのカタチや字の大きさで音声情報さえも目に見える形で表現を可能にしたマンガは日本で独自の進化をした世界に誇れる表現なのです。
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小説の視点【神の視点】神が書いた文章なんて読んだことがない

私たちは、人間が書いた文章は読んだことがあるが、神が書いた文章は読んだことがありません。複数視座【神の視点】で小説を書くと、読者は「人間が書いた文章ではないもの」を読んでいる気がして、違和感を感じて気持ちが悪くなってしまうのです。語り部を選ぶ際のコツは、魅力的な行動家は話主にしないことです。ひらたくいうと、カッコいいヤツは話主にしない方がいいのです。
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カラマーゾフの兄弟『大審問官』。神は存在するのか? 前提を疑え! 

結局のところ、聖書の神の実在・不在と信仰、教会論争であり、神は死んだってことにすれば、すべては無意味です。日常生活とかけ離れた問題であるため、すくなくとも人生観を変えるようなテーマでないことだけは確かです。あなたは現実からみずから学んだことを信じますか? それとも聖書に書いてあることを信じますか?いかに大文豪でも、生まれ育った環境と、取り巻く状況の奴隷にすぎないのだと、思いをはせるのが、宗教に依存しない日本人の正しい『大審問官』の鑑賞態度だと思います。
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平成ナンバーワンの名作ゲーム『クロノトリガー』評価

「平成のゲーム 最高の一本」に選ばれた『クロノトリガー』を今さらプレイしてみました。ドラクエがなくしてしまった中世ロマンがあり、世界を救うという動機がありました。クロノトリガーは、旬のクリエーターたちが今をかぎりの才能を爆発させて作った最高のゲームでした。
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囲碁アニメ『ヒカルの碁』。平成VS平安の棋士のインターネット対決が面白い!

「消えてもサイはヒカルの心の中にいる」「サイの意志はヒカルが引き継ぐ」悪くない結論だけど、どこかで聞いたことがあるんだよなあ。見たかったのは『ヒカルの碁』ではなく『謎のゴースト囲碁王に対決していくアキラたち現代の棋士たち』というストーリーでした。
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人生を買うという行為だけで終わらせないために。『ロビンソン・クルーソー』

「買う」という行為で人生が終わると、ゲームとしては簡単すぎて、生きている実感を得られない退屈な人生を送る危険性があります。ロビンソンが不幸でみじめなら、私たちの先祖はずっと不幸でみじめな生き物でした。しかし私たちの先祖がみじめで不幸ではなかったように、ロビンソンもまたみじめで不幸ではいませんでした。それは生きることを買うことだけにしないで、自らの力で自然の中で自活したからに他なりませんでした。
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爆笑! 絵馬を眺めるのが趣味。おかしな絵馬、他人の奇妙な願い

絵馬を読む趣味を持っている人はあまりいないのではないかと思います。このページでは、絵馬に願ったおかしな願い事をアップしていきます。全力でツッコミを入れていきたいと思っています。
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アニメ『ドラゴンクエスト・ダイの大冒険』。また最初からやるのかよ、というツッコミ

子犬のようにおびえていたポップこそがダイの大冒険を輝かせた真の主人公です。今度こそラストまで描いてほしいものです。バーンを倒すまで。ポップが輝くまで。
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シンギュラリティ。テクニウム。エントロピー仮説。ダン・ブラウン『オリジン』に学ぶ未来の姿

「地球の歴史は9千年で、世界は6日で創造された、と真面目な顔して主張するのは、もうやめよう」と作者ダン・ブラウンははっきりと主張していると考えていいのではないか。神が直接ファックスで送ってきたわけではない聖書の文書を真実視して他人を殺すことはもうやめよう、とダン・ブラウンの立場は明確だといっていいと思います。ひさびさに徹夜でラストまで読み通してしまうほど面白い本でした。
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アーサー・コナン・ドイル『ロスト・ワールド』。小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書ける。

主人公たちは目の前に魅力的な新世界(旧世界?)がある反面、文明社会に帰れなくなってしまいました。進むべきか、引くべきか。人間描写のおもしろさ、つまり小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書けるし、それがなければ、どんなあらすじだってつまらない作品にしかならないのです。
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三国志。天下の笑いものになると挑発し、逃げたふりして伏兵で囲むワンパターン。

三国志は、やたらと閉口する人物が、天下の笑いものになることを恐れ、バカにされると激怒して昏倒して死んだりする物語です。知将の戦略は、逃げたふりして伏兵で取り囲むワンパターンです。ときどきオーパーツ兵器が登場して、敵を火薬で吹っ飛ばしたりします。
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ジーキル博士とハイド氏のあらすじ・書評・魅力・解説・考察

『ジーキル博士とハイド氏』この二人の人物については、もちろん二重人格を描いた作品として読むことができます。しかし同時に「ひとりの人間の心の中に潜む善心と悪心との葛藤、せめぎあい」とも捉えることができるのです。
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世界のバチェラーが見たい!

バチェロレッテも含めてバチェラーシリーズは、登場人物のキャラクターが面白さのほとんどすべてだと思います。出演者あっての番組だとつくづく思います。いかがわしさ満載の人たちが、バチェラー、バチェラーを盛り上げて、楽しませてくれるのです。
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海賊もの『ワンピース』と『宝島』を比較する

「冒険ロマンは現代ものではやりづらい」作者はそう思っていたのではないでしょうか。「現代もの」としては冒険ロマンを表現できなかった。ここに私は何か冒険というものの宿命を見る思いがするのです。
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エディプス・コンプレックス。「親父を乗り越える系の話し」は無数にある

テーバイを追放された、盲目のオイディプス王は、これからどのような道を歩んでいくのだろうか。その道は運命に支配されているのだろうか。それとも自らの意思で切り開く道なのだろうか。
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お菓子と麦酒。女の愚かさと、女に惚れる男の愚かさと。人間の滑稽さを描いた作品

甘党、辛党といって、あまいもの(お菓子)と酒(ビール)は両立しません。どっちかを食べているときには、どっちかは不必要です。その瞬間は、どちらかしか必要のないものですが、人生、どちらかだけでは足りません。甘いものも辛いものも、どちらも欲しくなる。それが人生ではないでしょうか。
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【罪と罰】ドストエフスキーは今日の日本人にとっても本当に名作といえるのか?

「裸の王様の感覚」がドストエフスキー評にも必要なのではないでしょうか? すぐ隣で暮らしている人の心さえわからない私たちが、キリスト教に飛躍する人の心を理解していったい何になるでしょうか?その前にもっと知るべきことがあるはずだとわたしは思うのです。
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谷口江里也・ギュスターヴ・ドレ。ダンテの『神曲』の素晴らしさ

実際に書物が光り輝くわけがなく、すべては目の錯覚なのですが、これが本当に本が光っているかのようによくできています。ドレの挿絵なしでも、江口の超訳なしでも、本そのものが芸術作品であるような『神曲』は、完成しなかったでしょう。この感動をぜひ味わっていただきたいと思います。
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放浪の大先輩。山下清のルンペン旅。天才画家の乞食行脚

山下清画伯の放浪旅についてこのページでは放浪の大先輩山下清のとくに放浪の部分について語っています。私は放浪の旅人です。放浪した国や箇所だけなら山下清以上です。歩いた距離(走った距離ですが)も山下清をはるかに上回っています。しかし、山下流放浪...
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『黒蜥蜴』江戸川乱歩の美女シリーズと三島由紀夫の大功績

自分が死んでも、奇跡が起こる世界であってほしい。現実の世界では明智が探偵で黒蜥蜴が泥棒でしたが、心の世界では明智が泥棒で黒蜥蜴が探偵でした。三島の戯曲『黒蜥蜴』は天知茂の美女シリーズを生み出しました。
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カミュ『ペスト』この世から病気がなくなっても、死と別離はなくならない。

感染症がもたらすものは畢竟「死」と「別離」だけです。「死」と「別離」は感染症がなくなっても、この世から消えてなくなるものではありません。今はコロナウィルスで人と人とがソーシャルディスタンスで隔てられていますが、やがて人は触れ合うようになるのです。間違いなく。
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『1984年』はディストピア小説。『すばらしい新世界』はユートピア小説

知っていますが? ジョンというのはイエスを洗礼した預言者ヨハネの英語読みです。ヨハネは真の救世主の先駆けとなるような人物でした。ハクスリーの新世界にも、ジョンの後に続く救世主は現れるでしょうか? たしかに自由だったのはジョンでしょう。しかし、幸せだったのは、新世界の住人か、野蛮人ジョンか、どちらでしょうか
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死ぬ権利とは何かに命を賭ける権利のこと。死ぬ自由がなければ人間の他の自由は死んでしまう。古市憲寿『平成くん、さようなら』

古市憲寿『平成くん、さようなら』は安楽死を扱った小説車中泊の旅の途中、諏訪大社の参道でテレビを見ながらおやきを食べていたら、医師が安楽死を助けたとして逮捕されていた。ALS嘱託殺人と呼ばれている事件である。たまたま私が読んでいる本、古市憲寿...
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ホリエモン・堀江貴文『多動力』ってどんな本? 内容、魅力、書評、感想

このページでは堀江貴文『多動力』という書籍を通じて、複数の仕事を同時に回していく方法をみなさんと一緒に学んでいきたいと思っています。仕事が忙しい、というのが口癖の人はいませんか?そのあなたよりも何十倍も多くの仕事を同時並行でこなしているホリ...
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ドラマ『ROOKIES』とアドラー心理学『幸せになる勇気』は完全に一致(併記してみた)

川藤先生が不良生徒たちに対するスタンスは、アドラー心理学式の教育法だったこのページでは、アドラー心理学を対話形式で描いた『幸せになる勇気』という書物に絡めて、大人気だったドラマ『ROOKIES』について語っています。ドラマ『ROOKIES』...
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時間こそ唯一の資産。好きな仕事は自分時間だけれど、やらされている仕事、嫌な仕事は他人時間

堀江さんのいう『時間革命』とは、自分の楽しいことをやるという選択のことです。いつまでも他人時間に人生を奪われていないで、自分が楽しいと感じられる仕事を見つけてください。
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ジョン・ミルトン『失楽園』を、現代サラリーマン劇に書き換えてみた

悪魔サタンを自由のために神に叛逆した英雄のように描いているこちらは悪魔サタンを自由のために神に叛逆した英雄のように描いているミルトン『失楽園』について書かれたページです。悪魔を賛美していますので、不快な方、興味の無い方は、ただちに立ち去って...
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≪ふつうの身近な女の子≫戦略。プレイボーイ創刊者ヒュー・ヘフナー。Facebookザッカーバーグ。秋元康

身近な女の子をプレイメイトに起用することを思いたつのです。ここらへん普遍的な成功の法則を見るような心地がします。現在大成功をおさめているFacebookのザッカーバーグは、大学時代の「カワイ子ちゃん年鑑・顔出し情報」からスタートしたといいます。秋元康さんの「身近な女の子」戦略も同じです。
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老眼にピッタリなのは大活字本ではなくて電子書籍

老眼にピッタリなのは大活字本ではなくて電子書籍です。読むべき本は、大活字本の中にはなくて、kindle本の中にあるのではないでしょうか?老眼の人には耳で聞く読書オーディオブックというウルトラ技がある。
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「性格」が「人」。簡単に変われるなら「性格」なんてない。「性格」がないならどうやって他人を愛したらいいのだろう?

お金持ちの世界を一瞬で手に入れる方法お金持ちになったらどんな気持ちだろうか、と思うことはありませんか?貧乏な私たちとは「触れているもの」「感じていること」何もかもがお金持ちは違うと思ってはいないでしょうか?しかし実際は「同じ本」や「同じ映画...
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ホリエモンが泣いた本。重松清『とんび』

あのホリエモン(堀江貴文さん)が号泣したという本があります。こう聞いたら、一度は読んでみたいと思いませんか?その本の名は、『とんび』重松清・著。直木賞作家の作品です。日曜劇場でテレビ化もされました。【この記事を書いている人】瞑想ランニング(...
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『Dr.STONE』ドクターストーン。現代人が、石器時代にタイムスリップしたら、生き残れるだろうか?

現代の科学ロビンソン・クルーソー「現代人が、石器時代にタイムスリップしたら、生き残れるだろうか?」アウトドア愛好家のひとりとして、頭の片隅にはそういう空想がずっとありました。キャンプ愛好家は縄文時代とか石器時代のようなローテク時代が大好きで...
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新人OLつぶれかけの会社をまかされる

売れるも売れないもマーケティング次第です。顧客を絞らなければ誰にも売れません。ターゲットを絞った競合相手に負けてしまうからです。競合相手が誰かで強みが変わります。差別化が大事です。
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坂本龍馬は落ちこぼれではなくエリート。北辰一刀流の免許皆伝は東大主席と同じ

悲劇的な死にざま。未来があるはずなのに、若くして死ぬ。判官びいきのわが国で英雄になるためには、必要な条件だと思います。竜馬も志半ばで刺客に殺されていることが、やはり彼の評価をレバレッジしていると思います。
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竜馬がゆくの現実と虚構(フィクション)

龍馬が土佐藩に帰藩しなかったのは史実、現実です。自由の方がいいから、としたのは創作です。坂本龍馬が現代的感覚を持っていたのではなく、現代的感覚をもった司馬遼太郎が坂本竜馬に近代人のような独白させて、坂本龍馬のイメージを決定づけた。これが正解なのだと思います。
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『君たちはどう生きるか』思想的な結論ではなく、生活に即した比喩こそ大事

コペル君は苦痛から、この考えにいたりました。苦痛によって正常を知る。苦痛には自分の本当のねがいや、人間のあるべき姿を、導き出す力があります。
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読み放題サービス「電子書籍kindle」の使い方3選(画像入り解説付)

kindle unlimitedの使い方を解説します。ここではデジタル書籍の読み放題サービスである kindle unlimitedについてその使い方をご紹介しています。読書には、物理的に紙の本を買う方法と、デジタル文字をダウンロードして読...
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『伝え方が9割』言葉の無力、不能を嘆くより、伝え方にベストを尽くす。

言葉が伝わらないと絶望している人に贈る本言葉の無力さに絶望することはありませんか?身近な相手にさえこちらの思いが伝えられず、いっそのこともう喋るのはやめようとさえ思ったことはないでしょうか?ここではそのような言葉の壁にぶち当たって悩む人たち...
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オーディオブックは究極の文章上達法

言葉というのは音楽的に語感で覚えているものです。語学が得意な人は耳がいいのです。耳がよくなければ、文章はうまくなりません。文章がうまくなりたければ、目を閉じて耳を澄ませましょう。
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はじめての哲学入門書『ソフィーの世界』

哲学(考え方・世界観)って、時代が新しければそれだけ新しいというわけではなく、まるでファッションの流行のように順繰りと回っていることがわかりますね。前世代の批判を二世代前の考え方で批判していたりします。人間の生き方なんて、大昔から変わらないのかもしれません。
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『赤毛』サマセット・モーム。別れた恋人にもう一度会いたい時、会うべきか? 

時の流れは残酷なものです。気持ちは去って、二度と戻らないのです。会わない間に思いつめた恋は、おのれの中で熟成された身勝手な思いこみかもしれません。ひとりよがりの幻想に、人生を賭けない方が身のためです。
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三国志最強ゴキブリ呂布

戦場を飛ぶように駆ける海外で見た呂布奉先。ゴキブリのような触角は本場中国の古絵でも健在です。
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性欲vs禁欲。勝つのはどっち? サマセット・モーム『雨』

名作『雨』に見る性欲vs禁欲、果たしてどちらが勝ったのでしょうか? 自分を迷わせ悩ませる相手の魅力、生き方を潰して、自分の側に引きずり込んでしまえば、もう心をかき乱されることもなくなります。おせっかいというのは、そういう自己防衛の心かもしれませんね。
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アレイスター・クロウリーと賢者の石。『魔術師』サマセット・モーム

現代人もそれを「錬金術」とは呼びませんが、昔の人たちと同じことを望み、同じことを日々追求しているのではないでしょうか?あるとはいえない。でもないとはいいたくない。それが錬金術、人の希望でした。
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過去に戻れたら現在の妻とやりなおすか? 『GO BACK 夫婦』のレビュー

この世界に神さまが二人しかいなかったら、ヘパイストスとアフロディーテーでさえ仲良くなるだろう。
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大平洋戦争。命よりも価値のあるものがある。自分だけが生きのびればいいというものではない。

自分だけが生きのびればいいというものではない。そう考えざるを得なかったということだろう。人として生きるということは。
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『サド侯爵夫人』三島由紀夫の最高傑作

『サド侯爵夫人』は三島由紀夫とサド侯爵の共著といってもいい作品。きわめてキリスト教的な作品です。神の敵について考えれば考えるほど、神についても考えざるを得ないからです。サドの光はイエスの光あってこそのものでした。神の天敵は、神のごとき存在なのです。
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人生を変えた本『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』リアル・ドラゴンクエスト・ガイドブック

いくら旅に時間を費やしたところで、自分と向き合うことに時間を費やさなければ、何の意味もありません。どれだけ何かが変わっても、それに対処するのは自分しかないからです。どこに行こうと、何が変わろうと、そこには自分がいます。これは言葉ではありません。生き方なのです。
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映画『リメンバー・ミー』へのツッコミ。なぜヘクターは消滅しないのか。ボーカルの力を軽視しすぎじゃないか?

映画リメンバー・ミーはメキシコづくしです。写真で紹介します。
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『ノートルダムの鐘』が面白くない理由

人は絶望で心臓が止まるのだろうか? そういう問いかけを投げかけているのだろうか。ブサイクなロミオと、色っぽすぎるジュリエットの物語をユゴーは描こうとしていたのかも知らない。だから最後は折り重なるようにして死んだのだろうか。
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武田鉄矢「今朝の三枚おろし」がおもしろい

私という一代記を「スカッとした物語にしてはいけない」完璧に幸せにならずに、すこし最後は不幸で終わっていく方が、人を共感させ、誰かが続編を書いてくれることがあるという続編理論です。武田鉄矢さんはあなどれません。